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■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
コミュニケーション・スキルは、その名のとおり技術と言われます。
しかし、ヤマトは技術とは認めつつも、根源的な意味でそうではないと考えています。
では、何か?
ヤマトは、心のつながりだと考えています。
例えば、同じ内容のことを相手に伝えたとしましょう。
この時、教えてやるという意識で伝えるのと、伝えさせて頂くという意識で伝えるのとでは、受け取る側の意識は大きく異なります。
さらに具体的にしてみましょう。
「限界集落」という用語があります。
これは、1991年高知大学大野晃教授が提唱した概念で、集落に占める65歳以上の人口が半数を超え、冠婚葬祭や農地・水路・道路などソーシャルキャピタルの管理が困難となり、社会的共同生活の維持が困難な状況になっている集落の総称と言われます。
しかし、この限界集落という言葉を集落に住まわれる方々に向けて、「ご当地は限界集落ですから。。。」などと言った場合、それを聞かれた方々はどうお感じになられるでしょうか?
そうでなくても、厳しい現実に日々直面している状況で、さらに追い打ちをかけるような言葉を言われると心が萎えてしまうのではないでしょうか。
そういった状況で元気を出せと言われても、元気の出しようが無いというのが正直なところではないでしょうか。
今後こうした集落はやがて淘汰され、地方部においても集落はコンパクト化を進展させざるを得ないのだと思います。
しかし、大切なことはそのアプローチだと思うのです。
一気に切り捨ててしまうようなプロセスは断じて許し難く、容認できない手法だと言わざるを得ません。
根本的な対策は、別途問題把握・課題設定・解決策といったプロセスを踏む必要があることは言うまでもありません。
但しその場合でも、「限界集落」という呼称を緩和した表現に変更すべきだと思います。
現在、「水源の里」「生涯現役集落」「小規模・高齢化集落」など様々な呼称が試されています。
そこでヤマトも考えてみました。
「水土緑集落(ミドリシュウラク)」
異論・反論大いに結構です。
何か良いネーミングを考えてみたいと思います。
このようにコミュニケーションとは一方通行の情報伝達とは異なるという視点が重要です。
送り手と受け手。
その両者の関係において成立する意思疎通の手段においては、その立場を置き換えることが基本と言えます。
原点を大切に今日も意義深いコミュニケーションを行っていきたいと思います。
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪