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HN:
ヤマト(^_^)v
HP:
性別:
男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
風邪をひいてしまい、ブログの更新がはかどりません(^_^ゞ
どうぞご容赦くださいm(_ _)m
さて、特集2の「地方活性化のための戦略的シナリオへのアプローチ」について、裏話を記述させていただきます。
当初、この特集2を今回の特集のコア中のコアに位置づけていました。
そして、座談会で構成しようという考えも初期段階から一貫したものでした。
となると、やはりご出席いただく方の人選が大きなポイントになると考えていました。
ですが、方向感がまったく相違する方々に寄り集まっていただくと、それこそいただくお話は発散してしまいます。
つまり、この座談会は、特集主査としてある程度一定の方向を想定し、それに合致した方の中から選抜する必要がありました。
今回の特集は、人の活用を主眼に置いていました。
特に、土木技術者を有効にお使いいただきたい。
さらに言えば、土木技術者も自らのスキルを単にハード整備という狭い領域だけで発揮するのではなく、さらに高い視点で活用を心がけていただきたい。
このように考えていました。
こうした観点から考えた結果、最初は4人のメンバーで座談会を開催したい。
このように考えていました。
そのメンバーとは、産・官・学・民という4者です。
多様なメンバー構成でなければ、地方の抱える問題の一面にしかスポットが当たらないと思ったからです。
ところが、編集委員会で、学術関係者の意見は今回のテーマに対してあまり適切なものがいただけないとの指摘があったため、やむなく断念したしだいです。
一方で、女性のご参加も是非望みたい。
また、年齢構成も年長の方ばかりでなく、若い方のご意見も欲しい。
さらに、地方からのご出席を可能な限りお願いしたい。
こんな欲張った考え方を基にして考えた案は、現在の特集記事にご出席を頂いた方々に加えて地方自治体の職員の方でした。
しかし、一点買いを目指したものの、ご出席の可否の回答期限を過ぎてもなかなかお返事を頂くことができなかったため、問い合わせをさせて頂くと、結局は「No!」でした。
この繰り返しを3度ほど異なる地方自治体へ打診してみましたが、やはり結果は同じでした。
そこで、地方自治体の方の出席は断念しました。
また、民からはNPOからのご出席をお願いするつもりでした。
特に、地方でご活躍なさっていらっしゃり、しかも女性をターゲットとして探しました。
そして、ある方にアプローチを仕掛けたのですが、どうしてもご出席を頂くことができませんでした。
そこで、再び人選をした結果、ご快諾を頂くことができたというしだいです。
なお、産業界からは建設関係というジャンルよりは、シンクタンク系の方の方が面白いお話を頂けるのではないかと思って、図書館で書籍を調べていくうちに該当者が見つかりました。
また、官界からは、土木学会にしばしばご登場くださっていて、しかも高い視点でものごとを俯瞰できる方が良いと考えて選ばせていただきました。
それぞれ、特集企画趣旨から始まって、座談会の場所・日程の調整、座談会での議題とかで相当の日数を要してしまいました。
ちょうど座談会の日は皆既日食の日でしたが、土木学会関西支部の会議室では写真撮影のためブラインドを下ろしていましたから、辺りが暗くなったことさえ気がつきませんでした。
座談会は、私が司会進行という役を仰せつかりましたが、ひととおり議事の進行についてご説明をさせていただき、開始しました。
しかし、始まってしまうと、話の内容や方向はバラバラになってしまいました。
これを交通整理するのが司会役の努めとは言いながら、あまりにコントロールしてしまうとまったくつまらない内容になってしまいます。
そこで、即諦めて、お好きなようにお話ください。
シナリオに沿って私がうまくまとめますからと言葉を入れて、自由闊達なご意見が展開されていきました。
途中で、これはマズイなとは思いましたが、なんとかなるだろうと安易に考えていました。
ところが、これで実は苦しむことになってしまうのです。
実は、当初この座談会は特集の3Pを割く予定にしていました。
ところが、先の特集1があまり特筆すべき内容が多くなかったため、これを3Pから2Pに減らして、この特集2を3Pから4Pに変更することにしたからです。
座談会に限っては、学会の方で原稿起こしをしてくださいました。
ところが、3Pの予定ままで粗原稿を作成してくださったため、使いものになりませんでした。
そこで、座談会内容を記録していたICレコーダーを聞きながらベタ打ち原稿を自ら作成することになってのでした。
実に、2時間にも及ぶ座談会のデータを原稿起こしすることになろうとは、思いもしませんでしたぁ!
しかし、これをしなければ前に進みません。
毎日夜間その作業を継続して、概ね1週間程度かかりましたが、なんとか座談会の全容が明らかになりました。
それを今回の座談会における課題に分類し、しかもメンバー個々の分量が概ね等しくなるように配慮しつつ特集原稿を調整していきました。
内容についても、同一カテゴリー毎にメンバー個々の個性を活かさなければなりません。
書いては消し、書いてはまた消す。
こうした繰り返しをさらにもう1週間ほど続けて、何とか初稿(文章のみ)を作り上げました。
そして、まずは特集班の他のメンバーにこの初稿を送ってレビューをお願いした結果により、修正を加え、さらにそれを座談会のメンバー各位に送付し、さらに校正をお願いしました。
こうした1次校正作業におよそ2週間程度は要しています。
そして、さらに現在の特集記事のスタイルになってから、2次校正としてもう一度先ほどの手続きを繰り返しました。
1次校正と2次校正の相違は、前者が文章のみの状態であるのに対して、後者はサブタイトルや図表、座談会メンバーの略例などを含む印刷状態です。
2次校正の段階で一番困ったのは、時間的な制約がある中で、サブタイトルを付けなければならなくなったことです。
改めて、見ていただいても、にわか作りのサブタイトルですから、あまり良いタイトルではありませんね。
申し訳ありません!
最初から、そういう意識が必要だったということで、今後の課題として記憶にとどめておきたいと思います。
最後に、この特集記事の開催日のクレジットが誤っておりますことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
正しくは、2009年7月27日でした。
この訂正は土木学会誌12月号で記載される予定です。
予めお断り申し上げます。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
風邪をひいてしまい、ブログの更新がはかどりません(^_^ゞ
どうぞご容赦くださいm(_ _)m
さて、特集2の「地方活性化のための戦略的シナリオへのアプローチ」について、裏話を記述させていただきます。
当初、この特集2を今回の特集のコア中のコアに位置づけていました。
そして、座談会で構成しようという考えも初期段階から一貫したものでした。
となると、やはりご出席いただく方の人選が大きなポイントになると考えていました。
ですが、方向感がまったく相違する方々に寄り集まっていただくと、それこそいただくお話は発散してしまいます。
つまり、この座談会は、特集主査としてある程度一定の方向を想定し、それに合致した方の中から選抜する必要がありました。
今回の特集は、人の活用を主眼に置いていました。
特に、土木技術者を有効にお使いいただきたい。
さらに言えば、土木技術者も自らのスキルを単にハード整備という狭い領域だけで発揮するのではなく、さらに高い視点で活用を心がけていただきたい。
このように考えていました。
こうした観点から考えた結果、最初は4人のメンバーで座談会を開催したい。
このように考えていました。
そのメンバーとは、産・官・学・民という4者です。
多様なメンバー構成でなければ、地方の抱える問題の一面にしかスポットが当たらないと思ったからです。
ところが、編集委員会で、学術関係者の意見は今回のテーマに対してあまり適切なものがいただけないとの指摘があったため、やむなく断念したしだいです。
一方で、女性のご参加も是非望みたい。
また、年齢構成も年長の方ばかりでなく、若い方のご意見も欲しい。
さらに、地方からのご出席を可能な限りお願いしたい。
こんな欲張った考え方を基にして考えた案は、現在の特集記事にご出席を頂いた方々に加えて地方自治体の職員の方でした。
しかし、一点買いを目指したものの、ご出席の可否の回答期限を過ぎてもなかなかお返事を頂くことができなかったため、問い合わせをさせて頂くと、結局は「No!」でした。
この繰り返しを3度ほど異なる地方自治体へ打診してみましたが、やはり結果は同じでした。
そこで、地方自治体の方の出席は断念しました。
また、民からはNPOからのご出席をお願いするつもりでした。
特に、地方でご活躍なさっていらっしゃり、しかも女性をターゲットとして探しました。
そして、ある方にアプローチを仕掛けたのですが、どうしてもご出席を頂くことができませんでした。
そこで、再び人選をした結果、ご快諾を頂くことができたというしだいです。
なお、産業界からは建設関係というジャンルよりは、シンクタンク系の方の方が面白いお話を頂けるのではないかと思って、図書館で書籍を調べていくうちに該当者が見つかりました。
また、官界からは、土木学会にしばしばご登場くださっていて、しかも高い視点でものごとを俯瞰できる方が良いと考えて選ばせていただきました。
それぞれ、特集企画趣旨から始まって、座談会の場所・日程の調整、座談会での議題とかで相当の日数を要してしまいました。
ちょうど座談会の日は皆既日食の日でしたが、土木学会関西支部の会議室では写真撮影のためブラインドを下ろしていましたから、辺りが暗くなったことさえ気がつきませんでした。
座談会は、私が司会進行という役を仰せつかりましたが、ひととおり議事の進行についてご説明をさせていただき、開始しました。
しかし、始まってしまうと、話の内容や方向はバラバラになってしまいました。
これを交通整理するのが司会役の努めとは言いながら、あまりにコントロールしてしまうとまったくつまらない内容になってしまいます。
そこで、即諦めて、お好きなようにお話ください。
シナリオに沿って私がうまくまとめますからと言葉を入れて、自由闊達なご意見が展開されていきました。
途中で、これはマズイなとは思いましたが、なんとかなるだろうと安易に考えていました。
ところが、これで実は苦しむことになってしまうのです。
実は、当初この座談会は特集の3Pを割く予定にしていました。
ところが、先の特集1があまり特筆すべき内容が多くなかったため、これを3Pから2Pに減らして、この特集2を3Pから4Pに変更することにしたからです。
座談会に限っては、学会の方で原稿起こしをしてくださいました。
ところが、3Pの予定ままで粗原稿を作成してくださったため、使いものになりませんでした。
そこで、座談会内容を記録していたICレコーダーを聞きながらベタ打ち原稿を自ら作成することになってのでした。
実に、2時間にも及ぶ座談会のデータを原稿起こしすることになろうとは、思いもしませんでしたぁ!
しかし、これをしなければ前に進みません。
毎日夜間その作業を継続して、概ね1週間程度かかりましたが、なんとか座談会の全容が明らかになりました。
それを今回の座談会における課題に分類し、しかもメンバー個々の分量が概ね等しくなるように配慮しつつ特集原稿を調整していきました。
内容についても、同一カテゴリー毎にメンバー個々の個性を活かさなければなりません。
書いては消し、書いてはまた消す。
こうした繰り返しをさらにもう1週間ほど続けて、何とか初稿(文章のみ)を作り上げました。
そして、まずは特集班の他のメンバーにこの初稿を送ってレビューをお願いした結果により、修正を加え、さらにそれを座談会のメンバー各位に送付し、さらに校正をお願いしました。
こうした1次校正作業におよそ2週間程度は要しています。
そして、さらに現在の特集記事のスタイルになってから、2次校正としてもう一度先ほどの手続きを繰り返しました。
1次校正と2次校正の相違は、前者が文章のみの状態であるのに対して、後者はサブタイトルや図表、座談会メンバーの略例などを含む印刷状態です。
2次校正の段階で一番困ったのは、時間的な制約がある中で、サブタイトルを付けなければならなくなったことです。
改めて、見ていただいても、にわか作りのサブタイトルですから、あまり良いタイトルではありませんね。
申し訳ありません!
最初から、そういう意識が必要だったということで、今後の課題として記憶にとどめておきたいと思います。
最後に、この特集記事の開催日のクレジットが誤っておりますことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
正しくは、2009年7月27日でした。
この訂正は土木学会誌12月号で記載される予定です。
予めお断り申し上げます。
では今日もBreakThroughを目指しましょう♪
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