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■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
今日は総監ノートを進めなければならないと考えています。
しかし、それだけでは終われません。
と申しますのも、5/2には組織横断型プロジェクトの会議が計画されています。
前回の会議は顔見せ的な位置づけでしたが、今回はフレームワークをしなければならないと考えています。
ヤマトがプロジェクトリーダーであれば、そう考えてメンバーによるブレイン・ストーミングを行うのですが、リーダーではないためイニシアチブを取ることができませんからどうなることやら。
フレームワークについては、ヤマトの中でも明確なイメージが形成されているとはいえません。
しかし、主催者から送られてきたフォーマットはかなりブレークダウンされた様式でした。
要するに帰納法的にあらゆる意見や概念を集約し、そこからメインテーマを考えようとする思考法が透けて見えます。
しかし、このやり方をすると、いきなり具体的な手法に走りやすい結果に陥る場合が少なくありません。
それでは、行うことだけが目的化してしまう悪弊を招きます。
その時の対応として、ヤマトはPDCAを持ち出す考えです。
実行フェーズ、つまりDoだけではプロジェクトが成立しないことをメンバーに周知頂き、Planの段階でDo-Check-Actionのシナリオを決定し、各フェーズで行うべき内容を誰が行うのか、そして評価尺度を何にするのかなどを明確化しておく必要があることを理解して頂こうと考えています。
こうした取組をすることが、今回このプロジェクト・チームに参加させて頂いた真の意味であると言っても過言ではありません。
また、土木という分野フィールドからのアプローチではなく、さらに高いPerspectiveからの俯瞰を通じて得られる理解・認識の中で土木の果たすべき役割が何かを眺めてみたいとも思います。
ケース・スタディをバーチャルに行うことは可能ですが、やはり具体的にテーマを持ち、スケジュールを組む中で実際に活動を行うことが如何に大切か。
そのことを実際に体験しようと思っています。
そして、そうした活動の中から土木分野としての役割や立場を明確化していきたいと考えています。
まだまだ土木が果たすべき役割は広く、そして大きなものがあると考えています。
要するに次代のパラダイムを形成するための実践的なアプローチが、今回のプロジェクトチームから得るべきものだと考えています。
さて、ブログにばかり時間をかけていられません!
為すべき事をプライオリティにしたがって実行しなければ。
今日もスケジュールは目白押しです。
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
ヤマトです。
昨日は師匠からご紹介を頂いていた方にお目にかかることができました。
アプローチや目指すべき場所は異なりますが、熱意のある方で向かうべき方向をしっかりと持たれた方でした。
奇しくも同学年。
しかし、ヤマトのような超低空飛行を継続する技術者とは異なります。
十分その技術者魂を吸収させて頂きたいと思います。
6.4環境アセスメント
ところで、Amazonを検索してみると、技術士関係の書籍って結構あるんですねぇ。
総監の過去問を扱った書籍だけをみても相当数ありそうです。
これが有償だなんて。
信じられません。
近いうちにヤマトのHPに公開しようかと思ってしまいました。
もっともAPECさんのSUKIYAKI塾やPMPさんのHPなどにアップ済みですから、ヤマトがいまさらアップしても意味は無いようですね。
ならばH20バージョンの採点機能付きExcelシートをアップするというアイデアはいかがでしょうか?
などと余計な時間を浪費する計画ばかりを思いつくヤマトです。
同じ過ちを繰り返さないよう「集中」を心がけなければなりません。
という訳で、停滞気味のノート作りを優先させることとします。
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
ヤマトです。
コミュニケーション・スキルは、その名のとおり技術と言われます。
しかし、ヤマトは技術とは認めつつも、根源的な意味でそうではないと考えています。
では、何か?
ヤマトは、心のつながりだと考えています。
例えば、同じ内容のことを相手に伝えたとしましょう。
この時、教えてやるという意識で伝えるのと、伝えさせて頂くという意識で伝えるのとでは、受け取る側の意識は大きく異なります。
さらに具体的にしてみましょう。
「限界集落」という用語があります。
これは、1991年高知大学大野晃教授が提唱した概念で、集落に占める65歳以上の人口が半数を超え、冠婚葬祭や農地・水路・道路などソーシャルキャピタルの管理が困難となり、社会的共同生活の維持が困難な状況になっている集落の総称と言われます。
しかし、この限界集落という言葉を集落に住まわれる方々に向けて、「ご当地は限界集落ですから。。。」などと言った場合、それを聞かれた方々はどうお感じになられるでしょうか?
そうでなくても、厳しい現実に日々直面している状況で、さらに追い打ちをかけるような言葉を言われると心が萎えてしまうのではないでしょうか。
そういった状況で元気を出せと言われても、元気の出しようが無いというのが正直なところではないでしょうか。
今後こうした集落はやがて淘汰され、地方部においても集落はコンパクト化を進展させざるを得ないのだと思います。
しかし、大切なことはそのアプローチだと思うのです。
一気に切り捨ててしまうようなプロセスは断じて許し難く、容認できない手法だと言わざるを得ません。
根本的な対策は、別途問題把握・課題設定・解決策といったプロセスを踏む必要があることは言うまでもありません。
但しその場合でも、「限界集落」という呼称を緩和した表現に変更すべきだと思います。
現在、「水源の里」「生涯現役集落」「小規模・高齢化集落」など様々な呼称が試されています。
そこでヤマトも考えてみました。
「水土緑集落(ミドリシュウラク)」
異論・反論大いに結構です。
何か良いネーミングを考えてみたいと思います。
このようにコミュニケーションとは一方通行の情報伝達とは異なるという視点が重要です。
送り手と受け手。
その両者の関係において成立する意思疎通の手段においては、その立場を置き換えることが基本と言えます。
原点を大切に今日も意義深いコミュニケーションを行っていきたいと思います。
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
ヤマトです・
大上段に振りかざしたようなタイトルですが、これに対してヤマトが何かもの申そうという訳ではありません。
土木学会誌4月号での特集記事です。
内容がとても興味深く、また多方面に亘る視点からの内容であったため読み応えがありました。
中でも、「国民生活を変えた社会資本整備」は示唆に富んでいて、新たな視点を頂いたような気がしました。
社会資本は一般技術である。
「目的地の港が決まっていない船にはどんな風も役には立たない」
ソーシャルキャピタルとコミュニケーション。
これだけでも十分建設一般の論文になりそうです。
今日は組織横断的プロジェクトチームの初回活動日です。
持ち時間が5分と短いため、大量の情報を提供しても理解が得られません。
選別してプレゼンするつもりなのですが、資料をMMで作成しました。
最初は箇条書き的な文章でと思ったのですが、短時間であることを考え、印象づけすることが重要との判断からMMを選択しました。
しかし、作成してみると、とても5分で話が完結する内容ではありません。下手をすると30分はしゃべってしまいそうです。マズイ!
プレゼンでは内容限定でしゃべる必要がありそうです。
因みに、テーマは成長戦略。
ヤマトは、マネジメントの立場からインセンティブを提供してこようと考えています。
同時に他者からインセンティブを頂いてくるつもりです。
ヤマトの飽きっぽい性格からすると、今回の取組は良い刺激になると考えます。
これまで行ってきた土木分野の仕事とは異なるスタンスの業務にワクワクしてしまいます。
昨日から間断的に降り続く雨の中、災害を心配しながら行って参ります。
ヤマトです。
やっと4月に入って、「社会環境管理」分野の詳細ノート作成に着手しました。結構手間がかかりますねぇ。。。この調子だと本番までにすべての管理分野をまとめることは不可能なのでは?と思えてなりません。何か対策を考えなくてはなりません。
6.3環境経済評価
昨日はことのほか暑く、初夏を思わせるような陽気でした。
おかげで畑仕事が順調に進みました。。。?
それが暑くてバテてしまいましたぁ。。。
寒ければ寒いからと理由をつけ、暑ければ暑いといって横着なことを言い、とかくサボリ癖のあるヤマトです。
この暑さの影響でハラハラと後楽園付近の桜は散りかけていましたから、今日の雨で相当数の桜が運命を全うしているのでは無いかと思います。
いつまでも桜・サクラと浮かれている訳には参りません。
連休までに為すべきシナリオをとりまとめ、一刻も早く実行に移らなければなりません。
そして、場当たり的な勉強は避けるべきですね。
スイッチのon/offを上手く使い分けて参りましょう。
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
昨日と同様今日も岡山は穏やかなお天気です。
後楽園付近を昨日通過しましたが、満開の桜に誘われ、人も車も混雑していました。
春ならではの賑わいといった感じです。
風流には縁遠いヤマトですから、「あぁ咲いているんだなぁ。。。」程度で見た気分に浸りました。
むしろ昨日は、畑で必要となる竹を取りに山へ出かけたところ、朽ちた老木が冬場の風によって倒され、植えている梅の木に覆い被さる状況になっていました。
これを取り除くのに随分苦労しました。
但し、全部を撤去することはできず一部が残った状況となってしまいました。
普段あまり大きな木を切る機会の無いことから大きめのノコギリを保有していませんので、今後は巨木を切るためのノコギリを調達しなければならない状況です。
それにも増して困ったことは、山に入るとブユの大群が集まってくることです。
ヤマトはブユに対して誠に弱く、刺されると腫れ上がってしまいます。
ですから山での仕事は、ブユを寄せ付けない対策が重要となります。
虫除けスプレーをタップリと振りまいて作業をしましたが、それでも攻撃してくるので追い払うのに相当苦労しました。
おかげで十分な作業成果が得られたとはお世辞にも言えない状況でした。
山から下りてきて、畑に行ってみると暖かさの影響で雑草が勢いを増して、植え付けた作物を圧迫しています。
草むしりだけで昨日は作業終了となりましたが、これもまだまだ残りの作業量が相当程度あります。
これから雑草はますます勢力拡大をすると見込まれますから、先手を打っておかなければなりません。
さて、久しぶりにPMP氏とskypeでチャットをさせて頂きました。
改めて今年の総監講座への参加のお願いをし、ご快諾を頂いた次第です。
ヤマトにとって総監はある意味鬼門とも言うべきハードルとなっていますので、今年も総監講座の中で十分な研鑽を積ませて頂きたいと考えています。
同講座に参加される方々からインセンティブを頂きながら自らのスパイラルアップにつなげていきたいと思います。
PMP氏とのチャットの中でロードマップに話が及びましたが、これまでヤマトは目的に対する目標は1つの線上にあるものと認識していましたが、良く考えれば目標は360゜に配置しておく方がむしろ近道となる場合も少なく無いように自ら考えていることに気づきました。
そう考えることで、技術士を初めとする資格が単なる一里塚としての価値しか無いことを認識することが可能となります。
取ってしまって終わってはならないと言いながらも、そのような隘路に迷い込むことが多いというのも、そうした多角的な視野が欠乏しているからではないでしょうか?
今後ヤマトは積極的に異分野交流を推進していきたいと考えています。
そして、総監スキルをそうした交流の中でスパイラルアップしていくことが、自らの力をさらに増加させていくことにつながるのだと思います。
海外挑戦然り。
組織の部門横断的プロジェクトチームへの参加然り。
土木学会誌編集への参加申し込み然り。
あらゆる機会を得て更なる高みを目指したいと考えています。
そして、ボトムアップではなく、トップダウン的でブレークダウンアプローチに基づく土木界の現状打破と次世代のパラダイムを切り拓いていきたいと思います。
などと思ってみても、採用されなければ考えただけに終わってしまいますが。。。
ともかく行動あるのみです。
皆さまも春一番!
行動してみて下さい。
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
桜が満開を迎えようとするこの時期、昨年の今頃を思い出します。
同じように桜を眺めながら抱いていた昨年の目標と今年の目標。
大きく変化した目標の差異。
今年は失敗を恐れずチャレンジに邁進したいと思います。
機会を自ら切り開いていかなければ、誰もその機会を与えてくれないことを自らに言い聞かせながら。。。
既に現在の環境に多くの制約があり、組織体制のBreak Throughが困難なことは理解していますが、それでも敢えてそこに切り込んでいこうと考えています。
誰のための組織なのか。
何のための組織なのか。
パフォーマンスに力点が置かれず、メインテナンスばかりを重視する組織は既にその役割を終わっていると言わざるを得ないにも関わらず、その意思決定をできないでいる。
だから、さらに高い視点からアプローチする機会を求めていきたいと考えています。
そうでなければ組織の意味がありません。
総監では組織活動におけるバランスを要求されます。
組織の中の「個」を重視した総監力を醸成できるよう今年の総監奪取へ向けて頑張りたいと思います。
前置きが長くなってしまいました。
今回はまずは事例から
blame A for B 「AをBのことで責める」
punish A for B 「AをBのことで罰する」
scold A for B 「AをBのことで叱る」
praise A for B 「AをBのことで誉める」
thank A for B 「AにBのことで感謝する」
上記の表現から見えてくるのは、行為Bに相当する評価・処分をAに与えるという視点だと思います。
言い換えるとBの程度に応じた評価・処分を受けることを意味していると考えることができます。
この場合の程度とは、評価尺度となるものに比べてと考えるべきで、絶対的と考えるよりは相対的と考えるべきでしょう。
つまり、今回のケースのforは「相当・比例」の意味と考えるべきでしょう。
したがって、
I can’t go to school for a cold.
風邪のため学校へ行けない。
という表現はあり得ないと言えます。
辞書では「理由」のforという記述がありますが、我々が理解するほど広義な「理由」の意味がforには存在しないことを理解しておかなければなりません。
簡単に言うと「賞罰動詞とくっつく相当・比例のfor」
さて、今日は歯科診療の後、父の入院先へ立ち寄るつもりです。
帰宅後は総監勉強に没頭したいと考えていますが、明日からお天気が下り坂のようですから、桜を愛でるのは今日が絶好。
この誘惑に勝てるか?!
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
ヤマトです。
昨日後楽園近くの旭川堤防を車で通過する機会がありました。
遠目に見ると、まだまだ蕾か?と思いましたが、真下を通過した時に見ると、チラリホラリ咲いているではありませんか。
やはり季節は動いているのだと改めて感じました。
さて、シリーズを始める前に身近で起こった悲劇に対してコメントを書かなければならないことをたいへん残念に思います。
皆さまご承知のとおり、岡山駅で発生した突き落とし死亡事件です。
何の罪もない人を死亡させることを目的に、無防備な人を列車通過時に突き落とすなど、どのような事情や理由があろうと、人として決して許されるものではありません。
しかし、連日人が人を死に至らしめる事態が報道されます。
どうしてこのような国家になってしまったのか。
人が人を信じられない国が、民主主義国家と言えるのか?
あらゆるフェーズにおいて、市民主義が失われている結果ではないのかと自戒の念を込めて考えさせられます。
主を失ったご家族の悲しみはいかばかりか、想像するに余りあり、言葉がありませんでした。
また、悲しみと憎しみを極限まで抑えたお父様の言葉が心に突き刺さりました。
決して起こってはならない事件が、また明日も起こるのか?
こうした事態に政治が機能しない今日、我々は何ができるのか?
技術は心とセットであると常々言い続けているヤマトとしては、大きなテーマを突きつけられた気がする今回の事件でした。
さて、総監ノートです。
6.2環境関連法と制度
いよいよ今週からH20年度の技術士試験受付開始ですね。
経歴書をブラッシュアップして、最後の口頭試験をイメージした内容に整備を果たして頂きたいと思います。
ヤマトもSUKIYAKI塾へお願いしようかと思ったりしていましたが、昨今の殺到ぶりを見るとご迷惑になることが明白なため断念致しました。
しかし、SUKIYAKI塾で準備されているシートは有効に使用すれば、かなりブラッシュアップに役立ちます。
ダウンロードは自由ですから、是非一度トライしてみて下さい。
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
ヤマトです。
ヤマトの信条はBreak Throughです。
このBreak Throughを果たすために欠かすことのできない重要な事項があります。
それは、「昨日を捨てる」ということです。
この言葉が示す意味は、「もはや成果を上げられなくなったものや、貢献できなくなったものに投入している資源を引き揚げること」と言えるでしょう。
しかし、捨てるということは、むやみやたらとストップすることを促しているのではなく、「体系的に廃棄」することを意味していると理解すべきでしょう。
そして、体系的な廃棄のための判断に対する評価基準は、あらゆることに関して、あたかも行なっていなかったという「ゼロベース」の仮定によって、今この段階で行うのかという根本的な問いによってのみ成立するのだと思います。
したがって、すべてを白紙に戻して問い直すこと、ご破算にして考え直すことを敢然と行なう意思と実行力が重要と言えるでしょう。
来週からは、新たな年度の幕開けです。
気分を新たにすると共に、この「捨てる」というチャレンジを行ってみて頂きたいと思うのです。
資格もまた同じです。
あることを前提に自らの目的や目標を設定することは大切ですが、それが逆にあらゆる活動において制約となり、自由な発想やBreak Throughが妨げられるとしたならば、非生産的と言わざるを得ません。
技術士法に定められた「公益確保の責務」を実際面において行うためには、「ゼロベース」思考は大切だと思います。
これから技術士試験に挑戦される方々には、取得した後の青写真を思い描きながら難関に挑んで頂きたいと願うばかりです。
間もなく受験申込みが開始となります。
技術士に求められる資質を理解し、十分応えられるだけの技術的体力を普段の業務の中で養って頂きたいと思います。
その時、技術は積み重ねだと言われますが、同時に廃棄も大切なスキルアップの作業だという理解の下、日々研鑽を積んで頂ければと思います。
ヤマトもいよいよ全開モードへシフトする時期を間近に控えています。
何だかワクワクしてきました。
同様な皆さまからのメッセージをお待ちしたいと思います。
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
ヤマトです。
タイトルだけを見ると「前置詞から学ぶEnglish」シリーズのようですが、決してそうではありません。
マネジメントの祖と言われるドラッカー氏の言葉です。
Build on strength
つまり、強みの上に築け。
成果をあげるためには、人間の強みを生かす必要がある。
決して弱みを中心に据えてはならない。
成果を上げるには、利用できる限りの強み、即ち同僚の強み、上司の強み、自分自身の強み、を使わなければならない。
強みこそが機会である。
強みを生かすことが、組織特有の目的である。
これを技術士試験に対する戦略として考えた時、「科学技術に関する高等の専門的応用能力」が験されるのであるならば、「経験」のある部門・科目を選択するのは当然のことです。
したがって、「経験」という「強み」を生かすことを考えなければなりません。
しかし、「経験」=「応用能力」 とはなりません。
ここで言う「経験」とは、あなたでなければできなかった経験と理解しなければなりません。
つまり、マニュアルに従った成果では、誰が担当しても同じ結果にしかならないと言えますから、あなたでなくても良かったという事になってしまいます。
これでは「経験」が「応用能力」とは見なされないことは言うまでもありません。
もっと噛み砕いて言うならば、「応用能力」とは「マニュアルでは解決できなかった問題をどのように対応しようと考えたのか?」が問われるのだと言うことです。
結果は求められていません。
つまり、解決できなくても構わないということです。
プロセスのみが求められていると言っても良いでしょう。
なぜこのような事を書いたかと申しますと、間もなく試験申し込みが開始される時期だからです。
試験への申し込みは、単なるスタートラインであるばかりでなく、ゴールラインを左右する作業でもあります。
ゴールを左右するとは、口頭試験で試験官を誘導する道標を設定するということです。
そして、その道標をさらに明確に照らすものが、体験論文となる訳です。
こうした点を理解して、夏の筆記試験に取り組むならば、全てのシナリオが1本の道となってくるのではないでしょうか。
●受験申し込み書
●一般論文
●専門論文
●体験論文
●口頭試験
これらの内容が1冊の本になるような取組の求められる試験。
それが技術士試験だと言えるのではないかと思っています。
そして、これらの中で自らの「強み」を遺憾なく発揮するのです。
最後に1つだけ。
自らの「強み」は自らが一番良く分かっていると思いがちです。
しかし、意外と自らが気づかない「強み」というものがあるものです。
これは異分野の方と交流したりすると、ハッ!と気づかされたりします。
しかし、こういう機会はなかなか無いとおっしゃる方には、先輩技術士を頼るということが効果的だと思います。
このため、APECさんのSUKIYAKI塾が大繁盛となっているのですね。
ヤマトには指導能力が十分あるとは思えませんが、技術士試験についてご相談がある方は遠慮無くコメントをお寄せ下さい。
可能な範囲で対応をさせて頂きます。
キックオフは間もなくです。
気合いを入れて参りましょう♪
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪