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ヤマト(^_^)v
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自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。

最後に一つだけ皆さまにお伝えしておきたいことがあります。
それは「特集を終えて」という付け足しのような文面です。
実は、実際に学会誌へ掲載されたものは差し替え版とでも言えるものです。
本当に掲載したかった文面を以下に示します。

『思考法には演繹法と帰納法がある。
演繹法とは、一般的原理から論理的推論により結論として個々の事象を導く方法であり、帰納法とは、個々の事象から事象間の本質的な結合関係(因果関係)を推論し、結論として一般的原理を導く方法である。
都市と地方の関係は、思考法における演繹法と帰納法に似ている。
ともにどちらか一方だけがあれば良いというものではなく、双方がお互いに影響を及ぼし合いながら、そして相互に補完していくことが大切だからである。
即ち、地方が自らの戦略を考えるとき、地方だけの範囲を考えるのではなく、我が国全体の視点で考えた戦略が大切であることを、この特集で明らかにした。

土木の守備範囲は、関連分野にまで領域を拡大して考えると、それは社会経済全体にまで及ぶものと考えられる。
ところが、われわれはどちらかというと社会資本整備などのコア技術に軸足を置いて活動を展開してきた。
一方、地方の活性化における課題を解決しようとするとき、社会からわれわれが求められているのは、社会全体を俯瞰した立場での発想力や構想力、あるいは実行力やマネジメント力であることが、この特集を通して明らかになったように感じる。
また、そのためには土木的人材の確保と育成、そして活用の重要性もまた理解できたのではないだろうか。

地方“新”時代、それはあらゆる環境の変化を意味する。
それを切り拓くとき、土木は持てる能力を時代の要請に適応して変化させ工夫することが必要であり、そのための人材こそが土木の貴重な資源と言えるのである。
今回の特集により、地方の土木技術者の方々にインセンティブを提供できたならば幸いである。

最後に、ご多忙の中、快く取材に応じていただいた方々に衷心より御礼を申し述べるとともに、今回、特集の機会を与えていただいた土木学会並びに編集作業に関係いただいたすべての方々に対して感謝の意を伝えて、この特集の結びとする。』

お蔵入りしてしまった文面ですが、本当に書きたかったヤマトの結びの文面を示して、今回の特集に関する記事を終了とさせていただきます。
長々とおつきあい下さってありがとうございました。

では今日もBreakThroughを目指しましょう
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