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■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
温室効果ガスの中でも特に目の敵にされているCO2。
その処理にはさまざまな方法があるようです。
基本的には発生抑制が第一でしょうが、これもでは明日から削減しましょ。
という訳には到底いかないことは誰の目にも明らかです。
もっとも、これは周辺に危機が差し迫っていないという意識の裏返しと言えます。
が、化石燃料頼みから自然由来のエネルギーに転換するには、どうしても相当な時間を要することは確かでしょう。
そうした中、パラダイム・シフトを待っていられないとばかりに、CO2を地中へ封じ込める技術CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)が注目されているようです。
地球環境産業技術研究機構(RITE)が新潟県長岡市で’03年に地下1.1kmの帯水層にCO2を注入する実験を行ったそうです。
その後のサーベイランスに依れば、途中中越地震などの影響がありましたが、4年半経過した現在も安定した状態を保っているそうです。
地下800m以深に封入されたCO2は、圧力の影響で体積が地上の1/25にまで圧縮され、超臨界状態(120気圧,46゚C)になるそうです。
そして、封入されたCO2は長時間をかけて地下水に溶け込み、周囲の鉱物と反応することによって安定な状態で固定されるそうです。
上記の実験場所で封入されたCO2の量はおよそ1万tで、国内には52億tの可能性候補地があるそうです。
これを単純に計算して、年間総排出量の10%を地下へ封入したとしても、約40年間は処理可能だとのことです。
そして、10年後の実用化を目指している状況だそうです。
但し、問題はご推察のとおりコストで、7,300円/tだそうです。将来的には2,000円/tを目標にしているそうですが、果たしてその結果は如何なりますことやら。
しかし、それ以上にヤマトが気にするのは、地下水に溶け込み、鉱物と反応して安定化するという点です。
近視眼的時間スケールでは封入箇所からの漏出は無いそうですが、地球の歴史的スケールにおいてはどうなのか全く検討がつきません。
CCSなる方法がヤマトにはどうも発想的に道端に放り投げる行為に等しいような気がしてなりません。
やはり本筋は、一人一人が発生抑制を心がける意識なのだと思うのです。
振り子の揺り戻し限界点チッピング・ポイント(ポイント・オブ・ノーリターン)までに残された時間は、後5~6年だそうです。
それを過ぎればもう過去の環境には戻れません。
今、即座に行動を開始しなければ、我々の行為の影響が、我々の子々孫々にとんでもなく辛く苦しい環境を押しつけてしまうことになるのです。
将来を展望し、今できることに注力する必要があります。
これをお読み下さった方々は、おそらく技術士の資格ホルダーだと思います。
是非ともたった今から行動を起こして頂きたい。
と、メッセージを送らせて頂きます。
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