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プロフィール
HN:
ヤマト(^_^)v
性別:
男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。

ほとんど土木学会誌の特集記事に関する事務に時間を充て、試験勉強には全く手が及んでおりません。
今月末が原稿締め切りという事情がこの事態を招いています。
しかし、このチャンスは1度限り。
生涯に二度とない機会です。
試験は来年も受験する意思さえ持てば可能です。
プライオリティは自ずと明らかです。

さて、技術士試験まで1ヶ月を切り、最後の追い込みを行う時期になりました。
「ヤマトの総監ノート」へのお申込を多数頂きましたが、そろそろ落ち着いてきたようです。
「ヤマトの総監ノート」をご利用頂いた方には、特に頑張って頂きたいと思います。

この時期になると、新しいことにあまり手を拡げない方が良いと言われます。
ヤマトもそうだと思いますが、なかなかそう割り切れるものではございません。
特に、総監において「情報管理」と「社会環境管理」では、例年択一問題で青本以外から出題され苦しめられます。
少しでも新しい情報をストックしておきたいと考えるのは受験生の性と言えます。
しかし、100点満点を望む必要はありませんし、到底それは困難です。
それよりも論文対策に時間をややシフトした方が良いと言えます。

このブログをご覧下さっていらっしゃる方で、今年総監を受験なさる方は既に「総監とは何か?」についてご自身の骨格を形成なさっていらっしゃると思います。
しかし、なお今ひとつ自信が無いとおっしゃる方のためにご提案をさせて頂きます。

青本p3の3行目以降「従って、」以降を再度お読み下さい。

優先順位と実施手順に配慮することが重要で、そのために5つの管理を用いることが明記されています。
また、5つの管理はそれぞれが独立関係にあるのではなく、相互に関連性を持っていることも示されています。
つまり、あらゆるプロジェクトは5つの管理分野で明瞭に切り分けられるものではないことが明らかにされています。
しかし、これを不明瞭に扱ってしまうことは、論述において一貫性を欠く原因となります。
このためヤマトは「My 青本」という表現を使って、自らの総監技術体系を構築する必要性を説いてきたのです。

12行目以降には5つの管理分野の骨格に関する記述が行われています。
この立ち位置はとても大切なポイントだと言えますから、これを徹底的に頭の中に置き論文対策を行って頂きたいと思います。

これらのことは、5つの管理分野の詳細を十分理解した方にしか意味を把握できない内容です。
ですから、青本を読む順番は第1章から開始し7章まで行った後、再び第1章へ立ち返って読むことが必須となるのです。
再度第1章を読んでみて、初回に読んだときの総監に対する理解と同じであるならば、再度青本を読むことをお薦め致します。

そして、「総監とは何か?」に対する明瞭な自身の解が得られたと思った場合は、それを記述して下さい。
それも可能な限り短い文章で表現してみて下さい。
これができれば、総監の論文問題に敵なしです。

上記に示した青本第1章の具体的なページや内容は、例示として参照したまでで、そこが他に比べてことさら重要という訳ではございませんから、お間違えの無いように願います。

さて、午前中は歯科診療に行き、終わったら土木学会誌の特集記事を編纂したいと思います。

では今日もBreakThroughを目指しましょう
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ヤマトです。

これで本当に梅雨なのか??
そう思えてならないお天気と暑さです。
ここ数年、梅雨といえば空梅雨です。
しかも、梅雨の季節特有の蒸し暑さは比較的感じません。
すべては太平洋高気圧の勢力が弱いことに原因しています。
つまり、大陸の高気圧の勢力が強い影響で梅雨前線も思ったほどに北上できない状況です。
しかも、大陸の高気圧は湿度が低いため乾燥傾向になりやすい訳です。
このため朝夕は意外と過ごしやすい一面を持っています。

これらはすべて赤道上の海水温が支配しています。
数年前にラニーニャでしたが、今はどうなんでしょうね?
地球温暖化の影響は海水にも多大な影響をもたらすことが指摘されており、死の海と化す可能性が示唆されています。
これは海水の二酸化炭素溶存限度を超えることによる結果ですが、果たして何が最も今の気象を支配しているのか?
考えるだけでも壮大に過ぎて、能力の範囲を超えてしまいます。

さて、ここのところ時間の大半は土木学会誌の特集に当てざるを得ない状況になっています。
金曜日にも計画している座談会出席予定のメンバーの方から、座談会当日の調整がつかなくなった旨ご連絡を頂きました。
今週早々他のメンバーの方々へ連絡をさし上げ、再度日程調整をせざるを得ない状況となりました。
なかなかスムーズに事が運ばないものだと改めて感じています。

今日は、実は大阪まで行ってきました。
普段の不勉強を補うため、APECさんのお話を伺うためです。
APECさんは相変わらずお元気そうで、例の調子で立て板に水のお話ぶり。
あのようにお話しされると、技術試験なんてチョロいもんだと思えてきます。
しかし、実際にはなかなか難しいものです。
ヤマトなんて未だに今年の国土交通白書に目も通していません
まったく自慢にもなりゃしない!
こんな状態で試験を受けても良いものか??
しかし、懲りもせずに行くんでしょうね
まったくバカじゃないか!?
自分でも呆れてしまいます。
でも、今日のセミナーは要点をしっかりと押さえた良い内容でしたから、建設一般は今日のセミナーだけで十分でしょう。
問題は専門問題です。
これも1日か2日は充てて勉強したいと思っていますが。。。
大勢の方々からふざけるな!!!
と言われそうですね。
しかし、これは決して不真面目なのではなく、全く時間が無いからに他なりません。
何とか自分が企画する土木学会誌の特集企画で皆さまに喜んで頂きたい。
そう思うからです。
不心得でろくに勉強もすることなく技術士試験を受けようとしている訳でないことをどうかご理解下さい。

前置きが実に長くなってしまいました。
毎度のことですが。。。

さて、お約束のテーマで書いてみたいと思います。
それは「20部門の論文から脱却できない総監論文」です。
この点でお悩みの方が多いのではないかと思います。

この原因は明らかです。
総監とは「何か」を理解できていないからに他なりません。
しかし、原因が理解できたからといって、総監論文が作成できることにはつながりません。
だから皆さん苦労されるのだと思います。

では、なぜそうなるのでしょうか?
それは自らにとって総監とはこれだと言える軸を作れないからでしょう。
つまり、青本を読んで総監を理解したつもりになっているだけで、総監のコアにまで到達していないからそうなってしまうのです。
逆に言えば、総監のコアに到達すれば、すべての事象に総監的視点とその適用が可能になります。

そうなるためにはどうすれば良いのか?

まず必要なことは、専門技術を忘れることです。
21番目の技術部門といわれる総監部門ですが、本来は他の20部門の上に位置づけられる技術です。
20部門の延長線上で総監を捉えていたのでは、いつまで経っても総監を習得することはできません。

20部門の技術が一つのプロジェクトの中のあるフェーズやプロセスにスポットを当てるのに対し、総監はプロジェクト全体を視野に入れることに注意が必要です。
20部門において問題となるのは、品質や納期が要求水準を満足しないケースです。
つまり単独の問題解決を図れば良いということになります。

これに対して、総監における問題は同じく品質や納期が要求水準を満足しないケースが発端かもしれませんが、それだけを単独で解決したのでは他の要求水準を満足できなくなるケースを解決することと言えます。
例えば、要求品質を満足できるよう解決をする結果、著しい環境負荷を発生してしまうような場合です。
この場合、両方を要求水準レベルに調整するための考え方をするのが総監と言えます。
だからトレードオフが総監論文に求められるのです。
部分最適ではなく、全体最適を目指す技術体系が総監だと言われる由縁もここにあります。
つまり、20部門はプロジェクト内の部分最適のための技術であり、プロジェクト全体を最適レベルにする技術が総監だと言えます。
これは、さらに言えば、PDCAの中のどれか1フェーズに力点を置くのが20部門であり、PDCA全フェーズを視野に置くのが総監だと言い換えることができます。

一つのプロジェクトは複数のフェーズで構成され、さらに一つのフェーズは複数のプロセスで構成されます。
20部門の論文はプロセス論文であり、総監論文はプロジェクト論文だと言えます。
つまり深みが全く違うのです。
プロセス論文は専門的用語で十分ですが、プロジェクト論文には多くの関係者が関与することから、共通語が必要であり、そのために総監用語が用いられると理解すべきでしょう。

こうした意味で5つの管理分野を設けたのだと理解すれば良い訳です。
使いにくい切り口の管理分野ではありますが、慣れればなんて事はありません。
ヤマトでも慣れましたから
きっと皆さまも大丈夫です

ここで、プロジェクトの重要な視点を申し上げます。

プロジェクトの目的はなに?
プロジェクトの主題をしっかりと押さえることが重要です。
無策でプロジェクトを遂行しようとすると何が問題となるのでしょうか。
そのために何が犠牲になりそうですか?

あなたの立場はなに?
社長ですか?部長ですか?
単なる平社員ですか?
立場によって負うべき責任の範囲と重さは異なります。
つまり、できることも自ずと規定されるわけです。
できもしないことを書いてはいけません。

俯瞰する高さはどのレベル?
立場が異なれば、掌握すべき範囲が異なります。
プロジェクトは1つしか持っていないかもしれないし、複数プロジェクトを所掌しているかもしれません。
或いは、複数部門を総合的に掌握せざるを得ないかもしれません。
これによって論文内容は大きく異なります。

期間はどの程度?
施設の建設というプロジェクトで考えれば、終結フェーズは完成とイコールになります。
しかし、施設の運用というプロジェクトで考えれば、終結フェーズは施設の更新時期とイコールかもしれません。
或いは、その施設の廃止時期かもしれません。
このようにプロジェクトの目的に応じて期間は相違することになります。

このように多種多様な見方・考え方が存在します。
これらを勘案の上で、総監論文に取り組んで頂きたいと思います。

結局何だか分からない内容になってしまったようです。
もう一度総監を受け直した方が良いのかもしれませんね

では今日もBreakThroughを目指しましょう
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ヤマトです。

総監ネタばかりが増えているようで、自身としては少々物足りなさを感じているこの頃ですが。。。
さりとてコア・スキルを持たないヤマトにはこれしかないのかもしれないと、反省の日々でございます。

とは言え今回は、しばらく前にコチタロさんと行った総監講座においてお話したことを少し記述してみたいと思います。

総監受験に当たって準備するのは、択一対策と論文対策であることは皆さま方ご承知のとおりでございます。
前者につきましては、青本の熟読と過去問等を繰り返し数多く解くことによってスキルアップを図る他に対策はないと考えます。
シャワーを浴びるがごとく択一問題にトライすることが肝要でしょう。
過去問については、せめて3回は行って頂きたいと思います。
すると、概ね問題と解答を覚えてしまいます。
それでは意味がないとお考えでしょうか?
決してそうではありません。
但し、これを有効に活用する方法を知っていればですけど。。。
どうすれば良いのか?
問題を解き、正解と照らし合わせるとき、青本を同時に開き確認を行います。
問題と青本の関連ページをセットで脳に焼き付けるのです。
すると、次に問題を見たとき、青本のページが脳の中に浮かぶようになります。
逆に言うと、ここまで繰り返して頂きたいと思うのです。
実は、この方法を採用すると、論文問題でも大きな効果を発揮することが期待できます。
但し、本日の主眼は総監論文の自己採点方法ですから、この点については割愛させて頂きます。

さて、本論です。
前段が長く、本論が短いというのはヤマトのブログの特徴です。
どうかご容赦を。
結論から申します。
総監論文を書かれましたら、青本を参考にして頂いて結構ですから、論文の中で用いられた総監キーワードをラインマーカーなどで着色して下さい。
すると、紙面の上でどの程度総監用語が用いられているかを自ら確認することができます。
1ページに2~3個程度しか総監用語が使われていないとなると、まずは不合格でしょう。
目標は1ページに12個以上。
欲を言えば15個以上。
20個を超えればまず合格間違いなし。
ファイルの上でこの作業を行うのであれば、フォント色を変えるとか、背景色を付加するとか、さまざま考えられます。
要するに見た目で合格可能論文か、そうではないのかが判別可能となります。
基本的にこの用件がクリアされていれば、後は文章の構成次第で論文熟度は上がります。

如何でしょうか?
次回は20部門の論文からどうしても抜けきれないとおっしゃる方のために対処方法を書いてみたいと思います。

大勢の方から「ヤマトの総監ノート」をお申込頂いています。
ありがとうございます。
是非とも、改善点や修正点、或いはご感想などをお送り頂きたいと思います。
また、質問等ございましたら、どのようなことでもご連絡をお待ち申し上げております。
皆さま方の総監突破を心より応援しています

では今日もBreakThroughを目指しましょう
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ヤマトです。

昨日に続き、今度はアフリカ予選を見てみます。

アフリカ予選
20チームが4チームずつ5組に分かれてリーグ戦(H&A)を行ないます。
各組の1位5チームがW杯出場権を獲得します。
仮に南アフリカが組1位の場合、同組2位がW杯の出場権を獲得することになります。

1組
順位 チーム 勝点 試合 勝数 分け 敗数 得点 失点 得失差
ガボン   6   2   2   0   0   5   1     4
トーゴ   3   2   1   0   1   1   3    -2
モロッコ   1   2   0   1   1   1   2    -1
カメルーン   1   2   0   1   1   0   1    -1
2組
順位 チーム 勝点 試合 勝数 分け 敗数 得点 失点 得失差
チュニジア   6   2   2   0   0   4   1     3
ナイジェリア   4   2   1   1   0   3   0     3
モザンビーク   1   2   0   1   1   0   2    -2
ケニア   0   2   0   0   2   1   5    -4
3組
順位 チーム 勝点 試合 勝数 分け 敗数 得点 失点 得失差
アルジェリア   4   2   1   1   0   3   1     2
ザンビア   4   2   1   1   0   2   1     1
ルワンダ   1   2   0   1   1   0   1    -1
エジプト   1   2   0   1   1   2   4    -2
4組
順位 チーム 勝点 試合 勝数 分け 敗数 得点 失点 得失差
ガーナ   6   2   2   0   0   3   0     3
ベナン   3   2   1   0   1   1   1     0
スーダン   1   2   0   1   1   1   2    -1
マリ   1   2   0   1   1   1   3    -2
5組
順位 チーム 勝点 試合 勝数 分け 敗数 得点 失点 得失差
コートジボワール   6   2   2   0   0   7   1     6
ブルキナファソ   6   2   2   0   0   5   2     3
ギニア   0   2   0   0   2   3   6    -3
マラウイ   0   2   0   0   2   0   6    -6

アフリカ予選はまだ始まったばかりで、まだ行方がどうなるのか予断を許さない状況にあります。
しかし、1組ではカメルーンが最下位に沈んでいるのは気がかりです。
また、2組はチュニジアとナイジェリアがつばぜり合いを演じそうで興味深いですね。
3組では意外にもエジプトが最下位でビックリです。
4組はガーナ、5組はコートジボワールで決まりでしょう。


たったこれだけしか書いていないのに、どうして文字数制限にひっかかってアップできないのか??
不思議です。。。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

どうにも時間が不足しています。
技術士の勉強などに時間を割く余裕など全くありません!!
既に今年は白旗状態です。。。
何がそうさせているのかと申しますと、「土木学会誌の特集」です。
一応、特集の企画は確定しいたしましたが、その後執筆や座談会などへの要請にあたり、必ずしも全員のご協力がいただけることにはなりません。
もちろん説明不足の影響があることは否定できません。
しかし、それぞれのお立場や都合などによってご協力いただけないこともあります。
その結果、シナリオの変更が必要になってきます。
つまり、変更管理に追われているということなのです。
まさにマネージャーの仕事そのものといった感じです。
しかも、自らインタビュー取材を行う計画になっているため、下調べは入念に行わなければなりません。
これらを本気で行っていると、到底技術士の勉強に充てる時間は残りません。
ともかく読者の皆様方に喜んでいただける特集にすべく、努力だけは注いでいます。
そして、自らも納得のいく特集にしたいと考えています。
時間はどんどん経過していきます。
限られた時間の中でどれだけの成果が得られるのか!?
自らの資質が試されていると感じています。

さて、タイトルについてです。

「フラクタル」という言葉をご存じでしょうか?
「フラクタル」(仏:fractale)は、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロ (Benoît Mandelbrot) が導入した幾何学の概念。図形の部分と全体が自己相似になっているものなどをいいます。
フラクタルの具体的な例としては海岸線の形などが挙げられます。
海岸線は微視的にみると複雑に入り組んだ形状をしていますが、これを拡大するとさらに細かい形状が見えてくるようになり、結果として拡大しても同じように複雑に入り組んだ形状をしています。
これに対して、一般的な図形は、拡大するにしたがって、その細部は変化が少なくなり、なめらかな形状になっていきます。
そして、海岸線の長さを測ろうとする場合、より小さいものさしで測れば測るほど、大きなものさしでは無視されていた微細な凹凸が測定されるようになり、その測定値は長くなっていきます。
したがって、このような図形の長さは無限であると考えられるます。
何だか分かったような、分からない話だと感じられたかもしれません。
しかも、それが総監とどのような関連性があるのだろうかと思われたことでしょう。

総監は、ある方の言に依れば、経営者の視点で判断し対応することが大切だとおっしゃいます。
しかし、総監を受験する方々がすべてそうした実務上の立場にあるかと言えば、決してそうではありません。
では、無理矢理そうした視点で試験を受けなければならないのか?
いえ、そうではないとヤマトは考えています。

例えば、企業の社長は、企業全体のプロジェクトを統括します。
プロジェクトは多数に及ぶでしょう。
複数のプロジェクトをすべて所定の要求水準を満たすようにマネジメントします。
一方、実務担当者は、一つのプロジェクトを担当し、これを所定の要求水準に収めることが求められます。
端的に言えば、こうした違いが立場に応じて発生すると言えるでしょう。
つまり、俯瞰レベルの高低が立場の違いに応じて発生し、対応が異なってくる訳です。
必ずしも社長目線で総監問題と向き合わなければならないということにはならない理由はここにあります。
社長が扱う複数プロジェクトを総監の5つの管理分野を用いてトレードオフ問題の解決に導くことと、実務担当者が単一プロジェクトを扱うスタンスはほとんど同じです。
ですから、フラクタル的だと考えるのです。
何だかこじつけ的ではありますが、ヤマトの言いたいことの一端は伝えられたのではないかと思います。

さて、緊急的ではありますが、明日skype総監講座を開催したいと考えています。
ご希望の方は「ヤマト通信」からお申込をお願いいたします。
開催時間は明夜20:00を予定し、概ね2時間程度のスケジュールです。
総監とは何か?
ヤマトのMy 青本の活用方法
論文問題の解決方法
その他ご質問にお応えしたいと思います。

ヤマトは総監のオーソリティでは決してありません。
ですからこっそりとアナウンスさせて頂きます。

話はガラリと変わります。
日本代表vsカタール
見る価値のない試合を見せられてしまいました。
W'cup出場が決まったとはいえ、ひどすぎましたね。
やはり岡田監督ではW'cup出場を決めるのが精一杯だと感じました。
早く抜本的な対策を打たなければ、取り返しのつかない事態を招きそうです。
きっと、最終戦であるvsオーストラリアで、そのことがさらに明確化するのだと思っています。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

久方ぶりのブログ更新となります。
ともかく忙しくて、ブログ更新をする余裕はまったくございませんでした。
何がそれほどまでに忙しかったかと申しますと、土木学会誌の特集企画が大詰めを向かえていたからに他なりません。

特集企画を記事にするという作業はプロジェクトの一種ですから、当然のこと期日があります。
したがって、スケジュールがあります。
プロジェクトは、様々なフェーズとプロセスにより構成されます。
期日を守るためには、これらフェーズとプロセスをコントロールしていかなければなりません。
コントロールとは、クリティカル・パスを明確にし、遅延しないように管理することを意味します。
管理とは、単に見守るという意味ではなく、遅延の気配を察知した瞬間から原因を突き止め、これに対する手を打つことを意味します。

また、特集記事にも要求品質レベルが決まっています。
これを下回ることはプロジェクトの失敗を意味します。
さらには、土木学会誌の4月号から今月の6月号まで3回のシリーズで連載された「土木学会誌の今後の行方」で示されていましたとおり、徹底したコスト削減要求があります。
良い品質の特集記事を作るからといっても、予算的制約から逃れることはできません。

このように土木学会誌の特集記事にもQCDは深く関わっていると言えます。
こんなことをふと思いながら、特集記事の構成や連携などについて考えていました。
しかし、やっと編集委員長や副委員長のご了承を頂きましたので、プロジェクトは動き出しました。
まずはプロジェクト組織の構築です。
編集者側の組織ではありません。
執筆者や座談会への参加者、或いはインタビュー候補者などへのご挨拶と共にご協力の要請です。
プロジェクト・マネージャーが思い描く理想のプレーヤーを選抜し、能力の全てを出し切って頂く環境を整えることがプロジェクト・マネージャーの仕事と言えます。

こうした人的資源に対するアプローチは様々な媒体によって行われます。
メール、TEL、FAXなど、すべての参加要請をさせて頂く方々と面識があるわけではなく、むしろ初めてアプローチさせて頂く方々ばかりです。
大企業に所属する方々などは、いきなりご本人と接触できる可能性はまずもってあり得ません。
したがって、徐々に近づいて行くほかありません。
アプローチ方法を間違うと門前払いの可能性だってあります。
今は、アプローチの結果を待っているところです。
万一、お断りされる方が発生した場合、代替者を想定しておかなければなりませんが、その方へのアプローチは少し待つほかありません。
二菟を追うものは・・・です。

さて、「ヤマトのMy青本」には多数の方からご応募を頂いています。
ありがとうございます。
既にお送りした方もいらっしゃる一方、ご応募を頂きながら、未だ対応できていない方もいらっしゃいます。
今夜は、未送付の方々へ何とかお送りしたいと思っております。
どうか今しばらくお待ち下さい。
なお、「ヤマトのMy 青本」をご希望下さった方々にお願いがあります。
使用してみた感想や改良内容などお気づきの点をお知らせ頂きたいのです。
「ヤマト通信」からでも構いませんし。直接ヤマトへメールでご連絡頂いても構いませんので、何卒ご協力を宜しくお願い致します。

ところで、この「ヤマトのMy青本」の使い方や或いは総監受験へのアプローチについて講座を開催しようかと考えています。
PMPさんのように連続講座ではなく、1回限りで試行的に開催してみようかと思っているのです。
題して、『ヤマトの総監講座
開催日時:6月6日(土) 19:00~21:00
開催場所:Skypeオンライン
参加費用:無料(但し、ネットワーク通信費用は個人負担)
参加方法:Skypeをセットアップし、ヤマトのSkype表示名「ヤマト」Skype名「killerpass」を検索してCallしてみて下さい。会議室へご案内します。

なお、参加を希望される方は明日午後0時までに「ヤマト通信」から『ヤマトの総監講座』参加希望とご連絡を下さいませんでしょうか。
ご応募者数がゼロの場合は開催を中止とさせて頂きます。
また、5名以上になりました場合は、何回かに分けて開催を考えます。

以上、ご連絡でした。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

先日タイトルに示しましたヤマトの『My 青本』のファイルをご提供申し上げますとアナウンス致しました。
その後、数人の方からご連絡を頂戴致しております。
ところが、管理分野を指定の上申込下さいとお願い致しましたが、管理分野未記入で申込をなさった方がいらっしゃいます。

総合技術監理部門は、その技術体系が所謂「青本」で規定されています。
この青本は、第1章から第7章までで構成されています。
第1章は全体の構成と総監の意義を示し、これを実現するために第2章以下が設けられています。
この中でも第2章から第6章までが、それぞれ「経済性管理」「人的資源管理」「情報管理」「安全管理」「社会環境管理」と位置づけられて詳細な説明が行われています。
今回ご提供申し上げようと考えているのは、第2章から第6章までの範囲です。

予め申し上げておきますと、「青本」を一度でもお読みになられた方には今回ご提供申し上げる内容は有益に活用できると思いますが、「青本」を全くご覧になられたことのない方には何のことだかサッパリご理解できないと思います。

以上のようなことをご承知の上、管理分野を指定してお申し込み下さるようお願い致します。

実は、pdfデータに致しましても相当なファイル容量になる見通しですので、管理分野ごとに宅ファイル便でお送りしなければならないと考えています。
このような事情をご賢察の上、お申し込みを宜しく何卒宜しくお願い致します。
なお、今回の資料につきましては既総監技術士の方でもお断りする理由は全くございませんから、「ヤマト通信」からどうぞお申し込み下さい。
お待ち申し上げております。

話は変わりますが、頂きましたコメントにつきましては”返信”という形でお返しをさせて頂くように致しました。
従いまして、「鉛筆」マークが付記されたコメントには返信が付いているとご判断下さいますようお願い致します。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

事あるごとに言い続けてきたことですが、総監の勉強に欠かせない『My 青本』
かみ砕いて言えば、サブノートです。

総監の青本は、所謂「技術体系」を示してあるに過ぎません。
ですから理解しにくくても当然といえます。
技術士部門は皆さまご承知のとおり総監を除けば20部門が存在します。
その20部門の技術士の方々が全員同じ青本という技術体系をご覧になられる訳で、それぞれの部門によれば少々異質に感じられる表記が青本の中に存在することは当たり前だと言えます。
したがって、技術体系の裏側にある思想を読み取ることも時には必要になるでしょう。
しかし、時間には制約があり、すべての内容を本質的に理解しようとするのは無理があります。

そこで、青本の内容について択一対策と論述対策の両面について、各個人レベルでの戦略・戦術が必要になります。
この時の到達目標は、択一問題と論文問題の総合で60点を確保するということになります。
但し、ここで60点には下駄を履かせておくことを忘れてはなりません。
所謂「安全率」です。

さて、これからが本日の核心です。
「部分」の集合体が「全体」ではありません。
したがって、個別の管理分野を懸命に理解しても、ただそれを足し合わせただけでは全体の思想につながらないということを予め理解しておかなければ、どれだけ総監の勉強に時間を費やしても合格への道は開けません。
ではどうすれば良いのか!?
『総監とは何か?』をしっかり自分自身の業務スコープの中で解釈し、理解した上で表現できるようにすることです。
そのためには、まず青本の第1章をしっかりと読み込み、次に第2章以下の各論により具体的な方策を理解する。
次に、再度第1章へ立ち返り、自分自身に『総監とは何か』を問いかけ、自信の言葉で5つの管理分野と関連づけしながら表現することです。
これができれば、もう大丈夫でしょう♪

これを実現するためには、5つの管理分野に記載されている内容のうち、自身の業務範囲と密接に関連する部分だけを抽出することが大切です。
そうすることによって、他者とは異なる自身の青本というものが見えてくると思います。
この結果、ヤマトが提唱する『My 青本』の骨格が形成されると思うのです。
その上で、他の参考となる資料からの引用などを結びつけることにより、自分自身の青本が作成されることになるのです。

このブログではヤマトの総監ノート(1)と題して経済性管理分野を2008年1月16日からアップ開始しました。
そしてその後、順次他の管理分野へと展開していき2008年7月30日のヤマトの総監ノート(28)まで続きました。
しかし、これらはほんの一部分にしか過ぎません。
青本のすべてを上記のようなスタイルで作成してあります。
著作権法に抵触しますからHPへのアップは今後も困難と考えています。

ですが、ヤマト自身は昨年度、総監合格をさせて頂きましたし、APECさんのように再び総監を受験するのは当分先のことだと思いますので、皆さまにこのヤマトが作成致しました『My 青本』のソースをご提供申し上げたいと考えています。
ソースはWORDで作成していますから、更なるカスタマイズも可能なものですが、万一悪意のある方の手に渡った場合を考えると、ヤマト自身が困る立場になりますから、pdfでのご提供とさせて頂きたいと思います。

万一、ある部分だけでをソースで提供して欲しいという希望がお有りの場合は個別にヤマトまでご相談下さい。
ケースbyケースで対応させて頂きたいと思います。

ご希望の方はこのブログ左側にございます『ヤマト通信』からご連絡をお願い致します。
記載して頂く事項は下記のとおりです。

望する管理分野(複数ある場合はすべての管理分野を記載して下さい)

ご連絡を頂きました方には、追ってヤマトからご連絡をさせて頂きます。
それまでの間しばらくお待ち下さいますようお願い申し上げます。

ではご連絡をお待ち致しております。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

昨日、図書館で調べものをしていた時、ふとある本に目が留まりました。
それは「ハザード」について書かれた本でした。
探していた関係の本でも無いにも関わらず、へぇ~と思ってついつい手にとって読んでしまいました。

総監の青本では、「ハザード」とは危険要因であり、リスク管理のシナリオ分析における起点となる位置づけとして扱われています。

先ほどの本でも「災害やマイナスの影響を生む可能性がある現存するもの」として扱っていました。
さらに、これには3つの要素があり、「存在すること」「障害となる性質」「大きさ」と規定してありました。

そもそも「ハザード」という言葉の語源はアラビア語のサイコロを意味する『アル・ザード』にたどり着くのだそうです。
したがって、「ハザード」とは「性質」だけを指すのではなく、実体と量を伴い「障害」を発生させるものと言えます。
また、「ハザード」を評価するためには単に最初に発生する事象だけに限定して行うのではなく、その後関連して発生する様々な事象に基づく影響を評価し、積算するすることが重要であると言えます。

だからETAだとかFTAなどといったシナリオ分析が行われるのだ。
こうした理解が必要なのですね。

「ハザード」が顕在化する前の準備で大切なことは、万一発生したらどう対応するのがベストなのかを最悪ケースシナリオに基づいて想定し、被害を最小化する方法を考えておくことです。
もちろん、これは被害想定の大きさによることは皆さま方ご承知のとおりです。
しかし、「ハザード」が及ぼす影響の大小つまり「大きさ」は顕在化した場合の対応次第によっては大きくも小さくもなることに注意が必要です。
つまり、「ハザード」の持つ性質の「大きさ」とはDynamicなものであるという認識が必要で、これを総合的にあるべきレベルに調整するのが総合技術監理技術士の役割だとも言えるでしょう。

ところで、「ハザード」とは、すべてが有害・無益なものかと言えばそうではありません。
社会的受容(Public Acceptance)という用語が青本に記載されているとおり、「ハザード」には正負両面の効用が存在します。
このことを理解した対応でなければ真の意味での「ハザード」に対する対策とは言えないことを理解しておくべきでしょう。

「ハザード」とは我々の身のまわりに存在し、それは意識しているかどうかに関わらず突発的に顕在します。
特に、静的な状態よりも動的な状態の「ハザード」の方が被害想定が拡大する傾向にあることは直感的にも理解しやすいところです。
例えば、放射性物質が格納容器内に保存されている状態を静的とすれば、それから漏れだし拡散し始めている状態は動的と考えることができます。
圧倒的に後者の方が「ハザード」としては大きいと言えるでしょう。
さらに、放射性物質は半減期などと言われますが、決して無くなってしまうわけではなく、微量にはなっても蓄積されていきます。
もしも、そうした漏洩事故が度重なれば、地球全体としては放射性物質量の蓄積が増大する結果となります。
これは時間軸と空間軸のスコープ概念が重要であることを示唆しています。

このように「ハザード」という言葉一つからでも総合技術監理部門の一端をうかがい知ることができます。
総合技術監理部門とは「部分最適」ではなく「全体最適」を達成する部門であると、言葉だけで分かったような気になっていてはダメなのです。
「総監とは何か?」
この設問に対して600字詰原稿用紙で10枚程度が軽~く書けるようになれば、総監は手に入れたも同然です。
一度お試し下さい♪

話はガラリと変わります。

ユーロのサッカーは大方終戦しました。
もっとも注目していたプレミアシップはマンUが優勝し3連覇。
そして、リーガエスパニョーラはバルサが3期ぶり19回目の優勝。
さらに、セリエAではインテルが4連覇。

そして、そして、ブンデスリーガではなんと長谷部の所属するボルフスブルグが初優勝です♪
大久保は発熱のためベンチ外だったようですが、右サイドバック?で出場した長谷部も積極的な攻め上がりで勝利に貢献していました。

一方、スコットランドプレミアは俊輔のセルティックが最終戦を残して苦戦を強いられています。
トップのレンジャーズとは勝ち点差2。
奇跡の大逆転はなるか???

また、フランスのリーグ1ではリヨンを抑えてボルドーが2期ぶりの優勝を決めましたが、松井の所属するサンテティエンヌが降格圏に喘いでいます。
ビッグクラブの一つなんですけどねぇ。。。

オランダリーグではAZが28期ぶり2度目の優勝を決めましたが、それよりこちらは2部でVVVが優勝しており、本田がMVPに選出されたというのは嬉しい出来事の一つでした。
移籍1年目の昨季はチームが2部に降格し、北京五輪の惨敗ショックが重なりました。
無力感にさいなまれる中、浦和から獲得オファーが届きましたが、環境のいい日本でなく、あえて言葉の通じない欧州で苦労することを選んだ本田。
自らの手でチームを1部に復帰させたいと願い残留を決意します。
過去に例をみない欧州クラブでの日本人主将という立場を手に、チームを引っ張り続けついには優勝し1部昇格を果たしました。
ベルデン会長は「本田がいなかったら、王者になることはできなかった」。
この言葉がすべてを物語っていると感じます。

いつまでも俊輔に頼ってはいられません!
出てこい♪
New Hero!!

さて、ここまではオードブルです。
メインディッシュはなんと言ってもチャンピオンズ・リーグの決勝戦。
バルサvsマンU
共に今期の優勝チーム。
キックオフは27日。場所はローマ。
ヤマトの大胆予想はバルサが2-1で勝利。
いや、そうあって欲しい♪という願いですね。
あれこれ書けばキリの無い両チーム。
もう今からわくわくしっぱなしです。
メインディッシュと言いながらわずかこれだけ!?って言わないで下さい。
サッカーの予想ほど当たらないものはありませんし、この両チームはヤマトの予想の遙かに上をいく試合を見せてくれますから。。。
ははははは。って笑ってごまかしておこう。

今回は「ハザード」とサッカーねたのブログでした。
さぁ、火曜日の編集委員会資料を急いで作成しなければ!!!

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

昨夜、今年度の技術次第二次試験の申込をあっさりと完了しました♪
特別に悩むこともなく、昨年度の申込内容を加筆修正しただけのものです☆
分野は「土基礎」
これはヤマトの原点なのです。
どうしてもこれだけは取得しなければなりません。。。
しかし、なかなか突破できない
コアスキルを持たないヤマトにとっては、とても高いハードルです。
今年こそはこの高いハードルを飛び越えて前に進みたいと思っています。
今年様々な目標を持ち技術士試験に立ち向かう方々と共に頑張っていきたいと考えています☆
皆さま方からインセンティブを頂きながら、モチベーションの向上に努めたい!
そう思っています

さて、タイトルの”とっこう”です。
特攻?
と思われた方がいらっしゃるかもしれません
岡山県北部にしばしば現れる特殊土壌?の俗称なのです。
実際には、泥岩なのです。
ところが、これを現地では”とっこう”と称します。
漢字ではどのように表記するのか、どなたに尋ねても定かには分かりません???

この”とっこう”の性質は以下のような点にあります。

■”とっこう”とは、泥岩で軟岩Ⅰ以上の土軟硬区分に属するものを言う。
■”とっこう”は、灰白色をしていてリッパビリティーに乏しい性質を持つ。
■”とっこう”は、粘り強く大型ブレーカーで掘削しても亀裂が発達しにくいという性質を持つ。
■”とっこう”は、掘削しにくい割に、一度掘り緩めてしまい降雨等を受けると軟泥化してしまうという性質を持つ。
■上記性状は、法面に岩の状態で存在する場合でも生じる性質で、経過速度は遅延するものの法面保護工の選定には決定的な方法は存在しないのが実情である。
■”とっこう”は連続的に発生するものの、貫入岩の影響や走向傾斜の影響により強度の異方性を有する場合が少なくなく、標準的な法面保護対策が困難な岩盤であると言える。
■”とっこう”と呼ばれる岩がすべてそうであるとは言えないが、この岩盤内から滲出してきた水が強酸性を示す場合があり、田畑に入ると作物が枯死するケースがある。

このように”とっこう”は所謂現場泣かせの岩であると言えるのです。

先日ブログに記述した”ホコリ”に関するクレームとは、この”とっこう”が春の風に舞い上げられた結果生じたものでした。
これからこの”とっこう”と正面から向き合って対策を講じなければなりません。

ヤマトにとって、この”とっこう”との出会いは初めてではないため、ある程度相手の手の内は理解しているつもりですが、分かったつもりで対応していると手痛い目に遭うのが”とっこう”です。
またしても悪戦苦闘することになることは必至です。

「法面保護工」を執筆しようと心がけてなかなか着手できていませんが、これをクリアしない限りは執筆などおぼつかないと思って頑張りたいと思います。

今日は土木学会誌の特集企画をさらに深堀して練り上げなければなりません♪

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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