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HN:
ヤマト(^_^)v
HP:
性別:
男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。
石油資源の枯渇懸念と投資対象としての価格高騰、さらには消費量の激増など、石油を取り巻く環境は激化の一途を辿っています。
その結果、ヤマトのような庶民には、この石油高が生活の重圧として重くのしかかってきます。
そこで最近脚光を浴びているのが、バイオエタノール。
化石燃料としての石油を使い尽くすトレンドを改め、生物資源(バイオマス)を活用しようという提案は、とても有効に感じます。
これを無条件に肯定したのではヤマトではありません。
無条件に肯定できない理由は、現代社会の思想にあります。
一律化・効率化・自動化が現代社会を支えていることは確かです。
しかし、これはその範囲がごく一部の範囲である間は機能する考えであることに着目しなければなりません。
つまり、全世界の人々が等しくこうした考え方の下で生活水準を追求したら、惑星・地球は滅亡してしまいます。
その現象として、地球温暖化というリスクの顕在化を引き起こしていると考えなければなりません。
地球温暖化は、ご承知のとおり二酸化炭素などの発生により引き起こされています。
二酸化炭素を固定する生物を活用したバイオエタノールの利用は、ある意味石油と同じスケールでバイオ燃料を見ていることになります。
実は、この点に大きな間違いがあると言わざるを得ないのです。
問題は、2つあります。
1つは、食料を原料としないこと。
もう1つは、地産地消の視点を失わないこと。
前者について、糖やデンプンをアルコールに変換することは、原始時代から行ってきたことで、今始まった概念ではありません。
セルロースやリグニンなど、未利用資源に限定してバイオエタノールの利用を考えるべきなのです。
人口の爆発は今後も驚異的なスピードで進展することが予想されており、石油からバイオ燃料への流れの中で、食料を燃料へ転換してしまうことは決して避けなければなりません。
また、近年の異常気象による作物収穫量の変動は予測の範囲を超え、食料不足の傾向に拍車をかけています。
このような人口問題や地球環境問題と無関係にバイオエタノールを生産すべきではないということを理解し、技術開発に当たる必要があるでしょう。
つまり、サトウキビ、トウモロコシ、稲などの食料にならない部分の利用や間伐材、廃材、草などの活用をターゲットとする技術の開発こそが21世紀に生き残るための手段になるのではないでしょうか。
まして、日本には古来より優れた発酵技術があります。
SWOT分析を用いて、今後のテーマを考える必要があるでしょう。
後者について、バイオエタノールはカーボン・ニュートラルと言われます。
例えば、ブラジルから日本へ運んでしまうとニュートラルにはなりません。
地球レベルでは収支が合うだろうとおっしゃるかもしれませんが、地域バランスを欠く思想は危険です。
京都議定書に基づく取組は、各地域で数値目標が設定されている訳です。
運搬を伴うということは、二酸化炭素を輸入していることにならないでしょうか。
これは京都メカニズムに照らして数値化するとどうなるのでしょうか?
フード・マイレージやバーチャル・ウォーターの概念とも共通しますが、domesticのみのscopeでは不十分と言われる現代における大きな問題であると感じます。
何はともあれ、地産地消を心がける精神・思想無くしてバイオエタノールの成功はあり得ないと理解すべきです。
このような2つの視点における課題を解決して初めてバイオエタノールは人類の危機を回避する手段と成り得るのだと理解しなければなりません。
「安易にバイオと言う事勿れ」
ここでも総監的視点は重要であると理解しなければなりません。
さらに勉強を深め、視点を高く保てるようにしていきましょう。
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
石油資源の枯渇懸念と投資対象としての価格高騰、さらには消費量の激増など、石油を取り巻く環境は激化の一途を辿っています。
その結果、ヤマトのような庶民には、この石油高が生活の重圧として重くのしかかってきます。
そこで最近脚光を浴びているのが、バイオエタノール。
化石燃料としての石油を使い尽くすトレンドを改め、生物資源(バイオマス)を活用しようという提案は、とても有効に感じます。
これを無条件に肯定したのではヤマトではありません。
無条件に肯定できない理由は、現代社会の思想にあります。
一律化・効率化・自動化が現代社会を支えていることは確かです。
しかし、これはその範囲がごく一部の範囲である間は機能する考えであることに着目しなければなりません。
つまり、全世界の人々が等しくこうした考え方の下で生活水準を追求したら、惑星・地球は滅亡してしまいます。
その現象として、地球温暖化というリスクの顕在化を引き起こしていると考えなければなりません。
地球温暖化は、ご承知のとおり二酸化炭素などの発生により引き起こされています。
二酸化炭素を固定する生物を活用したバイオエタノールの利用は、ある意味石油と同じスケールでバイオ燃料を見ていることになります。
実は、この点に大きな間違いがあると言わざるを得ないのです。
問題は、2つあります。
1つは、食料を原料としないこと。
もう1つは、地産地消の視点を失わないこと。
前者について、糖やデンプンをアルコールに変換することは、原始時代から行ってきたことで、今始まった概念ではありません。
セルロースやリグニンなど、未利用資源に限定してバイオエタノールの利用を考えるべきなのです。
人口の爆発は今後も驚異的なスピードで進展することが予想されており、石油からバイオ燃料への流れの中で、食料を燃料へ転換してしまうことは決して避けなければなりません。
また、近年の異常気象による作物収穫量の変動は予測の範囲を超え、食料不足の傾向に拍車をかけています。
このような人口問題や地球環境問題と無関係にバイオエタノールを生産すべきではないということを理解し、技術開発に当たる必要があるでしょう。
つまり、サトウキビ、トウモロコシ、稲などの食料にならない部分の利用や間伐材、廃材、草などの活用をターゲットとする技術の開発こそが21世紀に生き残るための手段になるのではないでしょうか。
まして、日本には古来より優れた発酵技術があります。
SWOT分析を用いて、今後のテーマを考える必要があるでしょう。
後者について、バイオエタノールはカーボン・ニュートラルと言われます。
例えば、ブラジルから日本へ運んでしまうとニュートラルにはなりません。
地球レベルでは収支が合うだろうとおっしゃるかもしれませんが、地域バランスを欠く思想は危険です。
京都議定書に基づく取組は、各地域で数値目標が設定されている訳です。
運搬を伴うということは、二酸化炭素を輸入していることにならないでしょうか。
これは京都メカニズムに照らして数値化するとどうなるのでしょうか?
フード・マイレージやバーチャル・ウォーターの概念とも共通しますが、domesticのみのscopeでは不十分と言われる現代における大きな問題であると感じます。
何はともあれ、地産地消を心がける精神・思想無くしてバイオエタノールの成功はあり得ないと理解すべきです。
このような2つの視点における課題を解決して初めてバイオエタノールは人類の危機を回避する手段と成り得るのだと理解しなければなりません。
「安易にバイオと言う事勿れ」
ここでも総監的視点は重要であると理解しなければなりません。
さらに勉強を深め、視点を高く保てるようにしていきましょう。
では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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