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■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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今日の消印が技術体験論文提出の最終日です。
多くの方々はとっくに提出なさったことでしょう。
前回ご紹介させていただいた部下がその後どのように対応したかについて
少し触れておきたいと思います。
彼女は筆記試験の合格をまったく予期していなかったようで
技術的体験論文の原稿をまったく準備していなかったようです。
ですからできる限り早めに原稿を仕上げて推敲を重ねるようアドバイスしました。
ところが、待てど暮らせど、まったくレビューの依頼が私のところに届かなかったのです。
私にレビューを依頼するかどうかも明確な意思表示があったわけではなく、どなたか他の方に依頼したのであろうと考えていました。
そして、今週の月曜日に突然、彼女からメールで技術的体験論文を作成したのでレビューをして欲しい旨依頼がきました。
その段階でも最終確認ぐらいの意識でいたのですが、
内容を読んで驚いたのです。
え?この時期にまだこの程度の論文レベルなのかと・・・
慌てて彼女に連絡を取りましたが、即座にお話をする機会には恵まれず
その後何度か携帯へ連絡をして、やっと夜になってゆっくりとお話をすることができました。
そして、まず私が言ったこと
それは、今のままの論文では内容をどのように修文しても合格レベルに到達させることができないということでした。
そして、どこがまずいのかを逐一説明をしていきました。
その後修正した技術的体験論文を送付してくるかと待っていましたが、結局今日になっても論文は送られてきませんでした。
そこで、今朝、彼女に様子を聞いて見ましたところ
なんとか形にはしましたが、レビューの時間は取れませんでした、とのこと
そして、修正する時間も無いのでともかく提出します、とのこと
・・・
さて、今後、彼女が口頭試験について相談を私に依頼してくるのかどうか
甚だ疑問です。
ただ、
隠れてコソコソ口頭試験に行こうとしている姿から透けて見える彼女の心
それが不幸な結果にならなければ良いのだがという気を起こさせます。
口頭試験は12月の初旬のウィークデーだとか
陰ながら祈るばかりです。
さて、他の方々も技術的体験論文を提出して一段落といったところでしょう。
一息ついたら、これからがいよいよ大勝負です!
戦略と戦術を徹底的に練って、口頭試験に挑んでいただきたいものです。
皆さんが「合格」という二文字を手にできますことを心から願っています。
どうぞ頑張ってください!
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
自身の「不合格」通知は本日受け取りました。
しか~し
一つ嬉しい出来事がありました。
それはね
昨年度まで一緒に仕事をしていた部下がですね。
技術士第二次試験の筆記試験を突破したのです。
その方は女性で30代半ばです。
彼女は真面目で人柄の良い方です。
自分の不合格なんてそもそもそれほど重要ではありませんでしたが
それ以上に、彼女の筆記突破が嬉しくてしかたありませんでした。
決して私が指導をした訳でもないのですが、
いつかは合格して欲しいと思っていましたから
そう感じるのでしょうね。
口頭試験に臨むのは今回がもちろん初めてです。
だから心臓が口から出そうな気持ちも良く分かります。
なので
今日、口頭試験対策のアドバイスを少しだけして
必要があれば技術的体験論文を読んであげるし
模擬口頭試験を行ってあげるよと
伝えておきました。
基本的に怖いイメージの私ですから
さぁ彼女がどう意思決定するのか?
見物です^^
なお、自分の評価は建設一般がA評価で、専門科目がB評価でした。
まったく勉強をしなかった割にAであったことに驚きました。
勉強をしなかったというのは本当に論文対策なんて一切していないのです。
過去問をサラッと眺めて、こういう問題が過去に出題されたんだ。
その程度です。
一度も過去問の解答案など書いてはいません。
専門科目も同様です。
過去問を眺めただけです。
ただ、建設一般は昨年度もA評価でした。
一昨年度に準備した温暖化がテーマでしたから
勉強などしていなくても何とかなったといった感じでしたが
今年の問題は見た瞬間
この設問に十分な解答を記述する知識があるか?
そう自問自答しつつ書いたものでした。
でも、この時役に立ったのが「土木学会誌」の内容でした。
毎月欠かさずとにかく人の意見を読んだことが大きかったのだと思います。
A評価の要因を一つだけあげるとすればこれだと自分では思っています。
日経コンストラクションを読まれる方は多くても、
土木学会誌を読まれる方は少ないのではないかと思います。
他の受験者と差別化を図るのであれば
土木学会誌の通読をお薦めいたします。
ある程度継続すれば、自分なりのポリシーが形成されるはずです。
知識よりも大切なこれが大きな財産となります。
是非だまされたと思ってお試し下さい。
但し、最低1年は継続しなければ効果は明確になりません。
この点はご理解下さい。
さぁ、彼女からのリクエストがきた場合に備えて、
私も準備に取りかからなければ!
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
今さら改めて申し上げるまでもなく、今年度の技術士試験結果については試験終了時点で自ら判断していたことですから「合否発表」を待つまでもないことでした^^;
もちろん当然「不合格」
でも、その三文字を目からインプットし、体に覚え込ませることが大切だと思ったからこそ受験した次第です。
CPDに代表されるように継続教育の必要が重視されますが、基礎的なスキルを放置して”屋上に屋を重ねる”式の日常をむさぼってしまう場合が少なくありません。
合格のために必死で勉強をすることももちろん大切なアプローチだと思います。
しかし、「普段力」が技術士に十分見合うものでなければ意味がないと考えています。
少なくとも自らはそうでありたい!
そう願うからこそ敢えて試験のための勉強をすることなく普段の力で受験した訳なのです。
つまり、今回の結果は普段力の養成が十分でなかったことを如実に物語っていると言え、普段から問題の発見や課題解決へのシナリオ作成などの要求から自らを高める必要があることを自身で確認できたと言えます。
目的は遙か雲の上に位置しています。
そのためのマイル・ストーンに技術士資格が位置していた時期と今とは異なります。
通過したマイル・ストーンでも後戻りする可能性が十分ある訳で、戻らず前に進むための方向・方針を改めて考える機会としては最適でした。
さぁ、また新たな次の戦略を練り上げて、別なアプローチを自らに仕掛けさせていこうと思います。
こんなところで止まっている訳にはいかないのです。
まだまだ山の頂は遙か彼方
視界に入ってきてもいない状態です。
スコープの中に捉えられるよう遅くても構わないから着実に歩を進めていきたい。
新たな1年を迎えるあたって、改めてそう感じた日になりました。
最後に、筆記試験で合格という二文字を手にできなかった方
気を落とす必要なんてさらさらありません!
「挑戦」という二文字だけは貫徹したのですから
その気持ちを切らない限り、いつかはトンネルを抜ける日が必ず訪れます。
そう信じてこれからも頑張って頂きたいと心から願っています。
幸運にも合格の二文字を手にされた方
まだまだ道半ばです。
気を緩めることなく改めて気を引き締めて口頭試験に臨んでいただきたいと思います。
ですが、皆さまは既に技術士の仲間入りを果たした方々です。
そう信じて口頭試験の準備を進めて頂くことが大切だと思います。
第一幕は終了です。
しばらくはまたこのブログも放置状態になってしまいますことを予めお断り申し上げておきます。
合否の結果にかかわらず、どうぞこれからも自らと向き合って、自らを信じて前に進んでいって頂きたいと思います。
陰ながら皆さま方を応援させて頂きます。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
今年の技術士試験
あくまでも土・基礎にこだわっていこうかと思っていました。
が、相変わらずの不勉強に加えて、技術士資格ばかりにこだわっている訳にもいかないため、急遽方針を転換することにしました。
方針転換とはいったい何を意味するのか?
それは、まず受験科目の変更です。
土・基礎から道路に変更しました。
なぜか?
普段力を試すためにはうってつけの科目だからです。
私はこれまでの技術者キャリアの中で、道路に携わった期間がもっとも長いと言えます。
この点を考慮した結果なのです。
そして、も一つ方針転換があります。
これまでは技術士資格を取得するために勉強を重ねてきました。
しかし、現時点でご承知のとおり3部門の技術士資格を保有させていただいています。
これからは普段力の継続的向上を心がける必要があると感じたため、敢えて試験勉強をしない方針としたのです。
技術士資格の取得は目的でなく、マイルストーンにしか過ぎない。
こう考えると、取得のために勉強するのは、他に振り向けるための時間に対しては浪費としか言えません。
こう考えた結果、これから目指すべき方向のために時間を重点配分し、その残った時間でわずかばかり技術士試験の勉強に充てようと考えたのです。
ですから、今回は取得が目的ではなく、普段力のレベル確認を主眼に置いたのです。
結果が○ならばこのまま普段力の向上に努めれば良いですし、仮に×ならばこれまでの普段力の醸成方法には間違いがあるため改善の必要がある。
このように自ら言い聞かせることができるだろうと考えたのです。
果たして結果はどうでしょうか?
直感では×ですね^^;
あはは!
技術士試験をどのような目的に利用しようと受験者の自由です。
こんなバカな取組もヤマトにはピッタリと言えます。
でも、皆様には決してお薦めいたしません!
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
技術士試験が終わった後、次なる試験が待っている方もいらっしゃるでしょう。
あまり人気はございませんが、土木学会認定技術者資格です。
上級技術者(コースA)及び1級技術者(コースA)が9月12日(土)
に開催されます。
大方の受験者の方は、技術士試験が終わった後から対策を考えられるのがこの試験ではないでしょうか。
ヤマトも昨年度そうでした。
但し、技術士試験と異なり、対策本は皆無だと思います。
したがって、この試験の対策は暗中模索の状態となってしまいます。
ヤマトもどうやってこの試験の対策をすれば良いのか悩んだことがあります。
しかし、試験回数が増加するに連れ、過去問のストックがある程度の量になってきました。
過去問は土木学会のHPから無料でダウンロード可能です。
http://www.jsce.or.jp/opcet/02_testQ.shtml
これを見ると、各専門分野の方向であったり、傾向というものが理解できるようになります。
そして、得た結論ですが、次のような対策が良いのではないかと思うに至りました。
①過去問を解いてみる。
②技術士試験における近年の建設一般並びに専門科目を解いてみる。
ごくごく当たり前の対策でしかありませんが、これに尽きるような気が致しております。
土木学会認定の技術者資格は、今のところ取得するメリットが明確ではありませんから、どうしても技術士試験ほどには盛り上がらない試験と言えます。
しかし、試験自体は技術士試験以上にハードな試験と言えます。
一日で記述する量が最大で8,000字に及びます。
技術士試験が最大で5,400字であることと比較するば明らかです。
時間的にも土木学会認定技術者資格が6時間で既述の文字量を書きあげることを求められるのに対し、技術士試験も同じく6時間です。
つまり、論文構成をじっくりと考えている余裕がほとんど無いのが土木学会認定技術者資格試験と言えます。
確かに、昨年度はともかく書き殴って書いた記憶しか残っていません。
是非一度チャレンジしてみて頂きたい試験の一つといえます。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
ヤマトです。
ははははは
技術士試験。。。
ものの見事に撃沈でしたぁ
やはり一夜漬けが効くほど技術士試験は甘くない!!
それを改めて知ることが目的だったわけですから、本分は達成です。
もちろん、途中で退席などは決してしていません。
また、どのページも最後の一マスまで埋めてきました。
書いた量は合格者のそれに匹敵するでしょう
ただ、内容が乏しいというだけです。
ははははは。。。
それが一番ですよね。
内容があれば文字数が少なくても構わないのです。
量の勝負ではありませんから、技術士試験は。
さて、今年の建設一般問題です。
地球温暖化を緩和するための低炭素社会について、以下の問いに解答せよ。
(1)低炭素社会の実現に向け貢献できると考えられる社会資本整備の取り組みを3つ挙げ、それぞれについて概説せよ。
(2)前項で述べた取り組みの一つを取り上げ、その推進にあたっての課題と解決策についてあなたの意見を述べよ。
建設部門においては、解析・設計から管理に至るまでコンピュータの導入と併せ、技術の高度化・細分化が進展しており、計算結果の妥当性を総合的に判断することが困難となってきている。
このような状況を踏まえ、技術者として解析・設計や数値シミュレーション等の成果の合理性を総合的に判断できる技術力を維持するための課題と、今後とるべき方策についてあなたの意見を述べよ。
ヤマトが選択したのはもちろん
ところがです。
一番最初の文章を十分読んでいませんでした。
「緩和」に限定して解答せよ!!
なんたることか。。。
ははははは
まぁ毎度のことです!!
早とちりは。
それよりも、今日は試験会場で多くの知人とお目にかかりました。
そして、言われました。
「ヤマトさん、まだ受けられるのですか?」
ヤマトにとって技術士試験はスキルアップの機会です。
というよりも、自らの能力の低さを確認するチャンスです。
ダメさ加減を知ることで、また明日からも頑張ろうと思う。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
目の前に迫った技術士試験ですが、本当に何の準備もできていません。
すべての空き時間は土木学会誌特集記事作成のために充てています。
やればやるほど、まだ、もっと、良い記事にできるはずと思って、あれこれ行うことになってしまっています。
8月3日(月)にもインタビューを予定致しております。
インタビューアーがヤマトではないため、その方への情報提供資料を準備しなければなりません。
また、既に記事(案)になっているものを取材相手の方にお送りし、内容のレビューをお願いしなければなりません。
しなければならないことが目白押しの状況にあります。
しかし、明日一日だけは試験勉強に充てようと考えています。
果たして功を奏するか!?
はっきり申しまして、今年の試験のプライオリティは低いと言わざるを得ません。
自らのスキルアップも勿論大切であることは理解していますが、それよりも皆さま方にインセンティブを提供したいという思いの方がより強いと言えます。
資格は単なる一里塚。
土木学会誌の特集は、資格ホルダーとしての真価が問われる時だと考えています。
ヤマトの特集テーマは「地方」。
是非、それを成し遂げたいと考え、通常であるならば執筆依頼を行って原稿作成を進めていくのが常道ではございますが、敢えて取材にこだわり、自ら記事を作成しようとしています。
このため、費用も時間も通常以上に必要となっています。
おかげで編集事務局からはあまりに高額についている取材費を削減するよう強く指導を受けています。
したがって、ICレコーダーに記録したデータも自らテキスト化せざるを得ない状況となっています。
いろいろとアプリケーションを探しては見ましたが、複数の人が参加した音声を自動的にテキスト化するアプリケーションは存在しませんでした。
そこで、音声を聞きながらタイピングしているのが実情でございます。
この無報酬の努力は果たして報われるのか!?
読者の皆さま方の評価が今から気になるところです。
投入した時間と労力に見合う評価につながれば、これほどありがたいことは無いと言えますが、世の中はそれほど甘くないと考えるべきでしょう。
大して面白くない記事になってしまっていても、このブログをお読み下さっていらっしゃる方々には少なくともヤマトの思いは伝わるものと信じています。
技術士試験を今年最大のテーマとしていらっしゃる方々は、残り本当にわずかとなりましたが、集中力を高めて当日を迎えられますよう心からお祈り申し上げています。
是非頑張って頂きたいと思います。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
未だ梅雨明け宣言の声を聞かない岡山ですが、昨日は明らかに梅雨明けしたかのような一日でした。
歯科診療で出かけた午前中、既に晴れ間が広がって、暑さの予感はありましたが、午後からはかなりの暑さになりました。
もう梅雨明けしたのではないのかな??
そんな風に思える一日でした。
梅雨前線が北上してくれると喜ぶのが22日の皆既日食を待っていらっしゃる方々でしょう。
せっかくトカラ列島まで行かれるなら話は別ですが、本土は地域限定的に梅雨明けしているに過ぎません。
したがって、皆既日食の観測は天候に大きく左右されることになります。
国内では46年だそうですから、どうか当日お天気でありますように。
月の400倍の大きさを持つ太陽が、月までの距離の400倍の彼方に位置する関係から発生する皆既日食。
自然の不思議と言えばそれまでですが、それ以上に計算し尽くされた神の存在を感じないわけにいかない感情を持つのはヤマトだけでしょうか。
「ヤマトの総監ノート」には多数の方々に応募を頂いています。
お申込される方々にもそれぞれ特徴があることはこれまでにも記載してきました。
その一方で、受け取られた方々の反応もそれぞれです。
依頼を受けた段階でそれぞれの方々へお送りするpdfファイルを作成させて頂きます。
詳細は記述致しませんが、これは申込をなさった方々の立場を保全するための措置として対応させて頂いています。
その後、宅ファイル便で送付させて頂きます。
なかなか受信されず、そのまま放置されてダウンロード期間を過ぎてしまう方。
受信後速やかに受信のご連絡を下さるだけでなく、使用感を改めて送って下さる方。
受信はするものの、受信したことを伝える連絡すら送ってこられない方。
いろいろです。
ヤマトには「ヤマトの総監ノート」を依頼される方々に送らなければならない必然はありません。
あくまでも自らが総監の勉強を通じて得たノウハウを移転しようと考えただけです。
「ヤマトの総監ノート」を褒め称えて欲しいとも考えていません。
後進のためにさらにアップグレードするためのご意見を頂きたいと考えているだけです。
しかし、マインドを持たない方に貴重な時間を使ってまでお送りしたいとは思いません。
「ヤマトの総監ノート」は大した資料では決してございません。
今のところ有料で頒布することは考えていませんが、マインドだけは確認させて頂くべきだと考え始めています。
X理論的に対応するよりも、Y理論的に対応したいと考えてきましたが、考えを改めた方が良いのかもしれません。
したがって、一旦「ヤマトの総監ノート」の配布を中止したいと考えています。
悪しからずご容赦下さい。
今日は土木学会誌特集企画のために1冊本を読んで、取材のための質問事項を取りまとめなければなりません。
頑張ります!!
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
未だにお申込を頂いている「ヤマトの総監ノート」
この使用法につきましては、各自お考え頂ければ結構なのですが、事例として一つご紹介させて頂きます。
ご依頼を頂きました方々へお送りしている「ヤマトの総監ノート」はpdfでお送りしています。
AcrobatWriterをインストール済みであれば編集は可能ですが、それも面倒な作業になります。
目的を考えて対応することが総監技術士の第一歩と言えます。
すると、まずpdfファイルをjpgの画像データに変換する方が早そうです。
そして、Windows機能を利用して画像データの切り取りにより重要だと考える部分を抽出し新たな画像データとして保存します。
こうすることで、自ら作成するノートへの貼り付けが可能になります。
「ヤマトの総監ノート」が視覚化を重視して作成しているのはこのためです。
文字を基本とする文章は読まなければ理解できず、脳の記憶領域へ保存するためには何らかのインセンティブを付与しなければ長期定着が困難になってしまいます。
それよりも画像として記憶定着した方が簡単で楽だからです。
試験会場で青本自体を開いていらっしゃる方を見受けますが、それよりもエッセンスを抽出しコンデンスしたサブノートを最終確認資料として見る方が効果的でしょう。
基本的には、徐々にサブノートの量を減らしていくのが上策だと考えます。
総監とはと理解するためには、自ら理解しやすい方向をあれこれ探らなければなりません。
また、択一問題対策には近年の傾向として重箱の隅をつつくような出題も行われます。
したがって、総監の勉強開始初期はサブノートもかなりなボリュームにならざるを得ません。
しかし、勉強が進んでいくにしたがって徐々に記憶に定着する情報ができてきます。
勉強を効率化するためには、サブノートの内容から明らかに記憶できた情報を削除した方が良いということになります。
つまり、バージョン管理を行いながら、記憶できていない情報だけに限定したサブノートに切り替えていくのです。
結果として、サブノートは薄くなっていきます。
そして、最後にはなかなか記憶に定着できないものだけが残ることになります。
例えば、計算式であるとか、定義であるとかだけを残して、試験直前に見て記憶領域から失われる前にOutputするのです。
つまり、試験開始と同時に試験問題用紙などに記載するのです。
こうすることで一時的な記憶領域にあった情報を忘れてしまうことができます。
設問として出題されていれば後ほど利用すれば良いでしょうし、出題されていなければそれはそれで良しでしょう。
資料を見ながら書き写すのではない以上、反則とは言えないでしょうし、罰則規定に抵触する可能性は全くありません。
しかし、重要なことは受験者個々に異なるキャリアと立場に基づく「総監とは何か?」に対する明確な考えを築くことが何より大切です。
まちづくりさんが以前ブログで書いていらっしゃいました。
コンサルタント業務における「安全管理」と「社会環境管理」はどのようなものが考えられるか。
「安全管理」とは人と設備の安全と青本には記載があります。
組織内のリソースを”安全”に活用することにより初期の目的を達成することが可能になるという発想から管理分野として設けられたと判断すれば、立場によって大きく変わるとは思いますが、業務遂行上発生するであろう危険源(ハザード)の特定を通して考える他無いと言えるでしょう。
例えば、調査業務に従事する立場で考えると、調査現場への往復における事故の発生可能性であるとか、調査場所の特性から崩壊・崩落に伴う事故の可能性もこれに加える必要があるでしょう。
或いは、調査を開始したところ調査機器が破損して使用不可能となる自体も想定しなければならないかもしれません。
しかし、これを調査会社の社長の立場で考えれば、調査担当者の健康管理の方がより重要で、安全管理側面よりも人的資源管理や経済性管理のプライオリティが高くなる場合だってあるでしょう。強いて言うなら、建物の耐震強度などが安全管理に属するのではないかと思いますが、どうでしょうか。
極論すれば、一意に決まる論理ではなく、立場によってそのフレームは大きく変化するのが総監の特長といえるでしょう。
だから理解しにくいとも言えます。
また、「社会環境管理」は外部環境負荷低減を図るためのスコープだと規定されています。
他の4つの管理分野が組織内部にスコープを置いているのに対し、「社会環境管理」だけが組織の外側に目を向けています。
先ほどの調査業務担当者の事例で考えれば、調査に行くためには車での移動を余儀なくされるため、温暖化防止に反する活動と言えますから、これを低減する工夫が必要かもしれません。
これには何度も繰り返し発生する現地調査回数を低減する工夫などがこれに当たるかもしれません。
社長の立場で考えれば、組織活動に伴って使用するコピー用紙枚数の低減や使用電力などに対する配慮などがこれにあたるのではないかと思います。
あらゆる組織・階層・立場によって総監の視点は異なります。
これが理解できないがために自らの「総監とは何か」に到達しにくいと言えるのでしょう。
そして、その理由が故に他者から教わることのできない部門となっているように感じます。
だからこそ「My 青本」の構築が重要になるのです。
うまくまとまったところで今回はここまでです。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
土日のすべてを尽くして土木学会誌の特集記事原稿を3本作成しました。
今回の特集は執筆のお願いをほとんど致しておりませんから、取材して聞き取った内容から原稿を自ら作成しなければなりません。
原稿を第三者に依頼すると、自らは何もしなくて良い反面、できあがってきた原稿の内容が特集のシナリオに合致しているか、全体のバランスの上で整合を確保しているかなどチェックが当然必要になります。
さらに、他者に依頼している以上、スケジュール管理を行う必要があります。
中には、〆切を忘れてしまわれている方もいらっしゃるようで、全体の工程に影響を及ぼしてしまいます。
しかし、執筆頂くのは大御所と言われるような方が多く、頻繁にまだですか?とも言いにくい状況があります。
しかも、ご近所にお住いなら、近くまで来ましたからと言ってご挨拶がてら進行状況を確認することもできますが、そうした大御所の方々はだいたい東京近辺にお住いです。
ヤマトのようにローカルにいる人間にはそれもできません。
したがって、ヤマトの立場では特集記事を執筆依頼するとマネジメントを十分行うことができないと判断し、自ら書くことにしたという次第です。
全部で4本の原稿を作成しなければなりませんが、そのうち3本を一応作成致しました。
班のメンバーの方々にレビューをお願いし、その後取材先に内容の点検を依頼する運びとなっています。
しかし、他にも取材が残っていて、これについては質問事項をとりまとめしなければならない状況です。
質問事項作成が残り2件。
まだまだ当分終わりません。
さて、いつものことながら前置きが長いヤマトのブログ。
本日書きたかったことは、「技術士(建設部門)論文で書いてはならないこと」
簡単に書きますと国土交通白書を”否定的”に扱うことです。
試験官が国土交通省の役人ですから、当然といえば当然です。
しかし、今年の国土交通白書はいかにもインパクトが無い!
何より未だに建設フェーズで記載されているのが時代錯誤も甚だしいのではないかと思えて仕方ありません。
もちろん建設フェーズ以外の記載が無いのではありませんが、根底に流れている潮流は従来型の国土交通省の存在意義を謳うものでしか無いと言えます。
そうでは無いと言われるのであれば、ヤマトの読み方が不十分なのでしょう。
国立社会保障・人口問題研究所が06年に公表した、最も現実的なシナリオでは、我が国総人口は1億2777万人から55年には8993万人に減少し、さらに2105年には4459万人に落ち込むことことが予測されている。
もちろん、これは推計でしかなく、この間の出生率が著しく増大すれば、この予測は全く裏切られてしまうことになります。
しかし、出生率が飛躍的に改善する要素を見つける方が難しいと言え、極めて現実的な予測だと現段階では言わざるを得ません。
また、人口の減少速度は極めて加速度的で、17年以降は毎年50万人以上で減少し、39年以降は実に毎年100万人以上減少することが予測されているのです。
政令指定都市が毎年1つづつ消滅していくに等しい速度とはいったいどのような社会なのでしょうか。
この傾向は地方部で先行し、都市部は遅延すると見込まれていますが、やがては例外なく日本全国で発生する傾向だと言われています。
05年に比べ35年には、人口減少する自治体が92%に及び、人口が20%以上減少する自治体は64%に達するとも言われています。
特に、生産年齢人口は50年ごとに半減することが予測されており、我が国の社会システムは破綻をきたす可能性が否定できません。
このような事態を予め予測すれば、高速道路を今建設している場合なのでしょうか。
都市構造を集約型にするのは良いけれど、放置される国土の空白地帯をどのようにマネジメントしていくつもりなのか。
「減災」と言っているけれども、人も住まなくなり道路や河川に対するメインテナンスも行き届かない荒廃した国土を氾濫原として利用した場合、別な災害要因になりはしないかと心配です。
つまり、国土交通白書が今書くべき事は、そうした遠い将来を見越した戦略的な対応方針であって、省益の確保ではないはずです。
地球温暖化に対する配慮である「緩和」策と同様に、建設部門の対応は思い立って即座に実行し、その効果を得るわけにはいかないのです。
我々の業務はインスタント食品のような訳にはいきません。
極端な言い方をすれば、今後の国土交通白書の基本方針は、廃棄しながら安全性を確保することを主軸とする必要があると考えます。
要するに撤退戦略だと言えます。
しかし、これをネガティブに捉える必要は決してありません。
なぜなら世界でこれほどの人口減少社会をマネジメントするのは日本が初めてだからです。
他の先進諸国は日本に遅れて発生することでしょう。
したがって、我が国が先進的なモデルになることができるのです。
そこで十分な撤退戦略モデルを実現し、他の国へ知の移転を図るのです。
このようなことを建設一般論文で書けば、おそらく試験官に読んでは頂けないでしょう。
一発で不合格間違いなしです。
いかにも国土交通白書に迎合した建設一般論文を書くことにいい加減ウンザリしましたから、せめてブログでは持論を小爆発させてみました。
合格を目指されていらっしゃる方は、決してこのような論調で建設一般論文を書かないで下さい。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪