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■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。

現在、日本の食料自給率は39%です。
昭和35年には79%もあったことがまるでウソのような低落です。
これには食生活のスタイルが大きく変化したことや、所得の高まりなどの要因変化が大きいと言えますが、同時に海外からの輸入産品の価格圧力が国内生産者に対する大きなプレッシャーとなっていることも一因と言えるでしょう。

さらに、この食料自給率低下傾向と期を一にして、農業自体のあり方が省力化、合理化の名の下、循環型生産構造から逸脱してしまったことが別な問題を引き起こしています。
食料廃棄物増加の問題です。

食品廃棄物は一般廃棄物の3割を占め、食品リサイクル法に基づく再利用率はH18で46%だそうです。
海外からの輸入の増大は、ロジスティック分野への負担増となり、温暖化原因の二酸化炭素の排出を増大させる一方、こうした食品廃棄物の収集・輸送でもロジスティック分野への負担増が加わります。

しかし、還元すべき農地が耕作放棄地の増大により一層減少していく中、農業のあり方そのものもリサイクルのリンクが途切れた状態となっており、食品廃棄物が有効に利用される機会を喪失しているのが現状です。

こうした事態の解決は、食料自給率の向上が最も効果的だと言えます。
しかし、それは簡単なことではありません。
とは言え、対策を講じなければ手遅れになりかねません。

そこで、次のような対応はいかがでしょう。

◎食育教育の徹底と進展により、食生活の基本を整えると共に、過剰な食品購入を控える。→Reduce
◎発生した食品ゴミは、堆肥化して有機肥料として活用すると共に、有機農産物の購入を優先する風土を形成する。→Reuse,Recycle

たったこれだけ?とおっしゃる方が多いかもしれませんが、これだけでも相当な影響効果が得られます。
ゴミの縮減は4Rと言われますが、食のライフサイクルに着目すればその影響は簡単に理解できるはずです。
ともかく社会全体として取り組むことが不可欠です。
ということで今日は畑を耕してこようと思っています。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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