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■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
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ヤマトです。

皆さま方既にご承知のとおり、今年度は我が国のノーベル賞受賞者が4名となっています。
暗い世相の中、一筋の光明と言っても過言ではありません。

南部陽一郎氏(物理学賞)・・・物質の最小単位である素粒子の自発的「対称性の破れ」の発見。「対称性の破れ」を初めて素粒子の世界に導入した。これにより、物質の質量の存在が合理的に説明できるようになり、素粒子の基本理論となっている「標準理論」の基礎となった。現在の素粒子研究の多くは、この概念を出発点に理論を展開しており、物質の質量の存在を説明する基礎になっている。

益川敏英氏,小林誠氏(物理学賞)・・・CP対称性の破れの起源発見。粒子と反粒子(質量が粒子と同じで電荷が反対)の数が全く同じだと、この世界は光だけになる。このため、小林、益川両氏は粒子と反粒子の性質にあるわずかな違いを示す「CP対称性の破れ」を理論的に説明するため、当時3種類しか存在が確認されていなかった素粒子クォークが3世代6種類以上あることが必要だとする「6元クォーク模型」を考案した。当時の理論物理学の常識を覆す理論だったが、その予言通り77年までに4,5番目のクォークの存在が実証され、95年には6番目のトップクォークの存在が確定し理論の正しさが証明された。

下村脩氏(化学賞)・・・緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見と発光機構の解明。オワンクラゲの蛍光タンパク質「GFP」は、生きた体の中で特定のタンパク質だけを光らせる標識(タグ)として実用化され、生命科学に画期的な進展をもたらした。生物の体は何万個ものタンパク質で構成されている。それぞれのタンパク質がどんな役割を果たしているのかを、生きたままで観察できる「生体のタンパク質地図」を描くことは80年代まで生命科学の大きな課題だった。GFPの遺伝子を、調べたいタンパク質遺伝子に組み込むとタンパク質がどのように挙動しているかが分かる。この手法を使って、がん細胞の拡大や転移、脳の神経細胞の発達過程など従来はとらえられなかったプロセスを“色分け”して追跡することも可能になった。

いずれも素晴らしい研究成果であり、我々日本人の誇りです。

ここで思うことは、いずれの受賞者も資質が十分であることは疑いのないところですが、それ以上に重要なことは、苦難や忍耐を伴ってもなおそれに打ち勝つだけの楽しさを感じていたことだと思います。

この意味で、果たして現在の教育は子供達の長所を伸ばしてやる思想に貫かれているのか?そして、それが真の意味で実践されているのか?と思わずにはいられません。
オールマイティな優等生だけを優遇する悪しき慣行が未だにまかり通っているような気がしてなりません。
我が子は現在受験勉強の真っ最中です。
寝る間を惜しんで勉強する毎日です。
しかし、受験というハードルがゴールではないはずです。
ここで全精力を使い果たして欲しくない。
こう思わずにはいられません。
もっとも、真に優秀な方はそれほど勉強に時間を充てていないのかもしれませんが。。。

ヤマトは思います。
オールマイティを否定する訳ではありませんが、人とはそれほど何もかもが優れているという方はいらっしゃらない。
であれば、得意な分野とか興味のある分野を伸ばす方が、個の才能を開花させる意味では良いのではないかと思うのです。
やがて、視点が高くなれば、否応なく他の分野にも視点が移動する時期がやってくるはずです。
その時に必要に応じて勉強をすれば良いことだと思うのです。

科学技術立国・日本はこうして継続していくべきものだと思います。

それはともかく、物理の苦手なヤマトの遺伝子を受け継ぐ我が子を少しでも支援するため、来週からは手助けをしてやろうかと考えています。
但し、先方が望めばという前提条件はありますが。。。

では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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