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ヤマト(^_^)v
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趣味:
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自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。

これで本当に梅雨なのか??
そう思えてならないお天気と暑さです。
ここ数年、梅雨といえば空梅雨です。
しかも、梅雨の季節特有の蒸し暑さは比較的感じません。
すべては太平洋高気圧の勢力が弱いことに原因しています。
つまり、大陸の高気圧の勢力が強い影響で梅雨前線も思ったほどに北上できない状況です。
しかも、大陸の高気圧は湿度が低いため乾燥傾向になりやすい訳です。
このため朝夕は意外と過ごしやすい一面を持っています。

これらはすべて赤道上の海水温が支配しています。
数年前にラニーニャでしたが、今はどうなんでしょうね?
地球温暖化の影響は海水にも多大な影響をもたらすことが指摘されており、死の海と化す可能性が示唆されています。
これは海水の二酸化炭素溶存限度を超えることによる結果ですが、果たして何が最も今の気象を支配しているのか?
考えるだけでも壮大に過ぎて、能力の範囲を超えてしまいます。

さて、ここのところ時間の大半は土木学会誌の特集に当てざるを得ない状況になっています。
金曜日にも計画している座談会出席予定のメンバーの方から、座談会当日の調整がつかなくなった旨ご連絡を頂きました。
今週早々他のメンバーの方々へ連絡をさし上げ、再度日程調整をせざるを得ない状況となりました。
なかなかスムーズに事が運ばないものだと改めて感じています。

今日は、実は大阪まで行ってきました。
普段の不勉強を補うため、APECさんのお話を伺うためです。
APECさんは相変わらずお元気そうで、例の調子で立て板に水のお話ぶり。
あのようにお話しされると、技術試験なんてチョロいもんだと思えてきます。
しかし、実際にはなかなか難しいものです。
ヤマトなんて未だに今年の国土交通白書に目も通していません
まったく自慢にもなりゃしない!
こんな状態で試験を受けても良いものか??
しかし、懲りもせずに行くんでしょうね
まったくバカじゃないか!?
自分でも呆れてしまいます。
でも、今日のセミナーは要点をしっかりと押さえた良い内容でしたから、建設一般は今日のセミナーだけで十分でしょう。
問題は専門問題です。
これも1日か2日は充てて勉強したいと思っていますが。。。
大勢の方々からふざけるな!!!
と言われそうですね。
しかし、これは決して不真面目なのではなく、全く時間が無いからに他なりません。
何とか自分が企画する土木学会誌の特集企画で皆さまに喜んで頂きたい。
そう思うからです。
不心得でろくに勉強もすることなく技術士試験を受けようとしている訳でないことをどうかご理解下さい。

前置きが実に長くなってしまいました。
毎度のことですが。。。

さて、お約束のテーマで書いてみたいと思います。
それは「20部門の論文から脱却できない総監論文」です。
この点でお悩みの方が多いのではないかと思います。

この原因は明らかです。
総監とは「何か」を理解できていないからに他なりません。
しかし、原因が理解できたからといって、総監論文が作成できることにはつながりません。
だから皆さん苦労されるのだと思います。

では、なぜそうなるのでしょうか?
それは自らにとって総監とはこれだと言える軸を作れないからでしょう。
つまり、青本を読んで総監を理解したつもりになっているだけで、総監のコアにまで到達していないからそうなってしまうのです。
逆に言えば、総監のコアに到達すれば、すべての事象に総監的視点とその適用が可能になります。

そうなるためにはどうすれば良いのか?

まず必要なことは、専門技術を忘れることです。
21番目の技術部門といわれる総監部門ですが、本来は他の20部門の上に位置づけられる技術です。
20部門の延長線上で総監を捉えていたのでは、いつまで経っても総監を習得することはできません。

20部門の技術が一つのプロジェクトの中のあるフェーズやプロセスにスポットを当てるのに対し、総監はプロジェクト全体を視野に入れることに注意が必要です。
20部門において問題となるのは、品質や納期が要求水準を満足しないケースです。
つまり単独の問題解決を図れば良いということになります。

これに対して、総監における問題は同じく品質や納期が要求水準を満足しないケースが発端かもしれませんが、それだけを単独で解決したのでは他の要求水準を満足できなくなるケースを解決することと言えます。
例えば、要求品質を満足できるよう解決をする結果、著しい環境負荷を発生してしまうような場合です。
この場合、両方を要求水準レベルに調整するための考え方をするのが総監と言えます。
だからトレードオフが総監論文に求められるのです。
部分最適ではなく、全体最適を目指す技術体系が総監だと言われる由縁もここにあります。
つまり、20部門はプロジェクト内の部分最適のための技術であり、プロジェクト全体を最適レベルにする技術が総監だと言えます。
これは、さらに言えば、PDCAの中のどれか1フェーズに力点を置くのが20部門であり、PDCA全フェーズを視野に置くのが総監だと言い換えることができます。

一つのプロジェクトは複数のフェーズで構成され、さらに一つのフェーズは複数のプロセスで構成されます。
20部門の論文はプロセス論文であり、総監論文はプロジェクト論文だと言えます。
つまり深みが全く違うのです。
プロセス論文は専門的用語で十分ですが、プロジェクト論文には多くの関係者が関与することから、共通語が必要であり、そのために総監用語が用いられると理解すべきでしょう。

こうした意味で5つの管理分野を設けたのだと理解すれば良い訳です。
使いにくい切り口の管理分野ではありますが、慣れればなんて事はありません。
ヤマトでも慣れましたから
きっと皆さまも大丈夫です

ここで、プロジェクトの重要な視点を申し上げます。

プロジェクトの目的はなに?
プロジェクトの主題をしっかりと押さえることが重要です。
無策でプロジェクトを遂行しようとすると何が問題となるのでしょうか。
そのために何が犠牲になりそうですか?

あなたの立場はなに?
社長ですか?部長ですか?
単なる平社員ですか?
立場によって負うべき責任の範囲と重さは異なります。
つまり、できることも自ずと規定されるわけです。
できもしないことを書いてはいけません。

俯瞰する高さはどのレベル?
立場が異なれば、掌握すべき範囲が異なります。
プロジェクトは1つしか持っていないかもしれないし、複数プロジェクトを所掌しているかもしれません。
或いは、複数部門を総合的に掌握せざるを得ないかもしれません。
これによって論文内容は大きく異なります。

期間はどの程度?
施設の建設というプロジェクトで考えれば、終結フェーズは完成とイコールになります。
しかし、施設の運用というプロジェクトで考えれば、終結フェーズは施設の更新時期とイコールかもしれません。
或いは、その施設の廃止時期かもしれません。
このようにプロジェクトの目的に応じて期間は相違することになります。

このように多種多様な見方・考え方が存在します。
これらを勘案の上で、総監論文に取り組んで頂きたいと思います。

結局何だか分からない内容になってしまったようです。
もう一度総監を受け直した方が良いのかもしれませんね

では今日もBreakThroughを目指しましょう
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