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プロフィール
HN:
ヤマト(^_^)v
性別:
男性
趣味:
サッカー日本代表の応援
自己紹介:
■技術士(総合技術監理部門)
■技術士(建設部門:土質及び基礎、建設環境)
■技術士(農業部門:農業土木)
■上級技術者〔施工・マネジメント〕(土木学会)
□のり面施工管理技術者
□一級土木施工管理技士
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ヤマトです。

子供から久々に「数学」の質問がやってきました。
最近は、「物理」に関する質問がとても多く、先日もきっと物理が得意であろうと思うGRIDさんに、依頼をしたところです。
なにせ、高校時代は物理に関して”赤点王”を自認していました。
もちろん、子供にもこのことは示してあるのですが、「溺れる者は藁をも掴む」の心境なのでしょう。
ともかく聞いてきます。
力学系ならばまだ何とか応えられるのですが、電気分野などに至ってはサッパリです。

ところが、昨日は久々に数学の質問だったのです。
ヤレヤレ。
で、質問の内容はというと、以下のようなものでした。

(xy+x+y+1)5において、x2y4の係数はいくらになるか。

皆さまならばどのように解答をなさいますか?

ヤマトは、以下のように解答を示しました。

与式を展開した結果、x2y4となる場合は以下のとおりである。

①(xy)2・y2・1
②xy・x・y3
なお、
③x2・y4 OUT

①のケース:5C23C1=(5・4/2・1)・(3/1)=30
②のケース:5C1・4C1=(5/1)・(4/1)=20

つまり、求めるx2y4の係数は、与式を展開した時に①と②の合計回数登場することになりますから、
答えは50

所要時間3分。
関西の有名私立大学の入学試験問題だったようですが、もしかすると最近物理の質問ばかりで父の良いところを出し切れていないと考えた子供の配慮だったのかもしれません。
あまりにも簡単な問題だったので、そんな風に感じてしまいました。

上記解答を子供に示してやると、「アッ!そっか!」と一言で片づけられてしまいました。
でも、それは無いだろ!
せっかく父が創り出した勉強時間を横取りしたくせにぃ!
とは、もちろん口にしないで、「簡単だろ?」と言っておきました。

来年度は高校3年生。
受験の年です。
「目指せ!京大」と父は言っていますが、それ以前に本人は何を職業とするべきか、目指すべき目標が未だ見えていないようです。
それでは困るんですけどね。
もういい加減には決めてもらわないと。。。
今のところ、学校の先生の言いなり状態で、「○大工学部を目指しなさい」というアドバイスを鵜呑みにしています。
しかし、自分も似たようなものでしたから、あまり子供ばかりを責めることはできません。
だって、ヤマトは高校時代に土木なんて志していませんでしたから。
医者になろうと思っていたと周囲に言うと、「へぇ~!」と呆れたような反応しか返ってきませんから、余程今は土木が板についているのでしょう。
嬉しいやら、悲しいやら。

父子共に来年度は勝負の年です。
頑張ります!!!

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

Jリーグ開幕後まだ2節ですが、どうやら今年のJは波乱含みのスタートとなっています。
京都vs大宮、東京Vvs鹿島の試合を本日控えていますから、暫定という位置づけにはなりますが、
なんと昨期のACLチャンピオン浦和に2試合勝ちがありません。
そして、17位に沈んでいます。
しかも、内容が非常に悪いのです。
ワシントン、小野、長谷部、ネネなどが他チームへ移籍しましたが、高原、エジミウソン、梅崎が加入しました。
現在の調子の悪さは、ゲームメーク能力にあります。
つまりポンテの負傷欠場が、大きく影響を及ぼしているのです。
復帰は5月になりそうだと言われていますから、それまでは辛抱の時間が続きそうです。
加えて、FW2人高原とエジミウソンの連携が誠に悪いですね。
昨日は、あまりにコンビネーションが悪いため、ボールを持ちすぎる高原が早々に交代を余儀なくされました。
高原はコンディションがまだまだ不十分です。
スピードもキレもありません。
体を作り直して欲しいものです。
今のままでは日本代表はおろか、浦和でもリザーブに沈んでしまうでしょう。

次に、G大阪。
これまた昨期の3位のチームですが、調子が上がりません。
ACLでも完全に格下の相手をホームに迎えて対戦しましたが、かろうじてドロー。
昨日も大敗。
家長を放出するも、ルーカス、水本の加入でさらに戦力はアップしたと考えていたG大阪ですが、まだまだチーム戦術の練度が不足している感が否めません。

川崎Fも同様ですね。
まだパフォーマンスが上がりません。

これらのチーム。
優れた選手が多いため、日本代表への召集が続きます。
その結果、チームでの練習時間が不足することになってしまいます。
チームと日本代表。
ここでもトレードオフ概念は発生します。
どのようにバランスさせるのか。

一方、昨期J2降格争いを演じた大分。
好調ですね。
36歳になりますが、ウェズレーの加入が大きいと言えます。

また、ヤマト注目の名古屋。
やはりマギヌンの加入が大きいですが、
そればかりでなく、チーム戦術の徹底が効果的です。
後ろからどんどん前に上がっていき、流動性と共にチームに活力を与えています。
これが体力的にずっと継続できるのかどうか。
この点が問題でしょう。
今後マギヌンが厳しいマークに合い、チーム体力が低下した時にどう対応するか。
これが今年の名古屋の順位を決定するのだと思います。
ストイコビッチ監督の手腕が問われます。

ところで、川崎Fのジュニーニョが日本国籍取得に向けて動き始めました。
昨期の得点王。
実現すれば大きな戦力になることは間違いありません。
そればかりでなく、チーム内の競争が激化することはモチベーションを高める効果があります。
今後の推移に注目です。

さて、欧州CLも遂に準々決勝です。

ローマ(2)vsマンU(1)
シャルケ04(5)vsバルサ(2)
アーセナル(2)vsリバプール(4)
フェネルバフチェ(4)vsチェルシー(3)

上記チーム名の後の( )は各国リーグでの順位です。
まさかジーコ監督率いるフェネルバフチェがここまで残るとは誰も思っていなかったでしょう。
それにしてもプレミアのチームが4チーム。
見てて面白いのはリーガなんですけどね。。。

さぁこれからサッカー三昧だぁ~
などと思っていたら、浦和のオジェック監督が解任だそうです。
早い決断でしたね。
ドイツ繋がりということで前監督から引き継いだオジェック氏でしたが、前回とは異なり、今回はチームにフィットしなかったようですね。
後任は、コーチのエンゲル氏が指揮を執るようです。
彼は、日本語バリバリですし、前監督時代から浦和にいますから、ベストセレクションでは無いでしょうか?

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

年度末もいよいよ大詰めになってきました。
皆さまお忙しいを通り越して、パニック状態の方もいらっしゃるでしょう。
くれぐれも体調管理にはお気をつけ頂き、健康に新しい年度を迎えて頂きたいものです。
とは言え、納期の問題は避けて通れません。
体調維持と業務成果物の納期・品質のトレードオフ、くれぐれもうまくバランスを取って乗り越えて下さい。

さて、マンネリ化しつつあるこのシリーズですが、マンネリとは慣れることと考えて続けて参りましょう♪

To my surprise,she began to cry.

「驚いたことに、いきなり彼女は泣き出した。」
冒頭のto my surpriseは中学で無条件に「~したことに」と覚えさせられた方が多いのではないかと思います。
上記の文を以下のように変形してみます。

She began to cry to my surprise
    S(原因)      P   O(結果)

つまり、「彼女が泣き出した」という部分を主部に見立てると、「私が驚いた」という部分がその結果になります。
本来to one’s srpriseは副詞句として扱われます。
したがって、SPO関係は原型を止めていませんが、「結果」のtoによって関係づけられたSPO関係であると言えるのです。
この場合も、単語と単語を関連づけるのではなく、複数語或いは文を前置詞が結びつけていることに注意が必要です。

次に、
a house with a swimming pool

「プール付きの家」
ここで用いられているwithは「付帯状況の」withと言われます。
上記で見れば、メインはa houseであり、その付帯物としてa poolがあるという感じです。
また、付帯状況という限りにおいては、ものばかりが対象となる訳ではありません。
行為もその範囲に含まれます。

I slept with my window closed.

「窓を閉めて眠った。」
この文章では

I slept with my window closed
 S(主)  P       O(付帯)

という関係になるでしょう。
この文の中でmy window closedというのは英語的な表現ですね。

最後に、

On the count of three,they pulled as hard as they could.

上記のonは「接触」のonです。
「1・2・3のかけ声と共に、彼らは力の限り引っ張った。」
となります。

何だか今回はテーマが無くバラバラの内容になってしまいました。
次週はもう少しまとまりの良い内容にしたいと思います。

って、まだ続くのかよ?
って言われそうですね。

次週はステークホルダーとの交渉が控えています。
無理かもしれませんので予めお断りを致しておきます。

さぁ今日もこれから病院です。
暖かくなってきたので、防寒着はもう要らないかなぁ???
岡山は朝から快晴。
少しひんやりしていますが、行楽には良い季節になってきました。
梅から桜へ変わる季節は、良いですよね。

そんな悠長なことを言っている場合じゃない!
って叱られそうです。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

土木学会誌で学会誌の編集委員を公募されていました。
そこでヤマトは思い切って応募させて頂きました。
応募の締め切りは

 平成20年3月21日(金)

もう1週間あります。
興味がおありの方は如何でしょうか?
但し、募集人員は数名とのことですから、応募者多数の場合は、選考されることになるのでしょうね。

募集と言えば、宇宙航空研究開発機構では、「きぼう」日本実験棟の運用・利用を確実に行うため、国際宇宙ステーション(ISS)への長期滞在に対応可能な日本人宇宙飛行士の候補者を募集されているそうです。
採用されれば、基本給30万円/月で、宇宙に行った場合は基本給が50万円/月になるそうです。
意外と安いのですね。
「0」が一つ足りないのではないかと思いましたが、そんな風に思うのはヤマトだけでしょうか?
科学的な興味を満足する価値観に軸足を置く方にとっては、金額ではないとおっしゃるのでしょうね。
分かる気がします。
勤務日数は宇宙でも地上と同じで、土日は休日だそうです。
休日と言われても休日っぽく無い気がしますが、如何なものでしょうか?

可笑しかったのは、募集条件の中で「虫歯」が無いことというのがあります。
真空中では、虫歯による空洞がかなりの激痛を与えるらしいのです。

年齢制限などは無いと言いますが、学力並びに英語能力が求められます。
これには応募したくても基礎的な能力が圧倒的に不足している現状を考えれば、トライするのは無謀ですが、一度はチャレンジしてみたいなと思ってしまいます。

今回の募集は

2008年4月1日(火)から6月20日(金)

春です。
皆さまも次なるチャレンジを見定めてみて下さい。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

今年度1年かけて調整を行ってきた関係者とは、先日の工事完成で終結したかと思っていましたが、新たな難問の提示がありました。
今日はその対応で右往左往。
したがって、ブログのネタを考える余裕は皆無でした。

辺りは春の陽気が漂いますが、冬に逆戻りした気分でした。

毎日更新することを一つの課題としているヤマトですが、今日だけは少し難しい状況です。
どうぞ悪しからずお願いいたします。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

石油資源の枯渇懸念と投資対象としての価格高騰、さらには消費量の激増など、石油を取り巻く環境は激化の一途を辿っています。
その結果、ヤマトのような庶民には、この石油高が生活の重圧として重くのしかかってきます。

そこで最近脚光を浴びているのが、バイオエタノール。
化石燃料としての石油を使い尽くすトレンドを改め、生物資源(バイオマス)を活用しようという提案は、とても有効に感じます。

これを無条件に肯定したのではヤマトではありません。

無条件に肯定できない理由は、現代社会の思想にあります。
一律化・効率化・自動化が現代社会を支えていることは確かです。
しかし、これはその範囲がごく一部の範囲である間は機能する考えであることに着目しなければなりません。
つまり、全世界の人々が等しくこうした考え方の下で生活水準を追求したら、惑星・地球は滅亡してしまいます。
その現象として、地球温暖化というリスクの顕在化を引き起こしていると考えなければなりません。

地球温暖化は、ご承知のとおり二酸化炭素などの発生により引き起こされています。
二酸化炭素を固定する生物を活用したバイオエタノールの利用は、ある意味石油と同じスケールでバイオ燃料を見ていることになります。
実は、この点に大きな間違いがあると言わざるを得ないのです。

問題は、2つあります。

1つは、食料を原料としないこと。
もう1つは、地産地消の視点を失わないこと。

前者について、糖やデンプンをアルコールに変換することは、原始時代から行ってきたことで、今始まった概念ではありません。
セルロースやリグニンなど、未利用資源に限定してバイオエタノールの利用を考えるべきなのです。
人口の爆発は今後も驚異的なスピードで進展することが予想されており、石油からバイオ燃料への流れの中で、食料を燃料へ転換してしまうことは決して避けなければなりません。
また、近年の異常気象による作物収穫量の変動は予測の範囲を超え、食料不足の傾向に拍車をかけています。
このような人口問題や地球環境問題と無関係にバイオエタノールを生産すべきではないということを理解し、技術開発に当たる必要があるでしょう。
つまり、サトウキビ、トウモロコシ、稲などの食料にならない部分の利用や間伐材、廃材、草などの活用をターゲットとする技術の開発こそが21世紀に生き残るための手段になるのではないでしょうか。
まして、日本には古来より優れた発酵技術があります。
SWOT分析を用いて、今後のテーマを考える必要があるでしょう。

後者について、バイオエタノールはカーボン・ニュートラルと言われます。
例えば、ブラジルから日本へ運んでしまうとニュートラルにはなりません。
地球レベルでは収支が合うだろうとおっしゃるかもしれませんが、地域バランスを欠く思想は危険です。
京都議定書に基づく取組は、各地域で数値目標が設定されている訳です。
運搬を伴うということは、二酸化炭素を輸入していることにならないでしょうか。
これは京都メカニズムに照らして数値化するとどうなるのでしょうか?
フード・マイレージやバーチャル・ウォーターの概念とも共通しますが、domesticのみのscopeでは不十分と言われる現代における大きな問題であると感じます。
何はともあれ、地産地消を心がける精神・思想無くしてバイオエタノールの成功はあり得ないと理解すべきです。

このような2つの視点における課題を解決して初めてバイオエタノールは人類の危機を回避する手段と成り得るのだと理解しなければなりません。

「安易にバイオと言う事勿れ」
ここでも総監的視点は重要であると理解しなければなりません。
さらに勉強を深め、視点を高く保てるようにしていきましょう。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

「安全管理分野」がまだ終わりません。
理解しやすさを追求して開始した「ヤマトの総監ノート」ですが、いつの間にやら青本の内容を漏らさないことに軸足が移ってしまったようです。
そのため、作成に手間はかかる上に、理解しやすいとはお世辞にも言えない代物になってきました。

5.5 システム安全工学手法
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上の表なんて青本そのままですものね。
工夫がないというか。
情けなくなってしまいます。

実は、各分野の詳細内容までノート化しています。
そのため時間がかかってしまっているのです。
「経済性管理」は順調に仕上げることができたので、「安全管理」も同様にできると思っていたことが敗因でした。
すべて仕上がった後にHPへアップロードしようと思っていましたが、時期を見て「経済性管理」だけでもアップしようかと考えています。
しかし、改頁など全く考慮しないで打ちっ放し状態のソースしかありませんから、内容を見ないでアップロードするのは怖いというのが正直なところです。
悩ましいところですね。

こんな風にいつまでも総監ネタをブログで書くというのは、何だかなぁ。。。
2年前PMPさんの総監講座に申込みをし、切磋琢磨させて頂いた方々はとっくに総監を取得し、次なるステップへ飛躍をなさっているというのに。。。
もっとも岡山は”後楽”
つまり、「皆さまお先にどうぞ」の気持ちが旺盛な土地柄です。本当かな?
ともかく気にせずマイペースで行くしかありません。

さて、長らく苦しんで参りましたOutPutの調子が、春の訪れと共に改善して参りました。
ヤレヤレといったところです。
概ね1年かかりました。
これで順調に全快となれば幸いです。

さて、いつも総監ノートの時は短文になってしまいます。
どうか悪しからず。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

耳慣れない単語のタイトルだと思いますが、「知ってるよ!」とおっしゃる方は「流石です」と申し上げたい。

Engineering Designとは、「社会ニーズを満たす人工物的事物を創造し管理するために、種々の学問・技術を統合して、必ずしも正解のない問題に取組み、実現可能な解を見つけ出していくこと」と定義されています。
何だか総監的だと思われませんか?
そうなんです。
この特集の中でも、総監が取り上げられていて、総監部門は技術士部門の中で初めて「暗黙知」を「形式知」へ変換した部門であるとしています。

また、Engineering Design教育の基本目的は、「複数部門にまたがる問題について、限られた時間・情報の制約下で状況を分析し、全体にとって最適かつ実現可能な解を見出し、意思決定を行う能力の育成」であるとしています。
ますます総監的な匂いがプンプンしてきます。

そして、MOTについても言及されていて、久々に読み入ってしまった記事でした。

このEngineering Designを今回取り上げましたのは、土木学会誌で特集を組まれていたからです。
この中で、お二人の巨人が取り上げられていました。

丹保憲仁(タンポノリヒト)氏と宮本武之輔(ミヤモトタケノスケ)氏です。
お二人の言葉から技術者の素養を見てみましょう。

●丹保氏
 ・土木屋はgallant(格好良い)ではダメだ。発想はgallantでも良いが、やることはgallantではなく、地を這わなければダメなのである。
 ・虎は死して皮を残すが、学者は死して古典を残す。少々の研究費に目がくらんでつまらぬ大型プロジェクトなどにはまりこまないことである。また、流行の研究に走らないことである。
 人間の職場で3Kではないところがあるなら教えて欲しい。

●宮本氏
 ・細かい数字は忘れても良いが、決して大綱を掴むことを忘れてはならない。
 ・信念は自覚から生まれ、自覚は思索により養われる。思索のない人生は一種の牢獄である。
 ・技術の枝葉末節に拘泥し大綱を忘れるは、大局を逸し技術と技術者の使命を辱めるものである。
 従来技術者が手段・方便の人と軽視された理由は、末節的技術に拘泥して技術に立脚する  経国済民の抱負と見識とを以て社会国家に寄与貢献すべき技術本来の使命を忘却して顧みなかったところに一半の理由がある。

丹保氏は存じ上げませんでしたが、宮本氏は「土木技術者列伝」を作成する段階から存じあげておりました。しかし、ヤマトの感覚とはズレがあるように感じていたため、取り上げさせては頂きませんでした。
ところが、今回拝読した内容については、全くヤマトも同意見です。 そこで、一度宮本氏についてもじっくり調べ直す必要があると感じた次第です。

「土木技術者列伝」再開の目処は立っていません。
しかし、やがては再開したいと思っています。
さらには、MOTの勉強もしなければなりませんし、もちろんPMPも然りです。
昨年執筆を志した書籍は原稿どころか、目次すらできていません。
英検の勉強も滞ったまま。

一体この一年何をしてきたのか???
何もしていない状態から早く脱却しなければなりません。
そろそろギヤをsecondに入れ換えたいと思います。
皆様のギヤは今どこに入っていますか?
まさかオートマチックだから「知らない」或いは「成り行き任せ」なんてことはおっしゃらないでしょうね。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

ついに開幕しましたJリーグ。
Jリーグ発足16回目のシーズン・インですね。
早いものですね。

昨シーズンのJ1の結果は
①鹿島 ②浦和 ③G大阪 ④清水 ⑤川崎F ⑥新潟 ⑦横浜M ⑧柏 ⑨磐田 ⑩神戸
⑪名古屋 ⑫F東京 ⑬千葉 ⑭大分 ⑮大宮 ⑯広島 ⑰甲府 ⑱横浜FC

今シーズン⑯広島 ⑰甲府 ⑱横浜FCはJ2へ降格し、替わりに札幌、東京V、京都が加わりました。

開幕した本日の結果は

G大阪0vs0千葉
F東京1vs1神戸
横浜M1vs0浦和
名古屋1vs1京都
清水1vs2大分
鹿島4vs0札幌

この1試合だけで今年の結果を予測するなど到底できるものではありませんが、G大阪は日本代表に多数の選手が選出され、チームとしての成熟を図る余裕の無かったことが災いしている可能性が否定できません。
それから昨期アジアチャンピオンの栄誉を獲得した浦和は、ワシントン、長谷部、小野など中心選手が抜けた穴を補う補強は行ったものの、G大阪同様チームとしての成熟度は未だの感がぬぐえません。
昨年度J1王者の鹿島は流石の結果を残し、J2から昇格した札幌を一蹴しました。
意外と大分が昨期4位の清水相手に勝利したことには驚きました。
梅先が浦和へ去り、チーム力は確実に低下したと考えていただけにへぇ~!という感じです。(大分サポーターの方々ごめんなさいm(__)m)
それから、ヤマトが密かに期待しているのが名古屋です。
ピクシーが監督になったからという訳ではなく、川崎Fのマギヌンが加入したからです。
中盤の核が乏しかった名古屋にあって、前線へ飛び出す能力の高いマギヌンは結構はまるのではないかと期待していたのですが、まだ十分フィットしていないようですね。
名古屋と同様に期待しているのが川崎F。
そろそろJの王者になっても良いような陣容になってきた感じがするのですが。。。
明日の試合に期待します。

さて、Jは開幕しましたが、今年は北京五輪の年です。
U-23は代表召集を受ける上に、'10W'cup南ア大会の予選があります。
ここではフル代表メンバーが各チームから召集されます。
選手も大変ですが、Jの各チームも戦力維持やコンディション維持が大変だろうと思います。
リスクマネジメントとモチベーション維持に成功したチームが最後に栄誉を受けるのだろうと思います。

しかし、見る側にとってはかなり熱くなりそうな年であることは間違いありません。
期待すると共に、しっかり応援しなくてはなりません。

ただ、先の東アジア選手権において、日本代表の目指すサッカーが不明瞭であった点が未だに気がかりだ。
「接近・展開・連続」を批判するつもりは無いが、やはりオシム氏の「考えながら走るサッカー」というのが日本人には適している気がしてならないのだ。
三大陸選手権での印象が極めて強く残っている影響であることは確かです。
あの時の日本代表は意欲に満ちあふれ、ドリブルとパスの組合せも抜群で、チーム戦術の理解並びに各選手の役割が見事に融合していた。
これがオシム氏の目指す日本のあるべきサッカースタイルなのかと感激したことを今でも忘れられない。
相手が格下であった点を割り引いても、完全アウェーであの成果は立派だったと思う。

やはり緊急当番の岡田氏では南アフリカへの出場は難しいと言わざるを得ない。
早大の先輩でラグビー日本代表監督を務めた故大西鐡之祐氏の理論をヒントに、日本人の特長である俊敏さや器用さ、持久力を生かして世界に対抗しようというのが「接近・展開・連続」だが、今からでは手遅れになる可能性が高いとしか言えない。
残された時間がどの程度なのか。
目標とすべきチームレベルはどこに設定すべきなのか。
これらを考えれば、岡田氏の要求レベルはQCDの要素を満足しない。

監督のマネジメント能力が期待できないとすれば、残るは個々の選手スキルに依存するしかないが、W’cup予選とはそんなに単純なものではない。
もしかすると、岡田氏が今回は更迭される側に回る可能性も否定できない。
そうならないことを願うばかりだ。

さて、今日は記念式典への出席を求められている。
あまり本格的に関与した現場ではないため、面はゆいのだけれど、お断りする理由が無いため出席させて頂くつもりです。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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ヤマトです。

久しぶりにGRIDさんからコメントを頂き、お返事を考えている中でタイトルの「視野・視点・視力」を想起しました。
「視野」と「視点」はPerspectiveを、「視力」とは洞察力に基づく想像力・予測力を意味しています。
ヤマトがかねがね考えているのは、国家のトータルプランナーは我々土木技術者であるべきだということです。
QCD全てに亘る企画・計画・実行・管理というすべてのフェーズにおけるマネジメントを、土木技術者がイニシアティブを執るべきべきであると。
巨人と言われる先人は、皆そうしたスタンスでいらっしゃいました。
業務が細分化され、カテゴライズされた結果、技術者はパーツ化されてしまいました。
その結果、暖簾と化してしまった言えるでしょう。

analysisとsynthesis
ヤマトが理想とする土木技術者は、専門分野におけるanalysisを有しながら、他の分野をsynthesisに基づき融合できる能力を持つ存在です。
そのためには、GRIDさんがおっしゃるとおり早期に総監を取得する必要があることは確かです。
但し、取得が目的であってはなりませんが。。。

いずれにしても今年も総監受験へ向けて頑張ることには変わりは無いのです。
総監のさらに先にあるものをターゲットにして頑張るという意味で、合格を目指さないという表現をとったまでとご理解の程をお願い致します。

最後に、ヤマトがブログで記述している内容は、専門的な立場で見れば、ごく当たり前で次元の低い内容ばかりです。
どうぞ遠慮無くコメントを下さい。
ヤマトも新たなインセンティブを頂いて、さらにアップグレードできるものと考えています。
技術とは、give、give、give、give&takeだと思っています。
気楽にお付き合い下されば幸いです。

では今日もBreak Throughを目指しましょう♪
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PS,GRIDさん、謝る必要なんてさらさらございません。
   良きアドバイスを頂いたと感謝している次第です。
   但し、ヤマトはごくごく普通の平均的技術者です。
   むしろGRIDさんこそかなり距離のある他部門での技術士挑戦をなさる意欲的な方と理解しています。
   今年こそはお互いBreak Throughしたいですね。
   頑張りましょう♪

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