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■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
「プロフェショナル・仕事の流儀」、今回の主人公は科学者・小池康博氏でした。
分野が異なるため、お名前を聞くのは初めてでした。
小池氏のご専門は高分子化学。
縮合だの重合だのというヤマトがもっとも苦手とする分野の大家です。
特に「光」の専門家としては当代随一とも言われるそうです。
そのような小池氏の半生は苦悩と挫折に充ち満ちています。
高速通信用のプラスチック製光ファイバーの研究開発に14年を要しています。
その間アメリカからの誘いもあったようですが、初志を貫徹なさって初期の目標を達成なさいます。
その小池氏がおっしゃった言葉の中で記憶に残ったものはたくさんありますが、中でもとりわけ納得し共感したのは「心のままに発想する」ということです。
小池氏「理屈で考えがちな科学の世界だが、わき上がる直感に従う方が、常識にとらわれず、革新的なものができる」
これを司会の茂木氏が以下のように解説されます。
茂木氏「集中した後のリラックス時(脳のアイドリング状態)に新たな発想というものは生まれる」
これに小池氏も納得なさっていらっしゃいました。
これに似た事例をヤマトも経験しています。
何度も何度も繰り返し技術士試験を受けていた頃、どうしても師匠のおっしゃるような論文が書けなかった時、ある方と技術的なお話をしていました。
その後、雑談に切り替わってしばらくした時、ふとある構想が湧き上がってきたのです。
そして、その構想をその方に伝えたところ、それは面白いですねぇ。
この構想そのものを技術士試験の論文に入れて、苦節十数年の後やっと技術士の資格を手に入れたのでした。
今でもなぜそのような発想が生まれたのか理解できません。
気がつけば何と言うことは無い、大した構想では無いのです。
それでもそのテーマについて何度も何度も考え、そして書いたけれど、その時発想した構想など考えもしなかったことです。
不思議です。
だから、茂木氏がおっしゃることって、そうだなぁと思うのです。
人は、読んで思考を巡らすタイプと聞いて思考を巡らすタイプに二分されると言われます。
ヤマトは明らかに後者です。
通常業務でも人と話している間に様々な構想が浮かんできます。
だから、ついついTELも長くなってしまい、1時間ぐらい平気でしゃべってしまっています。
相手には迷惑をかけているなぁ。。。とは思いつつも、その思索時間が楽しくて仕方ないときがあります。
それは、相手の方が色々なノウハウや思想をお持ちであればあるほどその傾向は強くなります。
まさにインスパイアしているようです。
話を元に戻します。
小池氏が立派だと思うのは、「自分の研究というのは、自分の子供みたいなものです。自分の生きがいです」と語り、その思いから、技術を開発して終わりではなく、その技術が世の中で広く使われることを目指す小池氏の姿勢です。
誰にも簡単に、かつ安価に使えるようになるまで、丁寧に育て上げていく。
そして、ブラックボックスの部分を残してはならないのだとおっしゃいます。
そのため徹底して根本へ立ち返って原理と真理を追究なさっていらっしゃいます。
これはヤマトの
「問題は現場から発生するが、解決の糸口も現場にある」
という思想と共通している感じます。
発生した問題の表面だけを取り除くのではなく、なぜそうなったのかを徹底的に掘り下げることで本質的な問題解決を図ると共に、新たな発想へつなげるための道筋を見つけるきっかけにもなるのです。
そういう見方や考え方をしていると、時間の経過などアッという間です。
気がついたらおやっ?と思うほどに時間が経過してしまっています。
ですから常にできる方法ではありませんが、これを日常的な業務とこうした思索をどのように折り合いをつけるかがタイム・マネジメントとして重要になるのです。
選択と集中というスイッチのon/offを上手く自ら調節することが重要と言えるでしょう。
我が子は今年受験です。
小池氏と同じ分野に進もうとしています。
確かCANさんと同じ大学ではないかと思います。
果たしてどのような科学者になるのか?
その意味で父として示してきた姿勢が問われます。
まずは入学することが前提となりますが。。。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪