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■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
建設業界が斜陽で正面から逆風を受けていることは確かです。
しかし、それは何と比較しての評価なのでしょうか?
中小建設業の社長さんがベンツを乗り回していた頃との比較においてでしょうか。
少なくともあの時代は異常な時代であって、比較対照する対象でないと思います。
建設業界のパイは縮小し、新規投資余力も計算上は残りわずかとなった今日、我々の役割は終わったと言えるのでしょうか?
決してそうではありませんね。
時代のニーズの方向性が変化したと考えるべきでしょう。
要するにパラダイムが変わったのです。
もちろん日本全国が一様に一定レベル以上の整備水準に達したかと言えば、必ずしもそうではありません。
ですから、道路整備がまだまだ必要だとおっしゃる方が少なくありません。
しかし、考えてみて下さい。
既に日本は人口減少モードへ突入しているのです。
これからこの傾向は加速度的に強まっていくことが明白です。
したがって、地域戦略はこうした人口動態と無関係に存在するわけではなく、また現状における問題点を解決することだけが目的であってもならないわけです。
つまり、将来発生するであろう現実を想定し、その上であるべき姿を想起することが求められているのです。
また、全てをバラバラに考えていたのでは、それぞれが異なるベクトルを持つこととなり、満足領域の粗密が発生することになります。
したがって、選択と集中が重要となるのです。
現在の建設業を取り巻く環境はさらに変化していくと思いますが、少なくともヤマトは現状を最悪とは考えていません。
以前のようなボロ儲けができた時代とは全く異なるフェーズが訪れていますが、だからこそそこに集まってくる人材は真に土木に魅せられた人たちだと思うのです。
お金目当ての大人数の体制と土木の価値観にインセンティブを得たやる気のある少数体制とでは、どちらが高い成果をもたらすかと言えば、答えは自ずと明白になります。
人は重要な資源であり、人無くして何事も成りません。
資源小国と言われる我が国が唯一誇ることができるのは、他国と比して類い希な高い水準の人材だと思うのです。
その人材が力を合わせれば、決して不可能なことは無いと考えています。
我々は高いPerspectiveに基づく確かなPurposeを設定し、Periodを明確にしながらWBSにしたがって各Positionの役割をしっかりと果たしていく覚悟が必要なのだと思います。
このことが建設業界のBreak Throughには不可欠な要素だと考えています。
そのためにも他分野・異分野との交流をどんどん進展させ、我々の能力を向上させると共に周辺への影響力をさらに一層増大させていく必要があるでしょう。
しかし、New Faceに対して手取り足取り教える気持ちは毛頭ありません。
自ら掴め!
そう背中で訴えたいと思っています。
果たして我が背中は十分そう語っているのでしょうか?
それが一番の問題だったりします。
そのためにも今年の技術士試験は総ナメにしなければなりません。
間もなく5月を向かえます。
フルスロットルに移行する時期は目の前です。
着実な一歩を今日も踏み出しましょう。
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪