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プロフィール
HN:
ヤマト(^_^)v
性別:
男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。

やっと重い腰を上げて、さぁ今年の課題に取り組もうと本屋さんで必要な書籍を購入しようと致しました。
ところが、二級建築士の試験は7月中旬。
えっ!!!
そんなに早いの???
まったくリサーチができていなかったため、とても今年は受験できそうにありません。
早くも白旗宣言のありさまです
情けないですねぇ。。。
とは言いながら、もう少し粘りますけどね

さて、タイトルに示した「誤算」と「失敗」
似ているようでありながら非なるものに感じられるでしょう。

これは『失敗学のすすめ』で有名にして、ヤマトの尊敬するお一人、畑村洋太郎先生のお書きになった文章の中にあったキーワードです。

「失敗学」から見た誤算の正しい生かし方

このようなタイトルで書かれた文章です。

「誤算」とは、事前にシナリオがあり、それぞれの段階に応じたリスク分析とその対応が事前に決定されているものである。
したがって、シナリオとは異なる事態が発生し、失敗をした場合、言葉として出るのは「シマッタ!」であると定義されています。

ところが、事前にシナリオを研究する訳でもなく、場当たり的に実行し、失敗をした場合、言葉として出るのは「コマッタ!」であると畑村先生は記述なさっていらっしゃいます。

なかなか微妙な表現の違いですが、とても奥の深い言い回しだと感じます。

そして、「コマッタ!」の背景には、自ら意思決定をして実行したのではないというネガティブな思想があるとおっしゃっていらっしゃいます。
つまり、他人が決めたことを自らは単に実行しただけなのだから、失敗の責任は自分には無いというような後ろ向きな思考です。

さて、
誤算が生じた場合、事前に行ったシナリオ分析と評価・判断・対策に対する予測と実際の結果には当然差が生じているはずです。
教訓とは、この差をもって認識・理解し、それを分析することによって教訓とすることができるとおっしゃっていらっしゃいます。
そのとおりだと思います。

これによって、別なプロジェクトを企画・計画する時には、作成するシナリオの幅が拡大し、分岐構造も複雑にできる可能性が生じます。
同時に、プロジェクトの失敗確立を低減することも可能になるでしょう。

それともう一つ重要なこと、それはシナリオはスタティックであってはならないと指摘なさっていらっしゃいます。
そうです。
ダイナミック・シナリオにしなければならないとおっしゃっていらっしゃるのです。
これはなかなか有段者の対応ですね。
総監のバイブルである青本でもここまでは教えていないと思います。

プロジェクトは、様々なフェーズから構成されています。
プロジェクトとは、期間を持っています。
この期間の中で様々なフェーズは実行されていくことになります。

しかし、この期間中社会・経済状況が一定などということは絶対にあり得ません。
また、それほど大きなスコープで考えなくとも、プロジェクトを取り巻く環境に限定しても、プロジェクトの進展にしたがって、ステークホルダーの認識や受容などのレベルは変化することになります。

このように考えると、プロジェクトのシナリオは、企画・計画段階で固定してしまうのではなく、変更管理によるダイナミック・シナリオが絶対に不可欠であることは当然と言えるでしょう。
そして、そのダイナミック・シナリオを企画・計画段階から想定しておきなさいと畑村先生はおっしゃっていらっしゃるいのです。

ビジネスの失敗には次の2種類存在すると畑村先生はおっしゃっていらっしゃいます。

①想定外の事象による失敗・・・企画・計画段階で考慮すべきであったにもかかわらず、考慮をしなかったことに伴う失敗

②変更による失敗・・・シナリオを変更するに当たって、様々な影響を考慮し尽くしたつもりであったにも関わらず発生した失敗

①から得る教訓は少ない一方、②からは大きな発見・教訓が得られると畑村先生はおっしゃっていらっしゃいます。
①は初心者的対応であり、②は有段者的プロジェクト対応だとヤマトは考えます。

最後に、ダイナミック・シナリオを作成するためには、自ら動け!
このようにおっしゃっていらっしぃます。
これは『プロフェショナル 仕事の流儀』にご登場される方々から常に聞くことのできる言葉です。
ヤマトも全く同感です!

考えて、考えて、考え抜いて
そして、行動する。
すると、良くも悪くも結果を伴うことになる。

事前に考えなていければ、結果は単なる結果としての価値しかなく、得るモノは何もない。
つまり、「失敗は失敗のモト」にしかならないということです。
「失敗を成功のモト」とするためには、事前にダイナミック・シナリオを作りなさい。
こういうお話でした。

総監を勉強なさっていらっしゃる方々には、お役に立つ内容だったのではないかと思います。

さて、WBCも佳境を迎えています。
一方で、国内では春の選抜高校野球が昨日開幕致しました。
その第一試合で、岡山県代表の古豪。倉敷工業が登場致しました。
皆さま既にご承知のとおり、凄い死闘の末勝利を収めることができました。
あの粘りこそ見習うべきであり、あのスタイルこそが倉工野球の真髄と言えるものです。
これからも注目したいと思っています。

春本番と言えるような陽気の毎日です。
しかし、今週末には寒波が再び襲ってきそうです。
風邪をひいてしまったヤマトは、今日は一日家に籠もります。
皆さまはタップリと春の陽を浴びて下さいませ!

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

技術士受験熱に水を差すようなタイトルですが。。。
決してそういう意味ではありません。
むしろ、さらに上を目指せ!
そのような捉え方です。

我々は技術者です。
土木という領域の技術者です。
土木には現場が必ず存在し、我々はそこへ行くことなく自らの責務を果たすことなどできません。
したがって、自分の領域だけで活動をしている訳ではないと信じていると思います。
ところが、それは間違いだということに気づくべきです。

そうした考えの参考になるものが以下に示す6つの法則です。

法則1 技術者は、人に誇れるコア技術を持て

法則2 「技術のロマン」に「ビジネスのロマン」を重ね合わせろ

法則3 技術者の工程表を疑え

法則4 ドリームパワリングを発揮しろ

法則5 技術者は奥の院から外に出よ

法則6 戦うためのツール「プレゼンテーション力」を磨け

上記6つの法則のネタ本です。

タイトルにおびき寄せられ読んだのですが、結構面白い本でした。
総監とリンクする部分があり、総監力の用い方とはこうした考え基づいて実践していくべきなのだとより強くその思いを抱いた本でした。
この分野はごんぎつねさんの得意分野なのかもしれませんから、鋭いご指摘を頂く可能性がありますね
また、総監以外の部門を受験される方にとっても示唆に富む内容を与えてくれるはずです。

あっさりと読めてしまう本ですから、受験勉強に疲れた時などはお薦めなのではないでしょうか♪

子供が県外の大学へ進学するため、その準備に毎日を使わなければならない状況が発生しています。
しかし、今日は車のタイヤを交換しなければ・・・
さすがにもうスタッドレス・タイヤは不要だと思います。
ところが、ノーマル・タイヤはすり減りが激しく、更新しなければならない状況が発生しています。
出費が続き少し辛いのですが、背に腹は代えられません。

また、今日から高速道路料金が割引となりますが、ヤマトの車にはETCが付いていません。
必要性が無かったからです。
しかし、子供が県外へ進学したため、設置しようかと考えています。
どうせ設置するならば、割引期間に対応しておく方が良いでしょう。
ところが、世の中同じようなことを考える方ばかり。。。
ETC車載器は品切れ続出!
そこで、モーダルシフト。
やはり県外へは敢えて自家用車で行くのではなく、公共交通機関の利用が良い!

いずれにしても今日も出費の多い一日となりそうです。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

皆さまよくご存じのAPECさんが主催される「SUKIYAKI塾」の『出願支援講座』の受付が昨日3月15日から開始されました。
が・・・アッという間に定員オーバー!
定員は100名でしたが、受付開始からわずか50分で定員に達してしまったそうです。
昨年度当たりから技術士受験熱が以前にも増して高まっていることをAPECさんが指摘なさっていらっしゃいました。
その傾向はH21年度も継続しているようです。

資格取得を目指すこと自体は結構なことであると思いますし、そのことを通じてあらゆる面でのスキルアップが図れる効果は確かに存在します。
しかし、資格取得自体が目的化していないか???
それが心配です!

最近読んだ『技術経営の挑戦』に以下のような文章がありました。
長期の景気低迷が続く中、リストラという名の人員削減が進行し、人も企業もすっかり余裕を無くし、自ら機会を開拓し積極的に挑戦しなくなってしまった。
失われた10年の間に日本人が無くした最大のものは、自らの責任において敢えてリスクに挑戦する気概である。
多くの若者が、公務員や教員を志望したり、医師や弁護士などのライセンス取得を目指している。これらの多くは、規制によって立場が守られ、税金によって賄われている職業である。こうした傾向は、個人がリスクをとらない安全志向、安定志向の蔓延による結果である。
結果として、公務員や特殊法人職員が過剰になり、国・自治体の財政肥大化と共に相変わらず官主導・中央主導から転換できない状況が続いている。
規制緩和も思うように進展せず、既得権益がはびこる結果、真の競争が発揮されない。
これではブレークスルーなど起こるはずがない。
以上。

確かにおっしゃるとおりです。

グローバル・ワイドに考える時、国の目標として何を目指すべきなのか?
それを実現するためには、何を・・・
この国家戦略の無さがそもそもの問題でしょう。

最近MOT関連の図書を読む機会が増えているのですが、その中で目につくのは技術屋の視点です。
技術に精通した技術屋が戦略を立案しなくて、一体誰が考えるのか?

そうです!
技術士資格はスキルアップの一つのアプローチですが、それをこうした戦略立案フェーズで思う存分活かすべきだと思います。
そうした気概のある技術士の登場が相次ぐような環境を創り上げていく必要があるでしょう。

みんなで頑張りましょう♪

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

結果のご報告ぐらいはせめてさせて頂かないと、責任が果たせないと思います。

一応、総監は『合格』でございました。

ヤマトのような、こんな低レベルな者でも合格できるのですから、来年度総監を目指される方々にとって、勇気と自信をさし上げる結果ではないかと思います。

これでH20年度の資格試験はすべて終了となりました。

■技術士(建設・土基礎)・・・筆記試験で敗退

■技術士(総合技術監理)・・・合格

■土木学会認定上級技術者資格・・・合格

3戦して2勝1敗の結果となりました。
これまで0勝?敗が続いていたことを考えれば上出来と言えますが、たかだか試験。
やっと一段の階段を上がったに過ぎません。
目指すべき頂きは、遙か彼方の雲のさらに上です。
こんなにノンビリしたことをしていたのでは、人生の目的を達成するための時間が不足してしまいそうです。

けれども、その無為に過ごした時間の中にこそ真に必要で且つ重要なポイントがあったような気がします。

高い視点に基づく広範囲をカバーする視野の醸成、長期的展望に立った戦略的取組思想の形成、世界全般を俯瞰する大きな目的軸に基づく段階的なスキームの構築と実践、そしてこれらを具体的に実行していくためのポジション確保

我、未だ希求すべきところに達せず

ヤマトはまだまだ小さな技術者です。

目の前の小さな出来事にまだまだ振り回されて、大きな流れを創ることさえできないでいます。

皆さまからの叱咤激励を胸に明日の一歩を踏み出そうと考えています。

以上、簡単ではございますが、ご報告とさせて頂きます。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

まだ風邪が完全には治りきっていません。
普段の不摂生がたたっているのでしょう。。。
昨夜も咳き込んでしばらく眠ることさえままならず、寝返りばかり打っていました。
早く治さなければ、次のステージへ乗り遅れてしまいます。

さて、今日は時間が惜しいのであっさりと本論へ入っていきます。

バウビオロギー
聞いたことのある方は相当の通とお見受け致します。

言葉を分解すればあぁ~なるほどぉ~となります。

バウ=建物
ビオ=生物
ロギー(≒ロゴス)=精神性

つまり建築生物学、建築生態学と訳されるそうで、自然派住宅、環境住宅,省エネ住宅などを含む概念と言われます。
人が健康に暮らせることと、建物の環境負荷を減らすことの両立を目指す概念と言われており、スイスやドイツから広がった設計概念だそうです。

このバウビオロギーの設計手法には以下のような25の原則と言われるものがあります。

1 建設地を吟味する
2 工業地帯の中心や幹線道路から住居地をはなす
3 緩やかに分散した建築の風景、緑あふれるジードルンク
4 自然とむきあう、個性的で人間的な環境とは
5 自然素材を適材適所に
6 周壁面は呼吸できるように
7 室内の湿気を、吸放湿性のある建材によって調節する
8 空気中の汚染物質を、建材の吸着性によって無害化する
9 断熱、蓄熱のバランスを
10 室内空気温度と周壁面温度バランスを
11 太陽エネルギーを有効利用しつつ、放射熱による暖房を
12 新築物件の湿気と建材の乾燥
13 心地よい室内の匂い、有毒ガスを放出しないこと
14 色彩、照明、自然採光のバランスを
15 遮音、振動の検討
16 高い放射能を放たない建材を用いる
17 自然の大気電場を保持する
18 自然の磁場を歪めない
19 人口の電磁場を広げない
20 生命に必要な宇宙的・地上的放射線を変えない
21 空間造形のための生理学的認識
22 調和的な尺度、プロポーション、フォルム
23 環境問題と製造エネルギー
24 限りある資源、貴重な資源の乱開発に歯止めを
25 社会に負荷を与えない

中には新興宗教か?と思えるような内容も含まれています。
しかし、これは訳語の上でのトラブルと理解すべきだと思います。

それぞれに解説は付しませんが、ヤマトなりに考えたのは、昔の大工さんが行っていたような配慮をして作る建物のイメージが湧いてきました。

先日ご登場頂いた宮大工の小川三夫氏の師匠西岡常一氏が語られた言葉に次のようなものがあるそうです。
『木は方位のままに使え』
『木組みは寸法で組まず木の癖で組め』
『諸処の技法は神徳の恵みなり、祖神忘るべからず』
『人に任せ、人に譲ることで、伝統を生きたものとしてつないでいけ』

バウビオロギーの本質は理解できなくてもある程度概念的なものは分かるはずです。
そして、西岡氏の言葉と対比して、考えて頂きたいのは、我々は近代化とか科学技術の高度適用などといった言葉を利用して、高度な文明社会を構築してきました。

しかし、今こうして昔ながらの伝統的な技法を海外からわざわざ輸入しなければならない事態を招いています。
失ったものの大きさにそろそろ気がつかなければならない時期ではないでしょうか?

土木や建築分野で最も大切なものを、ヤマトは感性だと考えています。決して詳細で精緻な計算を行いうる能力が上位に位置づけられることはありません。
しかし、技術士としてのヤマトを見る周囲の目は違うようです。
知識が豊富で、あらゆる構造計算等をいとも簡単にこなしてしまう能力を有する者と考えていらっしゃる方の実に多いこと。
話が脱線してしまいました。。。

バウビオロギーを否定するつもりは毛頭ありませんが、日本の伝統的な建築スタイルを復興すると共に、そこに生きる精神を継承していく工夫が必要であるということが言いたいことなのです。
もちろん、そこに適用可能な科学技術を導入することに反論を述べるつもりはありません。
要するに、現代版の伝統的建築スタイルを構築すべきであろうという考えです。
強いて言えば、建築ルネサンスを興すべきではないかと思います。

環境問題が卑近なテーマとなっている現在、空調設備無しで暮らせる住環境というのは理想だと思います。
何かを考えるきっかけとしては面白い題材だと思いました。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

コン太さんがいよいよ明日に迫った土木学会技術者資格試験のため上京されます。
等身大のコン太さんを表現してきて下されば、十分勝機はあると考えています。
明日を志し、土木に力を注ごうとされる方を応援し、支援するのは、ほんのわずかだけですが先に進んだ者の責務と考えています。
どうか他の技術者とは異なる技術者・コン太の有り様を遺憾なく発揮してきて頂きたい!
こう願い、遠くからですが応援のエールを贈りたいと思います。
また、他の技術者の方々でも、何かご相談事がある方は左下の「ヤマト通信」から気軽にご相談下さい!
明解にとは決して参りませんが、ご相談をお受け致します。

さて、今回は総監の口頭試験の内容について記述してみたいと思います。

1.受験の動機と取得後の活用方針について述べよ。
あれっ!?業務概要をしゃべらせてくれないの?つまんないなぁ。。。
  このように思いつつ、若干業務経歴に触れながら回答する。


2.技術的体験論文の詳述部分について、もっとも成功したと考えられる部分について紹介下さい。
やはり業務概要が飛ばされてしまっている。いきなりそこへ質問が行くのかぁ。。。
  もっとも成功した部分なんて聞き方は総監的ではないなぁ。。。
  このように思いながらも総括的に総監的視点で回答する。
  少し意地悪く分かったような、分からないような回答をする。
  さらに突っ込み質問を期待する。


3.ある有力者が無理難題(予算的・納期的に困難な課題)を申し入れしてきた時、あなたはどのように対応されますか。
あれっ!?突っ込み質問は無いの?つまんないなぁ。。。
  で、何なに?有力者が無理難題?で、どうするかって?何ですかこの質問は???
  で、次のように逆質問
  「有力者が申し入れされたとのことでございますが、
  申し入れ内容はステークホルダーの合意形成が図られた結果と考えて宜しいでしょうか?」→OK
  ふぅ~ん。。。
  この結果を受けて、基本的な考え方を説明し、内容をブレークダウン。
  さぁ突っ込み質問は何かな???

4.詳述論文の社会環境管理と安全管理のトレードオフとは具体的にはどのような内容か。そして、どのように解決したのか。
えっ!前の質問もあれで終わりなの?
  浅いなぁ。。。質問レベルが。
  今度は詳述論文にテーマがシフトかぁ。。。
  わざと詳細が分からないように書いてあるので、聞いてもらわなきゃね


5.詳述論文中の人的資源管理と情報管理のトレードオフとは具体的にどのような内容か。
次から次へくる。くる。
  想定内の質問だ。

6.失敗事例を紹介し、何が問題であったのか。現時点ではどのように対応すべきであると考えるのか。
これも想定内。
  但し、3事例を準備していたので、場の空気によりどれを選択するかを瞬時に判断して1つを選択。
  かなりインパクトの大きいものを選ぶ。
  さぁこれはどのような突っ込みがあるか!?


7.技術士倫理要綱について知っていることを述べよ。
えっ!これも単に聞いて終わりなの?
  浅いなぁ。。。時間がないから仕方がないんだろうけど。。。
  こんなので良いのだろうか???

8.CPDについて知っていることを述べ、どのような取組をしているか述べよ。
説明せよねぇ。。。
  はいはい。
  ここでとっておきのストレート・パンチを繰り出す。
  へへへっ
  これは追求質問は無いはず!


9.技術者倫理に反する事例を挙げ、どのように思うかを述べよ。また、これを防止する方策について述べよ。
きた。きた。これも想定内。
  いつも使っている手で通過。
  持論展開も付加しておいた。


10.最適と考える計画を提示したにも関わらず、ステークホルダーの多くが計画とは無関係な根拠に基づいて計画の反対を表明した。あなたはどのように対応するか。
えっ!何ですかこの質問は???
  時間が余っちゃったのかなぁ。。。
  こんなの総監的視点で回答すれば簡単じゃないですかぁ。。。
  単なる時間つぶしなの?

整理し終えて考えたのだけど、質問を一つか二つ記録し忘れている気がしています。
何だったのかなぁ?
これだけだったかなぁ?
もう分かりません
まっ!良しとしておきましょう♪

H21に総監を目指す方々の参考にはなるでしょう。

さて、H21のヤマトの取組の一つに二級建築士があります。
早速お知り合いの方に受験指導を依頼し、快諾を頂きました
これが素敵な方なんですねぇ。。。
教えて頂くのが嬉しくなるような。。。
但し、厳しい方であることは疑いがありません。
こてんぱんにやっつけられそうで戦々恐々としています。
でもとっても楽しみです。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

口頭試験前には、多くの方々にご心配を頂きコメントをこのブログに頂きました。
心より御礼申し上げます。

さて、今回の口頭試験はヤマトにとって通算4回目となります。
過去の成績は2勝1敗。
1敗は総監でした。
そして、再びこの総監の口頭試験です。
所謂リベンジとなります。
しかし、最初の口頭試験は実に6年も前のこと。
一端天狗になった鼻は折れてもそのことに気づかず、長らくみっともない姿をさらしていたものです。
ヤマトのぼんくらさを特徴づけるものでした。

しかし、やがて気づきこれでは絶対にダメだ。
このように思ってPMPさんの講座へ申し込んだのが3年も前のこと。
優秀な講座メンバーの方々は、いち早く目標を達成されました。
ヤマトは最後の最後に頂ける可能性のあるところまでようやく辿り着いたという感じです。
その口頭試験も昨日終了致しました。

その時系列を少し振り返ってみたいと思います。

17日(土)

午後一の新幹線で東京へ
 空路という代替案もありましたが、積雪等の影響でアクセス不能のリスクを回避
 車中でもそれほど本気で勉強に集中するという意識はなくうつらうつらZzz...
 途中富士山が比較的きれいに車窓から見えたため、通路側のヤマトは思わず携帯でパチリ
 ところがシャッター音を発生させてしまい、窓際席でお休み中だった方の耳元だったため迷惑そうな顔をされる
 (>_<)申し訳ありませんでしたm(_ _)m

午後3時半頃品川駅着、そして渋谷へ
 品川駅には初めて降り立つ
 駅構内の様子が全く分からないので、人の波について歩く
 やがて山手線の案内があり、ホームへ降り列車の到着を待つ
 遠い昔、初めて東京へ行った時、山手線はぐるぐる回る路線だから反対回りに乗っても大丈夫
 こう教えられ、適当に乗って、わずか2駅の場所に1時間以上かかってしまった経験を持つヤマト
 間違いなく新宿方面へ向かう
 混雑具合は普通
 東京でヤマトが普通というのは、楽に乗車できる状態を言います
 勿論立ちっぱなしです
 ほどなく渋谷へ到着
 さてここからが問題なのです
 勉強する気になった時、資料が無くては話にならないと思い、山のように資料を持参しました
 重たくて仕方がない
 早くホテルへ到着し、身軽になって会場の確認に行きたい
 こう思って地図を見ながら歩くその前に
 アレッ!変だぞ
 変なはずです
 ハチ公前に出る予定が真反対に出てしまっていました
 ここは新宿駅とは異なり、駅構内が通過しやすいので大丈夫
 そして出た出た、ハチ公前
 さて、ホテルはどこだぁ???
 JTBでもらった地図ではさ~っぱり???
 以前もこうしたことがあったので、今回はMapFanだったかな?地図を印刷して持参
 これには通の名称が記載されているので迷子になりにくい
 それにしても土曜日の午後だけあって、渋谷はどこもかしこも人・ひと・ヒト...
 それだけで疲れてしまいそう

ホテルへ到着
 迷子にはならなかったけど駅に到着から凡そ30分を要してやっとホテルへ到着
 ヤレヤレ...疲れたぁ...
 田舎者はこれだから困りますよねぇ...
 u.yanさんに笑われてしまいそうです
 チェックインを済ませ、部屋へ行く
 中は狭い!
 まっ一晩だけだから良いかぁ...
 昼間でも迷子になりやすいヤマトのこと

フォーラム8へ
 早く会場へのルートを確認しておこう
 さもないとこのホテルにも帰り着かなくなる可能性がある
 こう考えて、出かける
 渋谷駅へのルートを選択したが、逆向きに歩くと景色が違うため早くも怪しくなってくる
 しかし、ハチ公前に出たためホッ...
 そこからシブヤ109を目指す
 H18の口頭試験の時にはシブヤ109から選択したルートが間違っていてラブホ街に迷い込んでしまった
 今回は大丈夫!
 シブヤ109を右手に見ながら道玄坂を上っていく
 そしてめっけ!
 フォーラム8
 一応中に入って試験会場に間違いないことを確認し方向転換
 渋谷駅方向へ向かう
 これは流石のヤマトも迷いようがない一本道
 そして、来た道をホテルへ向かう前に東急東横店に立ち寄る
 目的はナイショへへへ

再びホテルへ
 ホテルへ帰り、それでも少しは資料に目を通すか?
 30分も経過しない内にもう飽きてくる...
 どうも東京で一人外食をするのが苦手なヤマトはホテルの部屋で食事を摂る
 TVを見ながら食事をしていましたが、そのままTVをつけっ放しでいたところ
 「ハリーポッター-炎のゴブレット-」を放送していた
 一度見てはいるが...
 この映画はやたら時間が長いことを知りつつも
 悩んだ結果見ることに決定
 そして見てしまった!
 放送終了の時刻は23:30
 あぁ~やってしまった!
 前日の勉強はほとんどゼロ
 本当に素のままで口頭試験を受ける気なんだと自ら知る
 そして眠たくなったのでベッドに潜る

18日(日)

起床前の出来事
 勉強はしていなくとも、緊張感は出てきたのかもしれない
 朝4時に目が覚めてしまった
 昨日のブログに記載のとおり、何だか良く分からない状態が発生する
 自ら考えてシナリオを作成し話しているのか?
 それとも夢なのか?
 良く分からない状況で話している自分がいた
 そして、2つの業務概要について、概ねこれでOKだろうと思えるシナリオを話し終わった後
 安心して再び眠りについた

起床後ぼんやりからおもむろに
 起床予定時刻を7時としていたが、それまでに2度ほどは目が覚めた
 しかし、その都度時計を見てまだ早いと言い聞かせ寝る努力をする
 やがて起床時間になり目覚まし時計が鳴る
 アラームを止めてベッドから出る
 TVを点ける
 天気予報では雨の可能性を示唆しているではないか
 しまったぁ!折りたたみ携帯傘を持参し忘れた...
 そこで今後の予報を注視する
 しかし、東京は日中雨の可能性が低いことを確認
 但し、フォーラム8までの道中コンビニの位置だけは確認の必要がありそうだと言い聞かせる
 なぜだかお腹が空いていたのでパンをほうばる
 ドリップ式のコーヒーを飲む
 あぁ~うまい!
 しばらくはTVを見ながら過ごしていたが
 やはり一度は時間を計ってシナリオの確認が必要だろう
 こう思って夢の中で作り上げたシナリオを実際にしゃべってみる
 時間配分並びにトータル時間も申し分なし
 良いじゃないですかぁ!
 本当にビックリです
 あの夢なのか現実のなのかはっきりしない時間は何だったのか?
 今でも良く分かりません...
 このホテルのチェックアウトは12:00だったので時間ギリギリまで居座る
 そして身なりを整えて、いざ出発

試験会場へ
 チェックアウトを済ませて外へ出た
 東京ではお昼というのはまだ早い時間なのだろう
 昨日の人混みはまだ無い
 比較的歩道も歩きやすい
 荷物を渋谷駅へ一時的に預けようかとも思ったが、わずかな時間だし、まっ良いかぁ
 このように意を決してフォーラム8へ重たい荷物を持ったまま向かう
 アレッ!
 フォーラム8はどこ???
 と思いきや
 通り過ぎていました
 何のために昨日会場の確認に来たのやら???
 引き返してフォーラム8の中へ入る
 指定のフロアまでエレベーターで上がり、受付を済ませる
 受付会場とは異なる部屋が受験生の控え室だ
 以前もこの部屋ではなかったか?
 中へはいると午後からの受験者数人座っていらっしゃった
 ヤマトはともかく重たい荷物を置きたかったので席を確保した
 そして喫煙場所へGO!
 あの重たい空気の控え室で時間までずっと座っている気は毛頭無い
 今更勉強なんてする気にもならないし...
 再び控え室に戻る時、自らの口頭試験会場の確認を行う
 結構部屋数だけは多く準備してあるようだ
 そして、控え室へ
 他の方々は何だか必死で資料に目を通していらっしゃる
 邪魔をしてはいけないので、やはり部屋の外へ出て喫煙場所へ再び戻る
 屋外なので寒い
 二度目はコートを羽織って行く
 飴をなめたり、ガムを噛んだりして時間は経過した
 ヤマトの前の受験者が試験室に入るのを確認した後
 試験室前に移動する
 5分前に試験室外の椅子で待機となっているからだ
 ヤマトは概ね30分前に荷物を移動した
 早すぎると注意を受けるかとドキドキしたが誰も来ない
 なぜこんなに早く移動をしたのか?
 あの控え室には居たくなかったからに他ならない
 そして、トイレに行ったり、喫煙場所へ行ったりしながら時間が来るのを待った

試験室内へ
 前の受験者の方が退出された
 いよいよヤマトの順番かぁ...
 緊張しろよと自らに発破をかける
 それぐらいに緊張感がない...
 大丈夫なのか?
 やがて、中から試験官の方が出てこられて、ヤマト(←もちろん本名で呼ばれる)さんですか?
 こう声をかけて下さって室内へ案内を受ける
 荷物を持って室内へ入り、入ってすぐの場所に準備してあった机の上に荷物を置く
 そして、2名の試験官の前に準備された椅子へと案内された。
 ヤマトはやっと覚えた受験番号をかろうじて伝え、試験官から着席を促される
 実はこの時ヤマトはマスクをかけて入室していた
 本当は着席後マスクを取る作戦だったのだけど
 あまりにわざとらしいので荷物を置いた直後に取り去っていた(←リスクマネジメントへ誘導するため)
 
試験開始
 いよいよ始まる
 まず試験官は2名で左側に座られている方が、入室を促して下さった方だ
 温厚そうな感じの方でコンサル系の技術士の方か?
 右側に座られている方は、足を伸ばして座っていらっしゃる少々取っつきにくい感じだ
 ヤマトが試験官の側に座ると、もしかしたらあんな感じかぁ...と思えるような方だ
 まず最初は、左側の方から質問が始まった
 通常緊張に支配されている受験者をほぐすため、
 試験官の側から「今日は○○から来られたのですね。いつ来られたのですか?」などの会話から始まる
 今回は「普段どおりの話し方で緊張せずお答え下さい」と言われて始まった
 
 ・・・(口頭試問の内容は割愛)

 最後の質問に答え終わった時、試験官のお二方とも時計に目をやり、目配せの後
 左側の試験官の方が「これで口頭試験を終わります」とおっしゃられた
 ヤマトは立ち上がって、
 「ありがとうございました」
 「どうぞ宜しくお願い致します」
 このように述べて深々と頭を下げた
 荷物置き場に置いてあった荷物を取り、試験室から外に出て、再び「失礼致します」と頭を下げた
 そしてドアを閉めた
 
試験終了
 終わったぁ...
 時計を見ると概ね28分ぐらい
 長すぎないか?
 この時間確認の段階で既に少々不安感を抱く
 が、終われば東京に用はない!
 さっ、帰ろう♪
 渋谷駅を目指して歩く
 おやっ?雨?
 まさか!?
 日中雨は降らない予定だったのでは?
 足早になる
 走るようにして渋谷駅へ向かう
 下り坂ということもあるが5分ほどで到着
 事前に購入していた切符で改札を通過

帰路へ
 品川方面の電車に乗り込む
 珍しく座ることができた
 この時は試験の内容のことなど全く眼中になかった
 品川駅に到着
 一気に新幹線のホームへ向かう
 行くと丁度博多行きの「のぞみ」が出発しようとするところだった
 ちゅうちょ無くこれに乗り込む
 そして席を確保し、荷物の整理をして口頭試験の復元に挑もうとする
 しかし、気が乗らない
 一服する
 睡魔が訪れる
 睡魔の誘いに負ける
 1時間ほど眠っただろうか
 起きて再び挑戦
 眠ってしまった影響で記憶が戻るのか?
 少々不安だったけど、何とか思い出して記録する
 しかし、何だか質問数が少ない
 また思い出すことがあるかもしれない
 こう思い直して再び寝る
 持参していた学会誌を開くも、意欲に欠け全く読む気になれない
 こうしてぐうたらした状態で岡山まで帰ってきた。

このように見ると、試験勉強なんてほとんど行っていないことが分かります。
睡眠学習法などと冗談ぽく書いた記事もありましたが、ともかく終わりました。

今年度の資格試験はこれで全て終わりです。
しかし、今日から新たなスタートです。
ターゲットを絞り、情報収集から開始しなければなりません。
ここで一旦気を緩めてしまえば、再び緊張させるためには相当な時間を要する結果となります。

体の強さは「体力」と言われます。
頭の良さは「能力」と言われます。
しかし、頭にも体力的な要素があると思います。
つまり「頭力」
これは「能力」を継続する力を指すと考えます。
「頭力」も「体力」同様鍛えれば、鍛えるほど継続力が向上すると考えます。
しかし、これも年齢に伴う衰えが発生します。
これを補うのが「能力」なんだと思うのです。
「能力」はあらゆる機会を通じて向上させることができます。
「能力」と「頭力」が総合して発揮されるのが個人のスキルだと考えれば、時間を浪費している暇はありません。
もちろん「頭力」低下の著しいヤマトは、当然休みながら進むほか無いのですが...
但し、動機づけだけは今の段階で行っておかなければ、場当たり的な対応しかできないこととなります。
それでは総監技術士とは言えないでしょう。(←まだ頂いてはいませんが...)
予めQCDを定めてスケジューリングし実行するのが総監技術士です。

そう思って前に進むしかありません。

今回のブログは少し長めになりました。
GRIDさんに納得して頂けるでしょうか?

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

今朝は4時に何故だか目覚めてしまいました。
そして、不思議とシミュレーションを開始しているのです。
夢か現かはっきりとしない状態で業務概要をしゃべっているのです。
そして、一通り終わると概ね10分と時計も確認することなく、安心している自分がいます。
そう思った瞬間、再び睡魔に引き込まれていきました。

午前7時に起床するまでの間、2度目が覚めましたが再びシミュレーションすることはありませんでした。
いったい何だったのだろう???
そして、今再び夢の中でのシミュレーションに従ってしゃべってみると、確かに10分です!

びっくりしました(?_?)

今まで考えていたシナリオとは異なり、初めてしゃべるシナリオだったからです。
これで合格を手にしたとしたら、神様の存在を信じない訳にはいかない!
そんな気分です。

午前中はホテルで過ごし、午後からゆっくりと会場へ移動します。
口頭試験当日にblog更新する変り者は、ヤマト以外にはいないでしょうねf^_^;

実は昨日やっとモバイルのNINJAサイトからblog更新できることが分かったため、tryしてみました(^_^)v

ではbestを尽くして参ります!

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

明日は東京へ向け出発です。
依然として何も具体的に対策を練っていません。

本当に良いのか!?
そう自問する自分がいる一方で、ダメなら最初からやり直すまで。
そう言い諭す自分がいます。

口頭試験に向け汗をかく方が多い中、こんな口頭試験受験者って他にいるんだろうか?

もっともやる気にならない以上はどうしようもありません。
素のままで行ってくるとしよう♪

それでダメならそもそも総監マインドも総監知も元より備わっていなかったのだから仕方がありません。

実は、口頭試験よりも気がかりなことがあります。
ここではプライバシーに関することなので記述できませんが。。。

一刻も早く口頭試験を終わって、即刻帰らなければなりません。
行ってどのようなパフォーマンスをするかというよりも、如何に早く帰るか。
その方に軸足を置いている自分が分かります。

行ってしまえば、やむを得ず対策をし始める自分を確認できるのかもしれません。
どのような自分と向き合うのか。
ともかく明日は出発です。

タイトルに記述したとおり、何だかまぬけな感じです。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

昨日、師匠から以下のようなコメントを頂戴致しました。

「何も準備せず『自然体』で向かえ!」

これは、このブログを読むと共に、メールで泣き言を綴ったことに対するものでした。

「実務面において日頃から『総監的視点』で考え、判断しているのだからその体験を少しづつ出しながら説明すればそれで良い」

このようにご指導を頂きました。

理解しているつもりなのですが、何もしないでいると本当に最後まで何もしない状態で試験室へ入っていきそうで不安が増大していました。

口頭試験に必要となるシナリオは概ね出来上がっています。
その良否は別ですが。。。
残すところはシナリオの定着です。
残る時間の中でこれのみに力を注いでいこうと思います。

さて、本日の話題ですが、ライフラインのBCP。
昨年の総監・筆記試験のコンセプトでもありました事業継続計画Business Continuity Plan。
なぜこの話を引っ張り出してきたのかと申しますと、
今しきりに噂され、しかも大きなダメージを被る可能性が高い「新型インフルエンザ」による影響が無視できないからです。
新型インフルエンザに伴う「パンデミック(大流行)」は不可避で、しかもその発生は時間の問題とも言われています。
新型インフルエンザとは、人が免疫を持たない新タイプのインフルエンザを指し、東南アジアで流行中の鳥インフルエンザウィルスなどの変異によって生まれると言われている。
新型であるため、現状ではワクチンの製造艱難であるばかりか、パンデミックが発生した場合、国内では64万人が死亡すると厚生労働省は予測している。
また、オーストラリアの研究機関によれば、最大で210万人の死亡者が発生するという予測も出されている。

死亡者がこの程度発生すると言うことは、死亡にまで至らなくとも罹患して社会・経済活動に参加不可能な状態になる方々の数はいったいどの程度と予測できるのか?
おそらく死亡者数の10倍や20倍といったレベルでは済まないのではないでしょうか?

BCP的に最悪ケースシナリオで考えることとした場合、210万人が死亡する。
ワクチンが存在しない状況から1.2億人全員が罹患する。
その内30%の方々が重篤で社会・経済活動に参加できないとする。
その数3,600万人。
一方、現在の労働者人口は凡そ6,600万人です。
この30%、凡そ2,000万人が社会・経済活動に参加できないとすると、我が国の社会・経済活動はいったいどのような有り様になるのか?
「感染列島」という映画が製作されたそうですが、あながちこの映画のシナリオは空想の領域では済まないのではないかと思わずにはいられません。

無策に終始すれば、社会生活が麻痺状態に陥ることも否定できません。
但し、上記記述はかなりアバウトです。
実際のところは不明と言っても過言ではないでしょう。
しかし、ふぅ~んインフルエンザの流行かぁ。。。
大変だね。
こんな問題では終わらないことだけは確かだと言えるでしょう。

このために企業や組織はBCPを考え準備しているのか?
プレ・パンデミック対応が重要と言われる新型インフルエンザの危機。
特にタイトルに示したライフラインに関係する企業や組織の対応が、感染拡大の抑制ばかりでなく、一般の社会生活維持にもとても重要と言えます。

BCPは原因主義でなく、結果主義で考えろ。
このように言われます。
もしも○○の事態が発生し、ライフラインが停止する危機を迎えたら。。。
その時の対応を要員の確保・活用の面と併せて、ライフライン機能維持実現方法を考えなければならないでしょう。
これは単に該当のライフラインに関係する企業や組織だけでは不十分な場合もあるでしょう。
国家戦略としての取組を活性化し対応を段階的に進める必要があると思います。
単にばらまく2兆円の財源があるのなら、こうした来るべき危機に備えるために使う方がよほど合意形成が容易な気がしますが、皆さまはどのようにお考えになられるでしょうか?

国家としての時間軸に着目した重要項目に対するプライオリティが理解できていないのではないかと思えてなりません。
対象者がどなたかということはあからさまに記述致しませんが、皆さまにはお分かりですね?

タイトルに合致した内容で記述できていませんが、問題提起としては十分役割を果たせたのではないかと思います。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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