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プロフィール
HN:
ヤマト(^_^)v
性別:
男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。

皆さまよくご存じのAPECさんが主催される「SUKIYAKI塾」の『出願支援講座』の受付が昨日3月15日から開始されました。
が・・・アッという間に定員オーバー!
定員は100名でしたが、受付開始からわずか50分で定員に達してしまったそうです。
昨年度当たりから技術士受験熱が以前にも増して高まっていることをAPECさんが指摘なさっていらっしゃいました。
その傾向はH21年度も継続しているようです。

資格取得を目指すこと自体は結構なことであると思いますし、そのことを通じてあらゆる面でのスキルアップが図れる効果は確かに存在します。
しかし、資格取得自体が目的化していないか???
それが心配です!

最近読んだ『技術経営の挑戦』に以下のような文章がありました。
長期の景気低迷が続く中、リストラという名の人員削減が進行し、人も企業もすっかり余裕を無くし、自ら機会を開拓し積極的に挑戦しなくなってしまった。
失われた10年の間に日本人が無くした最大のものは、自らの責任において敢えてリスクに挑戦する気概である。
多くの若者が、公務員や教員を志望したり、医師や弁護士などのライセンス取得を目指している。これらの多くは、規制によって立場が守られ、税金によって賄われている職業である。こうした傾向は、個人がリスクをとらない安全志向、安定志向の蔓延による結果である。
結果として、公務員や特殊法人職員が過剰になり、国・自治体の財政肥大化と共に相変わらず官主導・中央主導から転換できない状況が続いている。
規制緩和も思うように進展せず、既得権益がはびこる結果、真の競争が発揮されない。
これではブレークスルーなど起こるはずがない。
以上。

確かにおっしゃるとおりです。

グローバル・ワイドに考える時、国の目標として何を目指すべきなのか?
それを実現するためには、何を・・・
この国家戦略の無さがそもそもの問題でしょう。

最近MOT関連の図書を読む機会が増えているのですが、その中で目につくのは技術屋の視点です。
技術に精通した技術屋が戦略を立案しなくて、一体誰が考えるのか?

そうです!
技術士資格はスキルアップの一つのアプローチですが、それをこうした戦略立案フェーズで思う存分活かすべきだと思います。
そうした気概のある技術士の登場が相次ぐような環境を創り上げていく必要があるでしょう。

みんなで頑張りましょう♪

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

ご無沙汰致しております。
休刊をBreakした訳ではございませんが、休刊中にもかかわらず毎日この拙ブログにご訪問下さる方がいらっしゃるようです。
そこで、簡単に近況のご報告を申し上げようと考えた次第でございます。

今年は自らの試験ばかりでなく、子供の受験が重なり、何だか慌ただしく毎日が過ぎ去っていきます。
おかげさまで何とか子供の大学も決定し、今度は新生活開始のための準備に追われているところでございます。
一方、業務の方は、斜陽産業を如実に示しているようで、年度末にもかかわらず”暇”なのです!
まじでヤバイかもしれません。。。

さて、今月の土木学会誌編集委員会は、H21上半期の戦略会議が行われます。
そこでは、ヤマト自らが企画する予定となる特集内容を盛り込まなければなりません。

これをしばらく悩んでいました。

そして、結局作成致しましたのは、以下の3つです。

●特集企画1
(企画名)土木のパラダイムシフト-土木業界が目指すべき方向-
(企画趣旨)談合事件、手抜き工事、贈収賄事件など、社会的に非難されるべき事態が断続的に発生する土木業界は「白い目」で見られるケースが多い。しかも3Kとか5Kなどと言われ、職場環境の劣悪さが若者の土木業界参入を阻害している。
一方、社会資本に対する公共投資が減少する中、過剰な低価格入札に伴う過当競争が激化し憂慮すべき事態が増加する傾向にある。
また、土木業界の中小零細企業は、不当な低単価での下請負を強要されるなどの所謂「下請いじめ」も増加する傾向にあり、多くの中小零細企業が倒産の危機に瀕している。
このように土木業界を取り巻く環境は、年々悪化の一途を辿っており、マーケットとして将来性が豊かであるとはお世辞にも言えない状況下にある。
さらに、公共投資において2020年頃には新規投資余力が減少し、大半を維持更新投資に充当せざるを得ないと予測されている。
こうした状況を背景として、土木業界はパラダイム・シフトを余儀なくされていると言えよう。このため2020年を一つのターゲットとして、土木業界は今後どうあるべきなのか、何を目指して進むべきなのかを明らかにすることが、今最も求められていることなのではないだろうか。
こうした視点に立って、土木業界のあるべき未来像に迫りたい。
 
●特集企画2
(企画名)土木でMOT(技術経営)を実践―顧客優先と顧客満足の実現を目指して―
(企画趣旨)MOTとはManagement Of Technologyの頭文字であり、和訳では「技術経営」と言われる。
MOTは、技術に立脚する事業を行う企業・組織が、持続的発展のために、技術が持つ可能性を見極めて事業に結びつけ、経済的価値を創出していくマネジメントである。
企業や組織の強みを最大限活用する方法として、MOTは幅広い業界で用いられ成果をあげている。
土木に適したMOTのあり方とはどのようなスタンスなのか。
土木の領域でMOTを適用する価値と有効性は何か。
或いは、適用した場合国民の利益は向上するのか。
こうした視点に立って、MOTの基本的な考え方と実効性をケース・スタディにより検証してみたい。
併せて、「新たな公」に対する戦略的技術プロフェショナルのアプローチにも触れてみたい。
 
●特集企画3
(企画名)“顔”の見える土木―匿名性からの脱却を目指して―
(企画趣旨)具体的な取組事例や現代の著名な土木技術者をピックアップし土木屋魂を聞くことにより、匿名性からの脱却のために何を為すべきなのかを具体的に示す。

上記をご覧頂くと、明らかに特集企画1が本命だと理解して頂けると思うのですが、果たしてこのテーマが土木学会誌の品位と範囲を損なうものではないと言えるか?
何となく不安な面があります。

その点、特集企画2は戦略的に土木を取り扱い、発展的な展望を示す企画としては特集企画1より穏やかな内容だとは思います。

但し、特集企画1及び2では、ヤマトが初期に構想していた「技術士だけで特集を書き上げる」という大きな目標が実現できそうにありません。
これが何とも寂しい限りです。。。

これに対して、特集企画3は「技術士だけで特集を書き上げる」という目標が実現可能かもしれません。

さぁ、どれを採用することになりますやら。。。
皆さまのご意見も頂きながら考えていくことにしたいと思います。
なお、これ以外にもこんなのはどうなの?
などというご意見はさらにありがたい限りですので、コメントを入れて頂くか、若しくは「ヤマト通信」にてご連絡を頂ければ幸いに存じます。

それから、連載企画として、
(連載名)土木学会認定技術者資格の取り方
(連載趣旨)土木学会が制定した資格制度は、認知度と資格価値の低さから技術士資格と比べ受験者数が劇的に増加するという状況にはない。
また、このため土木学会認定技術者資格を取得するための情報が不足している状況にある。
こうした事態を改善するため連載を企画し、土木学会認定技術者数の増加を図りたい。

と、構想してはみましたが、毎年の合格率などを見ると、技術士試験とは雲泥の差です。
つまり、情報など無くても合格率が高いことから、こうした連載は無用なのかもしれないと思った次第です。
この連載企画につきましても皆さまからご意見を頂くことができれば幸いに存じます。
或いは、新たな連載企画(案)も大歓迎でございますので、ドシドシご意見を頂きたいと思います。

ところで、九州人さんが以前どこかのブログから引用されていましたが、ブログをされている方の技術士合格率は高いんですね♪
不思議ですが、決して偶然ではありません!
そして、逆もまた真なり。
ブログを開設し、頻繁に情報を更新すれば、技術士の合格が得られる!
それを確かな論理にするためには、ブログを行っていらっしゃる方々の多くが合格されることです。
決して不可能な論理構築ではありませんが、ヤマトは足を引っ張るグループに属することになるでしょうね
今年は例外的に合格できただけですから。。。

今日は雨。
暖かくなるための階段の踊り場と考え、思索に耽りたいと思います。♪゜

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

結果のご報告ぐらいはせめてさせて頂かないと、責任が果たせないと思います。

一応、総監は『合格』でございました。

ヤマトのような、こんな低レベルな者でも合格できるのですから、来年度総監を目指される方々にとって、勇気と自信をさし上げる結果ではないかと思います。

これでH20年度の資格試験はすべて終了となりました。

■技術士(建設・土基礎)・・・筆記試験で敗退

■技術士(総合技術監理)・・・合格

■土木学会認定上級技術者資格・・・合格

3戦して2勝1敗の結果となりました。
これまで0勝?敗が続いていたことを考えれば上出来と言えますが、たかだか試験。
やっと一段の階段を上がったに過ぎません。
目指すべき頂きは、遙か彼方の雲のさらに上です。
こんなにノンビリしたことをしていたのでは、人生の目的を達成するための時間が不足してしまいそうです。

けれども、その無為に過ごした時間の中にこそ真に必要で且つ重要なポイントがあったような気がします。

高い視点に基づく広範囲をカバーする視野の醸成、長期的展望に立った戦略的取組思想の形成、世界全般を俯瞰する大きな目的軸に基づく段階的なスキームの構築と実践、そしてこれらを具体的に実行していくためのポジション確保

我、未だ希求すべきところに達せず

ヤマトはまだまだ小さな技術者です。

目の前の小さな出来事にまだまだ振り回されて、大きな流れを創ることさえできないでいます。

皆さまからの叱咤激励を胸に明日の一歩を踏み出そうと考えています。

以上、簡単ではございますが、ご報告とさせて頂きます。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

たいへんご無沙汰致しております。

土木学会誌編集委員としての役割が立て込んでいたこと、体調を崩していたこと、ネット環境が大幅に変更になったことなどが重なりあったため、更新の機会を逸しておりました。

今後、しばらくの間このブログ更新を休止し、当面こなさなければならないことを優先したいと思います。

誠に申し訳ございませんが、上記ご容赦のほど宜しくお願い申し上げます。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

今月の学会誌は未だザッとしか目を通していなかった。
来週には編集委員会があるため、この休み期間の内に読んでおかなければならないのです。

今月号の特集は「トンネル技術の今昔」
トンネルにヤマトはあまり縁がなく、やっと出くわしたかと思うと、掘り終わっていたり。。。
或いは、計画にあるぞ!と思うと、そのタイミングではなかったり。。。
結局未だ縁の無い工種の一つです。
という訳で、どんな記事なんだろ?
と思って読ませて頂きましたが、やはり実体験の少ない工種には身が入らないと申しますか。。。
耳と目からの学問レベルを超えず、ふぅ~んって感じで終わってしまいました。
そんな中、「夢のトンネル」という記事がありました。
これは実体験を持たないヤマトにも面白く読める内容でした。

そして、欠かすことができない記事の一つに「この人に聞く」があります。
今回は笹島建設㈱の会長さん、笹島信義氏
映画「黒部の太陽」のモデルになった方とか。。。

ここから得た大切な言葉は「好きであれ」
当たり前のことではありますが、それがなかなかに難しい!
好きであり続けることはなお難しい!
人の適性なんて結局分からないものだと思います。
現在の職業が自らにとってベスト・セレクションだと誰が言えるでしょうか?
少なくともヤマトには分かりません!
しかし、そのトリガーが何であったとしても、やり始めた以上納得のいく成果を得たいと思うのは普通のことではないでしょうか?
進めば進むほど分からないことが増えてくる。
そして、前に進めなくなってしまう。
だからどうにかして道を探ろうとする。
あちこちのルートを探して、やっと見つけたと思った時には辺り一面が広場になっていたみたいな。。。
意味不明ですね

最近つくづく感じることは、好きであればどこまででも上っていけるということです。
もしかしたらヤマトはこの分野の適性を欠いているのかもしれないなぁ。。。
などと感じることもありますが、さりとて途中で投げ出すことはできません!
ドップリと首まで浸かってしまっているのですから。。。
それに、やり残したこともまだまだ山のようにあるし。。。
って考えると・・・死ぬまで辞められそうにありませんね

好きであれ・・・で思い出したのは『プロフェショナル 仕事の流儀』の考古学者・杉山三郎氏
好きで飛び込んだ考古学の道
しかし、学問として学んでいなかったため、35歳にして一念発起し大学生となって勉強をなさったそうです。
その時、奥様に加えてお子様お二人
できますか?皆さん
それも異国の地でのお話なのです。
到底マネなんてできません!
それを支えたのは、考古学が好きだということだったようです。
イバラの道を敢えて選択するだけの魅力を感じられたのでしょう。
素晴らしい出会いだと思います。

おっしゃっておられる言葉が良いですねぇ
「謎は大きな方が良い」
「モノに語らせる」

”謎”を”問題”と置き換えれば、我々の分野にも共通する言葉です。
「問題は大きな方が良い」
確かにヤマトにとってはワクワクする言葉ではあります。
「逆境にこそ光アリ」
と思いますから。。。

また、
「モノから語られることを僕らは聞かなくちゃいけない。自分の理論、自分の考え、自分の解釈をそこに当てはめようとしてはいけない。純粋な気持ちになって、そのモノが語ってくるものを読み取る。」
とおっしゃいます。

「現場に聞け!」
ですよね
現場百編・・・
まさにおっしゃるとおりだと思います。

『プロフェショナル 仕事の流儀』では毎回多種多様な方々が登場なさいますが、回を重ねるにしたがって共通項が見えてきました。
今頃そんなことを言っているのか!?と言われそうですが。。。
それは理解できても到底彼らのレベルには達していないヤマトは、まだまだ修行が足りません!
さらにもっと上を目指して行かなければ。。。

おやおや。。。
学会誌のお話からいつの間にやら『プロフェショナル 仕事の流儀』へ内容がシフトしてしまっていましたぁ。。。
毎度のことですから皆さまはもう慣れっこになられているでしょうね

さて、話を戻しましょう♪

土木学会誌を良く読みなさい!
編集委員会では良く言われる言葉です。
技術士試験では土木学会誌の内容が役に立ちます。
これが理由です。

確かにそうした意識で読むとあちこちにネタが転がっています。
これを見つける能力も技術士になるためには必要な要素かもしれません。
例えば、
論説などは毎回有効な意見が多く掲載されています。
勿論これをそのまま記述しても意味はありません。
自分の中の思想とミックスして新たな概念として整理しなければなりません。
しかし、そうすることでオリジナリティに富む作品に仕上げることができます。
是非チャレンジしてみて頂きたいと思います。

さて、次回編集委員会ではヤマトが提案した企画が前回の編集委員会で炎上したようです。
もっともヤマトはその場に居合わせなかったので説明すらさせて頂いていません。
ですから次回は、企画者自らが説明せよ!
このようなミッションを頂いています。
何とかBreak Throughを果たすため頑張らなければ!
明日はその資料整理に充てなければならないかと思っています。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

「壊れかけのラジオ」って曲がありますが、「壊れかけの記事」っていったい何んだ?
このように思われた方が多いと思います。

先般上京し、土木学会誌「この人に聞く」へ掲載のため行ったインタビュー記事のことでございます。
これが最悪の場合、掲載できないかもしれない事態となっています。
いろいろな事情があってのことなのですが、その詳細をここに記すことはできません。

しかし、せっかく良いお話を頂きましたので、是非とも土木学会の会員の方々にお読み頂きたいと思い、昨日は東京の関係者の方々とTEL並びにメールで善後策について連絡を取り合いました。
現時点では概ねの方向は定まったものの、先方との合意形成という段階にまでは至っておりません。

今後どのように展開していくのか?
それに対してヤマトは何ができるのか?
可能な限り知恵を絞り、汗をかきたいと考えています。

にわかプロジェクトとは恐ろしいものであることを痛感した一件です。
しかし、ここからが本領発揮です!
これを単にトラブルと考えてしょげていても仕方がありませんし、事態の解決にはつながりません。

問題の本質を明らかにし、それを改善するための代替案を考える。
代替案は目指すべきところが異なるものもあります。
しかし、最低ラインをクリアしていることが不可欠です。
次に、当方と先方の意見に配慮し、どの案を採用するのかを検討しなければなりません。

ここで重要なことは、最適解は常に流動的であるという点です。
そこには人の心が関わってきます。
同じ結論に至ったとしても、その情報の伝達方法次第によっては、双方の関係が壊れるような形は好ましくありません。
したがって、リスクコミュニケーション力が大いに役に立つところとなります。

総監の合格が頂けるのか、それともダメなのか。
実地試験を受けているような心持ちになっています。

何とか双方にとって納得のいく結論へ導きたいと考えています。
この結果につきましては、改めてご報告致します。

さぁ。。。内視鏡検査に行ってきます。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

昨夜のW’cupアジア最終予選のvsオーストラリア戦
予想どおりの結果に終わりました。
ここまで予想どおりだと何も申し上げることが無いと言っても良いでしょう。
強いて書くなら「残念!」

試合中、決定的な場面を逃すたびに、岡田監督は頭を抱えて悔しがっていた。
試合後、岡田監督は「点が取れなくて残念だが、貴重な勝ち点1だと思う」と発言。
戦前から予想されていたように、オーストラリアの強さと高さに苦しむ展開となったことに関しても、「我々のやろうとしたサッカーをしてチャンスをつくれた。(選手は)よくやってくれた」と話した。

一方、オーストラリアのピム監督は
特に前半はわれわれのディフェンスが良かった。
最後の20分、25分から少し疲れてしまい、日本のポゼッションが上がって危険な場面があった。
ただし、90分を振り返ると0-0という結果はうれしいし、選手たちを褒めたい。
長旅で時差もあって、しかも日本という強いチームと試合をして、よい仕事をした。
われわれにとってはうれしい結果だ。
もちろん内容すべてにおいて喜ぶべきものではないが、準備期間がない中で、この結果には喜んでいる。

上記は、双方の監督の試合後における談話です。
お互いの目標とする最高値は勝ち点3のゲット(100点)です。
しかし、立場や環境を考慮すれば、今回の結果はそれぞれ異なる評価になるでしょう。
できるだけ中立的な立場でヤマトが評価するならば、
オーストラリアが80点
日本が40点
このような結果になるのではないかと思います。

現時点でのグループ1における勝敗表は以下のとおりとなっています。
             
                試  勝  分  負  得  失  差  点

オーストラリアオーストラリア     4    3   1   0    6   0    6  10
日本日本           4    2   2   0    7   3    4    8
バーレーンバーレーン       4    1   1   2    4   5   -1    4
カタールカタール         4    1   1   2    4   8   -4    4
ウズベキスタンウズベキスタン     4    0   1   3    1   6  -5     1

やっと折り返し点を迎えた状況です。
しかし、残る4試合中、日本がアウェイ戦2試合であるのに対し、オーストラリアは1試合しかありません。
オーストラリアの優位は動かしがたいところでしょう。

3/28のバーレーン戦の持つ意味と価値が今回の結果を受けてとても重要になってきました。
相手も同様でしょう。
この試合に負けるということは最終予選から脱落を意味します。
直接の相手を打ち負かし、2位への浮上をかけて最高のモチベーションでバーレーンは乗り込んでくるでしょう。
この一戦で日本が負けた場合、岡田監督の更迭論議が湧き上がることは疑いのないところと言えます。

さて、これまで大局的な側面を見てきました。
これからは昨夜の試合を振り返ります。
但し、昨夜の試合も途中までは真剣に見ていたのですが、途中からは傍観者的ながら族と化していましたので詳細な分析はできませんことを予め申し上げておきます。

結論から申し上げます。
従来からヤマトが申し上げているとおり、岡田監督では真の日本代表の強化は不可能です。

アウェイゲームであり、しかも主力の大半がヨーロッパ各国リーグで活躍する選手を擁するオーストラリアにとって、勝ち点でトップを走っている現在無理をして勝ち点3を得る必要はありません。
負ければ日本にトップの座を譲る懸念はあるものの、それでも勝ち点差1ならば今後の展開次第でどうにでもなると考えるのが普通でしょう。
とすれば前線の枚数を削っても守備力を強化してディフェンシブな戦術を考えるのが常套手段と言えます。
実際ピム監督はそうした発想の下、DF4枚に加えボランチを3枚という手厚い策を選択してきました。
攻撃陣はわずか3枚と手薄でしたが、良く動き回りフォアチェックが機能していました。
但し、後編に入り疲労の蓄積が進むに連れて攻撃陣の運動量が落ちるに従って日本のボールポゼッションが上がったことは事実です。
しかし、守備陣が7枚と厚くしかもガッチリと固めていたことから、日本の攻撃をことごとく跳ね返していました。

このような戦術は、素人のヤマトでさえ容易に予想可能な戦術でしたから、プロである岡田監督以下のスタッフの方々は当然承知していたはずです。
ところが、日本のボール回しにキレと連動性は見られず、積極的に仕掛ける選手とそこに対してボールを配球する選手の間には意思の疎通が欠如しているように見えました。

ですからオーストラリアDFは確実に日本の攻撃陣をマークし、なかなか裏を取らせる機会を与えませんでした。
こういう時は二列目、三列目の選手がどんどんトップを追い越して行かなければ相手の陣形は乱れません。
同時にトップは二列目、三列目の上がりに対して、引き気味に相手のカウンターに備えることが必要になります。
また、再アタックの準備も勿論怠ってはなりません。

さらに、サイド攻撃が単調でチェンジ・オブ・ペースが全く機能していませんでした。
どこでギヤチェンジをするのかが明瞭でないため、周囲の選手も飛び込んで良いのか、自重すべきなのかの判断を躊躇し。結果的に同じペースでのサイド攻撃が続きました。
相手にとってみれば、怖さを全く感じなかったのではないかと思います。
それでやむを得ず攻撃がセンターへ寄っていく傾向が強くなり、相手DFにとっては思う壺といった感じでした。

W’cupのベストフォーを狙うですって!?
笑わせないで欲しいですね!
こんなパフォーマンスしかできないチームが世界のベストフォーだなどと言われると、勘弁して下さいよって言いたくなります。
このままのチームであれば、前回のドイツ大会と同じ結果しか得られないでしょう。

何がダメなのか?

①約束事の共通理解ができていない。
②代替案に基づくプランが形成されていない。
③目標とする戦略・戦術に対して人的資源の的確な選考ができていない。
④目指すべきサッカースタイルが日本に適していない。
⑤世界標準に対するアプローチが不足している。

他にもまだまだあると思いますが、簡単に言えば「己を知り、相手を知れば百戦危うからず」と申しますが、現時点では己のことすら十分把握できていないように感じます。
それは岡田監督の妄想が生み出していると言っても過言ではありません。

岡田監督では真の日本サッカーを確立することができないと断言せざるを得ません。
もっともこれは最初からヤマトが言い続けていることですが・・・

'98W’cupフランス大会の予選で加茂周監督が更迭され、岡田武史監督へ交代されたことを思い出します。
予選を突破はしましたが、結局W’cupでは予選で1勝もできないままで終わりました。
あの時点でも日本サッカー協会は対応を誤りました。
岡田武史監督の続投です。
人情に流されてしまった結果です。
勝ちを狙うならば素人監督は交代させ、W’cup経験者を監督に据えるべきでした。

今回のオシム氏から岡田武史監督への交代も然りです。
科学的根拠など何もありません。
たぶん彼ならできるだろう。。。ただこの程度の判断です。
川淵とかいう”ぼんくら”キャプテン?が決めた結果にしか過ぎないのです。
岡田武史監督も本来なら己の力量を知り、固辞するのが筋だと思いますが、受けてしまう当たりが二流だと断ぜざるを得ません。

ですから今回のW’cupには出場できないことが日本にとって最大の影響をもたらすのだと言い続けているのです。
昨日、応援をして下さいと申し上げました。
それは、選手を応援してやって欲しいという意味です。
選手は出た以上、全力でパフォーマンスしようと心がけるでしょう。
でもそれは空しい努力であることを知りながらパフォーマンスしているのです。
だから申し上げたのです
勝つように応援して下さいと申し上げた訳ではないのです。
戦前から良くて引き分け、運が悪ければ負けを予想していましたから。。。

今回のコメントはこんなところですが、ご意見がございましたらどうぞお寄せ下さい!

今日・明日は精密検査を受けるためお休みを頂きました。
二日間の断食・・・いや絶食になります。。。
あ~ぁツラッ!

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

土木学会誌の編集に数ヶ月携わってきて、初めての経験をさせて頂きました

一昨日は午後から今夏封切り予定の映画の試写会に出席し、昨日その映画の監督にインタビューをさせて頂きました。

一昨日の映画試写は、監督側からの要請だったのです。
インタビューを受けるためには、映画を見た上で行って欲しい。
このような条件提示がなされたことから、インタビューに当たり2日間拘束されることとなったのでした。

映画は同名小説の映画化でした。
そこでインタビューをさせて頂くことが決定した後、図書館へ行き原作本を借りて読み始めました。
しかし、そこはヤマトのこと...
なかなか進みませんでした。
昨日上京する新幹線の中で前半分を読み、残りを映画を見終わった後ホテルで読みました。
しかし、寝るまでにすべてを読み終わるところまでには至らず、途中で諦めて寝てしまいました
ところが、夜中の3時過ぎに目が覚めてしまったのです。
それから再び読書再開です。
2時間30分も読むと再び睡魔が襲ってきました。
インタビューは午後からの予定でしたので、その時に最大のパフォーマンスを発揮するためには少し寝ておこうと考えました 。
そして再びベッドに潜り込みました。
次に目が覚めたのは、7時前でした。
もう寝ている場合では無いと考え、コーヒーを入れながらサンドウィッチを頬ばりました。
もちろん読書をしながらです。
こうしてチェックアウトの10時までにはなんとか読み終わりました。

読むには読みましたが、これはスタートラインに立っただけです。
目的はいかに効果的な質問を行い、土木学会誌の読者に有益な情報を提供するかです。

これを頭の中で整理しながら、インタビュー会場へ向かいました。
どこかへ座ってゆっくり考えをまとめたかったのですが、余分な荷物を預けるのが先だと考えて東京駅へ行きました。
コインロッカーに不要な荷物を預けた後、会場へ向かいました。
しかし、インタビューまでにはまだ時間があり、質問事項を整理するためある場所に潜り込みました。

そして良い時間になったため、会場へ向かう途中担当のカメラマンの方に合い、一緒に会場まで行くこととなりました。
会場に着いてほどなくライターの方も到着されました。

そして先方のご担当者の方へ挨拶を済ませ、いよいよインタビュー会場へ案内されました。
楕円形に机が配置されている会議室でした。
監督にはどこにお座り頂くか、そしてインタビューワーはどこか良いかなど、カメラマンの方がいろいろと考えて場所決めが行われました。
だんだんとその時が迫るのをヒシヒシと感じていました。
技術士の口頭試験よりよほどドキドキする瞬間でした。
普段からこうしたことを職業になさっていらっしゃる方であればそうでも無いのでしょうが。。。
ヤマトはズブの素人です
緊張感は想像を絶するものがありました。

そして、いよいよ目標の方の声が廊下から聞こえてきました。
いいよ始まる!

というところで今回のご報告は以上とさせて頂きます。

なぁん~だぁ。。。
という声が聞こえてくるのは承知していますが、今の段階では内容を記述することはできません。
申し訳ありませんm(_ _)m

なお、土木学会誌の『この人に聞く』は学会HPからもご覧頂くことができますので、公開されるまでしばらくお待ち頂きたいと思います。
掲載時期は今年の5月号の予定です。

インタビューが終わり編集をして下さる方々と少しお話をさせて頂きました。
ヤマトにとっては初のインタビューということで、頂いたお話が十分土木学会誌の紙面を飾るに相応しい内容になったかどうか、この点が最も不安だったからです。
しかし、1時間30分に及ぶ内容から抽出するのが困難である旨を聞き、逆に安堵したところです。
一旦お話を始めると、気さくになかなか回答が困難と思える内容にもストレートにお答え下さって、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
分野は違えども、相通ずる部分というモノはかなりあるものだと改めて感じたところです。

すべてを終わって急に空腹感を感じました。
というのも時間が勿体なかったので、お昼抜きだったのです。
即、東京駅へ向かい、帰りの新幹線に乗り込む前に弁当を購入し、乗り込むと同時にパクパク。
満足でしたぁ
そして、睡魔が襲ってきたので、夢の中へと入っていきました。

ところで、今日はW’cupアジア最終予選の中でも大一番
vsオーストラリア戦です

W’cupドイツ大会での完敗はまだ記憶に新しく、日本代表にはリベンジの意識が強いことだろうと思います。
相手は大半がヨーロッパの各国リーグで活躍する選手ばかりとは言え、アウェイゲームということもあり引き分け狙いの様相が強いと言えます。
そうした相手にJapan Blueはどう挑むのか!?
勝って溜飲を下げるのか?
それとも再び砂を噛む思いをさせられるのか?
しかし、それ以上にこのヤマトにこき下ろされないパフォーマンスをして欲しいものです。
セルジオ越後か?ヤマトか?
先日のvsフィンランド戦はキックオフ5分程度で視聴を止めてしまいましたからコメントのしようがなかったのです。
なぜわずかそれだけの時間で視聴を止めたか?
答えは簡単です。
相手が弱すぎて論評に値しないと判断したからです。
今日はそうはいきません。
真剣勝負をタップリと見たいと思っています。
まだまだ弱みの多い奴らですが、できれば応援をしてやって下さいませんか?

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

いつも『プロフェショナル 仕事の流儀』からは達人の方々の経験に裏打ちされた示唆に富む言葉の数々を頂きます。
今回の方は森林組合に所属される湯浅勲氏。
森林再生に尽くしてこられたご経験からの言葉達でした。

中でも心惹かれたのは

「100年先の姿を思い描きながらお仕事をされているそうですが、決してそれを自らの目で見ることができないことについてどう思われますか?」

このような質問に対して湯浅氏は明確に

「100年先は今の一瞬一瞬があって初めて成し遂げられる成果です。今を一所懸命尽くすことで満足していますから100年先をみることができないことについて何も思うことはありません。仮に今命を失っても悔いる気持ちは全くありません」

このようにお話をされていました。
そして

「今を一所懸命に生きていますから、堂々と死んでいけます」

とも付加されていました。

この言葉を平然と言ってのけられる方の覚悟は相当なものであると思いました。
改めて自身に問いかける良い機会とも考えました。
「もののふ」の心とはこうした覚悟の下にあるものでしょう。

資格取得を目指してスキルアップをするのは必要な一つの手段でしょうが、それ自体が目的であってはつまらないのです。
その程度の覚悟では湯浅氏のような言葉を発することは決してできないでしょう。
すべての資格を目指される技術者の方々に言いたいことは、資格なんて所詮その時の技術的能力レベルを図る物差しに照らした結果にしか過ぎないのだということです。
結果として資格を得たのであれば、それをさらに活用してこそ資格の価値があるというものです。
それが証拠に資格を取得した瞬間に死んでも構わないなどとは決して思うことは無いでしょう。
資格とはそれを取得したならば、恥ずかしい仕事ができないという覚悟を示すものだと認識しなければなりません。
その覚悟無くして軽々しく資格を求めるな!
ヤマトはそう言いたい。

湯浅氏がおっしゃった言葉の中に

「地中深く根を張り、土砂崩れから森を守っている木を切り倒さないよう地形を慎重に見極める必要がある。間伐材の運搬などに使う作業道の設置も同様で、雨水や地下水が流れる場所に安易に道を作ると、すぐに崩れて使えなくなってしまうのです。まっすぐに行きたい所へ行こうと道を作ると、不自然になります。山が通してくれるところを通ってやらないと。人間の身体でも、多少切れてもすぐに治る場所があるじゃないですか。そういう所が、山にもあるんですよね。」

答えは山に聞け

このようにおっしゃっていらっしゃいます。

これには驚きました!
ヤマトと同じ事をおっしゃっておられるではありませんか!?
ヤマトがパクッたのか?
そんな覚えは毛頭ないんですけど。。。

湯浅氏はまた組織における人的資源を大切に考えられています。
組織力というのは人的資源が同じベクトルを向くことによってのみ大きな力を発揮することができるとおっしゃいます。
人的資源に責任を持たせることによって夢や希望を持つことができるともおっしゃっておられます。

まさにマズローの欲求5段階説の最上位にまで一気に駆け上がる方針です。
湯浅氏が加わった当時の森林組合では、現場作業に関する労務に対する給料や待遇の保証が不十分でした。
これを真っ向から否定し、現場労務も正職員並に待遇する必要を説いたのだそうです。

今当に世は不景気で非正規雇用ばかりか正規雇用の首切りが当たり前のように行われています。
人的資源は組織リソースの中でも最も重要な資源であると思います。
それをモノと同じようにコスト削減のために絶対量を減らすことに躊躇がない組織は、はっきり申し上げて将来は無いと見ます。
今貴重なスキルを有する人的資源を集めている組織もあるのです。
そういった組織が今後大いに業績を伸ばしていく組織であると考えます。
この経済不況が改善した時、パラダイムは変化します。
今人的資源を切り捨てている組織は、この変化について行くことは絶対にできないでしょう。
切られそうであるならば、さっさと自ら飛び出してやれば良い!
ヤマトはそう思います。

話は少し変わります。

PETボトルのリサイクルが破綻しているそうです。
以前からオープンループ・リサイクルに対して警鐘が鳴らされていました。
循環型社会の形成と言いながら、リサイクルの輪が途切れてしまっている状況はおかしいと。
PETボトルのリサイクルは国内の循環を想定していたはずです。
しかし、リサイクル費用が高価につくため、リサイクル業者にはPETボトルが市町村から無料で引き取られていました。
その後世界経済の好況に引きずられる形でPETボトルが中国へ輸出されるようになってからというもの、取引価格がkg当たり70円程度にまで高騰したそうです。
PETボトルを収集する市町村にも一定の利益が残るようになっていた矢先、世界経済が破綻し中国の経済も歯車が狂ってしまいました。
同時に高騰を続けてきた原油価格が暴落し、PETボトルから生成するするよりも原油から生成した方が品質も良く安価に製造できることとなり、一気にPETボトルの需要が減少したようです。

クルーズドループ・リサイクルを目指しながらいつの間にかオープンループ・リサイクルにシフトしてしまったことが今回の大きな問題となっています。
そこには市場原理任せにした影響が強く表れています。

為すべき事だけは示すけれど、そのプロセスには関与せず。
これが国のあるべき姿だとするならば、政府など必要がないと言えるでしょう。
マーケットをしっかりと見据え、可能性調査を行った上で循環型社会をどのような道筋で作っていくのか、プロセスにまで踏み込んで提案するのが筋だと思いますが、間違っているでしょうか?

PETボトルは責任を持ってリサイクルしなさい。

これだけだったらヤマトだって言えます。
しかし、これはある意味好機と言えます。
脇が甘いからつけ込める隙があると言えます。
今に見ていろ!
政府より先に大胆な改革ののろしを上げてやるから!
って。。。いったい何を企んでいるのでしょうね???
ヤマトにも漠然としか見えていませんが。。。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

事の発端は一昨日の夕方のことでした。
担当者が私のところへやって来て、これから現場へ一緒に行って頂けませんか?と。。。
何があったのかを尋ねると
ステークホルダーからのクレームだとか。。。
かなり怒り心頭に発しているらしい情報を得ましたとのこと。
そこでともかくご本人にお目にかかる他解決の方法が無いことから早速現場へ直行。

現場へ行くと既にステークホルダーを含め3人程度が集まって、何やら話をしてる様子。
そしてヤマトもそこへ加わる。

どうやら用地界と区画整理の形状の関係でのクレームのご様子。
この用地界を境界として区画整理工事と道路改良工事が並行的に行われていたのです。
該当の箇所は区画整理工事が先行して動き、後を追う形で道路改良工事が進められた区域でした。
そして、道路改良工事側で埋設されたCo境界杭の位置に対して、区画整理工事の整備方法がお気に召さないご様子なのです。
その方は、他の箇所の区画整理工事と自らが配分予定箇所を対比して意見を申し述べられました。
なるほど。。。
蓋しごもっとも!
確かに出来具合がおかしい!

ステークホルダーの方の意見を一通りうかがった上で、
まずはCo境界杭の位置が正しいかどうかを確認させて頂けるようお願いを致しました。
絶対に変わることのない位置から事態の解決に動いていかないと、問題を相対的な位置関係のまま事態を収拾することは根本解決につながらないからです。

この提案をステークホルダーの方が了承下さったので、さらに言い分をしばらくうかがった後、辺りが暗くなってきたためこの日は解散ということにさせて頂きました。

事務所に帰った後、早速測量コンサルさんへ連絡を入れ、用地界の復元を依頼し、次なるスケジューリングを行いました。

翌日、午前中には用地界の復元作業が終了すると聞き、午後から確認のため現地へ。
用地界は現在埋設されているCo境界杭の位置で概ね間違いのないことを確認しました。
そして、区画整理工事並びに道路改良工事の不具合箇所を確認し対策を現地で練り上げました。
これらについてプライオリティに従った対応を順次図っていきました。
残すところは月曜日以降に譲りましたが、それは1点だけ。
クレームを申し立てられた方との現地立会に伴う合意形成のみ。
これは概ねご本人の意向に添っているため、言うならば確認作業ということになります。
ここまで段取りを昨日すべて整えて業務終了。
これで月曜日から上京ができる環境が整いました。

やれやれ。。。
途中段階では上京が難しいか?と思いましたが、関係者の方々のお力添えで何とか解決の方向へ舵を切ることができました。

総監を目指そうかという者がこれぐらいのことで解決を先送りしてはいけませんね

部下に仕事を任せなければ自信と技術の養成はできません。
しかし、リスクは至る所に存在します。
それらすべてをマネジメントすることは、任せたことになりません。
したがって、リスクはある程度保有し、発生した時に迅速な解決の対応を図ることによりステークホルダーの信頼をさらに高める。
このようなスタンスでいました。
部下は果たして今回の一件で何を得るのか?
常日頃から「失敗を恐れるな!」と言ってきた上司の言葉をどう感じてくれていたのか?
いろいろな意味でスキルアップのチャンスだと思います。
得るも、失うも己次第。
後は部下それぞれに任せることとします。

さて10日(火)に土木学会誌の『この人に聞く』でインタビューさせて頂く方
調べれば調べるほど「もののふ」の匂いがプンプンしてきました。

この「もののふ」でググってみると面白いサイトを発見しました。
もののふ診断』です。
20の質問に回答することにより、166名に及ぶ戦国武将の誰に似ているのかを判断してくれるサイトです。

因みにヤマトは、「加藤清正」でした。
武力  76
政治力68
魅力  44
野望  52

さぁお相手のもののふは如何なる人物なのか???
楽しみです!!!
しかし、首を取られないよう気をつけなければ!

風邪の状態が未だ改善の方向に向かわないのが気がかりですが、できることを精一杯トライするほかありません。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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