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■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
やっとストレスの溜まる業務が終わりました。。。
年が明けてからというもの、総監の口頭試験、そして今回の業務と何だかず~っと精神的にストレスを感じていたのでしょうねぇ。。。
いずれも自身としてはそんなそれほどストレスを感じるほどのことではないと思っていたのですが。。。
終わった瞬間に気が抜けたような感じで、寒気を感じるし、喉は痛い上に、熱もあって。。。
完璧に風邪の諸症状です。
いつもは「これぐらいの寒さを寒いなんて言っていたら話にならないよ!」って若い職員に発破をかけているヤマトですが、今日は逆に彼らから発破をかけられてしまいした
昨夜38度を超える熱がありましたが、寝ている間にパジャマがびっしょり濡れるほどの汗をかいたおかげで今朝は寒気が治まっていました。
たぶんインフルエンザではないでしょう。。。
何とか早く絶好調に戻したいものです!
さて、いつものことながらタイトルとは全く無関係な内容から始まってしまいました。。。
今日の話題「かんなくず」
職人気質を崇拝して止まないヤマトは、「宮大工」などという言葉にとても弱い。。。
法隆寺の宮大工棟梁だった西岡常一氏の弟子となった小川三夫氏。
西岡氏唯一の弟子となった小川氏ですが、師匠の西岡氏から手取り足取り技術を教えてもらったことはないそうです。
宮大工の世界はそうしたものなのでしょうねぇ。
とヤマトは勝手に納得していますが。。。
そんな西岡氏が小川氏へ渡したものが一つだけあったそうです。
それが「かんなくず」だったというのです。
そのかんなくずは、紙よりも薄く窓ガラスに貼ると光が透けて見えた言います。
端から端まで見事なまでに均質な厚みで削り出されていたかんなくずを見て、小川氏は様々なことを教えられたとおっしゃいます。
かんなの研ぎ方、刃の調整、かんなのかけ方などあらゆる技術が完璧でないと、そのかんなくずは出来上がらないことを
かんなかけは使用木材の形状・寸法や表面の仕上がりを規定するため行うものという認識をヤマトは持っています。
したがって、素人であるヤマトは出来上がった材の方に目がいってしまいます。
しかし、削りだしたかんなくずにこそ技術の差が顕著に表れるものだと言えます。
なるほどねぇ。。。
視点を変化させることにより大きな気づきを得ることができるものだ。
常々視点を大切にしたいと考えているヤマトです。
あらゆる機会を通じてこうした視点の変化を心がけなければなりません。
小川氏はやがて百人を超える弟子を取られたそうです。
しかし、自身が西岡氏から受けた方針と何ら変わることなく、手取り足取りの指導は行われなかったそうです。
その弟子の方が作業場に置いてある西岡氏のかんなを見ておっしゃいます。
「今見てもかんな自体が身構えていますよね。今すぐ現場に行っても良いよと言っているようです」
土木はとかく誰が行っても同じにできることを理想と勘違いしています。
誰が行ってもできるというレベルは最低限の水準であって、最高水準はさらに上にあることを蔑ろにしてしまっています。
これでは「著作者人格権」も何もあったものではありません。
作らせる側の責任、作る側の責任、使う側の責任
こうした役割を明確化すると共に、それぞれの責任の明確化を促す仕組みが必要なのだと思います。
最終的には人が大きく関わっていることは確かですし、人を評価できる仕組みが望ましいと言えるでしょう。
こうすることでインセンティブが付与され、人のモチベーションが大きく向上することが期待できます。
この結果、先の例示のような技術者個人を中心とする新たな流れができてくる可能性があります。
是非ともそうしたトレンドを創り上げたいと思います。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
昨日から特別な週間に入っており、ブログ更新に時間を充てる余裕が全くありません。
恒例の行事とはいえ、この時間を有効に使う手だてを未だ思いつくことはできません。
そうした中、あれこれ情報収集していて思ったことがあります。
ヤマトには知っていて当然のことでも、全国各地にいらっしゃる方々にとっては「へぇ~!」というようなこともきっとあるだろう。
このように考えて一つご紹介したい場所があります。
それは「(旧)遷喬尋常小学校」です。
リンクを貼っておきましたので、どうぞご覧下さい。
明治40年築造で、平成11年には国の重要文化財として指定された施設です。
それだけでは「へぇ~!」とはならないでしょう。
その「へぇ~!」と思う部分は、この施設が映画ロケで使われているということです。
有名なところでは、「Always 三丁目の夕日」
ノスタルジーを感じさせる映画ですよねぇ。。。
って...ヤマトは昭和をノスタルジーの対象と考えていないので、どうも見る気がしないのです
ここでは、当時の給食を食べさてくれるサービスがあるようです。
確か土日祝日限定だったと思いますが、予約が必要です。
お値段については...忘れました
興味がお有りでしたら、ご連絡下さい。
真庭市には連絡網がありますので、簡単にお調べすることができると思います。
さて、先日skypeで九州人さんとお話しをさせて頂く機会を得ました。
その時、九州人さんから頂いたお話しの中に、「土木技術者列伝」の復活を切望される内容がありました。
ヤマトも考えていない訳ではないのですが、やはりネットだけで調べて整理するレベルには限界を感じています。
しかし、まずはそういう活動を通じて段階的に深めていくべきであろう。
このように考えた次第です。
このためしばらくしたら復活を果たしたいと思います。
但し、今回は前回のように場当たり的な対応ではなく、総監的に全体像を掴んだ上でスケジュールにしたがって進めていきたいと考えています。
さぁ...行き当たりばったりのヤマトがスケジュールにしたがって上手く調整できるのか???
甚だ疑問ではありますが、これから計画を作成したいと思います。
以下に前回の「土木技術者列伝」目録を念のために再掲させて頂きます。
(序章)津田永忠(岡山県)百間川
(1)廣井 勇 (北海道)小樽築港
(番外編1)八田 與一(台湾)烏山頭ダム
(2)川村 孫兵衛(宮城県)北上川
(3)ヨハニス.デ.レーケ(福井県)エッセル堤
(4)桜井 小太郎(青森県)大湊第一水源池堰堤
(5)ピーター.P.ヤンセン(秋田県)八郎潟干拓
(6)葛西 万司(岩手県)宮守川橋梁
(7)黒井 半四郎(山形県)黒井堰・穴堰
(番外編2)田部 純正(映画監督)映画監督が語る土木の魅力
(8)ファン.ドールン(福島県)安積疎水
(9)正子 重三(新潟県)萬代橋
(10)佐野 藤次郎(兵庫県)布引五本松ダム
(11)赤木 正雄(富山県)白岩砂防ダム
(12)板屋 平四郎(石川県)辰巳用水
(13)中川 吉造(茨城県)横利根閘門
(14)印南 丈作・矢板 武(栃木県)那須疎水
(15)Pownall(群馬県)碓氷橋梁群
(16)森田 林次郎・川島 照弘(埼玉県)倉松落大口逆
(番外編3)オランダ人技術者 業績
(17)エドモンド.モレル(神奈川県)日本初の鉄道
(18)伊奈 忠次(千葉県)利根川
(19)米元 晋一(東京都)日本橋
(20)安藝 皎一(山梨県)富士川
(21)池田 圓男(長野県)牛伏川
(22)橋爪 誠義(静岡県)天城山隧道
(23)平田 靫負(岐阜県)三川分流治水
(24)石川 栄耀(愛知県)名古屋市
(25)服部 長七(三重県)四日市港旧港防波堤
(26)田邊 義三郎(滋賀県)オランダ築堤
(27)田辺 朔郎(京都府)琵琶湖疎水
(28)増田 誠一(奈良県)JR奈良駅旧駅舎
(29)朝比奈 段右衛門(和歌山県)水軒堤防
(30)沖野 忠雄(大阪府)淀川・大阪築港
(31)片山 東熊(鳥取県)仁風閣
(32)石崎 絢彦(島根県)日御碕灯台
(33)吉川 広嘉(山口県)錦帯橋
(34)バルトン(広島県)牛田浄水場・旧濾過井上屋
(35)ムルデル(岡山県)児島湾干拓
(36)西嶋 八兵衛(香川県)満濃池
(37)松江 豊寿(徳島県)ドイツ橋・ドイツめがね橋
(38)野中 兼山(高知県)手結港
(39)足立 重信(愛媛県)重信川
(40)阿部 美樹志(福岡県)名島川橋梁
(41)成富 兵庫茂安(佐賀県)石井樋
(42)鉄川 与助(長崎県)天主堂
(43)小野 安夫(大分県)白水ダム
(44)増田 淳(宮崎県)美々津橋
(45)加藤 清正(熊本県)鼻ぐり井手
(46)野井倉 甚兵衛(鹿児島県)野井倉用水
(47)蔡温(沖縄県)羽地大川
(追補1)青山 士(新潟県)Part1・Part2
(追補2)岡崎 文吉(北海道)Part1・Part2・Part3
(追補3)藤原 林七(熊本県)Part1・岩永 三五郎(鹿児島県)Part2・橋本 勘五郎(東京都)Part3
随分と調べたものだと改めて思いますが、世の中は広くしかも長い年月の中では多くの英傑を排出している我が国です。
まだまだ著名な方がいらっしゃいます。
ただ、ヤマトは単に成果の大きさや有名度だけで選出をしたいと思っていません。
むしろ人となりや思想に着目したスタンスを重視して選出したいと考えています。
どのように実現できるのか?
またブログにてご報告をさせて頂きたいと考えています。
なお、前回のように毎日のように更新ということには決してならないと思いますので、何卒ご理解の程宜しくお願い致します。
さぁ、これから勝負だぁ!!!
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
ヤマトです。
番宣では決してありません。
Q.E.D.とは、ラテン語のQuod Erat Demonstrandum(かく示された)→「証明終了」と意味づけられているようです。
これは某国営放送局の番組名ですが。。。
決して番宣ではありません←しつこい?
この番組の第4回放送分にサヘル・ローズ(23)さんとおっしゃるイラン出身の女優さんが登場なさいます。
この方は、イラン・イラク戦争の孤児となり、瓦礫のしたから救い出された方の養子となり育てられたのだそうです。
サヘルさんを養子として引き取ったのは、ボランティア活動をしていらっしゃった方だそうです。
それが元で両親からは絶縁され、当時の婚約者とも不仲となってしまい婚約解消になってしまったそうです。
引き取った方とサヘルさんは、慣れない日本で生活を余儀なくされたのだそうです。
寝泊まりする場所もなく、公園を住処となさったのだそうです。
サヘルさんは、そうした中同じ国営放送局が放送した朝の連ドラ「おしん」を見て、私もこのような番組に出たいと思ったのだそうです。
そして、やっとその願いが叶ってこのQ.E.D.の出演が決まったのだそうです。
これが女優としては初めてのお仕事になるそうです。
どうか今後も是非頑張って頂きたい!
そう思います。
サヘルさん、フジネットワークのニュース番組の司会で有名な滝川クリステルさんにそっくりな美人でいらっしゃいます。
サヘルさんはこのように未だ女優としての足元が固まった状況にはありませんから、養母のお仕事を普段は手伝っていらっしゃるそうです。
その仕事とは、ペルシャ絨毯の製作だそうで、かなりきつい仕事にも係わらず泣き言一つ言わないで育ててくれた養母を見て育ったサヘルさんは、養母を尊敬し続けています。
こうした事実を知った時、我々日本人は「戦争の放棄」を謳った憲法を大切に守ってきましたが、その一方で一向になくならない戦争とその影響への対応という面で何か大切なことを蔑ろにしてきたのではないかと気がしてなりません。
我々だけが戦争に荷担しなければ、どこで何が発生していようと知らん顔をしていて良いものか!?
国際社会に対する日本の責任はどうあるべきなのか?
アメリカに追従するだけで国際社会に対する貢献が十分と言えるのか?
もちろん、日米同盟は重視していかなければならないでしょう。
オバマ氏が大統領に就任された影響も見極める必要があるでしょう。
しかし、我々は独立した国に住む国民として、国際社会に対するあるべき方向を独自に考え実践すべきだと思うのです。
そのために必要な憲法を含む法律などの改正が必要であれば積極的に行うべきでしょう。
ただただお金をばらまくことしかできない政治家には退場願って、もっと国家・国民をどう守っていくのか、或いは世界とどのように共存していくのかなどについて、俯瞰的な視点の下グローバルな戦略立案と果敢に行動できる政治家の登場を心から待ち望んでいます。
また、養母の後ろ姿に人生のあるべき方向を見出したサヘルさんが教えて下さったのは、オバマ氏もおっしゃるように子々孫々に伝えることのできる我々の背中です。
子々孫々が我々を誇りに思ってくれるような成果を何が何でも挙げなければなりません。
過去に原因を求め、目の前の課題から逃げることなく、そして将来目線であるべき方向への果敢な挑戦を継続しなければならないと改めて思いました。
いつまで経っても閉鎖国家の様相がぬぐえない我が国ですが、我々が積極的に変化をもたらさずして、一体誰がオープンな国家にできるというのでしょうか?
少なくとも現在の政治家達には不可能です。
是非とも我々技術屋が率先して行っていこうではありませんか!
このようなことを「Q.E.D.」という番組にまつわるエピソードから感じたのでした。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
愛煙家ヤマトを卒業致します。
理由は、健康への影響が大きいのですが、もう一つ大切な事情があります。
それはここでは記載できませんが。。。
大切なものの為とだけ記載させて頂きます。
思い返せば学生時代から吸い始めたタバコ。
最初は見よう見まねで始めましたが、ちっともうまいなどとは思えませんでした。
ところが、人間とは不思議なものでいつしか依存症に陥っていきました。
同時に、タバコの味やきつさに興味が移り、あれこれ異なる銘柄に手を出していたことが昨日のように蘇ります。
吸い始めた頃はセブンスターでした。
これがごくごく一般的な選択銘柄だったと思います。
その後、タバコに健康志向というのも変ですがマイルドセブンへと移りました。
これには意味はありませんが、新しい銘柄の登場に対する好奇心というところだったと思います。
しかし、飽きたらずショートホープに移りましたが、短くて即吸い終わってしまうことと、お金のない学生時代ですから単価の安いハイライトへと即座に変わりました。
ロングピースにも手を出したことがありますが、これはさすがにバイトで肉体労働をしている時ぐらいしか吸うことができませんでした。
吸うことができないというのは、ニコチンとタールを吸い込んでいるのが如実に分かる感じで、さすがにこれは体を壊しそうだという感覚を持ったという意味です。
しかし、肉体労働をしている時は、通常レベルのタバコでは空気を吸っているようで、ちっともうまさを感じないのです。
夏休みの炎天下での建設現場における肉体労働はきつかったのを覚えていますが、この時にすったロンピーはうまかったなぁ。。。
汗が滴り落ち、やがてそれが乾いて塩になり、顔に触るとザラザラとした感覚があり、指先でそれをなめてみるとしょっぱいんです
でも、バイトが終わる夕方くたくたになりながら、吸うロンピーは仕事をしたぁという感覚を一層高めてくれると共に、開放感を与えてくれました。
その頃ファミレスのバイトもしていましたが、慣れない接客作業よりも、建設現場での作業の方が好きでした。
しかし、体力的に保たなかったのも事実です。
したがって、肉体労働を継続して行うことはできませんでした。
この時思い知らされたのは、建設現場は体力勝負だということでした。
当たり前と言えばそれまでなのですが、身をもって体験することの重要性を初めて理解させて頂いた時だったと思います。
高校時代は体を鍛えるなどという意識が存在しなかったので、体力は最低レベルだったと言えるでしょう。
ですからこの時の経験は後のヤマトの人生に大きなインパクトを与えたと言っても良いでしょう。
ロンピーさん、ありがとう♪
なんか変ですね。
そして、やがて学校を卒業し福島県の片田舎が勤務地となった。
以前からブログをお読み下さっていらっしゃる方にはお馴染みでしょうが、
そう、あのラーメンで有名な喜多方です。
喜多方を片田舎と言うのは失礼かもしれません。
しかし、岡山から東京を過ぎてさらに北上するだなどと考えの範囲に無かったため、とんでもない遠くへ来たもんだと思いました。
当時はまだ東北新幹線が開通していない時代でした。
岡山から東京まで新幹線で行き、さらに上野から東北本線の特急で福島、そして磐越西線で喜多方へ。
この磐越西線はスイッチ・バックがまだ残る路線でした。
車窓から見た猪苗代湖、今から思えば山田寅吉氏やファン・ドールン氏の業績や足跡を思い描いていたら、もっと違った見え方をしたのだろうと思いますが。。。
いよいよ遠くに来てしまったと故郷からの距離を改めて思うだけでした。
喜多方駅に降り立ち、町の小ささに驚いたことを今でも思い出します。
しかし、この長い道中タバコは吸いたい放題だったことだけが救いでした。
この頃は一体何を吸っていたのかなぁ???
キャスターだったような気がしていますが、定かではありません。。。
不思議です。
あの当時はまだ喜多方のラーメン知名度はローカルなものでした。
しかし、ラーメン屋さんの多さといい、そのレベルの高さといい、印象に強く残っています。
坂内食堂の「肉そば」、チャーシューがどんぶり一面を覆っており麺が全く見えないラーメン
大三元の「タンメン」、これはヤマトのお気に入りでした
しかし、この当時車を持っていなかったので、活動範囲は極めて狭く、ほとんど近隣の観光などを行うことができませんでした。
というよりも余り興味が無かったと言えます。
当時は、スポーツに熱狂しており、野球,テニス,スキーと休日はいずれかを必ずしていた記憶があります。
しかし、タバコだけは止めることができませんでした。
スポーツをしてみると明らかなのですが、タバコの影響ってかなり厳しいんですよね。
そして、やがて故郷・岡山へ帰ってくることになります。
喜多方で習慣化したスポーツは、岡山へ帰ってきてからも仕事よりも熱中する分野となりました。
仕事は二の次で休みの日にはスポーツ三昧。。。
遊んだ。遊んだ。
そのために技術屋として必要なスキルアップを怠ってしまた。。。
この頃はなぜだかタバコは香りにこだわり、ゴロワーズとかいう銘柄を吸っていた。
これが周囲から臭いと悪評著しい銘柄だった。
薄いブルーのパッケージがお気に入りだったけれど、周辺影響を考慮してこの銘柄の喫煙を断念することになるのです。
技術屋としては岡山へ帰って4年を経過した時転機を迎えます。
技術士との出会いです。
当時の所属長がホルダーであったこと、加えて所属長と懇意になさっていらっしゃったコンサルの社長さんがホルダーであったのです。
このお二方とお目にかかれなかったら、今のヤマトは絶対にありません!!!
間違いない!!!
凄かったですよ!やはりこのお二方は...
視点が全く異なっていました。
技術とはこうあるべきなのかぁ。。。
この時初めて感じた新たな世界だったと言っても良いでしょう。
そして、このお二方を目標に進むことになるのです。
しかし、決意したから取得できるほどのスキルがヤマトにあるはずもなく、毎年参加することに意味がある。
こうした状態でした。。。
もちろんお二方にご指導を頂きましたが、おっしゃることがサッパリ意味不明???
したがって、チャレンジするものの全く手応えもなく、はね返され年数ばかりをムダに費やす結果となっていました。
この時のことを思い出すと思うのですが、全くの勘違いだったのです。
技術士とは「科学技術に関する高等の専門的応用能力」の高等にばかり目線がいってしまっていました。
ですから、結果ばかりに意識が集中し、もっとも大切にしなければならないプロセスが蔑ろになっていました。
こうした状態では結果がついてくるはずもなく、連戦連敗の年月でした。
このためストレスは貯まる一方で、大酒を飲み憂さを晴らす日々が続いていたように記憶しています。
当然こうなると悪循環でタバコの本数も増加の一途を辿ります。
酒を飲み始めると一晩で40本ぐらいは平気で吸っていたでしょうね
全く自慢にならない昔のお話しです。
ただ、現在Outputで悩みを抱える原因はこの頃の悪行の影響であることは間違いないような気がしています。
この頃吸っていたのは、キャスターマイルドだったように記憶しています。
これも周囲から臭いと良く言われていました。
そして...
いったい何年が経過したのでしょうか???
吸ったタバコの種類も数知れず。。。
ともかく最近はフィリップモリス1を吸っています。
概ね1日一箱弱。
タバコと共に歩んできた技術者人生ですが、ここでタバコとおさらばです。
寂しい気持ちもありますが、決めた以上は「守り抜く」
この決意を表すためここに「禁煙宣言」を致しました。
タバコよ永遠にさようなら!
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
ヤマトです。
実は不安で一杯でした。。。
オバマ氏の大統領就任式及びパレードが、J.F.ケネディのごとくにならないことを祈るばかりでした。
ところが、ところが...安全優先を心がけるどころか、専用車によるパレードの途中、な・・・なんとオバマ氏は車から降りて徒歩でパレード!それも2回も
あり得ない!!!
事前に打ち合わせられたシナリオだとしても通常考えられないでしょう!
無鉄砲で知られるヤマトもビックリ!
まだまだヤマトのスコープは小さいなぁ。。。
オバマ氏の大統領就任演説で特に心に残った言葉、それは
「今、私たちに求められているのは、新たな責任の時代である。それは私たちが、自分たち自身や国、世界に対して義務を負っていると認識することである。嫌々ではなく、むしろ喜んでつかみ取るべき義務だ。私たちは、難題にすべてをなげうつことほど魂を満たし、私たちの人格を特徴づけるものはないと確信している。」
責任と義務
実にstraightで直截的な表現です。
聞きようによっては、えぇ~~っ??となりそうな内容です。
政府の失策を我々に押しつけるのかぁ!?
日本の総理大臣が就任演説でしゃべればそうなる可能性が高いと言えるでしょう。
ところが、オバマ氏の口から発せられたその言葉は違うと感じました。
それは、表現力と修辞力がネガティブな印象を補って余りあるからです。
政治家は言葉が命と良くおっしゃいます。
しかし、日本の総理大臣で、これほど明瞭にこうした言葉を発したことがあったでしょうか!?
未だかつて無いとヤマトは思います。
その前に言葉の持つ意味と表現すべき魂が無いと思います。
人は言葉自体によって納得するのではなく、人の精神に納得をするものだと思います。
静かな口調であっても、意思を込めた言葉には説得力が生じます。
その根源は、救民の心であり、社会的使命の実現に対する意欲だと信じます。
出てこい!!!
日本にも
世界に通用する政治家よ!!!
繰り返しになりますが、
オバマ氏の演説は、実に網羅的で散漫になりがちな演説内容を、特徴的なレトリックで補いそれぞれの内容を印象づける手法が執られていました。
我々科学技術に関与する技術者の立場でも、この話し方は参考になる部分を強く印象づけられました。
また、
「科学技術の奇跡をヘルスケアの質向上やコスト削減のために利用しよう。そして太陽や風を、車や工場の燃料に転換しよう。」
日本語訳からの判断ですから、実際のニュアンスとは異なることを割り引いても、科学技術の奇跡とは...
うまい言い回しですね。。。
さてさて、今日の主題はオバマ氏の就任演説ではありません。
はたまた昨夜の日本代表のvsイエメン戦でもありません。。。
但し、この戦には一言。
何やってんだぁ!!!
最低6点は取らなきゃ!!!
昨夜のメンバーは田中達也を除いて落第!!!
脱線してしまいました
今日のお題は「SOHLA-1」
SOHLAとは、東大阪宇宙開発協同組合
そのSOHLAが開発した小型人工衛星がSOHLA-1です。
これが23日種子島宇宙センターからH2Aロケット15号機で打ち上げられる予定です。
打ち上げが成功すれば「まいど1号」と命名されることが決定しています。
なんともユニークで、微笑ましいネーミングではございませんか!?
同時に、絶対に忘れようの無いネーミングでもあります。
打ち上げられる主衛星はJAXA(宇宙航空研究開発機機構)の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」だそうです。
ところが、この「いぶき」の重量が1.75tとロケットの打ち上げ能力4tに対して余裕が発生するため、都合7基の小型衛星を相乗りさせることになったのだそうです。
この内の1基が「まいど1号」ということだそうです。
これまで宇宙開発の現場では、ロケット能力の増強に力が注がれてきました。
これに伴い人工衛星も大型化が進展してきました。
近年の人工衛星は重量が数百kgから数tとなると同時に、多機能化の影響により開発機関が10年前後も要する結果となっていたそうです。
このため人工衛星が打ち上げられる時点では既に社会経済状況が変化してしまい、時代遅れの目的となってしまっている場合が少なくないと言われます。
また、当然大型化に伴い、コストも著しく増大することが避けられなくなります。
これはオーダーメイドである上、劣悪な環境下で長期使用に耐えられる部品構造であり続ける(メンテナンスフリー)ことが求められることが大きく影響を及ぼします。
何だかこれだけを読むと総監的な内容ですねぇ。。。
しかも社会資本整備の現場と酷似した様子が手に取るように分かります。
さて、
こうした状況を打開するため、H15東京大学が小型衛星を打ち上げたのだそうです。
しかも、この衛星は秋葉原の電気街で買い揃えた汎用部品が多く使われていたそうです。
この時、大方の予想ではあっという間に機能不全を発生し、即座に使いものにならなくなるだろうと考えられていました。
ところが、実際には3年以上に亘って機能し続けたそうです。
これが小型人工衛星へのインセンティブになったことは事実でしょう。
JAXAはH18、H2Aロケットの余剰能力を活用して定期的に小型衛星を相乗りさせる制度を立ち上げます。
その第一弾が今回の打ち上げという訳です。
打ち上げ費用85億円は主衛星である「いぶき」が全面的に負担することとなり、相乗り衛星は”運賃不要”なのだそうです。
このため全国各地で次なる小型衛星開発の機運が盛り上がっているのだそうです。
「まいど1号」は地球を南北に回り、日本上空を1日に2回通過する軌道に投入され、宇宙から雷を観測する予定だそうです。
「まいど1号」がどのような情報をいつまで提供してくれるのか?
楽しみです。
近い将来、中学校の理科実験で小型人工衛星を作成し打ち上げるなどというプロジェクトが立ち上がったりすると楽しいでしょうねぇ
決して夢ではないこの企画
これを前進させるためにも今日の打ち上げは是非とも成功させて欲しいと願います。
こんな夢のある取組にヤマトも参加してみたい!!!
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
ヤマトです。
写真家の今森光彦氏がおっしゃっていらっしゃいます。
○日本の素晴らしさは「生きもの密度」が高いこと
逆に「生きもの密度」が低いのは、熱帯雨林の生態系であると。
「生きもの密度」とは、生態系の輪の大小を意味しています。
つまり、「生きもの密度」が高いということは、生態系の輪が小さくサイクルが早いため、再生可能度が高く個体数が多いことを意味します。
逆に、「生きもの密度」が低いということは、生態系の輪が大きくサイクルが遅いため、再生可能度が低く個体数が少ないことを意味します。
このことは熱帯雨林では、生態系が壊れた場合回復に相当の時間を要する結果になることを意味しています。
この結果、日本ではある生きものに遭遇した場合、同じ生きものに遭遇する機会が比較的高い確率で存在する一方、熱帯雨林ではその確率が極めて低く、場合によっては二度と遭遇する機会が無い場合も少なくないこととなります。
このような日本の生態系の特徴は、日本固有の農業環境と無関係ではありません。
田んぼを中心としながらも、雑木林があり水を必要とする環境、これが日本的な農業環境と言えます。
森の落ち葉が田の肥料に転換する環境、これらは相互に影響を及ぼしながら多様な生態系を育むゆりかごの役割を果たしてきました。
熱帯雨林の農業環境では、森林環境が単調であるため生態系においても多様性への発展が期待できません。
今日のブログは前段が極めて長くなっています。
タイトルの趣旨になかなか辿り着きません。
もうしばらくお待ち下さい。
このように多様性に富んだ生態系に大きな影響を及ぼしてきた雑木林が喪失し続けています。
この雑木林を指して「里山」と呼称するケースが増大しているようです。
「里山」とは先の今森氏の定義を用いれば、”人と自然が共存する日本古来の農業環境」となるそうです。
単純に考えても、里山の喪失は多様な生態系の基盤を喪失することに同義と言えます。
しかし、その影響はそればかりに止まりません。
人の手が入らなくなった里山には、植林が行われたり、或いは宅地化が進展したりしました。
前者の影響は、さらに人の手が入らない状況から、日の光が入りにくい暗い森へと化していくこととなりました。
さらに、高木へと成長した植林は天空を覆い、実のなる樹木や下草なども生育できない環境と化していくこととなりました。
こうして里山での食料が不足する結果となり、動物は里山から出て食料を求める他生きる術が無くなったのです。
また、従来の里山では管理のため人の出入りが頻繁に発生していました。
しかし、森と化してしまった場所は人の気配が無いことから、動物が森へ引き返すタイミングを喪失させてしまいました。
つまりボーダーが撤去されたに等しいと言えるでしょう。
従来里山は、牧草地や薪炭材の採取場所としての機能がありました。
しかし、近年の社会生活様式の中ではその機能が不要となってしまっています。
一方、岡山県では'07年度の農作物に関する鳥獣被害額が4.5億円にも及んでいるそうです。
その内イノシシ被害額が1.5億円。
このためイノシシ被害防止策などの施策が進展している状況です。
しかし、これは上記の記述を読まれた方々には、???しか残らないのではないかと思います。
根本原因を除去する施策では無いからです。
対症療法に莫大なコストをかけるよりも、根本原因を解決するため、従来とは異なる用途への展開方向を探る方が適切な気がします。
皆さまはいかがお考えでしょうか?
社会経済の発展と成熟は、科学技術の恩恵と言えるでしょうが、それを社会環境と無関係に適用しすぎてきたことの弊害があちこちで散見されます。
この里山の喪失もその一例と言えるのではないかと思います。
我々は空間軸を高く取り、幅広いスコープで判断並びに意思決定を行っていく覚悟が必要です。
スポットの技術も重要であることは間違いないのですが、フェーズでの技術も同様に重要であることを認識しない訳には参りません。
これを実現するためには、やはりネットワークの構築が不可欠で、幅広い目線で対策を効果的に打っていく。
こうした意識の醸成が重要と言えるでしょう。
是非このヤマトのブログを通じて技術者ネットワークが拡大していきますよう切に願っております。
皆さま方のご意見だけが唯一の栄養素と言えます。
何卒宜しくお願い致します。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
金融破綻をトリガーとする世界的な急激な景気減速が世情を極めて暗いものとしています。
我が国では8万5千人にも及ぶ非正規労働者の雇用解雇が行われ、いざというときに頼りになるのがNPOやNGOであることを改めて認識したところです。
既存の枠組みが機能しない社会構造になったことを早く認め、自ら体質改善或いは解体をすべきであるにも関わらず、一度手にした権利・権益を手放そうとしないのはいつの世も同じと言えるでしょう。
裁判員精度が本格実施されるように、国政や地方自治へ国民や市民が積極的に参加しなければならない仕組みを作らない限り、いつまで経っても我が国は政治後進国から脱することはできないと思います。
ヤマトが政治家になるとしたら、まずもってこれを謳いたいと思います。
...まずもってそんな可能性は限りなくゼロに近いですが。。。
さて、今日のタイトルですが、夢のある話題。
いったいそんな話が今の状況下であるのか?
と思われることでしょう。
いえいえ我が国もまだまだ捨てたものではありません!
もしかしたら夢のような話が今年中に実現するかもしれないのです。
例えば、
○iPs細胞から角膜を
万能細胞として知られるiPS細胞からいきなり内臓のような立体的臓器を作ることは難しいようです。
それは細胞組織の培養がシャーレのような平面で培養されるからです。
すると平面構造の体組織が真っ先に作られることになるであろうという予測と必要性の大きさから角膜が候補に挙がっているという訳です。
ご承知のとおり現在は、アイバンクから角膜の提供を受け移植しています。
これが自分の体細胞から角膜を作成し移植できればこの上ない話です。
言わば光の届かなかった視神経に、まさに明るい希望の光を差し入れることになることでしょう。
一日も早い実現を望みたいと思います。
○量子コンピュータの新型素子により大容量化
量子コンピュータとは、超並列型の原理でこれまでとは比較できないほどの大量計算を瞬時にして行うことのできるものです。
世界的競争が激化しているそうですが、残念ながら基本部品である素子の開発が進んでいないのだそうです。
目下、基本素子の小型化・安定化が目標だそうですが、昨今の技術開発の進度は従来の比ではありません。
もしかすると今年中に実現できるのかもしれません。
実用的な量子コンピュータが完成すると、現在のインターネット上の暗号が全く機能しなくなるとも言われています。
量子コンピュータが暗号解読を計算速度と計算量で解読してしまうからだそうです。
これを考えると、さらにセキュリティ確保の対策を新たにしなければならないのでしょうが、正負両面の効用を考えると社会的受容は高いと言わざるを得ないでしょう。
新たな情報通信社会の幕開けを告げる可能性の高い量子コンピュータ。
注目していきましょう。
○ヒッグス粒子発見
ノーベル物理学賞を受賞された南部陽一郎先生の「自発的対称性の破れ」で有名になったヒッグス粒子は、物質に「質量」を与えるとされていますが、これまでに発見されていない物質です。
昨年稼働直後に故障してしまった世界最大の素粒子加速器である大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider:通称LHC)で、このヒッグス粒子を初め他の未知の物質が確認される可能性が高いと言われています。
実は、この成果が現れると、南部陽一郎先生ばかりか、益川敏英先生と小林誠先生のノーベル賞は無いと言われていたそうです。つまり今回の受賞を逃したら、受賞の可能性は無いと言われていたのです。
ですから確か2004年に物理学賞の解説資料としてノーベル財団が南部陽一郎先生が受賞できない理由を付したという逸話が伝えられています。
「南部は正しかったが、あまりに早すぎた」
話が逸れてしまいましたが、LHCを活用することによって、もしかしたら三次元と認識されているこの空間が実はそれ以外の次元を持っている可能性が囁かれています。
もしかしたらワープ技術が一気に開花したりして。。。
夢が膨らみます。
○新型インフルエンザ封じ込め
鳥の世界では既にパンデミックが発生しているH5N1型のインフルエンザ。
国によって対応はまちまちのようです。
スイスはプレパンデミック・ワクチンの対応であるのに対し、アメリカではパンデミック・ワクチンの対応だそうです。
前者は国民全員分の予防接種を、後者はパンデミック発生後にワクチン接種を意味しています。
効果があるのは明らかに前者です。
しかも一人当たりに要するコストは1,000円だそうです。
日本の現時点での対応はパンデミック・ワクチン方式だそうですが、圧倒的にその準備数は不足しています。
このため昨日のようなコメントになってしまうのです。
但し、ここで注意しておかなければならないことは、プレパンデミック・ワクチンがどの程度機能するのかが実際のところは不明である点です。
その原因はプレパンデミック・ワクチンが、鳥型のH5N1のウィルスから製造されているからです。
鳥型からヒト型へ変異する時、本来のウィルス型式を保存した上で変異するかどうかは分かりません。
これまでのインフルエンザウィルスの変異形態から類推するとそうだと言うに過ぎません。
もしもその従来変異スタイルが崩れた場合どうなるのか?
現在の世界恐慌以上の影響を凡地球的に及ぼす結果となることは必至と言えます。
しかし、だからと言ってパンデミック発生まで無策でいるというのは代替案の中でも最低の選択肢と言え、リスク保有するハザードは到底言えないと思います。
可能であるならばリスク回避したいところですし、最低限でもリスク低減を図るべき対象と言えるでしょう。
このケースでも政府や行政は頼りにならないのか!?
この話題は希望的観測ではなく、是非とも解決に導いて頂きたいものです。
明るいばかりの内容ではありませんでしたが、少しでも希望の持てる内容をご提供できたなら幸いです。
ヤマトも何か明るい希望を皆さまにご提供できるようBreak Throughに努めて参ります。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
今朝岡山から県北の地へ車で移動しました。
ここのところの冷え込み同様、今朝もかなり冷え込んでいた岡山を後にして国道をひたすら北へ向けて走りました。
岡山を出発した時にはまだ暗かったので周辺の状況が十分視認できませんでした。
やがて陽が昇り周辺の様子が明らかになるにつれ、辺りが真っ白であることが分かってきました。
しかし、路面に圧雪などなく、比較的スムーズに車は流れていきました。
そして、県北の町に到着しようとする頃から渋滞が始まりました。
路面には圧雪などありませんでしたが、やたら車の停止する時間が長くなってきました。
最初は、凍結路面の影響で事故が発生したのか?
と訝ったのですが、どうやら単に凍結路面を恐れて徐行車両が多かっただけのようでした。
ヤマトは、走行中に試験制動チェックを何度か行い、路面の状況を確認すると共に、車両の制動能力を把握していました。
また、路面の状況は目視だけではなく、タイヤが発生する音と走行抵抗の感覚などから把握に努めました。
その結果、今朝の路面では通常走行が十分可能と判断していました。
しかし、道路事情とはご承知のとおり自分一人だけで決まるものではありません。
最低の能力を有する車両に他の車両は従わざるを得ません。
これが片側2車線以上あれば、随分と交通流は改善されるのですが、片側1車線の道路でしたので如何ともしがたい状況でした。
直列システムの信頼度はご承知のとおり、各アイテムの信頼度の積に等しくなります。
つまり、今回のように著しく低速度の車両が混入している状況は、低信頼度のアイテムが存在することと同義であり、システム全体の全体信頼度は極めて低い状態になってしまいます。
ではこれが、片側2車線以上の並直列システムであればどうなるか?
これも青本に記載のとおりです。
低速度の車両が1台や2台混入してこようとも、直列システムのようにそれがボトルネックになることはありません。
しかし、問題はこれだけでは解決されません。
車線数が増加することに伴い、事故発生の確率は増加する可能性があります。
これは定量的な根拠を持っていませんから、正しい判断かどうかは不明です。
車線数が増加することに伴い、ドライバーが注意しなければならない範囲が増加することからそのように考えました。
仮にこの仮説が正しいとした場合、
到達時間を優先するのか、それとも到達時間を犠牲にしてでも安全性を優先するのか。
これにこの積雪に伴う渋滞というイベントの発生頻度が係わってきます。
そして、これにコストが関係してきます。
これらを線形関係の式で構成してみると、最適解を求める方法は簡単に得られます。
しかし、こうしたシミュレーションだけで現実の社会問題が解決できるケースは限定されています。
それは社会的・経済的背景が大きく影響を及ぼすからです。
例えば、昨夏のようにガソリン単価が現状の倍ぐらいであったとしたらどうでしょうか?
今朝のような渋滞は発生していなかったかもしれません。
JRやバスなど公共交通利用者が多くなったでしょうから、走行台数自体が減少してしまいます。
こうした事態は頻繁に発生し、予測が困難な振れ幅を示すことが少なくありません。
それでもある程度のレンジで見積もって、プロジェクトの必要性や効果などを評価することになります。
社会的現象のモデルを構築し、シミュレートするのはなかなかに難しいものだと運転をしながら考えていました。
などと総監に関連づけながら運転をしましたが、目の前の状況に集中していないドライバーほど事故確立は高くなります。
ヒューマンエラーでは済まされない信頼性の低下原因です。
もしかすると事故発生確率を一人で押し上げていた可能性が否定できません。
もっと集中しなければ!
後から考えてゾッとしてしまいました。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
久々に某国営放送のPRマンです。
「プロフェショナル 仕事の流儀」
今回はへら絞り職人の松井三都男氏61歳。
まずタイトルが良いですねぇ。。。
『腕一本、それが男の生きる道』
タイトルにまず圧倒されてしまいます。
「へら絞り」って少なくともヤマトはどういう技術なのか知りませんでした。
へらと呼ばれる棒一本で金属板を型に沿わせて成形する技術。扱う金属の種類は20種類を越えるという。
伸び方や硬さは金属の種類によって違うだけではなく、そのメーカーによっても異なるため、金属の性質を見抜く力が要求される。
また、生成された金属の時間経過によっても硬度が異なり、へら絞りの加工の対応が異なるともいう。
これはまさに我々が向き合う現場と同じです。
二つと同じ現場はありません。
それぞれに容貌も中身も異なります。
工場に持ち込まれる仕事を、松井氏は五感を総動員して乗り越えていくという。
目で金属の表面に出来た波紋を読み、耳でへらとの摩擦音を聞く。
そして、へらから伝わる振動で、金属がどれだけ型に密着したかを計算するのだそうです。
これもまた我々の現場に対する対応と同じです。
いつもヤマトが言う
「問題は現場から生まれるが、解決の糸口も現場にある」
だからこそ現場と向き合うことが重要で、現場と対話することが唯一無二の問題解決アプローチなのです。
「読書百遍意自ずから通ず」
と言われます。
現場も同じです。
「現場百編地自ずから通ず」
ここで”地”とは現場の持つ問題の本質が、大抵の場合その土地固有の問題に根ざしている場合が多いことからこのように表現しました。
そして、松井氏はおっしゃいます。
「金属と対話する」と
ヤマトも同様に考えています。
”地”の声に耳を傾ける。
松井氏はこれまでどんなに難しい仕事であっても、「できない」といって逃げたことはないという。
難しい仕事をこなしてこそ、職人の腕は上がり、ひいては町工場のレベルを上げることにもつながっていくと考えているからです。
ヤマトもこのお考えに同じです。
逃げる理由を考える前に、徹底的に実現可能な方法・手段を考えよう。
そして、やってみてダメだったら、何が原因なのかを徹底的に考えれば良いじゃないか。
それでもダメな場合は、自らに十分なスキルの無いのことが原因なのだから、必要なスキルアップを図れば良いじゃないか。
やってみて失敗しなければ、本当に必要なスキルの存在と明らかに不足する自らの能力の範囲なんて分からないというのがヤマトの考え方です。
「満足したら職人はおわり」
松井氏はこのようにおっしゃいます。
常に技術を向上させなければ、腕はさびつき職人は必要とされなくなる。
松井氏は最高の仕事を見せつけることで何よりも大切なその精神を伝えるのだという。
我々技術者も同じだと考えます。
圧倒的に異なるスキルを見せることによってのみインセンティブを与え、モチベーションの維持・向上につなげる。
しかし、その先立つ圧倒的なスキルがねぇ。。。
無い者は辛い。。。
まだまだそのようなスキルを持たないヤマトは、やはり日々精進を重ねるほか無いのだと松井氏に言われたような気がしています。
「職人気質」
ヤマトの大好きな言葉の一つです。
頑固一徹に聞こえる言葉のようですが、実は社会や世間に対する心が無ければ到底継続などできない資質です。
口先だけの人間よりもよほど信頼に足る、そしてオマージュに値する存在だとヤマトは思います。
今日も職人ヤマトを目指して一歩づつ階段を上がって行こう♪
そう思わせられたへら絞り職人。松井三都男氏の生きざまでした。
今日は歯科診療だけでしたので、午後からは総監・口頭試験対策に時間を充てたいと思います。
寒波が居座りそうですから、風邪などにはくれぐれもお気をつけ下さい!
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
「榊原式 スピード思考力」という本を見つけました。
但し、決して推奨している訳ではありません。
全部で50項目から構成された記述だそうです。
概括的にみると大きく4つのカテゴリーで構成されています。
考える力をつけるスピード思考術
考える力をつけるスピード習慣術
考える力をつけるスピード訓練術
考える力をつけるスピード行動術
上記の50項目は新聞紙面ではすべてが網羅されていました。
一旦はこのブログに転記したのですが、待てよ!?
紙ベースのものを電子データで公開するとマズイぞ!
著作権法違反だろう!!!
と考えました。
しかし、紙ベースとは言いながらも、あれだけの情報を新聞に掲載して問題がないのだろうか?
ヤマトのように50項目だけ頂戴できれば十分と考える人も出てくるのではないか?
などと著者の権利を考えてしまいました。
既に7万部が売れたようですから良いのでしょうか?
そういう問題ではないように思いますが。。。
さて、この著作
思考・習慣・訓練・行動
として著されています。
思考とは、発想が重要です。
そのためには事実をどう読み解くかという点が大切だと思います。
徹底的に掘り下げる。
言うは易く、行うは難し です。
これを行うためのツールとして以前ヤマトはオズボーンのチェックリストを推薦させて頂きました。
オズボーンのチェックリストとは
①他に使い道はないか(Put to other uses)[転用]
・そのままで新しい使い道は?
・改善、改良して使い道は?
②他からアイデアが借りられないか(Adapt)[応用]
・他にこれに似たものはないか?
・何か他のアイデアを示唆していないか?
・真似できないか?
③変えてみたらどうか(Modify)[変更]
・意味、色、動き、音、匂い、様式、型、などを変えられないか?
④大きくしてみたらどうか(Magnifty)[拡大]
・より大きく、強く、高く、長く、厚く
・時間は、頻度は、付加価値は、材料は?
⑤小さくしてみたらどうか(Minify)[縮小]
・より小さく、軽く、低く、短く
・何か減らせないか?
・省略できないか?
⑥他のものでは代用できないか(Substitute)[代用]
・何か代用できないか?
・他の素材は?
・他のアプローチは?
⑦入れ替えてみたらどうか(Rearrange)[置換]
・要素を取り替えたら?
・他のレイアウトは?
・他の順序は?
⑧逆にしてみたらどうか(Reverse)[逆転]
・後ろ向きにしたら?
・上下、左右をひっくり返したら?
・役割を反対にしたら?
⑨組み合わせてみたらどうか(Combine)[結合]
・合体したら?
・混ぜてみたら?
・ユニット、目的を組み合わせたら?
習慣とは継続です。
勉強でも日々コツコツと積み上げていくことが重要です。
分かってはいてもできないのがこの継続です。
ヤマトは思います。
仮に全く勉強できない日があっても、それは怠ったことにはならないと。
おそらくそういう日は、後悔すると思うのです。
あぁ~!できなかったと。
それだけである意味十分だと思います。
そういう時には、何をすべきであったのかをきっと考えるでしょう。
或いは、何かを瞬間的に思索していると思います。
それが大切だと思うのです。
ですから、継続しようという意思を持ちながら、できない場合は大丈夫だと勝手に思っています。
意思さえあれば、強迫観念が発生してきますから、放っておいても必ず継続モードへ復帰できると信じています。
そのためにもスイッチのon/offは重要と言えます。
勉強と遊びの切り分けをきちんと行うことで、短時間の勉強時間でも効果が十分得られるものと考えています。
でも、ヤマトはこれが下手で困ります。
ず~っと脅迫観念に囚われっぱなしです。。。
訓練とは、ヤマトにとって新しいことを試して失敗する機会だと思っています。
どんどん失敗をする。
いくらぼんくらなヤマトでも数限りない失敗を繰り返す中から、何かのヒントを見つけ出す場合があります。
これが発想の原点となります。
現場主義に徹せよ!
というのはそのためです。
机上の空論から生まれる大発見も勿論あります。
しかし、ぼんくらであるが故に現場から見つけ出す方が向いているのだと思います。
勿論皆さまは、各自の特性を最大限利用できるアプローチをお考え下されば結構です。
しかし、失敗なくして成功なしというのは共通する概念だと思います。
失敗にめげず頑張りましょう♪
行動とは、実際に成果を求めるための活動と言えます。
何を求めて行動を起こすのか?
そのための手段・方法は、思考・習慣・訓練によって実現へのアプローチを進むことになるでしょう。
行動だけが単独で存在するものではありません。
つねにPDCAを回しながら、実際の状況と求める成果の差異分析をして照査する必要があります。
大切なことは段階的に着実な成果を得ていくことだと思います。
ヤマトのようにあれもこれもと欲張って、何も得ることが無いという状況だけは避ける必要があります。
反面教師の見本のようなヤマトです。
どうぞ見習わないようお願い致します。
このように著作の内容を読むよりも、短文やキーワードから創造することが大切ではないかと思います。
その結果、著者である榊原英資氏のおっしゃる内容と食い違いがあったからといって何か問題があるでしょうか?
何もありません。
大切なことは、思考力を身につけることです。
榊原氏のおっしゃることを理解することが目的ではありません。
そう考えれば最も大切なエッセンスを明らかにして頂いている訳ですから、使わない手はありません。
因みにヤマトが最も気に入ったのは
「創造力とは知識の組み合わせを変えること」でした。
皆さまもこうしたチャレンジを時には如何でしょうか?
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪