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■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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第20回の記念となる高松宮殿下記念世界文化賞が発表されました。
ヤマトが毎年楽しみにしているものの一つですが、特に建築部門を注目しています。
今年の受賞者は、ペーター・ズントー氏1943年スイスのお生まれだそうです。
孤高の建築家と称され、作品の多くがスイスの田舎に集中している方を選ぶ事自体が凄いと思ってしまいます。
もちろん、田舎であろうとずば抜けた作品はそれ自体が輝きを放ち、時も場所も越えて人々に訴えかけるのでしょう。
土木にも建築要素を。
これは長年に亘るヤマトの夢の一つです。
何とか実現しなければ!
さて、総監択一問題・解説の3回目になります。
なお、あくまでヤマトの私見に基づく解説ですから、間違いがあるかもしれません。
その場合はご連絡を下さいますようお願い致します。
こうして振り返ってみると、得点のチャンスをみすみす逃している場合の多さに驚きます。
あれほど気をつけようと思っていたのに。。。
「不適切なものの数を」と書いてあるのに、この設問文は・・・が・・・だから×。こうして先頭の番号に×をつけ、或いはこの設問文は○。この○×は合っているのですが、ここから先で間違っています。
「適切なものの数」を選んでしまっているのです。
こうしたミスは毎回発生しており、いくら気をつけてもヤマトの性質上ゼロにはできないものと諦めています。
したがって、この損失分を考慮の上、択一対策を考えなければなりません。
でも勿体ないですよね!?
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
昨日は一日ぐずついたお天気で、久しぶりに肌寒いという感覚を味わいました。
今日は回復していますが、明日からは台風の影響を受けることが予想されます。
大きな被害につながらなければ良いのですが。。。
さて、昨日からアップをさせて頂いているH20総監択一問題の解説ですが、少しだけ説明を加えておきたいと思います。
問題文の冒頭にはそれぞれコメントが付記されています。
例えば、1問目で申し上げますと、
【経済性】不適数 Level1
これは 【管理分野】 問題種別 問題レベル
という具合になっています。
問題種別は以下のとおりとさせて頂いています。
・適・・・適切なものを選ぶ問題
・不適・・・不適切なものを選ぶ問題
・適数・・・適切なものの数を選ぶ問題
・不適数・・・不適切なものの数を選ぶ問題
・計算・・・計算結果を答える問題
※設問文それぞれについて「適切」と「不適切」を判断し、適切な組合せを答える問題については「適」と標記してありますのでご注意下さい。
また、問題文にはそれぞれ「背景色」がつけられています。
これは一応以下の規則に基づいて行われています。
・■・・・(不適)不適切なものを選ぶ問題
・■・・・(適数)適切なものの数を選ぶ問題
・■・・・(不適数)不適切なものの数を選ぶ問題
・■・・・(計算)計算結果を答える問題
※設問文それぞれについて「適切」と「不適切」を判断し、適切な組合せを答える問題については「適」の背景色をつけてありますのでご注意下さい。
問題レベルについては恐らく異論があるのではないかと思いますが、ヤマトの独断と偏見で3段階に分類をさせて頂いています。
Level1・・・青本を理解していれば十分正解に到達できるレベルの問題
Level2・・・青本だけで正解を得るのは困難だが、青本記載の法律関連情報を加えれば正解できるレベル、或いは総監的視点で判断をすれば正解に到達できるレベルの問題
Level3・・・青本から全く離れてしまっている問題であり、知らなければ到底正解へ到達できないレベルの問題
なお、解説と言いながら、あまり詳細なコメントは付記していません。
それは、単に結果だけを眺めて頂きたくないからです。
やはり自らの手で本をめくり、或いはネットで検索したりして、自らの目で確認をして頂きたいからです。
この点についてはご理解の程よろしくお願い致します。
なお、あくまでヤマトの私見に基づく解説ですから、間違いがあるかもしれません。
その場合はご連絡を下さいますようお願い致します。
今、この総監択一問題の分析を行っていますが、何となく択一問題作成者の意図が透けて見えてくるような気がします。
具体的には最後に数字で説明を加えさせて頂きたいと考えていますが、ヤマトの感じたことは以下のとおりです。
”あまり択一問題で高得点を取らせたくない。但し、総監のバイブルである青本を理解した受験者には合格すれすれの得点は取らせてあげましょう。”
これは今に始まったことではありません。
近年の一貫した傾向です。
しかし、これが分野毎に異なる傾向を示している点は特筆すべきだろうと思います。
今後、青本が改訂されるかどうかによって、総監択一対策は大きく変わります。
今後の動向に注目して下さい。
さて、自らは「不合格」と判定してはいるものの、万に一つ「合格」などという結果であった場合、準備を怠っていては手も足も出ない状況になります。
各種予定していた試験が終わった今、さしあたって期日の決まったスケジュールがありませんから、暇つぶしに技術的体験論文を書いてみようかと思っています。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
今年一度本番で受験した問題ですから、整理なんて簡単!と思ってはじめた「総監択一問題」ですが、それぞれ根拠を求めて探していると結構時間がかかりました。
概ね丸3日。
すべて青本からの出題であれば楽なのですが、近年の傾向として青本から一部引用しながらも他の文献などを参考に問題が作成されているケースが目立ちます。
そのため一体どこに設問のような記述があるのか?サイトをあちこちブラブラすることも珍しくなく、解答根拠を作成するのに相当手間取ってしまいました。
昨年度の問題もそうでしたが、今年度も同様に前半が結構青本からの出題が多く、意外と簡単だなぁと思わせられます。
ところが、後半は青本から離れた出題の方が多いと言えます。
具体的には、「経済性管理」分野はほぼ青本からの出題で、次の「人的資源管理」分野でも「経済性管理」分野と同様ではありますが、法律関係については最新情報を扱うため青本外からネタを引っ張ってきているという感じです。
次の「情報管理」になると前二者とは逆に青本からの出題はほとんどありません。
これも近年の傾向です。そもそも青本の「情報管理」からは既に出題済みとなってしまっているからです。
さらに「情報管理」分野の進歩は極めて早く、青本の内容なんて既に時代遅れになってしまっているということも影響しています。
つまり「情報管理」分野は別な図書を勉強材料として準備しない限り得点が望めないという状態です。
次に、「安全管理」分野ですが、これは青本と青本外が混在した状態です。法律関係は最新の動向に注目しなければならないでしょう。
最後に「社会環境管理」分野ですが、これも「安全管理」分野と同様のスタンスです。法律関係や国の施策に注意が必要です。特に、この分野は世界的な視野が求められますので、一層幅広い勉強が不可欠となるでしょう。
また、数値的な整理は後日行うとして、出題形式で眺めますと「最も不適切」なものを選択させる出題が多かったと思います。依然としてシェアは高いのですが、「不適切なものの数」或いは「適切なものの数」など、5択すべてに○×を付けさせようとする対象数が増加している点が特徴的だと思います。
5択では一か八かの勝負ができますが、5つすべてを正解しないと得点できないというのはかなり辛いです。
とは言っても、確率1/5という点では何も変わりは無いのですが。。。
計算問題については、昨年度から出題数が増加しましたが、今年度も同様な傾向です。
試験時間が延びていますからこうした傾向は今後も継続すると考えるべきでしょう。
しかし、理屈さえ押さえておけば、知らないと全く無抵抗の選択問題とは異なり、対応は容易だと思います。
したがって、計算問題を落とさないよう気をつけることも総監択一対策の重要な要素と言えるでしょう。
しかし、どの問題も1つは1つです。
試験問題をいきなり片っ端から片づけていくような事だけは避けるべきです。
ますは、全体をペラペラとめくって概観した後、簡単に解答へたどり着けるものから順に進めていくべきでしょう。
計算問題は解法の流れだけ押さえたら後回しにして、択一問題を終了後、集中的に取り組むべきと考えます。
今年度の問題は青本をしっかりと読んで理解していれば、6割は楽に取れる問題だと言えるのではないでしょうか?
この点については最後にまとめて記述したいと思います。
さて、ではこれからしばらくはヤマトが作成致しましたH20総監択一問題とそれに対する解説を示していきたいと思います。
1回につき5問をアップさせて頂きますから、都合8回に渡って択一問題を振り返ってみたいと思います。
なお、あくまでヤマトの私見に基づく解説ですから、間違いがあるかもしれません。
その場合はご連絡を下さいますようお願い致します。
今週末には土木学会誌編集委員会が開催されます。
ヤマトも皆さまからのお力添えを頂いたおかげで、来期の特集とシリーズの提案を幹事長へお送りすることができました。
お忙しい中、ご意見を下さった皆さま方には心より御礼申し上げます。
ありがとうございましたm(__)m
いろいろとしたいことがあったはずなのに、いざ提案書を作成しようとするとなかなかに出てこないものです。
編集委員は2年の任期ですが、何だかアッという間に終わってしまいそうです。
早く自ら為すべきテーマを確定しなければ!!!
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
今月末に予定されている組織横断プロジェクトの最終報告は、いよいよ佳境に入ってきました。
自らが主体となって作成する提案とメンバー全員の提案をうまく融合し、全体としてまとまりを持つものにしなければなりません。
そして、それらを限られた時間の中でトップに伝えることも重要な視点となります。
これからしばらくは、作っては壊すという作業の繰り返しになりそうです。
今後こうしたプロジェクトチームを組織するかどうかという課題も内在していますから、低い次元の提案で終わらせる訳にはいきません。
このような状況下において、留意しなければならないことは、メンバーのモチベーション維持と一つのターゲットに向かう集中力だと思います。
メンバーそれぞれ異なる思考回路をもち、与えられたテーマに対してそれぞれ異なるアプローチを行います。
メンバー全員による会議を行って合意形成を図ってはいますが、キャリアパスの相違やスキル範囲の相違或いはスキルレベルの相違など、あらゆる人的フェーズに相違点を除外することはできません。
しかし、同じ組織の中の人間として反目することは得策でないと考えるメンバーが多いのも事実です。
今ヤマトは少し悪者になってみようかと思っています。
そして、これまでに提案された内容を一端壊して、テーマに対して真に価値のある提案に再構築してはどうかと考えています。
複数ある提案のうち、一つだけ昨日その作業を行ってみましたが、見違えるように変わりました。
このやり方が正しいかどうかは不明です。
しかし、これまでに提案されたものをすべて是として前に進めるのではなく、合目的性というふるいで一度ふるい分けることが大切だと思うのです。
長く議論を継続していると、いつの間にか真の目的がどこかへ追いやられ、手段が目的化してしまう事態が発生してしまいます。
これを避けるには原点へ立ち返ることがもっとも早道です。
こうした考え方で見ると、税制改正なども本当は現在と将来のあるべき姿を基本として、一端すべてをゼロクリアした後、プライオリティにしたがって再構築する方が早いのではないかと思えてきます。
しかし、底には様々な利害が絡み合って、それを許さない構造があるのだろうと思います。
それを実行するのが政治なのではないかと思ったりしますが、その意味で真の政治家は現在存在しないなぁ。。。と思えてなりません。
自由民主党の総裁選はシナリオどおりの経過を辿っており、麻生氏以外は舞台を盛り上げるだけの端役の実態が既に数値の上でも表れています。
麻生氏が総理総裁となり、即座に解散総選挙を行うならば、自由民主党の崩壊を招くだけのような気がしますが、近年の総選挙は”気”が場の空気を大きく左右するだけに、民主党が一人で転んでしまうとどちらに”気”が振れるかは予想できません。
その意味では面白いと言えますが、日本ではどうしてこうも真に実力ある政治家が育たないのでしょうか?
明治、大正、昭和初期には世界的に真っ向正面から立ち向かう(戦争を意味しているのではありません)政治家がいたのに。。。
是非ともわが子には世界を一つの国家観で生きて欲しいと願っていますが、本人に聞いてみると「外国には行きたくない!」
あっさりとこのような回答が返ってきました。(>_<)
まぁそれも一つの選択肢です。
じっと眺める他方法はありません。
さて、随分と時間が経過してしまいましたが、この連休あたりから今年度の総監択一試験の問題並びに解答を作成していこうと考えています。
もう既にSUKIYAKI塾などで様々なご意見がアップされていますが、ヤマトは自身の勉強のため整理をしたいと思っているだけに過ぎません。
ですからSUKIYAKI塾における情報とかぶる部分はもちろんあるでしょうが、このブログでも徐々にアップさせて頂きたいと考えています。
そして、もう一つ。
これはナイショです。
タイトルでは期待感を持たせておいて、結局ナイショとは反則ですね。
これがヤマトのブログの真骨頂です!
ところで、一昨日急遽お送りさせて頂いた土木学会誌の特集・シリーズ企画のお願いに対して、お忙しい中ゾクゾクと回答を頂いています。
お送り下さった方々、本当にありがとうございましたm(_ _)m
誌面をお借り致しまして、心より御礼申し上げます。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
一昨日LifeDesign♪さんとお話しをしていて気づいたことがあります。
それは「ヤマトの総監ノート」の実態についてです。
このブログで連載してきました「ヤマトの総監ノート」はヤマトの提唱する「My青本」の一部に過ぎません。
「My青本」の概念は、ヤマトが初めてPMPさんの総監講座に参加させて頂いた時に発想したものです。
これは何を目的にしているかと申しますと、総監マインドを自らのものにすると共に総監用語を自由自在に用いることのできるスキルを手に入れることです。
別な見方で表現すれば、総監論文を書くためのスキルと択一問題に対するスキルを同時に養成していくためのバイブルを作成する行為と言えるかもしれません。
つまり、読みにくく理解しにくい総監の技術体系を示す「青本」を自分がもっとも読みやすい形に整理し直すことと言えます。
平たくいえば青本の「サブノート」を作成することと言い換えることもできます。
「My青本」が青本全体を再構成し直したものであるのに対して、「ヤマトの総監ノート」は各単元の概要を「My青本」から抽出したものと言えます。
本当は「My青本」すべてをブログにアップできれば良いのですが、画像データ容量の問題と著作権の問題から断念した次第です。
はっきり申しますと、恐らくこれまでにアップさせて頂いたデータ量の十倍くらいの容量はあるものと考えています。
「My青本」では、法律・制度など新たに設けられたり、改訂されたようなものは作成時点で追加・修正を加えています。
また、「青本」が技術体系であることから、内容の詳細までは記述していない部分が多数あります。このため、こうした点を過去の択一問題を参考にしながら追加的に補足資料を添付したりしています。
ソースはWordファイルですので、お譲りしても良いのですが、おそらくは総監を勉強されようと考えていらっしゃる方のためには決してならないのではないかと考えるため、敢えて差し上げますとは申しません。
また、そのような要望をお持ちの方もいらっしゃらないのではないかと思います。
総監には縁遠いヤマトであるが故に「My青本」はできあがったものであることは間違いありません。
だからPMPさんには常々「いつまで総監取得に時間をかけているんだ!早く取れ!」と耳にタコができる程にいわれ続けています。
総監を目指す皆さま方には、もっと効率的に勉強をして頂き、さっさと取得し実際面に総監スキルを生かして頂きたいと願っています。
ところで、先日頂いた青い炎さんが発行していらっしゃる「青い炎の技術士ニュース」に記載されていたことです。
(以下引用)
「技術士試験は受かりさえすればよく、本物の技術士になるのはそのあとでもよいという考えにも一理ありますが、ガチンコ技術士学園では、あくまでも技術士受験の過程を大事にしたいです。
私自身、なんちゃって総監技術士ではなく、本物の総監技術士を目指したいですし、ガチンコ総監学園が目指すものもそうありたいと思います。」(引用終了)
このご意見には全く同感です。
本物の技術士になることを後回しにする方は、恐らく資格取得が目的である方だとヤマトは思います。
だからこそ、資格取得後延び代のある潜在能力を持たなければならないと考えるのです。
取って分かる壁の高さに驚いてしまわないよう技術体力を養っておかなければなりません。
頑張って参りましょう♪
PMP講座でもっとも出来の悪いヤマトからのメッセージでした。以上
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
今年最大のイベントが昨日終了し、何だか気の抜けた朝を迎えました。
しかし、ノンビリと余韻に浸っている暇は全くありません。
今日午前中には土木学会誌編集方針の改定内容をとりまとめしなければなりません。
さらに午後からは組織横断プロジェクトの会議が予定されています。
したがって、午前中の移動時間が鍵を握ることになります。
さて時間管理をうまくできるのか。
やるしかありません。
さて、今年の総監論文に対する考察をヤマトなりに行ってみました。
以下に示します。
H20総合技術監理論文問題
総合技術監理は、業務に潜在するリスクの抽出と対応を行いながら得るべき利得の最大化を目指すため、場合により相反する側面を総合技術監理の視点から適切に考慮し、最適な総合的判断とその実行を推進することが求められる。総監の本質
この要求に応えるためには、事業やプロジェクトの遂行にいて、複数の観点からその望ましい遂行の姿を明確にして、その実現のための障害の可能性を5つの管理分野にわたって考慮し、適切な対処を行う必要がある。MECEの視点
このような観点を踏まえて総合技術監理の視点から、あなたの現在担当している、あるいは過去に担当した事業又はプロジェクトを念頭に置いてその望ましい遂行のあり方について、以下の(1)~(3)の設問に答えよ。ここでいう総合技術監理の視点とは、「経済性管理」、「安全管理」、「人的資源管理」、「情報管理」、「社会環境管理」の5つを言う。
(1) あなたが検討の対象とする事業又はプロジェクトの概要とその望ましい業務遂行及び管理の目標を、答案用紙1枚にまとめよ。ここまでならH16までの設問形式
その際、「総合技術監理では、事業やプロジェクトの成果や要求事項及びプロセスのあるべき姿を明確にして、その目標とする状況を確保するために必要十分な事項を管理していく」という観点を重視して、目標を設定せよ。これがくせ者。細大漏らさず記述せよ。つまりMECEで書け。プロジェクトの要求事項を網羅せよだけど600字などでは到底記述不可能のため記述には工夫が必要。
なお、取り上げる業務は、あなたが直接関与していない他業種の業務であっても十分見解を述べられるものであれば取り上げても良い。
(2)(1)で挙げた目標を達成できない可能性をリスクとして総合技術監理の5つの視点のうち3つについて、その対象とした事業やプロジェクトに即して具体的に記述せよ。
その際、「社会環境管理」、「経済性管理」については必ず記述し、あとの1つは自分で選択して記述せよ。解答は、答案用紙2枚にまとめよ。ここまでならH16までの設問形式
なお、「リスク分析は、管理分野ごとに求められるそれぞれの要求事項を確実に照査し、存在するリスクの抽出を体系的に行うと共にその根本原因を把握することが重要である」という観点を重視して、記述せよ。ここで個別管理へブレークダウンしています。「照査」「体系的なリスク抽出」はその方法を明示しない限り不可能です。また、ここで抽出すべきリスクの「根本原因」はトレードオフを意識していないと(3)の設問とリンクしません。
(3)上記で把握されたリスクの顕在化を未然に防止し、事業又はプロジェクトを最適化するための方策について、総合技術監理の視点を用いて答えよ。解答は、解答用紙2枚にまとめよ。ここまでならH16までの設問形式
その際、「リスクへの対応は、リスクの分析に基づき、対策効果の有効性及び反映すべき要求事項に対する可能な限りの対応を総合的に検討して内容を決定する。そのことにより、マネジメントの最適化を図り、事業又はプロジェクトの目標を達成する。」という総合技術監理の観点にも十分留意して、記述せよ。(2)で個別管理の内容を記述させておいて、ここでは総合的管理技術を求めている。つまりリスクの抽出は個別管理レベルから行わせ、解決は総監的に俯瞰しながら5つの管理全体として行えという流れ。これで設問に先立って記述された前提文が生きる形になるのですね。
上記がH20総監論文問題ですが、それぞれヤマトの感じたことを以降に記述しました。
これは試験中に明確化できたものではなく、帰宅後改めて問題文を読み直して発見した内容です。
もちろんこのヤマトの感想が正しいかどうかは不明です。
しかし、H16以前の問題形式とは明らかに相違していると感じられます。
従来は、目的・目標を個別管理へブレークダウンし、個別管理の中で解決をさせる方向で出題が為されていました。
ところが、今年度の問題は目的・目標を個別管理へブレークダウンするところまでは同じですが、そこから解決へのシナリオが全く異なっています。
つまり本来の総監的視点で解決せよとは、リスクは個別管理から抽出してもその解決は個別管理だけではできないはずだというスタンスです。
これが理解できていないと判断された答案は高得点が期待できないのだと思います。
ヤマトは(2)の段階で転んでしまいました。
「照査」や「体系的リスク抽出」がわずか1200字などで記述できる訳が無いと思って、どう表現するべきかを悩む内に時間だけが経過してしまいました。
その結果、闇雲に書いただけの論文となってしまったのです。
今から思えば、「照査」については照査技術名を挙げてしたことにし、「体系的リスク抽出」も同様に技術名をあげるだけで良かったのかもしれません。
真っ正直にどうやってこれらをしたことにするべきかを真剣に悩んでしまいました。
いずれにしてもこうした題意の把握が瞬時にできなければ総監合格はおぼつきません。
同時に総監キーワードが湯水のごとく湧き出してこなければ論文作成など不可能です。
以上が試験を終わって行った総監論文問題に対するヤマトの考察です。
繰り返しますが、上記の内容につきましては責任を負いかねますので、どうかご容赦をお願い致します。
なお、自らの論文の自己採点は20点です。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
猛暑の中の技術士試験が終わりました。
さて、皆さまご注目の成果は如何???
まずは総監ですが、択一はじっくりとeasyなmistakeをしないように気をつけながら取り組んだため、最後は時間が足りなくなる寸前でした。
それというのも一度「失格」を喫している総監だからです。
しかも、今年は計算問題に手間のかかる問題が多く、余計に時間を消費することとなりました。
但し、情報管理や社会環境管理分野でサプライズは無く、青本をしっかり習得しておけばそこそこ点は稼げる問題だったように思います。
しかし、そこはヤマトです。
ケアレスミスの王様。
まだ答え合わせをしていませんが、たぶん6割そこそこなのではないかと思っているところです。
続いて行われた午後からの論文問題。
これは期待したサプライズ問題ではなく、むしろ従来型の問題と言えました。
これが災いしたのか、結局自らの論文を読み直してみると20部門の論文になってしまっていました。
どうやらヤマトはジキルとハイドのような感じがします。
試験問題を読む直前までは題意を把握して総監用語を配置してと注意事項を再確認して開始しておきながら、論旨構成で書いたキーワードが専門用語でした。
そこから総監用語へ連絡をつけるはずが、そうなっていませんでした。
やれやれ。
昨日のPMPさんのブログが誰に充てて書かれたものかは重々承知はしていましたが、自分でも不思議です。
またPMPさんの怒る声が聞こえてきそうです。。。
どうもヤマトにとっては総監というのは鬼門のようです。
改めて勉強を一からやり直さなければ。
しかし、どうしてそうなってしまうのか?
気がついたことが一つだけあります。
それは論旨構成にヤマトは時間がかかることです。
制約のある試験時間の中でむやみやたらと論旨構成に時間を割く訳にはいきません。
これが弱点のようです。
今後はこの点を強化していかなければならないと感じました。
要はポイントを掴んで論旨をまとめるのが苦手なのですね。
つまり鈍いということです。
話は変わって本日の土基礎です。
午前中の建設一般は、大方の予想を裏切って維持管理と技術の継承でした。
会場からため息ともつかないような声が上がったのを感じました。
これはまぁ適当なことを書いて何となくそれらしくはまとめました。
ところが、午後からの専門問題がヤマトには誠に手強く、準備した材料だけでは到底間に合わない問題であるばかりか、図や表をいくつも書かなければならない問題に手を焼き、時間ばかりを気にしていました。
結局支離滅裂な論文になってしまい、まさに撃沈状態となってしまいました。
やはり2部門を受験するには、相当な実力が普段から備わっていないと難しいことを改めて感じました。
今年の試験を終わって帰宅する間に、辺りは暗くなっていきました。
毎年思うのですが、この試験が終わると夏が終わったと感じます。
来年また頑張ろうと自らに言い聞かせました。
威勢良く出かけた割にはあまり良いご報告でなく、応援をして下さった皆さまには誠に申し訳ありませんm(_ _)m
一応以上が今年の速報でのご報告でした。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
今日は待ちに待った総監の試験日。
やっと来たという感じです。
論文問題では例年どおりサプライズ問題が出題されることでしょう。
だって、同じ問題だと事前に準備されますし、差別化が図れませんから、当然全く予想されていない問題を出題したくなるはずです。
質の良否は関係ありません。
総監とは何かを理解しているかどうかを諮問するだけですから、極端に言えば新聞の事故記事を題材に用いても良い訳です。
例えば、こう尋ねるのです。
最近発生した大規模な事故を取り上げ、事故の発生原因を総監的視点で解明し、あるべき姿についてあなたの意見を述べよ。
但し、5つの管理分野のうち3つを選択すること。
なぁんて問題だったらいくらでも考えることができます。
今年もサプライズ問題が確実です。
どう攻め崩すか。
ワクワクしてきます。
逆に攻め落とされないように気をつけなければなりません。
そのためにはまず題意の把握。
そして、要求事項の確認。
次に戦略。骨子をどうまとめるのか。
決まったらそこからバック、バックです。
今日は暑くならない内に会場へ到着したいので早めの出発です。
いざ出陣!!!
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
ヤマトです。
今日は明日からの大一番に備えて休暇。
最後の詰め込みを行う予定にしていました。
ところが、両親から「この土日で畑の草刈りを頼みたい」
「えぇ~っ!!!いないよぉ~」とヤマト
「そうかぁ~じゃ仕方ないなぁ。。。少しづつやるかぁ」と両親
「今日はどこにも行かないから朝やろうか?」とヤマト
「そうか。じゃ頼む」と両親
という訳で1時間30分程草刈り器を振り回してきました。
早朝とは言えどもさすがに汗ビッショリ。
ちょっと休憩です。
休憩ついでに都賀川の一件を事例にブレインストーミング。
総監的スタンスからあの事故を回避するプロジェクトを考えるとどうなるか?
まずあの事故については、尊い生命が失われることを未然に回避することがプライオリティとしては最優先である。
尊い生命を喪失した原因は何か?
降雨発生と洪水到達のタイムラグがあまりにも短かったことでしょう。
過去にも鉄砲水が発生した経緯があるということでしたから、リスクマネジメントの必要性を論じるべきと考えます。
特に、リスク低減措置には人的資源の効果的利用が不可欠で、どのような組織とするのか、どのようなスキルの要員を配置するのかを事前に明らかにする必要があります。
また、同時に危機発生時の情報管理の重要性も言及しなければならないポイントとなるでしょう。
発生しうるリスクに関する地域住民に対する事前の広報や事前予知の判断材料などを普段から提供しておくことは重要であると考えます。
特に危機の発生確率の高い季節における広報は重要であると考え、B/Cを考慮しながら現場での説明会開催により注意を喚起することが必要だと考えます。
しかし、既存の施設に対して考え得る対応だけでは決して事故の回避が可能とは言えません。
やはり危機を未然に防止する手段が必要です。
ここからはやや建設部門よりの論調になります。
緩和措置として最も効果的な施設は、ファームポンドなどの一次貯留池でしょう。
洪水を一次貯留し、ピーク流量をカットすると共に、洪水到達時間を遅延させることにより洪水そのものの発生を抑制する方法です。
しかし、現場付近にはそうした用地的スペースはなさそうです。
そこで考えられるのは地下埋設型貯留施設です。
東京にある地下河川と同じものと言っても良いでしょう。
但し、ここで配慮すべきは地下浸透もある程度促すべきであるという点です。
これは施設規模を抑制するだけでなく、地下浸透による地下水涵養効果と河川への迂回効果が期待できるからです。
但し、液状化問題には注意が必要です。
しかし、財政的事情がこれを許さないとなればどうするか?
リスク回避が最も早く実現できる対応となるのでしょうね。
つまり、河川内に人を入れない。
抜本的な総合リスク対策が構築できるまでの間は、まずリスクを回避せざるを得ないでしょう。
その間にリスク低減対策を検討するのが最も現実的な対応ではないでしょうか。
但し、ハザードを考えると洪水発生というリスクだけを単独で考える訳にはいきません。
同時に大震災が発生したらどちらのプライオリティが高いのかを考える必要があります。
これは再び総監の役割と言えるでしょう。
などということを考えていたら、少し眠くなってしまいました。
こんなlことで明日は大丈夫なのだろうか???
神のみぞ知る。ですね。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
ヤマトです。
早速来週からの予定が目白押しです。
4日の月曜日は組織横断プロジェクトの最終成果へ向けたキックオフ会議。
そして、6日の水曜日は東京で土木学会誌編集WG。
さらに、8日の金曜日には組織トップへの中間報告プレゼン。
前2つについては課題も与えられており、技術士試験が終了すると同時に着手しなければ間に合わない状況です。
いや、その前から手をつけなければ本当に必要なレベルの資料は作成できないと思います。
しかし、それでは自らのプライオリティに反しますから、それだけは何とか回避したいところです。
ところで、
総監の論文問題はH17が5つの管理分野間のトレードオフ。
H18がフェーズを切り口とするチェックリスト問題。
H19がBCP。
これをマトリックスで眺めてみると、
H17は縦・横に5つの管理分野をそれぞれ配置した2次元マトリックス。
H18は横方向に時間軸(計画・変更)を、縦方向に5つの管理分野を配置した2次元マトリックス。
H19は各管理分野毎に2次元マトリックスを設け、その横方向にハード・ソフト対策を、縦方向にボトルネック資源を配置するもの。
総監論文も新QC7つ道具を上手く使うことで、合格論文に近づくことができます。
さて、今年はどのようなマトリックス図を作成しなければならなくなるのでしょうか?
結局この発想はAPECさんの提唱されている「骨子法」と同じ事なのではないかと思ったりしました。
ということは、この発想は一般の技術試験にも応用可能なはず。
そう言えばPMPさんの「業務分析シート」も似たような内容でしたね。
要は使い方の相違ということになるのでしょう。
これまでMM(マインドマップ)を論旨構成のツールとして使用してきましたが、今回の試験ではマトリックス図を用いてみようかと考えています。
皆さまの必須アイテムの準備はいかがでしょうか?
泣いても笑っても準備時間はあと一日です。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪