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ヤマトです。

今日は久しぶりの雨。
これが県北ではやがて雪に変わっていくような気配です。
新年は新雪の中かもしれません。

さて、

I bought David some chocolate. ð I bought some chocolate for David.
I gave David some chocolate. ð I gave some chocolate to David.

上記のような書き換えを皆さまもご経験なさったことがお有りかと思います。

でも、なぜforとto?
という疑問は発生しませんでしたか。
これが今回のテーマです。

buyタイプ(VA for BVの結果AB達するとは限らない            A・・・B
giveタイプ(VA to BVの行為の結果AB達する      ・・・AB

これを上記の例述で見てみましょう。

最初の文章例では、チョコレートを買ったのはデイビッドにあげるためですが、未だデイビッドにチョコレートは渡っていません。
しかし、2番目の文章例では、デイビッドにチョコレートを渡しています。

この差が前置詞の差というべき部分です。

つまり、forは目的としての内容は指し示すものの、それをまだ達成できていない状態の時に用いる前置詞と言えます。

一方、toは目的箇所に到達している行動に対して用いる前置詞と言えるでしょう。

さらに言えば、forとtoの使い分けは、動詞の性格に依るとも言えます。

以下で例示をご覧下さい。
forとtoの使い分けがより鮮明になると思います。

【for】
make A for B ABに作ってやる」
cook A  for B ABに料理してやる」
fix A for B A(飲食物)Bに作ってやる」
find A for B ABに見つけてやる」
get A for B ABに取ってやる」
choose A for B 「ABに選んでやる」
order A for B 「ABに注文してやる」
save A for B 「ABに確保してやる」
prepare A for B 「ABに準備してやる」
leave A for B 「ABに残してやる」


【to】
hand A to B 「AをBに手渡す」
tell A to B 「AをBに伝える」
say A to B 「AをBに言う」
communicate A to B 「AをBに伝える」
teach A to B 「AをBに教える」
explain A to B 「AをBに説明する」
propose A to B 「AをBに提案する」
show A to B 「AをBに見せる」
marry A to B 「AをBと結婚させる」
leave A to B 「ABに残して死ぬ」

如何でしょうか?
いくらか明確になったのではないでしょうか?

ではまた。
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