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■技術士(総合技術監理部門)
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■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。

未だにお申込を頂いている「ヤマトの総監ノート」
この使用法につきましては、各自お考え頂ければ結構なのですが、事例として一つご紹介させて頂きます。
ご依頼を頂きました方々へお送りしている「ヤマトの総監ノート」はpdfでお送りしています。
AcrobatWriterをインストール済みであれば編集は可能ですが、それも面倒な作業になります。

目的を考えて対応することが総監技術士の第一歩と言えます。
すると、まずpdfファイルをjpgの画像データに変換する方が早そうです。
そして、Windows機能を利用して画像データの切り取りにより重要だと考える部分を抽出し新たな画像データとして保存します。
こうすることで、自ら作成するノートへの貼り付けが可能になります。

「ヤマトの総監ノート」が視覚化を重視して作成しているのはこのためです。
文字を基本とする文章は読まなければ理解できず、脳の記憶領域へ保存するためには何らかのインセンティブを付与しなければ長期定着が困難になってしまいます。
それよりも画像として記憶定着した方が簡単で楽だからです。

試験会場で青本自体を開いていらっしゃる方を見受けますが、それよりもエッセンスを抽出しコンデンスしたサブノートを最終確認資料として見る方が効果的でしょう。
基本的には、徐々にサブノートの量を減らしていくのが上策だと考えます。

総監とはと理解するためには、自ら理解しやすい方向をあれこれ探らなければなりません。
また、択一問題対策には近年の傾向として重箱の隅をつつくような出題も行われます。
したがって、総監の勉強開始初期はサブノートもかなりなボリュームにならざるを得ません。
しかし、勉強が進んでいくにしたがって徐々に記憶に定着する情報ができてきます。
勉強を効率化するためには、サブノートの内容から明らかに記憶できた情報を削除した方が良いということになります。
つまり、バージョン管理を行いながら、記憶できていない情報だけに限定したサブノートに切り替えていくのです。
結果として、サブノートは薄くなっていきます。
そして、最後にはなかなか記憶に定着できないものだけが残ることになります。

例えば、計算式であるとか、定義であるとかだけを残して、試験直前に見て記憶領域から失われる前にOutputするのです。
つまり、試験開始と同時に試験問題用紙などに記載するのです。
こうすることで一時的な記憶領域にあった情報を忘れてしまうことができます。
設問として出題されていれば後ほど利用すれば良いでしょうし、出題されていなければそれはそれで良しでしょう。
資料を見ながら書き写すのではない以上、反則とは言えないでしょうし、罰則規定に抵触する可能性は全くありません。

しかし、重要なことは受験者個々に異なるキャリアと立場に基づく「総監とは何か?」に対する明確な考えを築くことが何より大切です。
まちづくりさんが以前ブログで書いていらっしゃいました。
コンサルタント業務における「安全管理」と「社会環境管理」はどのようなものが考えられるか。

「安全管理」とは人と設備の安全と青本には記載があります。
組織内のリソースを”安全”に活用することにより初期の目的を達成することが可能になるという発想から管理分野として設けられたと判断すれば、立場によって大きく変わるとは思いますが、業務遂行上発生するであろう危険源(ハザード)の特定を通して考える他無いと言えるでしょう。

例えば、調査業務に従事する立場で考えると、調査現場への往復における事故の発生可能性であるとか、調査場所の特性から崩壊・崩落に伴う事故の可能性もこれに加える必要があるでしょう。
或いは、調査を開始したところ調査機器が破損して使用不可能となる自体も想定しなければならないかもしれません。
しかし、これを調査会社の社長の立場で考えれば、調査担当者の健康管理の方がより重要で、安全管理側面よりも人的資源管理や経済性管理のプライオリティが高くなる場合だってあるでしょう。強いて言うなら、建物の耐震強度などが安全管理に属するのではないかと思いますが、どうでしょうか。
極論すれば、一意に決まる論理ではなく、立場によってそのフレームは大きく変化するのが総監の特長といえるでしょう。
だから理解しにくいとも言えます。

また、「社会環境管理」は外部環境負荷低減を図るためのスコープだと規定されています。
他の4つの管理分野が組織内部にスコープを置いているのに対し、「社会環境管理」だけが組織の外側に目を向けています。
先ほどの調査業務担当者の事例で考えれば、調査に行くためには車での移動を余儀なくされるため、温暖化防止に反する活動と言えますから、これを低減する工夫が必要かもしれません。
これには何度も繰り返し発生する現地調査回数を低減する工夫などがこれに当たるかもしれません。
社長の立場で考えれば、組織活動に伴って使用するコピー用紙枚数の低減や使用電力などに対する配慮などがこれにあたるのではないかと思います。

あらゆる組織・階層・立場によって総監の視点は異なります。
これが理解できないがために自らの「総監とは何か」に到達しにくいと言えるのでしょう。
そして、その理由が故に他者から教わることのできない部門となっているように感じます。
だからこそ「My 青本」の構築が重要になるのです。
うまくまとまったところで今回はここまでです。

では今日もBreakThroughを目指しましょう
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無題
ヤマト様

毎回、キレのある記事楽しく読ませて頂いています。(「書くべからず」もいいですね。)

今回は、私が以前ブログ内で書いた悩みごとについて、明快な回答があり、思わずコメントを書かせて頂きました。
私が考えていた、総監の安全管理、社会環境管理は概ね間違いなかったようで、安心しました。

ヤマト様が終わりに書いていらっしゃるように、受験者それぞれの組織・階層・立場によって総監の視点は異なり、なかなか明快なアドバイスが出来ません。
まあ、私個人としては、技術士になろうかという方は、人に教えてもらう姿勢より、自分で習得し、既技術士の追認してもらう姿勢が重要と考えていますので、いまいちなアドバイスでもそこから意味するとことを読み取って頂きたいと、勝手に思ったりしています。

ヤマト様のようなキレのあるコメントをしたかったのですが、今回も駄文になってしまいました。

今後とも、キレのある記事を楽しみにしています。また、試験もがんばって下さい。
まちづくり 2009/07/13(Mon)13:17:17 編集
Re:無題
まちづくり 様

ご無沙汰いたしております。
まちづくりさんのブログにコメントを入れようかとも考えましたが、長くなりそうでしたので自らのブログで思いつくことを書き並べてみました。

まちづくりさんも歴とした総監技術士ですから、お分かりかと思います。
ある意味試されたのかとは思いつつも、せっかくですから記載させていただきました。
ブログの良いところは、コラボレーションだと思います。
他者のブログ内容にインスパイアされて新たな展開を想起するのは楽しいものです。

>毎回、キレのある記事楽しく読ませて頂いています。(「書くべからず」もいいですね。)
↑これには参りました。
ある意味「褒め殺し」と言わざるを得ません!
どうかご勘弁を。

わざわざコメントを頂戴しありがとうございます。
また、機会がございましたら是非お立ち寄り下さい。
心よりお待ち申し上げております。
【2009/07/14 11:20】
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