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ヤマト(^_^)v
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趣味:
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自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
 
昨今、世界大恐慌の訪れる可能性を、メディアはさんざん書き立てています。
サブプライムローン問題に端を発する今回の世界的経済の大減速は、必然的に発生した感が否めません。
と言って、ここからこの問題の根っこを明らかにし、それに対して打つべき対策を論じようと考えている訳では決してございません。
残念ながらそのような素養を身につけておりません。
 
日本では、「失われた10年」と呼称された時期がありました。
この時の状況もある意味必然的に発生した経済状況と言えます。
この時、不動産価格がピーク時の87%下落し、株や土地の下落により1,500兆円もの資産が失われたと言われています。
これは実にGDPの3倍にも相当し、1930年代の世界大恐慌時における米国の喪失資産がGDP相当分であったことと対比すると、規模の大きさが如実に理解できます。
 
ところが、この「失われた10年」と言われる期間、GDPはバブルのピークを下回ることなく推移し、失業率も5%台を維持していました。
なぜこのようなことが可能になったのでしょうか?
答えは、政府の財政出動の結果なのです。
政府が、民間の貯蓄と借金返済分を借りて使い続けた結果、GDPが維持され、民間はその所得で借金返済を続け、バランスシートの正常化が実現できたということなのです。
 
しかし、この結果を良しとしない方々が大勢いらっしゃいました。
それは、十数年に亘って政府が巨額の投資をしたにも関わらず、経済が”ゼロ成長”だったことを理由として挙げていらっしゃいます。
この方々の論拠は、政府が「何もしなくても経済はゼロ成長だった」ことを挙げていらっしゃいます。
そして、ここから公共事業による政府のムダ使いという指摘につながっていくこととなる訳です。
当時の民間のデフレギャップ(貯蓄+借金返済)はGDP比で10%程度あり、数年でGDPが半分になっても不思議ではなかったという状況を考えれば、政府のムダ使いという指摘をなさる方々の前提条件は見事に崩れ去ってしまうのです。
つまり、「失われた10年」の犠牲を最低限度でくい止めることができたのは、紛れもなく政府の果敢な財政出動であったと言えるのだろうと思います。

但し、このことと各省庁による真のムダ使いとは別な問題ですから、同一の論理で評価はできません。
正すべき襟はきちんと正さねばなりません。

さて今、世界の各国は日本に学ぼうとして躍起になっています。
それは先に示した「失われた10年」における日本政府の対応により、恐慌を回避させた事実が正当に評価したからに他なりません。

そして、驚くことに(驚いたのはヤマトだけかもしれませんが。。。)、日本の総理大臣がこの「失われた10年」における対応を英語で自ら伝えているということをです。
中国の胡錦涛国家主席、米国のブッシュ大統領などは、必死に総理大臣の話に聞き入ったと言います。

内閣支持率が20%台にまで低下してしまったご存じ麻生太郎氏ではございますが、マスコミの情報戦略に飲み込まれてしまった感が強いと言えます。
まして、麻生太郎氏は、「失われた10年」と言われるバブル崩壊期から、日本経済の抱える問題の本質を最初から完全に理解していた数少ない政治家の一人だったということなどは、全く報道されることはありません。
或いは、過去には報道されたのかもしれませんが、再びそうした情報を耳にすることはありません。

情報の提供とは中立というスタンスが、極めて困難なものであることをまず理解しなければなりません。
これはマスになればなるほど、その影響力が大きいことも特徴として挙げられます。
また、情報操作によってあらゆるバイアスの発生も可能であることに注意が必要です。
さらに言えば、情報の積極的開示により正負両面の効用を明らかにし、問題の正しい理解を促すようアカウンタビリティに努めなければなりません。

このことは昨今話題となっている学力テストの結果公表という問題にも当てはめて考えることができると思います。
公表という問題について、正負両面の効用をMECEにより洗い出し、長期戦略の基、何をどうするかを決定すべきだと思います。
決して組織維持の道具に使ってはならない重要なテーマですから、徹底的に議論を尽くして頂きたいと思います。
言葉は乱暴で配慮を欠く面は否定できませんが、橋下知事の意見にも耳を傾けたい。

「一方を聞いて沙汰するな!」
篤姫で有名になった言葉ですが、まさにそのとおりです。
我々もこの議論には積極的に加わるべきでしょう!
なぜなら科学技術立国を実現・継続する場合、教育を除くことが絶対にできないからです。

少々タイトルにマッチしない内容になってしまったかもしれません。
ご容赦下さいm(_ _)m

ところで、土木学会では来期の編集委員の募集を開始致しております。
詳細は
http://www.jsce.or.jp/journal/081104.pdf
をご参照下さい。
編集委員となられましたら、もれなくヤマトと酒が飲めるという特典が付いてきます。
但し、割り勘ですけど。。。
エッ!それは特典ではない???
それは残念です。。。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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