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プロフィール
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ヤマト(^_^)v
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男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
 
風力などの再生可能エネルギーの割合が2025年には40%近くに達する国があります。
北欧のデンマークです。
その首都コペンハーゲンで「カーボンマーケット・インサイト」が開催されました。
これは環境に関する世界最大の商談会です。
これには日本の企業も多数参加されたようです。
二酸化炭素の取引が欧州に集中しているためです。
欧州にはEU-ETSという仮想市場があり、企業に二酸化炭素排出枠を課し、過不足を売買し調整する仕組みとなっています。
‘07年の市場規模は前年比80%増の6兆円と言われます。
 
ところが、欧州のように排出量を国内で取引できる市場を持たない日本企業には排出量の価格決定権がないことから、欧州の事情による価格変動に為す術が無く、振り回される形となってしまいます。
これは昨今の原油高の影響をもろに受ける形となります。
つまり、原油価格が高騰すると、価格の安い石炭への転換が進展します。
石炭は、燃焼時の二酸化炭素排出量が多く、その結果、排出枠に対する需要が増大する事態を招くからです。
 
排出枠はエネルギー消費の権利とも言い換えられます。
京都議定書により理不尽な温暖化ガスの排出削減義務を押しつけられた形の日本にとって、排出量取引の明確化は重要な意思決定事項です。
EUでは温暖化対策の遅延した国からの製品輸入を規制する潮流があり、この意思決定を誤ると国益や産業の国際競争力を喪失しかねません。
環境と経済の関わり方が、大きなトレードオフのうねりとなって、世界を新たなパラダイムへと誘っているかのようです。
 
資源小国ニッポンは、こうした制約条件下で生き残りをかけたチャレンジをしなければなりません。
だからこそBreak Throughが重要だと考えるのです。
そして、そこに関わるべきはやはり我々技術士なのだと思うのです。
このブログが同様な考えをお持ちの方々に、少しでもインセンティブを差し上げることができるならば幸いです。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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