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■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
実は不安で一杯でした。。。
オバマ氏の大統領就任式及びパレードが、J.F.ケネディのごとくにならないことを祈るばかりでした。
ところが、ところが...安全優先を心がけるどころか、専用車によるパレードの途中、な・・・なんとオバマ氏は車から降りて徒歩でパレード!それも2回も
あり得ない!!!
事前に打ち合わせられたシナリオだとしても通常考えられないでしょう!
無鉄砲で知られるヤマトもビックリ!
まだまだヤマトのスコープは小さいなぁ。。。
オバマ氏の大統領就任演説で特に心に残った言葉、それは
「今、私たちに求められているのは、新たな責任の時代である。それは私たちが、自分たち自身や国、世界に対して義務を負っていると認識することである。嫌々ではなく、むしろ喜んでつかみ取るべき義務だ。私たちは、難題にすべてをなげうつことほど魂を満たし、私たちの人格を特徴づけるものはないと確信している。」
責任と義務
実にstraightで直截的な表現です。
聞きようによっては、えぇ~~っ??となりそうな内容です。
政府の失策を我々に押しつけるのかぁ!?
日本の総理大臣が就任演説でしゃべればそうなる可能性が高いと言えるでしょう。
ところが、オバマ氏の口から発せられたその言葉は違うと感じました。
それは、表現力と修辞力がネガティブな印象を補って余りあるからです。
政治家は言葉が命と良くおっしゃいます。
しかし、日本の総理大臣で、これほど明瞭にこうした言葉を発したことがあったでしょうか!?
未だかつて無いとヤマトは思います。
その前に言葉の持つ意味と表現すべき魂が無いと思います。
人は言葉自体によって納得するのではなく、人の精神に納得をするものだと思います。
静かな口調であっても、意思を込めた言葉には説得力が生じます。
その根源は、救民の心であり、社会的使命の実現に対する意欲だと信じます。
出てこい!!!
日本にも
世界に通用する政治家よ!!!
繰り返しになりますが、
オバマ氏の演説は、実に網羅的で散漫になりがちな演説内容を、特徴的なレトリックで補いそれぞれの内容を印象づける手法が執られていました。
我々科学技術に関与する技術者の立場でも、この話し方は参考になる部分を強く印象づけられました。
また、
「科学技術の奇跡をヘルスケアの質向上やコスト削減のために利用しよう。そして太陽や風を、車や工場の燃料に転換しよう。」
日本語訳からの判断ですから、実際のニュアンスとは異なることを割り引いても、科学技術の奇跡とは...
うまい言い回しですね。。。
さてさて、今日の主題はオバマ氏の就任演説ではありません。
はたまた昨夜の日本代表のvsイエメン戦でもありません。。。
但し、この戦には一言。
何やってんだぁ!!!
最低6点は取らなきゃ!!!
昨夜のメンバーは田中達也を除いて落第!!!
脱線してしまいました
今日のお題は「SOHLA-1」
SOHLAとは、東大阪宇宙開発協同組合
そのSOHLAが開発した小型人工衛星がSOHLA-1です。
これが23日種子島宇宙センターからH2Aロケット15号機で打ち上げられる予定です。
打ち上げが成功すれば「まいど1号」と命名されることが決定しています。
なんともユニークで、微笑ましいネーミングではございませんか!?
同時に、絶対に忘れようの無いネーミングでもあります。
打ち上げられる主衛星はJAXA(宇宙航空研究開発機機構)の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」だそうです。
ところが、この「いぶき」の重量が1.75tとロケットの打ち上げ能力4tに対して余裕が発生するため、都合7基の小型衛星を相乗りさせることになったのだそうです。
この内の1基が「まいど1号」ということだそうです。
これまで宇宙開発の現場では、ロケット能力の増強に力が注がれてきました。
これに伴い人工衛星も大型化が進展してきました。
近年の人工衛星は重量が数百kgから数tとなると同時に、多機能化の影響により開発機関が10年前後も要する結果となっていたそうです。
このため人工衛星が打ち上げられる時点では既に社会経済状況が変化してしまい、時代遅れの目的となってしまっている場合が少なくないと言われます。
また、当然大型化に伴い、コストも著しく増大することが避けられなくなります。
これはオーダーメイドである上、劣悪な環境下で長期使用に耐えられる部品構造であり続ける(メンテナンスフリー)ことが求められることが大きく影響を及ぼします。
何だかこれだけを読むと総監的な内容ですねぇ。。。
しかも社会資本整備の現場と酷似した様子が手に取るように分かります。
さて、
こうした状況を打開するため、H15東京大学が小型衛星を打ち上げたのだそうです。
しかも、この衛星は秋葉原の電気街で買い揃えた汎用部品が多く使われていたそうです。
この時、大方の予想ではあっという間に機能不全を発生し、即座に使いものにならなくなるだろうと考えられていました。
ところが、実際には3年以上に亘って機能し続けたそうです。
これが小型人工衛星へのインセンティブになったことは事実でしょう。
JAXAはH18、H2Aロケットの余剰能力を活用して定期的に小型衛星を相乗りさせる制度を立ち上げます。
その第一弾が今回の打ち上げという訳です。
打ち上げ費用85億円は主衛星である「いぶき」が全面的に負担することとなり、相乗り衛星は”運賃不要”なのだそうです。
このため全国各地で次なる小型衛星開発の機運が盛り上がっているのだそうです。
「まいど1号」は地球を南北に回り、日本上空を1日に2回通過する軌道に投入され、宇宙から雷を観測する予定だそうです。
「まいど1号」がどのような情報をいつまで提供してくれるのか?
楽しみです。
近い将来、中学校の理科実験で小型人工衛星を作成し打ち上げるなどというプロジェクトが立ち上がったりすると楽しいでしょうねぇ
決して夢ではないこの企画
これを前進させるためにも今日の打ち上げは是非とも成功させて欲しいと願います。
こんな夢のある取組にヤマトも参加してみたい!!!
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪