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プロフィール
HN:
ヤマト(^_^)v
HP:
性別:
男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
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ヤマトです。
ご存じの方が多いかもしれません。
「エアコン」の騒音解消のお話です。
一昔前のエアコンは、モーター音による騒音がひどく、この改善に技術者たちは日夜没頭していたそうです。
モーターをセラミック素材で覆う案であるとか、モーターの回転を工夫する案とか。。。
各種試行錯誤しながら効果を検証してみた結果、どれも決定打になる案がなく途方に暮れていたとき、技術者たちが集まる食堂にやってきた事務職員の方が尋ねたそうです。
「みんな元気がないけど、どうしたんだ?」
上記の内容をかいつまんで話をしたそうです。
すると、その事務職員さんは
「だったら逆に音を出せば良いんじゃないか?」
技術者たちは即座にはその真意に気がつかなかったそうです。
そこで、技術者の一人が尋ねます。
「音を消そうと一生懸命頑張っているのに、いったい何を言っているんだ!?」
これに対して事務職員さんは応えます。
「音っていうのは波のような曲線で表されるんだろ?だから騒音が示す波形の逆波形を発生させて打ち消せば良いのではないかなぁ。」
これには技術者たちも驚きました。
この瞬間の技術者たちの驚きは、並大抵のものではなかったはずです。
これが実用化され、現在の騒音解消技術につながったということです。
専門家だから問題解決が図れるというものではありません。
上記のお話に新しい技術などどこにもありません。
既存技術を上手く使った結果、問題解決が可能になったということです。
これこそが技術士の神髄を示しているように思いますが、如何でしょうか?
問題の本質に迫る洞察力
ゼロベースからの柔軟な発想 → 発想を転換せよ!
技術士とはこれらを上手く活用できる技術者であると、一面では定義できるのではないでしょうか。
つまり、上記のお話においては、専門家たる技術者の方々ではなく、事務職員さんの方が技術士的なアプローチをなさったと言えるでしょう。
他山の石として記憶に留めておきたい逸話です。
北海道の釧路市動物園でのお話です。
今年の5月24日に誕生したアムールトラの3頭の赤ちゃんが産み落とされた後、母親に無視され放置されていたそうです。
死産かと思って飼育員が確認すると、まだかすかに息が残っていたそうです。
応急措置に続いて行われた懸命の手当の結果、産み落とされた3頭の内2頭はかろうじて命をつなぎ止めたそうです。
ところが、関係者は即座に2頭の四肢異常に気づきます。
前脚は湾曲し、後脚はあぐらをかいたように交差してほどけない、「軟骨形成不全症」という体重が300kgにもなる獣にとっては致命的な障害を負っていたのでした。
母トラはこれを察知して、野生の本能により子トラの死を選択したのではないでしょうか。
しかし、釧路市動物園では飼育を決定します。
この決定は様々な検討の結果出された判断です。
一概に良否の二極論で評価できる問題ではありません。
この点は皆様ご自身でお考え下さい。
子トラ自身の立場、動物園の立場、市役所の立場、市民の立場etc
様々な立場軸による評価は大きく異なります。
そしてそれらには須く正負両面の効用が内包されています。
9月28日、四肢に障害を持って生まれたオスの「タイガ」とメスの「ココア」の公開に、長蛇の列ができたそうです。
当日の入園者数2,510人(同園の年間入園者数121,000人)
特別な飼育施設など莫大な経費のかかる二頭の飼育費用を捻出するため、NPO法人が実施した「頑張れタイガ・ココア」キャンペーンでは、開始から3ケ月で3,800千円集まったそうです。
こうした事実に対して、園長補佐のお話が考える糸口を与えてくださっています。
「本来は生きられなかった野生動物です。支援をしてくださる方々に、決して擬人化して見て欲しく無いと考えています。但し、我々には生かした責任がある。それなりの飼育をしなければならないという覚悟はしています。」
このブログを読んでくださる方の中には北海道の方がいらっしゃるようです。
もしも可能でしたらタイガとココアの様子や市民の反応などについて情報を提供頂けるとありがたく思います。
今回の情報も総監的にブレークダウンすると面白いものになると思います。
一度試してみてください。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
ご存じの方が多いかもしれません。
「エアコン」の騒音解消のお話です。
一昔前のエアコンは、モーター音による騒音がひどく、この改善に技術者たちは日夜没頭していたそうです。
モーターをセラミック素材で覆う案であるとか、モーターの回転を工夫する案とか。。。
各種試行錯誤しながら効果を検証してみた結果、どれも決定打になる案がなく途方に暮れていたとき、技術者たちが集まる食堂にやってきた事務職員の方が尋ねたそうです。
「みんな元気がないけど、どうしたんだ?」
上記の内容をかいつまんで話をしたそうです。
すると、その事務職員さんは
「だったら逆に音を出せば良いんじゃないか?」
技術者たちは即座にはその真意に気がつかなかったそうです。
そこで、技術者の一人が尋ねます。
「音を消そうと一生懸命頑張っているのに、いったい何を言っているんだ!?」
これに対して事務職員さんは応えます。
「音っていうのは波のような曲線で表されるんだろ?だから騒音が示す波形の逆波形を発生させて打ち消せば良いのではないかなぁ。」
これには技術者たちも驚きました。
この瞬間の技術者たちの驚きは、並大抵のものではなかったはずです。
これが実用化され、現在の騒音解消技術につながったということです。
専門家だから問題解決が図れるというものではありません。
上記のお話に新しい技術などどこにもありません。
既存技術を上手く使った結果、問題解決が可能になったということです。
これこそが技術士の神髄を示しているように思いますが、如何でしょうか?
問題の本質に迫る洞察力
ゼロベースからの柔軟な発想 → 発想を転換せよ!
技術士とはこれらを上手く活用できる技術者であると、一面では定義できるのではないでしょうか。
つまり、上記のお話においては、専門家たる技術者の方々ではなく、事務職員さんの方が技術士的なアプローチをなさったと言えるでしょう。
他山の石として記憶に留めておきたい逸話です。
北海道の釧路市動物園でのお話です。
今年の5月24日に誕生したアムールトラの3頭の赤ちゃんが産み落とされた後、母親に無視され放置されていたそうです。
死産かと思って飼育員が確認すると、まだかすかに息が残っていたそうです。
応急措置に続いて行われた懸命の手当の結果、産み落とされた3頭の内2頭はかろうじて命をつなぎ止めたそうです。
ところが、関係者は即座に2頭の四肢異常に気づきます。
前脚は湾曲し、後脚はあぐらをかいたように交差してほどけない、「軟骨形成不全症」という体重が300kgにもなる獣にとっては致命的な障害を負っていたのでした。
母トラはこれを察知して、野生の本能により子トラの死を選択したのではないでしょうか。
しかし、釧路市動物園では飼育を決定します。
この決定は様々な検討の結果出された判断です。
一概に良否の二極論で評価できる問題ではありません。
この点は皆様ご自身でお考え下さい。
子トラ自身の立場、動物園の立場、市役所の立場、市民の立場etc
様々な立場軸による評価は大きく異なります。
そしてそれらには須く正負両面の効用が内包されています。
9月28日、四肢に障害を持って生まれたオスの「タイガ」とメスの「ココア」の公開に、長蛇の列ができたそうです。
当日の入園者数2,510人(同園の年間入園者数121,000人)
特別な飼育施設など莫大な経費のかかる二頭の飼育費用を捻出するため、NPO法人が実施した「頑張れタイガ・ココア」キャンペーンでは、開始から3ケ月で3,800千円集まったそうです。
こうした事実に対して、園長補佐のお話が考える糸口を与えてくださっています。
「本来は生きられなかった野生動物です。支援をしてくださる方々に、決して擬人化して見て欲しく無いと考えています。但し、我々には生かした責任がある。それなりの飼育をしなければならないという覚悟はしています。」
このブログを読んでくださる方の中には北海道の方がいらっしゃるようです。
もしも可能でしたらタイガとココアの様子や市民の反応などについて情報を提供頂けるとありがたく思います。
今回の情報も総監的にブレークダウンすると面白いものになると思います。
一度試してみてください。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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