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HN:
ヤマト(^_^)v
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男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。

昨日は一日ぐずついたお天気で、久しぶりに肌寒いという感覚を味わいました。
今日は回復していますが、明日からは台風の影響を受けることが予想されます。
大きな被害につながらなければ良いのですが。。。

さて、昨日からアップをさせて頂いているH20総監択一問題の解説ですが、少しだけ説明を加えておきたいと思います。

問題文の冒頭にはそれぞれコメントが付記されています。
例えば、1問目で申し上げますと、

【経済性】不適数 
Level1

これは 【管理分野】 問題種別 問題レベル

という具合になっています。

問題種別は以下のとおりとさせて頂いています。

・適・・・適切なものを選ぶ問題
・不適・・・不適切なものを選ぶ問題
・適数・・・適切なものの数を選ぶ問題
・不適数・・・不適切なものの数を選ぶ問題
・計算・・・計算結果を答える問題

※設問文それぞれについて「適切」と「不適切」を判断し、適切な組合せを答える問題については「適」と標記してありますのでご注意下さい。

また、
問題文にはそれぞれ「背景色」がつけられています。
これは一応以下の規則に基づいて行われています。

・・・(適)適切なものを選ぶ問題
・・・(不適)不適切なものを選ぶ問題
・・・(適数)適切なものの数を選ぶ問題
・・・(不適数)不適切なものの数を選ぶ問題
・・・(計算)計算結果を答える問題

※設問文それぞれについて「適切」と「不適切」を判断し、適切な組合せを答える問題については「適」の背景色をつけてありますのでご注意下さい。

問題レベルについては恐らく異論があるのではないかと思いますが、ヤマトの独断と偏見で3段階に分類をさせて頂いています。

Level1・・・青本を理解していれば十分正解に到達できるレベルの問題
Level2・・・青本だけで正解を得るのは困難だが、青本記載の法律関連情報を加えれば正解できるレベル、或いは総監的視点で判断をすれば正解に到達できるレベルの問題
Level3・・・青本から全く離れてしまっている問題であり、知らなければ到底正解へ到達できないレベルの問題

なお、解説と言いながら、あまり詳細なコメントは付記していません。
それは、単に結果だけを眺めて頂きたくないからです。
やはり自らの手で本をめくり、或いはネットで検索したりして、自らの目で確認をして頂きたいからです。
この点についてはご理解の程よろしくお願い致します。

なお、あくまでヤマトの私見に基づく解説ですから、間違いがあるかもしれません。
その場合はご連絡を下さいますようお願い致します。


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今、この総監択一問題の分析を行っていますが、何となく択一問題作成者の意図が透けて見えてくるような気がします。
具体的には最後に数字で説明を加えさせて頂きたいと考えていますが、ヤマトの感じたことは以下のとおりです。

”あまり択一問題で高得点を取らせたくない。但し、総監のバイブルである青本を理解した受験者には合格すれすれの得点は取らせてあげましょう。”

これは今に始まったことではありません。
近年の一貫した傾向です。
しかし、これが分野毎に異なる傾向を示している点は特筆すべきだろうと思います。
今後、青本が改訂されるかどうかによって、総監択一対策は大きく変わります。
今後の動向に注目して下さい。

さて、自らは「不合格」と判定してはいるものの、万に一つ「合格」などという結果であった場合、準備を怠っていては手も足も出ない状況になります。
各種予定していた試験が終わった今、さしあたって期日の決まったスケジュールがありませんから、暇つぶしに技術的体験論文を書いてみようかと思っています。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

今年一度本番で受験した問題ですから、整理なんて簡単!と思ってはじめた「総監択一問題」ですが、それぞれ根拠を求めて探していると結構時間がかかりました。
概ね丸3日。
すべて青本からの出題であれば楽なのですが、近年の傾向として青本から一部引用しながらも他の文献などを参考に問題が作成されているケースが目立ちます。
そのため一体どこに設問のような記述があるのか?サイトをあちこちブラブラすることも珍しくなく、解答根拠を作成するのに相当手間取ってしまいました。

昨年度の問題もそうでしたが、今年度も同様に前半が結構青本からの出題が多く、意外と簡単だなぁと思わせられます。
ところが、後半は青本から離れた出題の方が多いと言えます。
具体的には、「経済性管理」分野はほぼ青本からの出題で、次の「人的資源管理」分野でも「経済性管理」分野と同様ではありますが、法律関係については最新情報を扱うため青本外からネタを引っ張ってきているという感じです。
次の「情報管理」になると前二者とは逆に青本からの出題はほとんどありません。
これも近年の傾向です。そもそも青本の「情報管理」からは既に出題済みとなってしまっているからです。
さらに「情報管理」分野の進歩は極めて早く、青本の内容なんて既に時代遅れになってしまっているということも影響しています。
つまり「情報管理」分野は別な図書を勉強材料として準備しない限り得点が望めないという状態です。
次に、「安全管理」分野ですが、これは青本と青本外が混在した状態です。法律関係は最新の動向に注目しなければならないでしょう。
最後に「社会環境管理」分野ですが、これも「安全管理」分野と同様のスタンスです。法律関係や国の施策に注意が必要です。特に、この分野は世界的な視野が求められますので、一層幅広い勉強が不可欠となるでしょう。

また、数値的な整理は後日行うとして、出題形式で眺めますと「最も不適切」なものを選択させる出題が多かったと思います。依然としてシェアは高いのですが、「不適切なものの数」或いは「適切なものの数」など、5択すべてに○×を付けさせようとする対象数が増加している点が特徴的だと思います。
5択では一か八かの勝負ができますが、5つすべてを正解しないと得点できないというのはかなり辛いです。
とは言っても、確率1/5という点では何も変わりは無いのですが。。。

計算問題については、昨年度から出題数が増加しましたが、今年度も同様な傾向です。
試験時間が延びていますからこうした傾向は今後も継続すると考えるべきでしょう。
しかし、理屈さえ押さえておけば、知らないと全く無抵抗の選択問題とは異なり、対応は容易だと思います。
したがって、計算問題を落とさないよう気をつけることも総監択一対策の重要な要素と言えるでしょう。

しかし、どの問題も1つは1つです。
試験問題をいきなり片っ端から片づけていくような事だけは避けるべきです。
ますは、全体をペラペラとめくって概観した後、簡単に解答へたどり着けるものから順に進めていくべきでしょう。
計算問題は解法の流れだけ押さえたら後回しにして、択一問題を終了後、集中的に取り組むべきと考えます。

今年度の問題は青本をしっかりと読んで理解していれば、6割は楽に取れる問題だと言えるのではないでしょうか?
この点については最後にまとめて記述したいと思います。

さて、ではこれからしばらくはヤマトが作成致しましたH20総監択一問題とそれに対する解説を示していきたいと思います。
1回につき5問をアップさせて頂きますから、都合8回に渡って択一問題を振り返ってみたいと思います。
なお、あくまでヤマトの私見に基づく解説ですから、間違いがあるかもしれません。
その場合はご連絡を下さいますようお願い致します。

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今週末には土木学会誌編集委員会が開催されます。
ヤマトも皆さまからのお力添えを頂いたおかげで、来期の特集とシリーズの提案を幹事長へお送りすることができました。
お忙しい中、ご意見を下さった皆さま方には心より御礼申し上げます。
ありがとうございましたm(__)m

いろいろとしたいことがあったはずなのに、いざ提案書を作成しようとするとなかなかに出てこないものです。
編集委員は2年の任期ですが、何だかアッという間に終わってしまいそうです。
早く自ら為すべきテーマを確定しなければ!!!

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

前回の質問から随分と時間が経過してしまいました。
お忘れの方がほとんどだと思います。
ですので改めて質問を再掲させて頂きます。

May I come in?
上記の文のinの後ろには何が省略されているのでしょうか。

まずこの文の意味は「入っても良いですか?」ですね。
つまり入る場所がこの文の後ろで省略されていると考えれば良いですから、答えは

the room とか the house

などになるでしょう。

さて、今回は次の2つの文をご覧下さい。

He got over the shock.
彼はショックを克服した。

He got over his idea.
彼は自分の考えを伝えた。

ここで両方の文に用いられているoverはそれぞれ前置詞なのでしょうか?
それとも副詞なのでしょうか?
これがここでの問題です。

最初の文のoverは前置詞で、二番目の文のoverは副詞です。
したがって、最初の文を

He got the shock over.
とすることは不可能ですが、

二番目の文を
He got the idea over.
という風にoverの位置を変更することが可能です。

これが重要なポイントです。

これを分かり易く説明するために、▲を障害となる山と考えて下さい。

すると、最初の文では

He →▲→ He
彼自身が山を越えていくイメージです。っこでの山とは勿論 the shock です。

二番目の文では

his idea →▲→ his idea
つまり、彼が障害を越えて行くのではなく、障害を越えるのは彼の考えだという点が最初の文との大きな違いになります。

これを文型で見てみると、

最初の文がSVC的であるのに対して、二番目の文はSVOC的と考えるべきことが分かります。 

このような関係の上で理解していくと少しだけEnglishも分かり易くなるかもしれません。
えっ!逆に難解になった!?
あらぁ~!

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

今月末に予定されている組織横断プロジェクトの最終報告は、いよいよ佳境に入ってきました。
自らが主体となって作成する提案とメンバー全員の提案をうまく融合し、全体としてまとまりを持つものにしなければなりません。
そして、それらを限られた時間の中でトップに伝えることも重要な視点となります。
これからしばらくは、作っては壊すという作業の繰り返しになりそうです。
今後こうしたプロジェクトチームを組織するかどうかという課題も内在していますから、低い次元の提案で終わらせる訳にはいきません。

このような状況下において、留意しなければならないことは、メンバーのモチベーション維持と一つのターゲットに向かう集中力だと思います。
メンバーそれぞれ異なる思考回路をもち、与えられたテーマに対してそれぞれ異なるアプローチを行います。
メンバー全員による会議を行って合意形成を図ってはいますが、キャリアパスの相違やスキル範囲の相違或いはスキルレベルの相違など、あらゆる人的フェーズに相違点を除外することはできません。
しかし、同じ組織の中の人間として反目することは得策でないと考えるメンバーが多いのも事実です。

今ヤマトは少し悪者になってみようかと思っています。
そして、これまでに提案された内容を一端壊して、テーマに対して真に価値のある提案に再構築してはどうかと考えています。
複数ある提案のうち、一つだけ昨日その作業を行ってみましたが、見違えるように変わりました。
このやり方が正しいかどうかは不明です。
しかし、これまでに提案されたものをすべて是として前に進めるのではなく、合目的性というふるいで一度ふるい分けることが大切だと思うのです。
長く議論を継続していると、いつの間にか真の目的がどこかへ追いやられ、手段が目的化してしまう事態が発生してしまいます。
これを避けるには原点へ立ち返ることがもっとも早道です。

こうした考え方で見ると、税制改正なども本当は現在と将来のあるべき姿を基本として、一端すべてをゼロクリアした後、プライオリティにしたがって再構築する方が早いのではないかと思えてきます。
しかし、底には様々な利害が絡み合って、それを許さない構造があるのだろうと思います。
それを実行するのが政治なのではないかと思ったりしますが、その意味で真の政治家は現在存在しないなぁ。。。と思えてなりません。
自由民主党の総裁選はシナリオどおりの経過を辿っており、麻生氏以外は舞台を盛り上げるだけの端役の実態が既に数値の上でも表れています。
麻生氏が総理総裁となり、即座に解散総選挙を行うならば、自由民主党の崩壊を招くだけのような気がしますが、近年の総選挙は”気”が場の空気を大きく左右するだけに、民主党が一人で転んでしまうとどちらに”気”が振れるかは予想できません。
その意味では面白いと言えますが、日本ではどうしてこうも真に実力ある政治家が育たないのでしょうか?
明治、大正、昭和初期には世界的に真っ向正面から立ち向かう(戦争を意味しているのではありません)政治家がいたのに。。。

是非ともわが子には世界を一つの国家観で生きて欲しいと願っていますが、本人に聞いてみると「外国には行きたくない!」
あっさりとこのような回答が返ってきました。(>_<)
まぁそれも一つの選択肢です。
じっと眺める他方法はありません。

さて、随分と時間が経過してしまいましたが、この連休あたりから今年度の総監択一試験の問題並びに解答を作成していこうと考えています。
もう既にSUKIYAKI塾などで様々なご意見がアップされていますが、ヤマトは自身の勉強のため整理をしたいと思っているだけに過ぎません。
ですからSUKIYAKI塾における情報とかぶる部分はもちろんあるでしょうが、このブログでも徐々にアップさせて頂きたいと考えています。
そして、もう一つ。
これはナイショです。
タイトルでは期待感を持たせておいて、結局ナイショとは反則ですね。
これがヤマトのブログの真骨頂です!

ところで、一昨日急遽お送りさせて頂いた土木学会誌の特集・シリーズ企画のお願いに対して、お忙しい中ゾクゾクと回答を頂いています。
お送り下さった方々、本当にありがとうございましたm(_ _)m
誌面をお借り致しまして、心より御礼申し上げます。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

土木学会 上級技術者資格審査には免除事項があります。
総監技術士若しくはH12以前の技術士は標記の課題に解答することを免除されます。
このことはH13以降の技術士が総監を取得して初めて一人前の技術士であることを如実に物語っています。
すなわち、ヤマトは半人前の技術士でしかないと言えます。

さて、その経験に係わる課題とはいったいどのような内容だったのか。
以下に示します。



(1)あなたが参画したプロジェクト(研究プロジェクトも含む)を2つ挙げ、あなたの役割、主要な課題とそれへの対応について述べなさい。(1000字程度)
(2)これら2つのプロジェクトにおいて、あなたが失敗および成功と考える要因を総括し、技術者としてその経験から何を学んだかを述べなさい。(1000字程度)



 さて、この経験に係わる課題は試験当日までに手書きで解答を作成し、当日の試験開始前に提出することが義務づけされています。
ヤマトはこれを試験前日の夜に記述しました。
したがって、試験前夜からずっと筆を動かし続けていたような感覚になりました。

問題文をご覧頂くと即座に思われる方がいらっしゃると思います。
そうなんです!
技術士の口頭試験に先立って提出を求められる技術的体験論文と酷似しているのです。
専門問題の内容といい、経験論文の提出といい、どうも技術士試験の向こうを張ったような感じが強いと言えます。

もっともスキルアップの一環として自らに課す課題としては絶好の機会だと思って受験しました。

さて、話は変わって、組織横断プロジェクトの成果が終結フェーズを目前に控えています。
しかし、各自作成する提案書には温度差やフェーズの相違が目立ちます。
それらをまとめてトップに説明する場合、すべての提案が同じ方向性をもったものでなければ力強さに欠けることになります。
制約された時間の中でどこまで修正ができるのか?
これからが本当の意味での勝負となります。

また、土木学会誌編集方針に係わる戦略的会議に向けた資料作成に当たり、広範囲に亘りメールでお願いをさせて頂きました。
昨日依頼文をお送りし、回答は明日のお昼までという超短期間でのお願いです。
突然の依頼文を受け取られた皆さま方に、この場をお借りしてお詫び申し上げるとともに、改めてご協力を心よりお願い申し上げます。
皆さま方の英知を結集して、土木学会誌をより良い方向へ向けていきたいと思います。


では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

昨日までの専門問題[主分野][副分野]が試験の中心的な問題であることは明らかです。
しかし、それだけで終わらないのが土木学会の試験です。
今回は共通問題と言われる問題をアップ致します。
これは昨年度と全く同じ問題でした。


A-1 次の問題について、「解答用紙」に1000 字以上2000 字以内で解答しなさい。(解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
 あなたが土木技術者としての業務を行ってきた際に、自らが経験した、あるいは見聞した、技術者倫理に反すると思われる事例を1つ挙げ、以下の設問に答えなさい。
 (1) その事例の概要を技術者倫理の観点から、300字程度で述べなさい。
 (2) その事例においては、倫理的課題はどのように解決すべきであったか。あるいは倫理的課題を解決するためにはどのような問題があったかについて述べなさい。
 (3) 今後、同様の事例に直面した場合に、リーダーの立場から若手技術者にどのような助言を与えたらよいか、あなたの考えを述べなさい。
 


準備さえしていれば十分対応可能な問題です。
試験時間は1時間30分。
ヤマトは準備など全くしていませんでしたから、時間的にはギリギリとなってしまいましたが、他の受験者の方々は十分余裕をもって書き終わっていらっしゃったように感じました。
技術士試験で言えば、一次試験のような内容だと言えるのではないでしょうか?

さて、お知り合いの方々には、来年度以降の土木学会誌における特集・シリーズなどの提案内容を本日お送りする予定に致しております。
いくら考えてもベストな案など作成できるはずがありません。
一方で、締め切り時間は迫ってきます。
そこで、拙案をお送りし、皆さま方からご意見を頂こうという考えです。
いきなり送りつけられ、期限を見てビックリなさるのではないかと思いますが、何卒ご理解とご協力を宜しくお願い致しますm(_ _)m

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

今回は土木学会の上級技術者資格審査の副分野問題を示します。

鋼・コンクリート
 次の問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
B1-1 鋼構造物あるいはコンクリート構造物に関して、構造材料を高強度とすることの利点及び課題をそれぞれ2項目挙げて説明しなさい。

地盤・基礎
 次の問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
B2-1 液状化のメカニズムを説明するとともに、原理の異なる対策工法を3つ挙げ、概略を説明しなさい。

流域・都市
 次の問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
B3-1 都市における「水・緑」の確保とヒートアイランド及び温暖化対策との関連について説明し、今後の都市のあるべき方向性についてあなたの考えを述べなさい。

交通
 次の問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
B4-1 高齢者の増加やバス路線の廃止等により、今後ますます移動等困難者の増加が予想される。このような状況を踏まえ、移動困難者の特性を考慮し、地域公共交通サービスの提供のあり方について論じなさい。

調査・計画
 次の問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
B5-1 高齢化、少子化が一段と進む中、地域の活力向上が大きな課題となっている。これからの社会資本の整備にあたって、このような観点で留意すべき点を、具体的な対応策を2つ挙げて説明しなさい。

設計
 次の問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
 我が国において、土木構造物の設計基準や技術基準は、構造物の管理者毎あるいは鋼構造物、コンクリート構造物、基礎構造物などの構造特性に特化して整備されている。そのため、同様の設計条件でも準拠基準が異なると評価結果も異なることがある。このように複数の設計基準等が存在することの長所と問題点について具体的な例を挙げて述べなさい。

施工・マネジメント
 次の問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
B7-1 公共事業における入札制度は総合評価方式が主流になりつつある。この方式の現状と問題点を挙げてあなたの意見を述べなさい。

メンテナンス
 次の問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
B8-1 土木構造物の維持管理において、「①技術者が点検する方法」と「②計器類を用いて継続的にモニタリングする方法」がある。それぞれの長所短所及び具体的に構造物へ適用する場合に留意するべきことを述べなさい。

防災
 次の問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
B9-1 2008年5月ミャンマーにおけるサイクロンによる水害、同じく2008年5月中国四川省における地震被害など、近年自然災害による甚大な被害が世界各地で頻発している。このような災害に関して、①日本の土木技術者が貢献できる事柄及び②その際に留意すべき事項についてあなたの意見を述べなさい。

環境
 次の問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
B10-1 地球温暖化防止の観点から、低炭素社会への移行の必要性が叫ばれている。あなたが専門とする分野において、低炭素社会への取り組みに貢献できる技術について、その例を2つ挙げ、現状、課題、将来の見通しについて述べなさい。
 


この専門問題の副分野は午後一番に行われます。
時間は1時間30分。
先に示した主分野が最も最後に開始されることから、この副分野は小手調べといった位置づけになるでしょう。
しかし、これもザッとすべてに目を通すと主分野のヒントがあちこちに散見されます。
したがって、副分野終了後から主分野開始までの30分間に戦略を立てることが可能なのです。
つまり、ある程度当該年度の方向性が理解できるということです。

技術士・建設部門では今年「地球温暖化問題」が本命視されていましたが、全く外れてしまって困惑された方が多かったと思います。
しかし、土木学会の上級技術者資格審査においては、地球温暖化に関する設問が出題されています。
つまり、国土交通省の方針と密接に連携を図っているのは、むしろこちらの試験と言えるでしょう。

出題される設問内容とスタンスは概ね技術士試験と類似性がありますから、骨子の立て方はさほど悩む必要は無いと思いますが、なにぶん時間が不足するというのが難敵です。

但し、今年度から国土交通省がこの資格取得を推奨していることから、今後はこの資格ニーズが増加していくことが予想されますが、技術士との棲み分けをどのように明確化するのか。
これが最大の問題だろうと思います。
資格試験を省益確保の道具に使って欲しくないと願うのはヤマトだけではないと思います。

最後に今回アップさせて頂いた内容は、決して立場を利用して取得したデータではなく、問題文を力任せに打ち込んだものであることを明記させて頂きます。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

しばらくすれば問題はやがて土木学会のHPにアップされるのですが、いったいどのような問題だったのか速報にてお伝えしようと思います。


鋼・コンクリート
 次の2問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
C1-1 鋼構造物あるいはコンクリート構造物のいずれかにおいて、超寿命な構造物とするときの具体的な方策を2つ挙げ、それぞれについて主な特徴を環境負荷低減の観点も含めて説明しなさい。
C1-2 鋼構造物あるいはコンクリート構造物のいずれかにおいて、コスト縮減のためにあなたが提案または開発した技術(材料、施工方法、構造形式等)を1つ挙げ、従来の技術と比較してその内容を具体的に述べなさい。

地盤・基礎
 次の2問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
C2-1 近年、トンネル工事、ダム工事等において発生する自然由来の重金属汚染土の対策が、プロジェクト自体の予算に影響するほど大きな問題となっている。人間活動に由来する土壌汚染との違いを考慮した上で、自然由来の重金属汚染土について現状の問題点と今後の方策についてあなたの考えを述べなさい。
C2-2 斜面災害の対策工に関して、「斜面崩壊の発生を軽減、防止する視点」及び「発生する斜面崩壊の影響を軽減、防止する視点」から、それぞれについて代表的な対策工を挙げ、工法の特徴と設計の考え方を述べなさい。

流通・都市
 次の4問題のうち2問題を選んで、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
C3-1 災害時におけるライフラインとして上下水道の確保が重要な課題となっている。その点を考慮して、我が国における都市の上下水道の現状について説明すると共に、今後取り組むべき課題についてあなたの意見を述べなさい。
C3-2 この10年間、我が国の公共事業費は減少を続けている。これはインフラの充足度が高まったからだけでなく、人口減少、経済成長鈍化、財政逼迫などの社会的背景の影響もある。このような中にあって、さらに我が国の持続的発展のために優先的に投資しなければならない事業として、「流通・都市」の分野の中から、防災、環境保全、利用(エネルギー、資源など)のいずれかを促進する事業を2例挙げ、その根拠及び整備の方策を述べなさい。
C3-3 電力構造物の維持管理を実施するにあたって、建設時には考慮されていない構造物自身に関するリスクを次の①、②、③に分けて論じなさい。
①設計・施工に起因するリスク
②環境の作用に起因するリスク
③不適切な維持管理に起因するリスク
C3-4 2005年ハリケーン・カトリーナ、200年のミャンマーのサイクロンなど、災害が大規模化しており、地球温暖化の影響であるとも言われている。これまで想定されていた規模をはるかに超える災害が起こる可能性も指摘されているが、このような状況に対処するための今後の我が国における都市防災のあり方について、あなたの意見を述べなさい。

交通
 次の2問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
C4-1 道路交通に起因して生じる環境影響を軽減する方策は1)発生源対策、2)交通需要対策、3)交通流対策の3つに大別される。
 それぞれについて、具体的な施策を2つずつ挙げ、それぞれの特徴を説明し、あなたの意見を簡潔に述べなさい。
C4-2 港湾輸送や航空機輸送において、規模の経済性を発揮するために、機材(船舶・旅客機等)の大型化が進んでいる。この規模の経済性が発生するメカニズムについて港湾輸送、航空輸送いずれかを例に挙げ解説しなさい。また、この機材の大型化に対応するために、どのような施策が必要か論じなさい。

調査・計画
 次の2問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
C5-1 市町村を中心とする景観行政団体において、景観法に基づく景観計画が立案されつつある。あなたが考える景観計画で記述する内容を述べるとともに、景観向上を図る方策について述べなさい。
C5-2 地域環境(例えば緑、水、景観など)に対する市民の価値観を調査する方法として、それらを貨幣価値に置き換える方法(貨幣価値評価法)と貨幣価値に置き換えない方法(非貨幣価値評価法)があります。最初に2つの方法の特徴と問題点を説明しなさい。次に2つの方法の適用事例または活用例を1件ずつ挙げて説明しなさい。

設計
 次の2問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)

C6-1 我が国の建設投資は低減傾向が続く中、日本の建設及びコンサルタント会社はリスクが大きいと言われている海外工事への参入を強めている。しかしかがら、国内と海外における制度や商習慣の違い等から、国内で通用した技術責任者が海外で活躍できない場合もある。海外部門の第一線で活躍できる設計マネージャーとして必要な能力を挙げ、それぞれがプロジェクト遂行に寄与する効果を述べなさい。
C6-3 あなたが専門とする分野において、補強計画をする上での留意点について述べるとともに、設計及び施工上の課題と解決策について述べなさい。
C6-3 設計施工一括発注方式(デザインビルド)によりプロジェクトを行う場合において、この発注方式の概要と現状を述べるとともに、発注者、設計者、施工者のいずれかの立場に立ち、課題と解決策について述べなさい。

施工・マネジメント
 次の4問題のうち2問題を選んで、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
C-7-1 この数年、日本の公共工事調達方式は、「競争原理の導入」という動きによって大きく変化した。指名入札制度から一般競争入札へ、価格評価から技術力評価を含む総合評価方式の適用といった方策が打ち出されてきた。これらの変化によった超低価格入札(ダンピング)の増加、入札不調といった問題も顕在化してきている。我が国の公共工事調達方式に関し、状況を分析するとともに、今後進むべき方向性についてあなたの意見を述べなさい。
C7-2 近年、国内外を問わず、足場や支保工、土留めなど仮設構造物に起因する事故や災害が頻発している。特に最近では大規模仮設構造物においていくつか重大な事故が引き起こされ、社会的影響も極めて大きいものとなっている。これら仮設構造物の不具合が近年多発している要因として考えられる事項を2つ挙げ、それぞれに関して事故を未然に防止するための対策についてあなたの意見を述べなさい。
C7-3 地球温暖化防止へ向けてCO2の排出を抑える産業活動・ライフスタイルが地球レベルで求められている。建設部門におけるCO2削減には現場段階におけるさまざまな工夫、計画・調査・設計の段階のみならず引き続く維持管理さらには廃棄段階にいたるライフサイクルアセスメントの視点からみたトータルな削減、さらには構造物の超寿命化を図ることによる削減といった様々なレベルにおける方策がある。あなたの立場において留意すべき課題及び具体的な削減手法について意見を述べなさい。
C7-4 公共事業を中心とした建設投資の低下に伴い、国内建設市場は縮小傾向にある。今後どのようにして社会基盤整備事業を行ってゆくかが議論されているが、かつてのような国内建設投資増加を期待することは難しい。他の先進諸国の建設産業は海外市場に活路を見出している。日本建設企業の海外建設事業量は、1980年代中頃から約20年間、1兆円程度のレベルであった。しかし、この数年、急速に事業量を拡大させている。こういった現象を捉え、我が国の建設産業の海外事業展開の今後の展望、意義、克服すべき問題等についてあなたの意見を述べなさい。

メンテナンス
 次の2問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)

C8-1 「安全・安心を十分な維持管理で」と言われていながら、国内外の橋梁で落橋も含む重要構造物の損傷・劣化による問題が多く報告されている。このような状況を踏まえて、以下の質問に答えなさい。
(1)維持管理マニュアル類が整備されつつあるにもかかわらず、なぜこのうような状況に至っているかその原因を述べなさい。
(2)重要構造物として想定されるものを1つ挙げ、不適切な維持管理によってどのような直接的、間接的リスクが想定されるか、影響度の大きいと思われる順に3つ挙げなさい。
(3)影響度の大きい上位2つのリスクについて、それを回避するためにどのような対応をすべきか述べなさい。
C8-2 供用中の構造物には、現在の設計基準に照らすと合致しないものが存在する。このような「基準不適合」の構造物に関して次の問いに答えなさい。
(1)「基準不適合」の事例を挙げ、どのような点が基準に合致しなくなったかを箇条書きするとともに、それらに対しては何をすべきか(施策、工法など)述べなさい。
(2)もし、管理の対象となる構造物が多数に及ぶ場合、あなたはどのような対処の仕方(対策の時期と順序及び予算上の制約など)をすべきか述べなさい。

防災
 次の3問題のうち2問題を選んで、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)
C9-1 強震動の到達以前に地震情報を提供する緊急地震速報が、気象庁を中心に供用されはじめた。このシステムによる情報は、一般市民のみならず、高度利用者(鉄道、高速道路、電力、ガス、空港、水門などの公共基盤施設の管理者)における防災対策の推進に貢献すると期待されている。1)このシステムにおける強震動予測の原理、2)高度利用者における活用の特色、3)このシステムの現時点での問題点について述べなさい。
C9-2 下の図はここ30年間時間雨量が50mmを超える出現回数を示したものである。この図より、近年では大きな降雨強度の年間出現回数が、30年前に比べると約1.4倍と大きくなっていることが分かる。このような降雨条件の変化により引き起こされる水害の特徴とその対策について述べなさい。
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C9-3 従来の防災は、被害を出さないことを前提に考えられてきた。しかし、巨大な自然災害においては、被害を全くなくすことは不可能であり、現在では被害をできるだけ軽減する、減災の考えが主流となっている。さらに最近では、「災害からの早期復旧」を考えた減災の重要性が指摘されている。米国等では2005年ハリケーンカトリーナによるニューオーリンズの高潮災害以降、「災害から早期に復旧する能力」を意味する用語として、バネによる復元力からきている言葉「レジリアンス」をよく使うようになっている。「レジリアンス」を考えた防災が大切な理由や、その実現に向けて考慮すべきことを最近の大きな災害などを例に述べなさい。

環境
 次の2問題について、「解答用紙」にそれぞれ1000字以上2000字以内で解答しなさい。
(それぞれ解答用紙2枚以内にまとめなさい。)

C10-1 地球温暖化防止の観点から、低炭素社会への移行の必要性が叫ばれている。あなたが専門とする技術分野において、低炭素社会へ向けた取り組みの現状及び今後の課題について論述した上で、あなたが取り組んだ具体例について述べなさい。
C10-2 あなたが専門とする環境分野において、過去にどのように技術に対するニーズが変化してきたかを論じ、現在の問題点と将来の技術開発の必要性を述べなさい。さらに、あなたが携わってきた技術開発の事例について述べなさい。 


こうやって全体を眺めてみると、あちこちにヒントとなる内容があることに気づきます。
しかし、実際の試験時にはゆっくり全体を眺める時間はありませんでした。

1課題に2000字を書こうとすると、与えられた時間は90分。
1枚1000字の解答用紙ですから、1枚当たり45分で書くことになります。
技術士試験の解答用紙は1枚600字ですが、これを書くのにヤマトが要する時間は25分程度です。
建設部門の専門問題に当てはめてみると、2課題で都合6枚記述しますから記述するだけで150分(2時間30分)かかることになります。
しかし、試験時間として与えられるのは3時間30分ですから、単純計算でも論旨構成などに約1時間も使うことができる計算となります。
これに対して土木学会の上級技術者資格審査試験では単純に計算しても1000字書くのに要する時間は42分となります。
つまり、論旨構成などに使うことのできる時間は5分程度しか無いことになるのです。
これでは該当の問題文を読み理解したら即座に書き始めないと必要字数を埋めることはできません。
それを緩和しているのが1000字以上2000字以内という制約条件なのだと思います。
しかし、審査基準に記載はないものの1000字少々の論文と2000字ピッタリの論文では、内容の良否はあれどもどちらに高評価を与えるかは自明です。
しかも相対評価という点も考え合わせると、やはり書き尽くす意思を持たなければならないことになります。
また、技術士試験が60点をボーダーラインに設定していますが、土木学会の上級技術者資格審査試験のボーダーラインは70点です。
まして、技術士のように多くの資格者を輩出しなければならないというノルマはありません。
つまり、足切りラインに達しないものはどんどんふるい落としていけばいいのです。

何だか土木学会の上級技術者資格審査試験はしんどいなぁ。。。
と思っていたのはこうした事情からだったのですね。
改めて分析をしてみて痛感致しました。
まるで昔の技術士試験のようです。
逆に最近の技術士試験は楽になりすぎているのではないでしょうか?
とは言っても難しい資格試験であることには変わりはありません。
だって、ヤマトなんて総監を何回受験していることやら。。。へへへ

最後に今回アップさせて頂いた内容は、決して立場を利用して取得したデータではなく、問題文を力任せに打ち込んだものであることを明記させて頂きます。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

木曜・金曜は「経営シミュレーション」なるマーケティングの講座に参加してきました。
そう!
良い経営者になるための訓練です!
ってウソです
それはともかくマーケティングを知らずして「総監技術士」を名乗るべからず!
こう思うが故の行動です。
入門的な講座でしたから、基礎的な知識とゲーム形式の講習内容でした。
実際の経営に直接用いることのできるノウハウというレベルではありませんが、基礎を知らずして応用などありえません。
したがって、機会ある毎にこうした講習に参加したいと考えています。

さて、昨日は土木学会の技術者試験が行われました。
今年度から業歴認定のシステムが導入されましたから、大半の方々はわざわざ筆記試験を受けてまで取得しなくても書類審査と口頭試験のみで貰えるならそれで良いとお考えになるのが実際的な対応と考えます。
但し、どうしてもこの資格が必要であるならばという条件が付くことは言うまでもありません。
この資格、いったい何を目指しているのか未だ不明です。
土木学会誌の編集委員の立場にあっても、この資格試験が話題に上ることは全くありませんから。。。

ともかくヤマトはこの試験に参加してきました。
しかし、自ら成果を評価してみると、

事前の対策の問題として、
①技術士試験後の試験でモチベーションが上がらないこと
②どうしても取得しなければならないと思える資格ではないこと
③他に優先しなければならないプロジェクトがあること
の理由により全く試験勉強を行っていませんでした。

しかも、旧技術士(H12以前に技術士取得)及び総監技術士以外は、「経験問題」に対する論文(1000字以上2000字以内)を作成し試験当日に提出することが求められますが、これを作成したのは前日の夜です。
如何に準備が遅かったかを物語っています。

次に昨日の論文試験の評価ですが、
①「共通問題」は昨年度と全く同じ問題(1000字以上2000字以内)でしたが、準備を行っていませんでしたから時間ギリギリの状態で焦りました。何とか書くだけは書きましたが、欲目に見積もっても合格ラインぎりぎりが良いところではないかと思います。
②「副分野の問題」については1問必須で1000字以上2000字以内で記述です。この問題は題意の把握を勘違いしたことが最後に響いてしまいました。書き直す時間は無く、これは合格ラインを割り込んでいる可能性が高いでしょう。
③「主分野の問題」ですが、これは2問選択してそれぞれ1000字以上2000字以内で既述します。1つは何とかかろうじて合格ラインかな?と思いますが、もう1つは書くべきではないことを書いてしまいましたから合格ラインには達しないと考えます。

つまりは「不合格」が濃厚という結果です。

しかし、それにしても上級技術者資格試験に参加された方の数はたったの5名。
1級技術者資格試験には結構な人数がいらっしゃったようですが、筆記試験と書類審査試験の両立はあり得ないと思うのはヤマトだけではないでしょう。
文部科学省所管の「技術士」に対抗して、国土交通省が土木学会に作らせた「土木技術者資格」のような構図は、外部から見ると省益確保の手段にしか考えられません。
とは言いながら、それを受験するヤマトは何故?
それは「普段力」を養うためのトレーニングだと考えてのことです。
前日から合わせると記述量は都合10,000字です。
最近の技術士試験よりよほど多いと言えます。
昔の技術士試験はこれよりもさらに多かったですけどね。
ともかく問題文を見て、瞬間的に論旨構成を行い、あとは一気に書く。
苦痛はありますが、やり終えた後の感覚は何とも言えません。

さて、今年の一大イベントは昨日にて大団円を迎えました。
今後は組織横断プロジェクトの終結フェーズへ向けて頑張らなければなりません。
同時に土木学会誌の新たな戦略作りも急がなければ期日に間に合わなくなってしまいます。
いずれにしても暇にはなりません。

ところで、今朝のW’cup最終予選の対バーレーン戦。
結果はアウェーで3-2の勝利。
勝つには勝ちましたが、納得度は低いと言わざるを得ません。
何をやっているのか?
本来は3-0で確実に終わるべき試合でした。
いや、流れの中でもう1点は上積みできたはずです。
やはり世界のトップレベルのサッカーとは数段低いレベルのサッカーを見せられているようでガッカリです。
しかし、終わった事をあれこれ言っても始まりません。
次に目を向けましょう!

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

本日は朝5時に起床し7:05のJALで羽田へ。
そして恒例となってしまったルートをひたすら四谷へ向かいました。
そうです。
土木学会です。
今日は編集WGで来年以降の基本方針の詰めを行うことになっていました。
既にヤマトの考えはペーパーで提出していますし、大筋は決まっていましたから特別発言する内容も持ち合わせていなかったというのが正直なところです。

むしろ、ヤマトは別な意図を持って今日は上京していました。
何かと申しますと、土木学会誌をご覧になった方は良くご承知頂いていると思うのですが、やたら高尚な内容を並べたかと思うと漫画が出てきたりと多彩ではあるのですが、ヤマトの感覚で言うと中間層狙いのコンテンツに欠ける傾向があるように感じるのです。

或いは、現場技術者として読み応えのある雑誌か?と言われると答えは「NO」と言わざるを得ないと感じるのです。

では何が不足しているのか?
階層的には都道府県レベルの方々の参画が極めて少ないこと。
内容的には現場技術を研鑽できる頁がほとんど存在しないこと。
ではないかと感じます。

そこで、前者については各都道府県の方々にフォトレポートやCEレポートのネタ出しを要請しようと考えたのです。
しかし、一編集委員としてのヤマトがあまり突飛な行動を起こすと、場合によっては土木学会事態に迷惑がかかることもありますから、三役のお一人に本日ご相談をさせて頂きたかったのです。
その結果、「どの編集委員さんも自らのネットワークを有効に活用して情報収集なさっていらっしゃるようですから、そうした程度の依頼であれば土木学会長名で依頼する必要も無いでしょう。逆に会長名で依頼すると依頼を受ける側も圧力を感じる可能性がありますからあまり得策ではないと判断します」
という回答を頂きました。
ですので、あまり無理強いと受け取られない表現を選択してお願いをしようかと考えています。
これで都道府県の方々の視線が土木学会誌へ少しでも向けて頂けるのならばありがたいのですが。。。

また、後者については土木学会認定の技術者資格の取得を目指したシリーズ講座であるとか、これから土木界へ入ろうと考えていらっしゃるフレッシュマンを対象とした実務に役立つ土木の初歩のような実務シリーズ講座を展開したりしてはどうかと考えていますので、これらをまとめて次回の戦略会議に検討課題として提案したいと思います。
なお、提出締め切りは来週12日までとなっていますので、こんなアイデアもあるよとおっしゃる方はどしどしヤマト充てにご意見をお送り下さると助かります。

さて、本来ならば今頃は既にH20総監択一問題の解説を行っているところですが、今年はなかなかそうした暇が得られません。
来月になれば少しは手が割けると思いますので、それ以降整理をしたいと考えています。

また、ブログも少しネタ切れ状態を発生していますので、しばらくの間お休みをさせて頂こうかと考えています。
但し、前回のようにシステム容量が原因ではありませんから、このブログを閉鎖する意思は今のところございませんのでご安心下さい。
と言いながら、それほど期待されている方はいらっしゃらないでしょうから、ヤマトが心配するには当たらないでしょうね。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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