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プロフィール
HN:
ヤマト(^_^)v
HP:
性別:
男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
ヤマトが憧れを抱く建築家の一人にサンチャゴ・カラトラバ氏がいらっしゃる。
彼の作品を初めて見た時、ル・コルビュジェより凄いかも!?と思った記憶がある。
彼は建築家らしく、こうおしゃっておられた。
「何を創るかというのは建築家の感性が決定するのではなく、その場所が教えてくれるものだ」と
この言葉がどのような状況で生まれたものかは不明です。
しかし、そのとおりだとヤマトも思うのです。
我々土木に携わる者は、経済合理性を最優先に構造物の構造やデザインを考えてきたと思います。
また、その場合、一般的な認識や共通概念に基づいた設計思想が支配的だったと思います。
それは具体的には、設計基準であったり、設計示方書であったり、設計要領などであったりするでしょう。
つまり、構造やデザインの骨格が概ね道筋として与えられた中でモノ作りを行ってきたと言えるのではないでしょうか。
現在、我が国でもISOに準拠した設計が中心となっており、性能照査型の設計手法が導入されています。
しかし、従来どおりの設計に準拠した成果が、未だ幅を利かせている現実を無視することができない状況です。
さらには、信頼性設計というさらに高い段階が存在しますが、とてもとてもそんな設計は夢物語と言わざるを得ない現実があります。
もちろん、これらは施設・設備の重要度に応じた対応が必要であることは疑いのないところです。
しかし、重要度という一語にすれば誠に簡単な言葉ですが、真の価値を皆さまはどこまで考えて計画・設計及び施工をなさっていらっしゃるでしょうか?
慶応大学の米田先生がおっしゃっておられますが、現代の建築は「フローの設計とストックの施工」と。
一方、土木はそうでも無いという風におっしゃっていらっしゃいます。
しかし、ヤマトの見方は少し異なります。
本当に長い年月使って頂ける思想に満ちあふれた設計思想に貫かれた施設・設備を土木は創り上げているのか。
決してそうではないのではないかと。
高い視点と思想を持って、企画・計画立案をしなければ先人達に笑われてしまいそうです。
PCやITの普及拡大に伴って、我々が普段使いうるツールは高度化が進展してきました。
しかし、その中身はと言うと大昔からやってきたことと大して違いはありません。
いや、そんなことは無いとおっしゃる方、アプリケーションソフトの中身を検証なさったことがありますか?
例えば、近年では頻繁に使用されるようになってきたFEMやBEMなど、基本原理を勉強なさり自らプログラムを作成されたご経験がございますか。
先人たちはそんな便利なツールが無くても、経験知に基づいた論理的思考と驚くべき計算手法を用いて我々以上の成果を為し得ているのです。
さらには経済性合理性はもちろんのこと、品質や納期などにも気を配る一方、人的資源の養成にも心を砕き、外部への負荷を極力低減する工夫も凝らしていらっしゃいます。
つまり、先人たちは総監的視点を須く確保しながら土木事業に当たってこられたと言えるでしょう。
しかし、これらのことはすべてのアプローチを過去へ回帰させようとしている訳ではありません。
あらゆることにおいて一長一短が必ず存在するからです。
そこでヤマトの考える土木に対するアプローチの思想は
①現在よりは22世紀の方が住みやすい国家となるための社会資本を創造する
②地域に密着した情報(社会構造,人口動態、気候,風土,伝統etc)を基本に、地域のあるべき姿を創造する
③リソースの範囲内(土木資材の地産地消)での社会資本整備を強化していく
④土木事業の多様なアプローチ(デザイン先行設計,トータル色バランス設計,冗長化設計,フレックス設計)を可能ならしめる
土木の感性をこうした取り組みで醸成していくべきではないかと考えています。
どれを見ても大して代わり映えのしない、工場生産品のような土木構造物を作るのは止めましょう。
こんなことをしているから土木に技術は必要ないなどと言われたりするのです。
とりとめのない内容になってしまいましたが、そんなことを考える日曜日でした。
本当はPMPさんに模擬口頭試験をお願いしたいと考えていましたが、少々Outputの調子が悪く座り続けることが辛い状況にありましたので、ゴロゴロと過ごすことになってしまいました。
いよいよお知り合いの方々の口頭試験が今週行われるようです。
ヤマトは年明けですので、口頭試験に対する実感が全くわいてこないのですが、是非とも良い成果を挙げて頂きたいと思います。
ところで、クラブワールドカップではアデレードvsG大阪が行われました。
戦前の予想どおりACLの時とは全く異なるパフォーマンスをアデレードは見せました。
不運な面が多分にあり、敗退を喫しましたが、内容的にはG大阪を上回っていたように感じるのはヤマトだけでしょうか。
しかし、マンUと対戦する機会を得たのはG大阪です。
欧州屈指のクラブとの真剣勝負は、日本のクラブが望んでも実現などできません。
滅多にないチャンスです。
G大阪には精一杯戦ってくれることを祈ります。
最後に、風邪が蔓延しているようです。
インフルエンザの拡大が懸念される中、風邪を引かれた方は早めの休息を取得して頂きたいと思います。
しかし、この時期なかなかノンビリとできる方は少ないのが実情だろうと思います。
せめて風邪の気配を感じたら、マスクの着用をお願いしたいところですが、我が職場ではよほど酷い症状でない限りマスクをされない方が多くて困ります。
一般常識の欠如が甚だしいと言わざるを得ないのですが、今日からヤマトは予防原則に基づいてマスクを着用しています。
困ったものです。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
ヤマトが憧れを抱く建築家の一人にサンチャゴ・カラトラバ氏がいらっしゃる。
彼の作品を初めて見た時、ル・コルビュジェより凄いかも!?と思った記憶がある。
彼は建築家らしく、こうおしゃっておられた。
「何を創るかというのは建築家の感性が決定するのではなく、その場所が教えてくれるものだ」と
この言葉がどのような状況で生まれたものかは不明です。
しかし、そのとおりだとヤマトも思うのです。
我々土木に携わる者は、経済合理性を最優先に構造物の構造やデザインを考えてきたと思います。
また、その場合、一般的な認識や共通概念に基づいた設計思想が支配的だったと思います。
それは具体的には、設計基準であったり、設計示方書であったり、設計要領などであったりするでしょう。
つまり、構造やデザインの骨格が概ね道筋として与えられた中でモノ作りを行ってきたと言えるのではないでしょうか。
現在、我が国でもISOに準拠した設計が中心となっており、性能照査型の設計手法が導入されています。
しかし、従来どおりの設計に準拠した成果が、未だ幅を利かせている現実を無視することができない状況です。
さらには、信頼性設計というさらに高い段階が存在しますが、とてもとてもそんな設計は夢物語と言わざるを得ない現実があります。
もちろん、これらは施設・設備の重要度に応じた対応が必要であることは疑いのないところです。
しかし、重要度という一語にすれば誠に簡単な言葉ですが、真の価値を皆さまはどこまで考えて計画・設計及び施工をなさっていらっしゃるでしょうか?
慶応大学の米田先生がおっしゃっておられますが、現代の建築は「フローの設計とストックの施工」と。
一方、土木はそうでも無いという風におっしゃっていらっしゃいます。
しかし、ヤマトの見方は少し異なります。
本当に長い年月使って頂ける思想に満ちあふれた設計思想に貫かれた施設・設備を土木は創り上げているのか。
決してそうではないのではないかと。
高い視点と思想を持って、企画・計画立案をしなければ先人達に笑われてしまいそうです。
PCやITの普及拡大に伴って、我々が普段使いうるツールは高度化が進展してきました。
しかし、その中身はと言うと大昔からやってきたことと大して違いはありません。
いや、そんなことは無いとおっしゃる方、アプリケーションソフトの中身を検証なさったことがありますか?
例えば、近年では頻繁に使用されるようになってきたFEMやBEMなど、基本原理を勉強なさり自らプログラムを作成されたご経験がございますか。
先人たちはそんな便利なツールが無くても、経験知に基づいた論理的思考と驚くべき計算手法を用いて我々以上の成果を為し得ているのです。
さらには経済性合理性はもちろんのこと、品質や納期などにも気を配る一方、人的資源の養成にも心を砕き、外部への負荷を極力低減する工夫も凝らしていらっしゃいます。
つまり、先人たちは総監的視点を須く確保しながら土木事業に当たってこられたと言えるでしょう。
しかし、これらのことはすべてのアプローチを過去へ回帰させようとしている訳ではありません。
あらゆることにおいて一長一短が必ず存在するからです。
そこでヤマトの考える土木に対するアプローチの思想は
①現在よりは22世紀の方が住みやすい国家となるための社会資本を創造する
②地域に密着した情報(社会構造,人口動態、気候,風土,伝統etc)を基本に、地域のあるべき姿を創造する
③リソースの範囲内(土木資材の地産地消)での社会資本整備を強化していく
④土木事業の多様なアプローチ(デザイン先行設計,トータル色バランス設計,冗長化設計,フレックス設計)を可能ならしめる
土木の感性をこうした取り組みで醸成していくべきではないかと考えています。
どれを見ても大して代わり映えのしない、工場生産品のような土木構造物を作るのは止めましょう。
こんなことをしているから土木に技術は必要ないなどと言われたりするのです。
とりとめのない内容になってしまいましたが、そんなことを考える日曜日でした。
本当はPMPさんに模擬口頭試験をお願いしたいと考えていましたが、少々Outputの調子が悪く座り続けることが辛い状況にありましたので、ゴロゴロと過ごすことになってしまいました。
いよいよお知り合いの方々の口頭試験が今週行われるようです。
ヤマトは年明けですので、口頭試験に対する実感が全くわいてこないのですが、是非とも良い成果を挙げて頂きたいと思います。
ところで、クラブワールドカップではアデレードvsG大阪が行われました。
戦前の予想どおりACLの時とは全く異なるパフォーマンスをアデレードは見せました。
不運な面が多分にあり、敗退を喫しましたが、内容的にはG大阪を上回っていたように感じるのはヤマトだけでしょうか。
しかし、マンUと対戦する機会を得たのはG大阪です。
欧州屈指のクラブとの真剣勝負は、日本のクラブが望んでも実現などできません。
滅多にないチャンスです。
G大阪には精一杯戦ってくれることを祈ります。
最後に、風邪が蔓延しているようです。
インフルエンザの拡大が懸念される中、風邪を引かれた方は早めの休息を取得して頂きたいと思います。
しかし、この時期なかなかノンビリとできる方は少ないのが実情だろうと思います。
せめて風邪の気配を感じたら、マスクの着用をお願いしたいところですが、我が職場ではよほど酷い症状でない限りマスクをされない方が多くて困ります。
一般常識の欠如が甚だしいと言わざるを得ないのですが、今日からヤマトは予防原則に基づいてマスクを着用しています。
困ったものです。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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この記事にコメントする
ありがとうございますm(_ _)m
u.yan様
いつも当拙ブログをお気にかけて頂き、ありがとうございます。
偉そうなことを書いてしまいましたが、実はこれはu.yan様の短文からヒントを得ています。
したがって、この内容の骨格に対してu.yan様から反論がございました場合は、徹底抗戦を覚悟致しておりました。(笑)
しかし、そうはならず安堵した次第でございます。(笑)
我々はあらゆる可能性を否定することなく、総監が求める全体最適を実現するためのフレームワークを高い視点で実現していくことが求められています。
小手先の技術で弄ぶような技術論に迎合することなく、骨のある技術を論じ、実践していきたいと思います。
また、u.yan様のHPからコッソリエッセンスを拝借させて頂きます。
その節にはどうぞご寛容にてお願い致しますm(__)m
わざわざこの拙ブログにお越し頂き、コメントをありがとうございました。
また機会がございましたら、お立ち寄り下さいますことを願っております。
いつも当拙ブログをお気にかけて頂き、ありがとうございます。
偉そうなことを書いてしまいましたが、実はこれはu.yan様の短文からヒントを得ています。
したがって、この内容の骨格に対してu.yan様から反論がございました場合は、徹底抗戦を覚悟致しておりました。(笑)
しかし、そうはならず安堵した次第でございます。(笑)
我々はあらゆる可能性を否定することなく、総監が求める全体最適を実現するためのフレームワークを高い視点で実現していくことが求められています。
小手先の技術で弄ぶような技術論に迎合することなく、骨のある技術を論じ、実践していきたいと思います。
また、u.yan様のHPからコッソリエッセンスを拝借させて頂きます。
その節にはどうぞご寛容にてお願い致しますm(__)m
わざわざこの拙ブログにお越し頂き、コメントをありがとうございました。
また機会がございましたら、お立ち寄り下さいますことを願っております。