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ヤマト(^_^)v
性別:
男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。

やっと昨日の再放送を見ることができた「プロフェショナル 仕事の流儀」イチロー・スペシャル。

イチローの言葉で印象に残ったものをかき集めてみました。

イチローは自分ではない。
あそこでしか分からないことがある。(「あそこ」とは、イチローはバッターボックスを意図していましたが、その裏には様々なTPOを指していることがうかがえました。)
0.4秒の戦い(0.4秒とは、ピッチャーの手からボールが離れ、キャッチャーミットに到達するまでの時間)
難しいボールを打つ。(難しいボールとは、相手ピッチャーの決め球)
打つべき球だけ打つのであれば、他の誰よりもヒットを打つ自信はある。
過去のイチローを捨てる。(理想があり、現状に問題があるから過去に拘らず最適解を求める。)
30cm離れて立つ。
離れてみたら景色が変わる。(奥様からの助言)
精神には限界がある。(一般的には精神力が技術力を統制すると考えがちだが、実際には技術力が結果要因の大半を占める。)
越えているように見えるけど、越えていない。(他人から見れば、打撃に関する理想領域へ入っているように見えるかもしれないが、イチロー自身は理想領域の入り口さえ見えていない状況を指しての表現)
意識無くスイッチが入っていく。
所作の繰り返しによって自動的にスイッチが入る。
背面キャッチは油断した時用の練習
頭でイメージしたことを表現しやすい体
重圧と向き合った200本は、逃げて達成した200本とは価値が違う。
達成感はまだ無い。だから続けられる。
重圧に負けず自らを制御する。
ようやくスタートが切れた感覚(首位打者争いに敗れた後の発言)
楽しいと感じられる野球の入り口に来た。(首位打者争いに敗れた後の発言)
プロフェショナルとは、ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な結果を残すこと。

そして、NHKのブログにも一般視聴者からコメントのあった首位打者争いに負けた後の守備位置で見せたイチローの『』の謎。

ヤマト的には、「悔し涙」と理解しました。
但し、悔しさの対象は、首位打者をとれなかったことに対するものではなく、重圧と正面から向き合って打ち勝ち、ヒットを打つことができなかった自分に対する悔しさではなかったのでしょうか。
別次元のイチローへのステップアップに対する可能性を見つけたけれど、十分な成果を残せなかった自分に対する悔しさではなかったのかと思います。
イチローの心を推し量るなど100年早いと言えますが、自分がイチローの立場であればとケース・スタディとして考えることには意義があると思います。

番組の中で何より驚いたのは、結果を求められる重圧のため、野球が楽しくなかった時期があった。
いや、未だに好きと言える境地に立ち返ることができていないことに驚きます。
言われてみれば、そうかもしれないなぁ。。。
と感じる部分はあります。
しかし、もしかすると今年は新たなイチローが花開く年になるのかもしれません。
その可能性をイチロー自身が感じたからこそ、番組に登場したのではないでしょうか?
或いは、花開かせなければならないと自らに言い聞かせるために番組に登場したとも言えるでしょう。
いずれにしてもスタートラインに立ったイチロー。
これからに期待しましょう。

ところで、ヤマトもイチローの言にならって進んでいこうかと思います。
過去のヤマトは捨てる。
ヤマトは自分ではない。
そして、一般の人を圧倒し、技術者を圧倒し、圧倒的な成果を残す。

スローガンは良いですが、実行は難しいかもしれません。
しかし、何も掲げないよりは良いでしょう。
ともかく頑張ります!

ではまた。
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ヤマトです。
 
温室効果ガスの中でも特に目の敵にされているCO2。
その処理にはさまざまな方法があるようです。
基本的には発生抑制が第一でしょうが、これもでは明日から削減しましょ。
という訳には到底いかないことは誰の目にも明らかです。
もっとも、これは周辺に危機が差し迫っていないという意識の裏返しと言えます。
が、化石燃料頼みから自然由来のエネルギーに転換するには、どうしても相当な時間を要することは確かでしょう。
 
そうした中、パラダイム・シフトを待っていられないとばかりに、CO2を地中へ封じ込める技術CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)が注目されているようです。
地球環境産業技術研究機構(RITE)が新潟県長岡市で’03年に地下1.1kmの帯水層にCO2を注入する実験を行ったそうです。
その後のサーベイランスに依れば、途中中越地震などの影響がありましたが、4年半経過した現在も安定した状態を保っているそうです。
 
地下800m以深に封入されたCO2は、圧力の影響で体積が地上の1/25にまで圧縮され、超臨界状態(120気圧,46゚C)になるそうです。
そして、封入されたCO2は長時間をかけて地下水に溶け込み、周囲の鉱物と反応することによって安定な状態で固定されるそうです。
 
上記の実験場所で封入されたCO2の量はおよそ1万tで、国内には52億tの可能性候補地があるそうです。
これを単純に計算して、年間総排出量の10%を地下へ封入したとしても、約40年間は処理可能だとのことです。
そして、10年後の実用化を目指している状況だそうです。
但し、問題はご推察のとおりコストで、7,300円/tだそうです。将来的には2,000円/tを目標にしているそうですが、果たしてその結果は如何なりますことやら。
 
しかし、それ以上にヤマトが気にするのは、地下水に溶け込み、鉱物と反応して安定化するという点です。
近視眼的時間スケールでは封入箇所からの漏出は無いそうですが、地球の歴史的スケールにおいてはどうなのか全く検討がつきません。
CCSなる方法がヤマトにはどうも発想的に道端に放り投げる行為に等しいような気がしてなりません。
やはり本筋は、一人一人が発生抑制を心がける意識なのだと思うのです。
 
振り子の揺り戻し限界点チッピング・ポイント(ポイント・オブ・ノーリターン)までに残された時間は、後5~6年だそうです。
それを過ぎればもう過去の環境には戻れません。
今、即座に行動を開始しなければ、我々の行為の影響が、我々の子々孫々にとんでもなく辛く苦しい環境を押しつけてしまうことになるのです。
将来を展望し、今できることに注力する必要があります。
これをお読み下さった方々は、おそらく技術士の資格ホルダーだと思います。
是非ともたった今から行動を起こして頂きたい。
と、メッセージを送らせて頂きます。
 
ではまた。
ヤマトです。

おかしいな。
とお考えの方が多いと思います。

あれほど楽しみにしていたNHK「プロフェショナル・仕事の流儀」でのイチロー・スペシャルに関するコメントが無いことについてです。

実は、表題のとおり見逃してしまったのです。
原因は二つあります。

一つは、放送時間を勘違いしていたこと。
いつもは22時から放送のため、てっきりそう思い込んでいたこと。

もう一つは、家族によって他の番組を選択させられたこと。
ヤマトに強烈なチャンネル選択権が無いことが理由です。

せめて時間帯だけでも正確に認識していれば、予約録画ができたのですが。。。

そこで、HPの調査もそこそこにNHKへ再放送の予定を尋ねるmail送信。
すると、比較的早い段階で回答のmailを頂きました。
BS2での放送しかありませんが、1月9日16:45~18:00に再放送とのこと。
これは何とか録画して見なければと考えています。

話は変わりますが、一昨日アップさせて頂いた古市公威氏のブログにて、土木学会初代会長就任演説に関するweb上のアドレスについても、実は土木学会に問い合わせをさせて頂いた結果です。
こちらも、早い対応でしたし、丁寧な対応でした。

コンテンツの量と質の多様化に伴って、閲覧する側はどこに何があるのか不明な事が少なくありません。

ヤマトは以前、大きなwebシステムの開発・計画に携わったことがあります。
その時、機能の充足と併せて重視したのが、使用者の理解促進です。
理解促進とは、作業業務が全体システムの流れの中でどのような位置にあるのかを常に意識できるよう配慮することを意味します。

膨大な情報資産が宝の持ち腐れになりかねない状況は日常的に発生します。

何が重要なのか、プライオリティを意識し、段階的に理解が深化するような工夫がwebの世界でも求められることは間違いありません。
これは、日常の業務でも同様です。
そんな風なことを思いながら現場へ出かけてきます。

ではまた。
ヤマトです。

何とかこの年末年始の間に青本の第2章、経済性監理を整理してしまおうと頑張りましたが、やはり無理でした。
決してまとめたものを出版しようなどと考えている訳ではありませんが、ついつい欲張りになってしまいます。
その結果、整理してエッセンスだけを抽出しているのか、逆に付加的な情報を追加するあまり複雑になってしまっている現状があります。
もしかすると、青本のページ以上になってしまいそうな勢いです。

方針変更しなければ今年の試験までに間に合わない可能性が極めて高くなっています。

極めて高くなっていると言えば、地球温暖化に関する最悪のシナリオの可能性です。

07年IPCCが発表した「第4次評価報告書」によれば、

①気温上昇のスピードが近年加速している。
②21世紀末の地球の平均気温は、最高6.4度 海面は最大59cm上昇する。
③温暖化原因は、人間活動により増加した可能性がかなり高い。

この結果がもたらす影響を見てみましょう。

【生態系】
・自然火災の増加
・生物生息域の変化
・30%程度の種で絶滅リスクが増大
・広範囲な種の絶滅が地球規模で発生

【食料】
・低緯度地域で穀物減産
・中~高緯度地域で若干の増産傾向
・地球規模での穀物生産の悪化

【水環境】
・中~低緯度で水不足・干ばつの増加
・数億人規模での深刻な水不足

【海岸】
・洪水と暴風雨被害増加
・沿岸の洪水被害者が毎年数百万人規模で増加
・世界の沿岸湿地の約30%を消失

【健康】
・感染症媒介生物の拡散
・熱波・洪水・干ばつによる病気と死亡率の増加
・栄養失調・感染症など病気の増加
・医療サービスへの過重な負荷

このまま無策でこれまでの経済システムを継続した場合、21世紀末には人類にとって生存を賭けた戦いが待ち受けていることになります。

例えば、今時点で温室効果ガスの発生をゼロにしたとしても、2030年頃まではジワリジワリと気温上昇は継続するのだそうです。
当然でしょうね。
大気の大循環など大きなスケールでの話です。
であるならば、やはり待った無しで改良・改善を行わなければ、我々の子孫が人間らしく生きる環境を取り戻せなくなる可能性が極めて高いと認識する必要があるでしょう。

京都議定書の定める目標期間についに突入しましたが、さらに国民的な盛り上がりを喚起しなければ、他人事のような空気が未だ日本を支配している感が否めません。
これも我々の大きな責務と言えるでしょう。
何ができるかを徹底的に考えなければ、我々に未来はありません。
頑張りましょう!

ではまた。
ヤマトです。

今日から新年の業務開始です。

しばらくぶりの事務所はやたら寒く、暖房が入った後も寒くて、寒くて。。。
しかもPCを立ち上げると、ネットワークがつながらない。
他のPCからpingを打ってもtime outで反応なし。
ハブの故障か?
或いは、ルーターの故障か?
はたまたサーバーの故障か?
故障と言っても物理的な故障なのか、それとも電気的な故障なのか?

年末、特別なことをした訳ではなく、他の誰かが触った訳でもない。
他にも何台かネットワークに接続できないPCがある。
しかし、どちらかといえばランダムに存在する。
少なくとも同一ハブグループではない。

一体何が原因なのか???
午前中はネットワーク環境の調査に終始してしまいました。
要するに本来業務はほぼ進捗ゼロ。

裏を返せば、現代の業務はいかにネットワークに依存しているかの証明です。
メールは送れないし、メッセンジャーも打てない。
しかも、プリンターさえつながらず、出力系機器は一切動作不能。

これでは商売になりません!

このため必死で原因を探索しましたが、室内に原因は見あたりません。
???
一体何がどうしちゃったのか。

と、いきなり停電。
正常にネットワークにつながるPCを使っていた人たちから驚嘆とため息。
UPSに接続していた数台のPCが難を免れただけで、多くのPCはデータを保存する間もなくいきなりダウン。

しかし、しばらくして回復した後にネットワークへ接続すると、不思議や不思議。
ネットワークにつながります。
しかし、どうして?
疑問は消えません。

どうやら相当に上位のレベルで制御が発生していたようで、我々一般ユーザーレベルの問題では無かったようです。

しかし、問題はこれだけでは済みませんでした。
通常使用している外付けHDが認識しません。
HD自体の問題なのか、USBケーブルの問題なのか。
これもあれこれ試してみましたが、他の同一HDは認識するのに、これまで使用していたHDだけが認識できない状況でした。
やむなくディバイス・マネージャーでUSBポートを眺めてみると、使用不可になっているではありませんか。
なぜ???
この疑問も解消しないまま、使用可に変更するといきなりHDの中のデータ群が見えました。
やれやれ。。。

こうしたことを行って午前中は終わってしまいました。

新年早々の業務は、波乱に満ちた幕開けとなりました。
来襲からは通常どおりPCさん動いて下さいね。
宜しくお願いしますよ!

とPCに振り回された半日となりました。
何だかドッと疲れてしまいました。
ではまた。
ヤマトです。
 
お正月といえばウィンタースポーツ。
観戦三昧の日々でした。
 
まずは天皇杯決勝。
広島にとっては出場停止の柏木の不在が大きかったようです。
最近の広島のサッカーは影を潜めてしまいました。
19歳とまだまだ若いのですが、既に広島の中心選手として欠かすことのできない選手となっています。
J2降格が決まった広島であることから、J1チームからの引き抜きが水面下で進行中のようです。
来期は柏木がどこでプレーするのか。
天皇杯の結果以上に気になる点でした。
さて、天皇杯の結果は2-0で鹿島が勝利を収めました。
試合内容自体は、鹿島の良さが光ったというよりも、広島が組み立てられなかったという印象が強く、期待外れに終わった感が否めません。
鹿島の皆さんには申し訳ありませんが、さらに1段階も2段階もステップアップを果たして頂きたいものです。
 
次は、箱根駅伝。
駒沢大学の総合優勝で幕を閉じましたが、往路での早稲田の頑張りには驚きました。
しかし、それよりも往路最終5区のゴール手前500m地点で棄権を余儀なくされた昨年優勝の順天堂大学。
脱水症状による低血糖状態に陥ったことが原因のようです。
これが一発勝負の箱根駅伝の難しさと言えるでしょう。
駅伝とは区切られた区間を各ランナーが一本の襷を引継ながら走破するロードレースです。
単純に見えて、様々なドラマが展開されます。
ここで襷が大きな役割を果たします。
往路ではあまり見かけることはありませんが、復路になると襷が次のランナーに渡らないことがあります。
繰上スタートと言われる制度です。
この時繰上スタートするランナーに渡されるのが白襷です。
屈辱の白襷とも言え、各ランナーは母校の襷を次のランナーに渡すことだけを考えて走っています。
わずかの差で既に繰上スタートをしてしまった区間ゴールで、到着したランナーの表情を見ることほど辛いシーンはありません。
一方で、各区間20数キロを走破する箱根駅伝ですが、何人抜きであるとか、区間新記録であるとかといった驚きのシーンにも遭遇します。
片道100kmを越え、5時間余りにも及ぶレースですが、目を離すとアッという間に情勢が変化している場合があります。
筋書きのないドラマとは、スポーツではしばしば使われる言葉ですが、箱根駅伝も例外ではありません。
例えば、1区があのような混戦状態となり、失礼ながら城西大学がトップを取るとは誰も予想した方はいらっしゃらないでしょう。
したがって、箱根駅伝が始まると、CM以外の時は片時も目を離せない状況に追い込まれてしまいます。
でも、これが毎年の楽しみでもあります。
と同時に新しい一年の始まりを実感する時でもあります。
 
箱根駅伝が終われば仕事モードに意識を切り替えです。
幸いお腹の調子がやっと回復してきましたので、気持ちも上向き傾向です。
明日から張り切って参ります!
ではまた。
ヤマトです。
 
今年は”子”年。
ネズミが狡猾であることはご承知のとおりです。
ある時、箱の中にネズミを入れて、餌と水、巣作りに必要な材料をふんだんに与える実験が行われたそうです。
その結果、繁殖が旺盛となり密度が極めて高くなった段階から喧嘩が絶えなくなったそうです。
そのうち相互に体力的な消耗をきたし、元気までもが失せていったそうです。
さらにその状態が継続すると、雌は巣作りや育児を放棄する結果となり、全滅してしまったそうです。
これはアメリカの心理学者カルホーン博士の実験として有名だそうです。
 
何だかこの実験結果は、ネズミの世界だけのこととは思えません。
近年の日本がまさにそうした経路を辿っているような気がしてなりません。
総人口がピークを越え、下降線に向かい始めていますが、出生率は未だ増加を示す数値を記録していません。
女性が家事・育児を放棄したと、ネズミの実験で得られた結果をそのままトレースしたような思考をするつもりはありませんが、傾向としては類似しています。
ここで重要なことは、この話題を技術士としてどう見るかです。
 
日本の総人口は、21世紀末には60,000千人まで低下するという予測があります。
前記のネズミを例として、人口減に対する社会資本整備のあり方を考えるのが技術士か。
或いは、人口増を促す仕組みまで含めた社会資本整備を考えるのが技術士か。
はたまた、社会構造の将来見込みと財政余力を視野に入れて、長期的展望に立った戦略的社会資本整備を考えるのが技術士か。
社会資本整備という目的軸は同じであっても、空間軸が異なれば取組の方針は大きく異なることとなります。
もちろん、これは立場軸による影響が大きいと考えますが、立場軸は実際の立場に限定する必要はありません。
したがって、普段から様々な立場軸でものごとを考える訓練は可能ですし、またその結果さまざまな視点を得ることが可能となります。
つまり、空間軸や立場軸を変えることによって、代替案は生み出しやすいと言えるのです。
得られた代替案を親和図などで層別してみると、いずれのケースでも高い視点からの代替案が、よりグローバルなものとなることが自ら理解できるはずです。
 
このような思考訓練は、問題発見と解決を求められる今日の技術士試験において、不可欠なスキルを養成する方法の一つと言えます。
是非一度試して見て下さい。
ではまた。
ヤマトです。

新年あけましておめでとうございます。m(__)m

旧年中はたいへんお世話になりました。
今年も相変わりませず、宜しくお願い申し上げます。

昨年は、谷あり谷ありの一年だったように思います。
今年こそは良い一年にしたいと考えています。

調子に乗って大きな目標をいっぱい掲げたのが昨年でしたから、今年は慎ましやかにコッソリと心の中で目標を設定したいと考えています。
したがって、ブログへ目標をアップ致しません。
悪しからず。

年末に調子を落としていたお腹の方も、やっと回復傾向になってきました。
ここで気を緩めて暴飲暴食はマズイので、こちらも慎ましやかにしていこうと考えています。

ついに今年は平成20年です。
ついこの間元号が改まったような気がしますが、時の流れは速いものです。
西暦でも2008。
21世紀になって間もなく10年が経過しようとしています。

この10年、我がスキルはアップしたのか?
人間力は向上したのか?
これからの10年で目標到達は可能なのか?
さまざまな振り返りと、今後の展望をスコープする機会がお正月だと思います。
その中で今年の目標が設定できれば一番良いのでしょうね。
目先の目標なんて小さいことに拘らず、大きな目的達成のための一年にしたいと思って早何年???
確かなロードマップの無い目的は、糸の切れた凧同然です。
毎年その反省をしているヤマトです。
今年こそはBreakしたいものです。

皆さまにとりまして、今年が輝かしい一年になりますことを心より祈念致しております。
拙いブログではございますが、今年もどうぞ宜しくお付き合いの程お願い申し上げます。

ではまた。
ヤマトです。

ここ1週間ほど胃の調子が悪く苦しんでいます。
食べても消化せず、ずっとモノがお腹の中に残っている感覚で一向にお腹が空きません。
病院へ一昨日診察に行きましたが、風邪のウィルスがお腹についたのが原因だとの見立てでした。
薬を処方して頂き、服用していますが、ほとんど変化がありません。
何しろ食後の服用と言われても、常に満腹感があることからいつが食後なのかはっきりしない状態です。。。
こんな状態で年越しをしたくないなぁ。。。
昨年は病院のベッドの上で年越しでしたし、病院ではないけど今年は床に伏せて年越しの可能性が大きくなっています。

同じ日。
空きができたら連絡を頂くことになっていた床屋さんから夕方連絡がありました。
「今なら空いてますよ」
体調不良なれど、せめて髪の毛ぐらいこざっぱりとしたいと思い早速床屋さんへ。

このお店、かれこれ20年以上に亘ってお世話になっている。
既に店主が2代目である。
現在の店主は、凄腕で県内どころか国内でも名だたる賞を総なめにしたことがあり、海外のコンクールにも参加した経験をお持ちです。
そのため、完全予約制の経営スタイルである。
まして、この年末ともなれば、空きなど出ようはずもなくほとんど諦めていた。
が、空きができたそうだ。
(とは口実で、長年お世話になっているため、ムリに時間を調整して下さったという方が正解であろう。ありがたいことだ。)
お店に到着して、椅子に腰掛けようとすると、いきなり「さぁどうぞ」
待ち時間ナシである。
さらに「忙しいところムリをお願いして申し訳ありません」と逆に店主から言われてしまった。
こちらも遅ればせながら「こちらこそ忙しい年末に時間を割いて頂いて申し訳ない。本当はこの時期を避けたかったのだけどね」と返す。

このお店には姉妹店が2店舗ある。
3兄弟の長男の経営店舗がヤマトのフランチャイズだ。
次男は理容ではなく、美容つまり女性客をターゲットにした店舗を経営されている。
三男はこの長男氏の店舗にほど近いところに両親と共に店舗を構えて理容の仕事をされている。

ヤマトは、時折三男氏の店舗でも理髪して頂くことがある。
それは長男氏の店舗が完全予約制であるため、なかなかオン・ディマンドで予約が取れないことに原因している。
前回がまさにそうであった。
その時三男氏から次のような発言があった。
「兄貴には敵わないんです」
「兄貴は、理容の練習をメチャクチャやっているという印象は無いんですけど、出来映えもスピードも私より遙かに上なんです」
そう聞いて、両者をヤマトなりに比べて、何が違うのだろうか?と考えてみた。
その時に閃いたことを、前回三男氏から出た発言と共に、今回長男氏に伝えてみた。
「両者の違いを端的に良い表すとすれば『集中力』の差ではないかな」と。
すると、長男氏
「へぇ~。三男がそのようなことを言っていましたか。」
「しかし、ヤマトさんのおっしゃったことはメモして残しておく必要がありそうですね」

理容の仕事をヤマトなりに解釈すると、
①個別のスキルは正確で、迅速であること
②多様なデザイン・イメージを想起できること
③デザイン・イメージは頭部に限定したものではなく、人全体のイメージとして考えることができること
④人それぞれの個性を理解して、個別情報を収集・整理できていること
⑤ホスピタリティに富むこと
などであろうかと思います。

これらの中には、トレードオフとなるものも存在します。
しかし、それらを所定のレベル以上で成果を上げるためには、スイッチのon/offが上手く使い分けられていないと困難な場合が多いと言えます。
その意味で『集中力』がこのスイッチング動作を左右し、成果へ大きく貢献しているものと判断したのです。
こうした背景を併せてお話しした結果が前記の長男氏の発言に至った次第です。

「いつもどおりでお願いします」
としかヤマトは言いませんが、記憶の中から情報を引き出してきて、ものの見事にいつもどおりのスタイリングを仕上げて下さる店主にはいつも感謝です。
普段であれば、終わった後コーヒーを頂いて帰るのですが、さすがに慌ただしい時期ですから、遠慮して帰宅の途につきました。

さて、今日は大晦日で通常ならば年越しそばを頂くのですが、今年はおかゆで年越しになりそうな気配です。
年末年始は寒波が来襲する気配です。
くれぐれも健康にはお気をつけ頂いて、
皆さまは是非とも良いお年をお迎え下さい。
今年一年ありがとうございました。
また来年も宜しくお願い致します。m(__)m
ではまた。
ヤマトです。

今日のブログはいつもと趣が異なります。
FM岡山の放送を聞いていて、これは凄いと思った方をご紹介させて頂こうというものです。

その方は『川島一城(カワシマカズキ)』氏。
名刀で有名な備前長船の刀鍛冶をなさっていらっしゃいます。

ところが、川島氏は最近3年間も刀が作れなくなったとおっしゃいます。
原因は、刀に傷が入ってしまって、立派な刀にならないからだそうです。

川島氏は、祖父から次のような言葉を受けます。
「刀は作る者の心を映す。だから作り手の心を鍛えなければ良い刀は作れない。」と。

これを聞いて、川島氏は色々と考えられたそうです。
どのようにして自らの心を鍛えようかと。

そして、ある時ある会社の会長さんのお話を聞いて閃いたそうです。
公衆トイレの掃除を素手・素足で行うことを。
それを川島氏はかれこれ1年以上に渡って月1回のペースで継続してこられたようです。

そして、今おっしゃいます。
やっと良い刀が作れそうな気がしてきました」と。
併せておっしゃった言葉にむしろ感銘を受けたのですが、
乗り越えられない壁は準備されていません。必ず乗り越えられるのです。それはその人にあった壁が準備されているからです。
さらに
そうして頑張った自分が好きになりました

良い言葉だと思われませんか?
苦難を乗り越える努力をなさった方だから言える言葉です。
逃げてはいけません!
正面から向き合って、逆にそれを自らのスキルアップの糧にするぐらいの覚悟と意志が大切だということです。
建築家の隈研吾氏がおっしゃった「制約こそがヒント」だという思想につながります。

転んでばかりのヤマトですが、転びながらも転び方は勉強できているか?と自らに問いかけています。
すると、転ばないようにする方法も次第に分かってきます。
転ばないことが目標ではありません。
時には敢えて転ぶことも必要だと思います。

ヤマトはいつも思っています。
徳俵の位置はそこに足がかかって初めて分かるもので、土俵の真ん中だけで相撲を取っていたのでは土俵の大きささえ分からないと。
自らのフィールドを知ることができなければ、自らの十分な力の発揮も望めません。
だから大いに失敗をすべきだと。
しかし、失敗を失敗のまま終わらせるのであれば、その失敗は価値がありませんし、行ってはなりません。
代替案を必ず準備しておいて、失敗した場合のシナリオを作成して、リカバーをすることは当然の責務と言えます。

川島氏は最近やっと良い刀っが作れそうになってきたとおっしゃっておられました。
是非一段階も二段階もステップアップした川島氏の作品を拝見したいものだと思いました。
このような方がいらっしゃるから、ヤマトも負けてはいられないと思うのです。

皆さまにも応分のインセンティブを差し上げることができましたなら幸いです。
ではまた。
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