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プロフィール
HN:
ヤマト(^_^)v
性別:
男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。

学校が始まって、町に賑わいが戻ってきたようです。
入学式に満開の桜。
他人事ながら晴天に恵まれて良かったですね。

昨日の雨の影響で桜が散ってしまうかと心配していましたが、かろうじて枝に残っています。
しかし、今日は暖かさこそ戻ってきたものの、風がきつくてハラハラと舞う花びらが散見されます。
今週末には見頃の終結フェーズに至るのでしょう。
今年の桜を目に焼き付けておかなければなりません。

さて、珍しい数学番組と言われる「たけしのコマネチ大学数学科」
フジテレビ系で木曜日深夜に放送されています。
ヤマトも何度か見たことがありますが、深夜番組の割に視聴率が4~5%と結構高い支持率を維持しているそうです。
放送初期は、ワンクールで打ち切り予定だったそうですが、いつの間にやら3年目のシーズンを向かえたそうです。

昨年は同番組が国際エミー賞の候補に上がった上、主役の北野武氏が日本数学会出版賞を受賞したそうです。
しかし、深夜帯の放送であり、スポンサー問題で製作費は極限状態まで切りつめているとか。。。
これは、企業関係者のトップとそして放送関係者の多くに理系出身者がいないことが原因だという説があります。
果たしてその真偽は???
この視点は、ヤマト的には賛成です。
もっと理系出身者の目と洞察力を信用して欲しい。
そんな風に思いました。
そのためのアプローチ機会を今後どんどん増やしていかなければならないと思います。
技術士の皆さん。
是非大いに個の力を世間にアピールして下さい。
そして、それを大きなトレンドにしていきましょう。

今後は「たけしのコマネチ大学数学科」録画予約しなければと思っています。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。
 
偶然に上手くいくことが世の中にはあります。
皆さまもご経験があると思います。
この時、“偶然”と何気なく表現することがあると思いますが、“偶然”とは一体何でしょうか?
自身が意図しない結果と理解すべきでしょうか?
ヤマトは、“必然”に至らしめる一つのトリガーだと考えています。
 
まず、何もトライしなければ“偶然”さえ発生しません。
様々なチャレンジを起こすからこそ発生する“必然”を偶然と表現しているに過ぎないと思うのです。
 
イヤ。意図していないプロセスが発生し、その結果たまたま良好な結果、或いは目指すべき成果が得られたのだから、“必然”ではなく“偶然”だとおっしゃるかもしれません。
しかし、世の常として数多くの失敗の中から一握りの成功は得られていることは疑いのないところです。
つまり、失敗を重ねることが成功へのアプローチだと言っても過言ではありません。
 
帰納法的なアプローチを繰り返し、幾多の失敗を経ることにより失敗の道筋が明らかとなっていきます。
そして、やがて無意識下において成功へのアプローチが芽生えてくると考えるのは科学的では無いかもしれません。
しかし、演繹的なアプローチに基づく仮説立証的な取組だけでは解明できない科学的成果は多いと思いますが如何でしょうか?
 
例えば、先般の「プロフェショナル 仕事の流儀」で紹介された中村勇吾氏の創り出したウェブデザインはどうでしょう。
間違ったプログラムを書いた結果、思わぬ成果を得られたことは果たして“偶然”で片づけられるでしょうか?
ヤマトは決してそうは思いません。
あらゆるチャレンジを行った結果、無意識的に間違いを生じさせたのだと思うのです。
こうしたことは、ヤマト自らも経験しています。
これまでに存在しなかったソイルセメント工法を研究していた頃、どのような配合を考えてチャレンジしても期待する成果が得られない時期が続きました。
ある時、勘違いによって全く意図しない配合をしてしまった事に供試体作成後気づいたのですが、思わぬ効果を得られたことがあります。
 
勘違いや単純ミス。
こうしたヒューマンエラーをマネジメントすることは、総監技術の役割の一つと言えるでしょう。
つまり、総監は過去の経験を評価尺度として理想的な状態にスパイラルアップを図る技術体系と換言することができます。
しかし、新たな知を創造する時には過去の評価尺度は全く意味を為しません。
総監技術をオペレーショナル的意思決定技術と言うならば、このような新たな知の創造は戦略的意思決定技術とでも表現できるのでしょう。
我々技術士が為すべきは、この戦略的意思決定技術の向上ではないかと思うのです。
ナレッジマネジメントとは根本から異なる新たな知の創造へ向かって、新たな一歩を踏み出そうではありませんか。
正解のない新たな知の創造。
ワクワクしてきます。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。
 
「音と光沢、そして手応え」
これが極意だとおっしゃる。
「お豆腐を切ると、包丁の重さだけでスッと切れるけど、カボチャは力を入れないと切れません」
ともおっしゃる。
その方は、日本が3大会連続で金銀銅独占の五輪競技種目を下支えする縁の下の力持ち。
その種目とは砲丸投げです。
残念ながら、競技者としての金銀銅独占ではありません。
金銀銅を獲得した選手の使用した砲丸が日本製のもので、すべてある方が製作された砲丸だったという訳です。
その方とは、埼玉県の小さな商店街の一角にある工場の辻谷政久氏75歳。
しかし、北京五輪には砲丸を提供しないとおっしゃいます。
つまり北京五輪をボイコットした形となりました。
 
さて、辻谷氏の作る砲丸は何が優れているのか?
それは飛距離です。
同じ選手が投げても、他の砲丸に比べて辻谷氏の砲丸を使うと1~2mは記録が伸びると言われます。
では、辻谷氏の砲丸と他の砲丸はどこが違うのか?
辻谷氏は言います。
「ローテクだから」
 
他の砲丸はNC旋盤を用いて作られます。
これに対して辻谷氏は汎用旋盤、つまり手動の旋盤機械で経験と勘を頼りに作ります。
これを称してローテクとおっしゃったようです。
競技用の砲丸は7.26kgで誤差+25g(-はアウト)までとされています。
もしかすると球特性はNC旋盤で作成したものの方が優れているかもしれません。
ところが、砲丸の素材は鋳物です。
鋳物には鉄だけではなく、青銅・銅などの不純物を含んでいる上、冷却時に残る空気のムラの影響で均質性を欠くこととなります。
この結果、完璧な球体だと重心が球体の中心から大きく偏心してしまうこととなります。
そのような砲丸を投げても力がうまく重心に働かず、飛距離を伸ばすことができません。
これに対して、辻谷氏の砲丸は比重のムラを見極め、ローテクにより重心を球の中心に調節しているのです。
この時重要な3つの要素が冒頭に書いた「音と光沢、そして手応え」という訳です。
なるほどと言えますが、この技術を習得するには並大抵の努力では無いと考えます。
 
面白いのは、他の砲丸を割ってみると、空洞が内部にあったり、鉛を内部に詰めたりして重さ調節を行っている事実です。
そうでなくても重心が偏心しているにも関わらず、さらに細工を施してしまうと重心は一層偏心する結果となるでしょう。
辻谷氏の砲丸は素材のままですが、他の砲丸は表面に着色してあるそうです。
それは砲丸を割って中に細工をした跡が見えないようにするためだとのことですが、選手からしてみればカラフルな砲丸に惹かれます。
 
ところで、最初から辻谷氏の砲丸が五輪選手に選ばれる必然はありません。
協議で使用する砲丸の選択は競技者が決定します。
したがって、辻谷氏の砲丸が選ばれるためには、それなりのインセンティブが無ければならないことになります。
提供初期はやはり辻谷氏の砲丸は選ばれることは無かったそうです。
素材そのままの無骨な面構えは魅力に欠けたと言えるでしょう。
では、それが何故選ばれることになったのか?
砲丸の表面に指紋にヒントを得た細い筋を入れたそうです。
なぜ細い線だったのか?
細い線が如何なる効果を生み出したのか?
これらは謎です。
使わせてしまえばこちらのモノという自負が辻谷氏の中にあったことは確かです。
その後の結果は先に記したとおりです。
やがてこの細い線が禁止されます。
これには技術指導依頼を辻谷氏に拒否された他国のメーカーなどが強い影響力を及ぼしたようです。
しかし、結果は何も変わりませんでした。

辻谷氏の思想的底流からは、日本を愛する気持ちが強く伝わってきます。
自分一人で魔法の砲丸とも言われる技術を身につけたのではない。
この気持ちが辻谷氏を支えています。
北京五輪への砲丸提供拒否は、先に行われたサッカー・アジアカップにおける中国国民の日本代表に対する侮辱的対応を嫌悪してのものだと言われます。
辻谷氏が北京五輪ボイコットを決定したのは昨年の11月と言われますから、最近の毒混入ギョウザ問題やチベット問題発生の前のことです。
この対応に賛否は分かれるでしょう。
でも技術屋としては辻谷氏の対応を支持したいとヤマトは思います。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

やっと3月末で総監ノートの「安全管理」分野を終わることができました。
ところが、何とまとめるどころか40ページにも及ぶ量になってしまいました。
何をやっているんだか???

さて、これまで毎日のブログ更新を一つの自らに課したテーマとしてきました。
しかし、皆さま方ご承知のとおり、毎日更新することに伴う内容の希薄化は否めません。
やはり読んで読み応えのある内容こそが、理想だろうと思います。
もちろんそうでは無いとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
ブログとはそもそもWEB上の日記ですから、決してそうした考えを否定するつもりはありません。
ただヤマトのブログは、読み応えを追求したいと考えているに過ぎません。

何が言いたいかと申しますと、不定期ブログに移行するということです。
今年度は様々なチャレンジが目白押しで、ブログどころではなくなると考えています。
時に、そうしたチャレンジを行う過程で皆さま方にとっても有益と考えられる内容がございましたら、アップさせて頂きたいと思います。

今年度はゆるゆるとブログは進んでいくこととなりますので、どうか悪しからずお付き合いのほどお願い申し上げます。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

2007年度が終わります。
この1年間何を得たのか?
努力の不足を実感しただけの1年間だったような気がします。

明日から始まる新たな年度は、今年度以上の努力をしなければならないと考えています。

さて、Last Dayというタイトルに相応しい内容は上記だけで、以下では環境立国・ニッポンを目指す取組について眺めたいと思います。

地球温暖化は、皆さまご承知のとおり二酸化炭素などの温暖化ガスが大気中に増加し地上から放射された熱を吸収することにより発生します。

そこで、地球温暖化防止のためには、発生した温暖化ガスを回収・貯留すれば良いという考えが発生してきます。
国際エネルギー機関は、この考えに基づき2050年を目処に排出削減の20%を賄おうと考えています。
しかし、温暖化ガスの回収・貯留のための大規模プラントでは700~800億円も必要となるらしく、経済的インセンティブを発生しにくい状況のようです。
これに対して、RITE(地球環境産業技術機構)が開発した技術は、分離コストが従来の方法に比べ約1/4程度に縮減可能と言われ、注目を浴びています。
RITEの分離技術は、一般的に用いられる溶剤とは異なり、円筒形の膜を用いる方法だそうです。
様々なアプローチを試み、温暖化阻止のための安価な技術を開発しなければ明るい未来は無いと言わざるを得ません。

次に、削減しなければならない二酸化炭素を利用しようという動きがあります。
二酸化炭素を用いてプラスチックを作る取組です。
この技術は昭和40年代から存在していたそうですが、熱に弱く触媒の反応効率が悪いことから実用化できなかったそうです。
それが新たな触媒技術の開発により、反応効率が向上したことから俄然脚光を集めることとなったようです。
製造コストや性能面ではまだ石油起源のプラスチックには及びませんが、燃焼時の二酸化炭素発生量が30%以上減少することから、二酸化炭素回収技術との組合せにより二酸化炭素排出削減に大きく寄与することが期待できます。

基礎的な技術開発がこのように進む一方、既存技術の展開も進んでいます。
特に二酸化炭素排出量の増大が著しい中国をターゲットに、製鉄工場での脱硫装置・集塵装置やセメント製造工場での排熱利用発電装置など、温暖化防止・環境保全・代替エネルギーといった視点からの取組が順次拡大をしています。

また、視点を市民生活へ転ずれば、中国・上海では日本のインバーター・エアコン導入が加速されているそうです。
これを後押ししているのが、トップランナー制度と言われています。
これは平成11年度に導入されたものですが、最も省エネに優れた製品に追いつくように目標設定し、未達の場合は企業名が公表されると共に、罰金まで科されるという過酷な制度です。
今までのところ未達の事態は発生していないそうで、この厳しい制度の影響によりエアコンではH16年の消費電力がH9に比べ40%も削減されたそうです。
しかし、いくら高効率の省エネ製品が開発されようと、製品台数が増加してしまってはトータルでの効果は上がらないといった事態も発生します。
省エネ製品への切り替えを促したいところではありますが、そのための出費は2020年度までに8兆8000億円を要すると経済産業省は試算しています。
これらは全て各消費者が負担することになれば、買い換えどころか買い控えが主流を占めることは間違いないでしょう。

市民生活で無くてはならないものの一つに自動車があります。
次世代のエコカーとして有力なのは、燃料電池車です。
燃料の水素と空気中の酸素を反応させ、発生した電気で走行する燃料電池車が排出するのは水だけです。
しかし、これにも弱点があります。
ガソリンスタンドのような水素供給基地の整備が進まないからです。
この点を改善する秘密兵器が現れました。
家庭用の水素供給システムがそれです。
都市ガスの原料である天然ガスから水素を取り出し、燃料電池車の燃料に圧縮すると共に、内蔵の燃料電池によって家庭にも電気を供給する優れものです。
さらに、発電の時の廃熱も給湯に利用可能など画期的なシステムです。

地球温暖化防止という取組だけを見ても様々です。
しかもそれらは全てビジネス機会とセットとして扱われています。
SWOT分析により逆解析すれば、どれもこれも当然のアプローチと言えます。
今年の建設一般論文のテーマは「環境」が有力視されています。
是非ともこの機会に様々な情報収集を行ってみて下さい。

タイトルとは全く無関係なブログになってしまいましたが、明日からまた新たな気持ちでブログを書きたいと思います。
しかし、明日はApril Fool。
どんなテーマにしようか。
今から悩んでいます。。。
が、明日は何を書いても信用はして頂けないでしょうね。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。
 
風力などの再生可能エネルギーの割合が2025年には40%近くに達する国があります。
北欧のデンマークです。
その首都コペンハーゲンで「カーボンマーケット・インサイト」が開催されました。
これは環境に関する世界最大の商談会です。
これには日本の企業も多数参加されたようです。
二酸化炭素の取引が欧州に集中しているためです。
欧州にはEU-ETSという仮想市場があり、企業に二酸化炭素排出枠を課し、過不足を売買し調整する仕組みとなっています。
‘07年の市場規模は前年比80%増の6兆円と言われます。
 
ところが、欧州のように排出量を国内で取引できる市場を持たない日本企業には排出量の価格決定権がないことから、欧州の事情による価格変動に為す術が無く、振り回される形となってしまいます。
これは昨今の原油高の影響をもろに受ける形となります。
つまり、原油価格が高騰すると、価格の安い石炭への転換が進展します。
石炭は、燃焼時の二酸化炭素排出量が多く、その結果、排出枠に対する需要が増大する事態を招くからです。
 
排出枠はエネルギー消費の権利とも言い換えられます。
京都議定書により理不尽な温暖化ガスの排出削減義務を押しつけられた形の日本にとって、排出量取引の明確化は重要な意思決定事項です。
EUでは温暖化対策の遅延した国からの製品輸入を規制する潮流があり、この意思決定を誤ると国益や産業の国際競争力を喪失しかねません。
環境と経済の関わり方が、大きなトレードオフのうねりとなって、世界を新たなパラダイムへと誘っているかのようです。
 
資源小国ニッポンは、こうした制約条件下で生き残りをかけたチャレンジをしなければなりません。
だからこそBreak Throughが重要だと考えるのです。
そして、そこに関わるべきはやはり我々技術士なのだと思うのです。
このブログが同様な考えをお持ちの方々に、少しでもインセンティブを差し上げることができるならば幸いです。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

Creative Capitalismとは、創造的資本主義と訳されます。

世界の先進地域が富の偏在を加速させる一方、日々の生活費が1$にも満たず、水や食料さえ満足に得られない人々がいる。
我々は、豊かな人々と同様に貧しい人々にも貢献できるような道筋を見つけなければならない。
しかし、企業のミッションを考慮すると、こうした人々に対する活動が必ずしも利益に結びつくものではない。
むしろ、利益に結びつかないけれど、活動の内容を評価できる仕組みを形成することが重要と言え、企業評判の向上、顧客へのアピールへリンクすることが求められている。
この結果、新たなメリットが創出され、世界の問題を解決する新たな社会システムへの変革を遂げる必要が発生している。
こうした概念をCreative Capitalismと呼ぶとおっしゃったのは、彼のビル・ゲイツ氏です。

社会的価値という視点から、とても示唆的な内容です。

「心」の部分を価値評価するとも言える内容です。
これは社会革命とも言える取組と言えます。
もしも、上記のような社会システムが形成されたとしたら、モノにしか価値評価尺度を設けられなかった人類が、初めて手にするメンタル評価システムとなります。
破滅への秒読みを刻一刻と刻み続けている人類が、その時計を止められるかどうか。
それはこの社会システムの更新にかかっているような気がしてなりません。

この視点は、技術士としても大いに気になるところです。
と申しますのは、倫理規定やコンプライアンスなど、メンタルが試されるシーンにおいてメンタル評価が社会通念として成立すると、車の両輪がやっと整うと言えるからです。
利益と社会的評価。
これがトレードオフ関係を維持しつつ、より良い方向へスパイラル・アップすることになるのだと思います。

そうした意味で、我々もこういった社会システム構築へ力を注がなければなりません。
そのための資格と考えて、日々新たな、しかし確かな足跡を残していきたいと思います。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

昨日、車検に車を出しました。
しかし、寄る年波に勝てず、敢え無く廃車の決断をしました。
思い起こせば12年前、平成7年の春まだ浅い時期でした。
前の車が故障して、修理に相当の費用を要することが明らかとなった時、次なる車を求めたのでした。
それが現在まで乗り続けてきた愛車です。

購入後1週間も経過しない内にフェンダーを路側の石にぶつけ、凹ませてしまったことや、残業後深夜の道路を走行中に、何か路面に落ちていると気づきながらも、それを避けきれずはね飛ばして、自らのフェンダーに傷を付けたこと、スタッドレスを過信し冬の雪道を無謀にも走行していき、とんだ坂道に遭遇して行くも戻るもままならぬ状況に陥り、車の形が変わるのを覚悟しながらも何とか無傷で脱出できたことなど様々な思い出が甦ってきます。

皆さまが乗っていらっしゃるような高級な車では決してありませんが、ヤマトの足となって南は福岡県、東は三重県まで共に行き先はテーマ・パークでしたが運んでくれた愛車にお別れする時を迎えることになりました。
やはり寂しいものですね。

主が乱暴であるため、生傷が絶えなかったことを今更ながら申し訳なく思ってしまいます。
長い間、ありがとう。
そして、ゆっくり休んで欲しいと思います。

さて、次なる車はと申しますと、体調不良で今後車の運転機会が減少する父の車を拝借する予定です。
父が選んだ車ですから、ヤマトの好みとは随分異なる車種ですが、これも廃車するという選択肢はやはり有り得ません。
まだ2万kmしか走行していませんから、まだまだ十分現役です。
しっかりヤマトの足となって走ってくれるでしょう。
今まで乗ってきた車同様ヤマトなりに大切にしていきたいと考えています。

今日も早朝より現場へ出向かなければなりません。
これまでヤマトとは何とか良好な関係を築き上げてきたステークホルダーのところへ上司を連れていく予定です。
ところが、相性が誠に悪いのがとても気がかりで、話が壊れなければ良いのですが。。。
壊れてしまえば、この1年の努力が無に帰すばかりかマイナスへ転落です。

コミュニケーション能力とは心のキャパシティと換言できるのではないかと思います。
自らや所属する組織の論理を如何にステークホルダーに納得・説得できるかが問題だと考えているのでは、到底相手のコンセンサスを得ることなどできません。
あれもダメ。これもダメ。
では、交渉の糸口など見つかるはずがありません。
目的は何か?
ここから始めなければならないことは明らかなのですが。。。

ともかく行くしかないのです。
どのような結果が待ち受けているのか?
ある程度想像できる結果が、裏切られることを願うばかりです。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

H19上半期の公共工事発注に伴う落札率が発表されました。
落札率が予定価格の90%以上だった「高落札率」の割合は、58%に達したそうです。
これを発表したのが日弁連だというのも「へぇ~」という感じです。
この結果は、H18よりも約14ポイント低下したのだそうです。
日弁連は「一般競争入札を原則とし、高落札率は20%以下となることが望ましい」としているそうです。
もちろん、落札率が100%に近づくほど談合の可能性が高いというのは理解できますが、高落札率を20%以下とする目標値の根拠は何なのでしょうか。
また、落札率が予定価格の90%以上のものを「高落札率」と規定することにも、根拠は何なのかもう少し調べてみたいような気になります。

日弁連が行ったアンケートに答える形でまとめられた今回の結果ですが、東京を初めとする4都県を除く43道府県の中で、高落札率の割合が最小であったのは長野県の10%、次いで宮城県の17%、大阪府と宮崎県が25%だったそうです。
特に宮崎県はH18の83%から約58ポイントも改善したそうです。
東国原知事効果なんでしょうか?

逆に最大だったのは、鹿児島県の87%、千葉県、山梨県そして石川県の86%が続き、9県で80%を越えているそうです。

日弁連は、一般競争入札の参加可能業者数が50以上としている道府県が、高落札率割合並びに平均落札率共に大幅に低かったことを受けて、「入札参加業者数は50以上とすべきである」と提言しています。

おっしゃることはとても良く理解できるのですが、実際の建設現場は低価格入札の影響を受けて疲弊しきっています。
悲鳴に近い声すら聞こえてきます。

予定価格とは一体どうあるべきなのでしょうか?
適正落札価格とは一体どのレベルであるべきなのでしょうか?

透明性の確保と機会均等はあるべき方向性の一つだと考えます。
しかし、コスト低減だけが目的になってはならないと考えます。
QCDのバランスこそ、視野におくべき重要な事項だと思います。
加えて施工者に対するインセンティブも重要な事項の一つです。
これらを総合的に達成する仕組みを、発注者と受注者が共に利用者視点に立って考えるべきなのでしょう。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

子供から久々に「数学」の質問がやってきました。
最近は、「物理」に関する質問がとても多く、先日もきっと物理が得意であろうと思うGRIDさんに、依頼をしたところです。
なにせ、高校時代は物理に関して”赤点王”を自認していました。
もちろん、子供にもこのことは示してあるのですが、「溺れる者は藁をも掴む」の心境なのでしょう。
ともかく聞いてきます。
力学系ならばまだ何とか応えられるのですが、電気分野などに至ってはサッパリです。

ところが、昨日は久々に数学の質問だったのです。
ヤレヤレ。
で、質問の内容はというと、以下のようなものでした。

(xy+x+y+1)5において、x2y4の係数はいくらになるか。

皆さまならばどのように解答をなさいますか?

ヤマトは、以下のように解答を示しました。

与式を展開した結果、x2y4となる場合は以下のとおりである。

①(xy)2・y2・1
②xy・x・y3
なお、
③x2・y4 OUT

①のケース:5C23C1=(5・4/2・1)・(3/1)=30
②のケース:5C1・4C1=(5/1)・(4/1)=20

つまり、求めるx2y4の係数は、与式を展開した時に①と②の合計回数登場することになりますから、
答えは50

所要時間3分。
関西の有名私立大学の入学試験問題だったようですが、もしかすると最近物理の質問ばかりで父の良いところを出し切れていないと考えた子供の配慮だったのかもしれません。
あまりにも簡単な問題だったので、そんな風に感じてしまいました。

上記解答を子供に示してやると、「アッ!そっか!」と一言で片づけられてしまいました。
でも、それは無いだろ!
せっかく父が創り出した勉強時間を横取りしたくせにぃ!
とは、もちろん口にしないで、「簡単だろ?」と言っておきました。

来年度は高校3年生。
受験の年です。
「目指せ!京大」と父は言っていますが、それ以前に本人は何を職業とするべきか、目指すべき目標が未だ見えていないようです。
それでは困るんですけどね。
もういい加減には決めてもらわないと。。。
今のところ、学校の先生の言いなり状態で、「○大工学部を目指しなさい」というアドバイスを鵜呑みにしています。
しかし、自分も似たようなものでしたから、あまり子供ばかりを責めることはできません。
だって、ヤマトは高校時代に土木なんて志していませんでしたから。
医者になろうと思っていたと周囲に言うと、「へぇ~!」と呆れたような反応しか返ってきませんから、余程今は土木が板についているのでしょう。
嬉しいやら、悲しいやら。

父子共に来年度は勝負の年です。
頑張ります!!!

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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